| Oracle® WebCenter Content Site Studio Contributorユーザーズ・ガイド 11gリリース1 (11.1.1) B69394-01 |
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この項の内容は次のとおりです。
リストには様々な形式があります。ワード・プロセッサやWebページ・エディタの使用経験が長いユーザーは、箇条書きおよび番号付きという2種類のリストに精通していると考えられます(「番号付きリストおよび箇条書きリストの追加」を参照)。Site StudioのWebサイトには、これらに加えて、動的リストと静的リストという2種類のリストがあります。これらのリストによって、Contributorでより高度な編集が行われます。
動的リストは、Site Studio Contributorの柔軟性の高い強力な機能です。サイト・デザイナがリストを作成した後、コントリビュータがリストを編集および管理します。
動的リストのルック・アンド・フィールは、デザイナによる初期の設定によって異なります。様々なWebページへのリンクを含む単純な箇条書きリストの場合や、Webページの端にリンクのリストが表示されて、サイト・ビジターがWebサイトのナビゲーションに使用する場合もあります。
動的リストでは、コンテンツ・サーバーで検索を実行し、検索の結果(ファイル)をWebページに表示します。通常では、特定の基準(たとえば、「Products」セクションに格納されたすべてのファイル)に一致するコントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメントの検索が行われます。Webページに、関連ファイルのリストが表示され、コントリビュータまたはサイト・ビジターによって参照されます。これらのファイルは、プレス・リリース、ナレッジ・ベースの記事またはFAQなど、様々な種類に分類できます。
リストの設定状況を問わず、コントリビュータは、リストの項目の追加、削除および編集を行います。
Webページでは、動的リストは、リンクの箇条書きリスト、関連トピックのリスト、サイト・ナビゲーションの一部などとして表示されます。リストの設定方法に応じて、様々な形式のリストが可能になります。ただし、Contributorでの動的リストの編集中は、列と行を持つ表形式のリストが表示されます(図8-1)。
動的リストは、リスト内のファイル(およびファイルのプロパティ)を容易に識別できるように設定されています。Contributorで表示されるリストは、実際のWebページの表示と大きく異なる場合があります。たとえば、Webページでは、箇条書きリストとして表示される場合があります(図8-2)。
そのため、リストを頻繁にプレビューして、実際のWebサイトで変更内容がどのように表示されるかを確認できます(「Webページのプレビュー」を参照)。
コントリビュータ・エディタには、コントリビューション・リージョンの動的リストごとに、個別の編集セクションがあります。セクションの上部に、動的リストのツールバーがあります(図8-3)。このツールバーを使用して、リストへの追加やリストの編集を行います。
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注意: デザイナによるリストの設定によって、一部の動的リストの機能が表示されない場合があります。不明点については、サイト・デザイナまたはサイト・マネージャに連絡してください。 |
| ツールバーのオプション | 説明 |
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ウィザードを起動し、動的リストに項目を追加できます(「Dynamic Listウィザード(Create New)」を参照)。 |
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動的リストのコンテンツ・アイテムを関連アプリケーション(コントリビュータ・データファイルの場合はContributor、.docネイティブ・ドキュメントの場合はMicrosoft Wordなど)で開いて編集できます。 |
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現在選択されている項目を動的リストから除外します。除外された項目は色分けされて、「Included」列に「No」と表示されます。 |
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現在選択されている項目を動的リストに含めます。 |
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動的リストにリストされた項目をリフレッシュします。 |
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動的リストで除外されたすべての項目が「Included」という列に表示されます。除外された項目は色分けされて、「Included」列に「No」と表示されます。 |
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動的リストで除外されたすべての項目を非表示にします。 |
動的リストに、新規ファイル(新規のコントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)を追加できます。追加する場合、Site Studio Contributorでは、コンテンツが含まれていない空のファイルを作成し、そのファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインして、リストに表示します。その後、ファイルを編集できます。
この方法は、リストにコントリビュータ・データファイルを追加する場合に最大限の効果を発揮しますが、ネイティブ・ドキュメントの追加にも使用できます。ファイルを追加すると、そのファイルをすぐに編集して、その場所に表示するコンテンツを作成できます。
新規ファイルとは、リストに追加するときに作成する空のファイルです。ファイルを追加した後、Webサイトに表示されるコンテンツを作成できます。動的リストにファイルを追加する場合、そのファイルがWebサイトの新しいWebページになることに留意してください。これは、リンク・ウィザードを使用して新しいファイルにリンクした場合と同じです(「コンテンツ・サーバーの既存ファイルへのリンクの作成」を参照)。
動的リストに新規ファイルを追加するには、次の作業を行います。
コントリビュータ・エディタで、動的リストを開きます。
動的リストのツールバーで「Create New Item」アイコン(図8-4)をクリックします。
Dynamic Listウィザードが起動します(「Dynamic Listウィザード(Create New)」を参照)。
動的リストに追加するファイルのタイプ(新規のコントリビュータ・データファイルまたは新規のネイティブ・ファイル)を選択します。新規ネイティブ・ドキュメントの追加を選択する場合は、リストからファイル形式を選択します。
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注意: チェックインの可能なファイル・タイプおよびファイル形式は、サイト・デザイナにより管理されます。たとえば、ネイティブ・ドキュメントをチェックインできない場合、またはMicrosoft Wordファイルのみをチェックインできる場合があります。 |
「Next」をクリックします。
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注意: 使用するオプションの左側にある青い矢印をクリックすると、ウィザードを迅速に実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードの次のステップに進みます。 |
コンテンツ・サーバーの標準コンテンツ・チェックイン・ページが表示されます。
適切な情報を入力して、コンテンツ・サーバーにアイテムをチェックインします。一部の情報は、自動的に値が入力されます。赤でマークされたフィールド名は、必須フィールドです(つまり、フィールドが空の場合、アイテムをチェックインできません)。終了したら「Next」をクリックします。
コンテンツ・アイテムがチェックインされ、チェックインの確認が表示されます。
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注意: 「Unable to locate the content item...」というメッセージが表示された場合は、リストで認識されないファイルを追加した可能性があります。詳細は、サイト・デザイナまたはサイト・マネージャに問い合せてください。 |
サイト・デザイナにより機能が有効化されている場合、コンテンツ・アイテムをすぐに編集するか、ファイルを編集せずにウィザードを終了する(後で編集する)かを選択できます。選択して「Finish」をクリックします。
コントリビュータ・データファイルをすぐに編集するオプションを選択した場合、コントリビュータ・エディタ・ウィンドウが表示されます。
ネイティブ・ドキュメントをすぐに編集するオプションを選択した場合、関連アプリケーション(たとえば、.docファイルの場合はMicrosoft Word)でファイルが表示されます。このCheck Out and Open機能を使用可能にする小さなプログラムがインストールされていることを確認する必要があります。
すぐにファイルを編集しないオプションを選択した場合は、コントリビュータ・エディタの動的リストに戻ります。
動的リストに既存のファイルを追加できます。既存のファイルとは、ファイルのコンテンツが存在し、サイトに表示する準備ができているファイルです。ファイルは、ファイルシステム(ローカル・コンピュータ)またはコンテンツ・サーバーにあります。
ファイルシステムの既存のファイルを追加する場合、Site Studio Contributorではファイルをアップロードし、そのファイルが動的リストに表示されるように、必要なメタデータとともにコンテンツ・サーバーにチェックインします。この方法は、リストにネイティブ・ドキュメントを追加する場合に最大限の効果を発揮しますが、コントリビュータ・データファイルの追加にも使用できます。
動的リストにファイルを追加する場合、そのファイルがWebサイトの新しいWebページになることに留意してください。これは、新規作成されたファイルにリンク・ウィザードを使用してリンクした場合と同じです(「新規コンテンツ・ファイルへのリンクの作成」を参照)。
この項の内容は次のとおりです。
動的リストにファイルを追加するには、次の手順を実行します。
コントリビュータ・エディタで、動的リストを開きます。
動的リストのツールバーで「Create New Item」アイコン(図8-5)をクリックします。
Dynamic Listウィザードが起動します(「Dynamic Listウィザード(Create New)」を参照)。
動的リストに追加するファイルのタイプとして「Existing local file」を選択します。
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注意: チェックインの可能なファイル・タイプは、サイト・デザイナにより管理されています。このオプションが表示されない場合、サイト・デザイナによって、ローカル・ファイルのコンテンツ・サーバーへのチェックインは許可されていません。 |
「Next」をクリックします。
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注意: 使用するオプションの左側にある青い矢印をクリックすると、ウィザードを迅速に実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードの次のステップに進みます。 |
コンテンツ・サーバーの標準コンテンツ・チェックイン・ページが表示されます。
適切な情報を入力して、コンテンツ・サーバーにアイテムをチェックインします。一部の情報は、自動的に値が入力されます。赤でマークされたフィールド名は、必須フィールドです(つまり、フィールドが空の場合、アイテムをチェックインできません)。必ずプライマリ・ファイルを指定してください(「Browse」ボタンを使用してローカル・コンピュータのファイルにナビゲートして選択します)。
終了したら「Next」をクリックします。
コンテンツ・アイテムがチェックインされ、チェックインの確認が表示されます。
サイト・デザイナにより機能が有効化されている場合、コンテンツ・アイテムをすぐに編集するか、ファイルを編集せずにウィザードを終了する(後で編集する)かを選択できます。選択して「Finish」をクリックします。
ファイルをすぐに編集するオプションを選択した場合、関連アプリケーション(Microsoft Wordなど)でファイルが表示されます。このCheck Out and Open機能を使用可能にする小さなプログラムがインストールされていることを確認する必要があります。
すぐにファイルを編集しないオプションを選択した場合は、コントリビュータ・エディタの動的リストに戻ります。
コンテンツ・サーバーから既存ファイルを追加するには、ファイルのメタデータの値を変更して、動的リストに一致させる必要があります(または、サイト・デザイナまたはサイト・マネージャに連絡してリストの基準を変更します)。Contributorの外部で手順を実行する必要があるため、必要な手順がいくらか異なります。
ファイル(コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)が動的リストに表示されない場合は、次のいずれかを行う必要があります。
動的リストの基準と一致するように、ファイルのメタデータを変更する必要があります。
サイト・デザイナまたはサイト・マネージャに連絡して動的リストの修正(問合せの変更)を依頼し、今後、そのファイルおよび関連ファイルが動的リストに表示されるようにします。
動的リストに表示されるファイルを編集するには、いくつかの方法があります。
ファイルは、リストに追加するとすぐに編集できます(「動的リストへの既存のファイルの追加」を参照)。
ファイルを含むWebページを参照して、コントリビューション・モードを有効にし、Site StudioのWebサイトの他のページと同様にページを編集できます(「コントリビューション・リージョンのコンテンツの編集」を参照)。
動的リストのツールバーで「Edit Target」アイコン(図8-6)をクリックします。
「Edit Target」アイコンをクリックしてコントリビュータ・データファイルを編集する場合、新しいブラウザに編集するファイルが自動的に表示されます。Contributorで通常どおりにファイルを編集し、終了したら「Update」アイコンをクリックします。
「Edit Target」アイコンをクリックしてネイティブ・ドキュメントを編集する場合、関連付けられたアプリケーション(Microsoft Wordなど)にファイルが表示されます。そのアプリケーションで通常どおりにファイルを編集し、作業内容を保存して終了します。
動的リストは、コンテンツ・サーバーで特定の基準に一致するファイルを検索し、それらのファイルをWebページに表示するように設定されています。ただし、あるネイティブ・ドキュメントが使用されなくなった場合などには、そのファイルがリストに表示されないように、リストから除外する必要があります。
動的リストからファイルを除外すると、そのファイルはWebサイトのすべての動的リストから削除されます。ただし、ファイル自体はコンテンツ・サーバーに残り、ハードコードされたリンクは引き続き機能します。リストからファイルを除外した後、そのファイルを再度簡単に追加できます。
この項の内容は次のとおりです。
編集用にコントリビューション・リージョンを最初に開いたとき、動的リスト・エディタには、リストに含まれるファイルのみが表示されます。「Show Excluded Items」アイコン(図8-7)をクリックすると、リストに含まれるファイルと除外されたファイルがすべて表示されます。「Included」という列が追加されて、動的リスト内のすべてのファイルの表示ステータスが表示されます(図8-9)。除外された項目を再度非表示にするには、「Hide Excluded Items」アイコン(図8-8)をクリックします。
動的リストからファイルを除外すると、それらのファイルは、動的リスト(よってWebサイト)に表示されません。動的リストからファイルを除外するには、次の手順を実行します。
動的リストの該当する行(除外するファイルを含む行)をクリックします。
動的リストのツールバーで「Exclude from List」アイコン(図8-10)をクリックします。
または、リストの項目を右クリックして、コンテキスト・メニューから「Exclude Item」を選択します。
動的リストに戻り、ファイルがリストから除外されたことを確認できます。除外された項目は色分けされて、「Included」列に「No」と表示されます(図8-9)。
動的リストからファイルを除外した場合、それらのファイルを再び追加して、動的リスト(よってWebサイト)に再び表示することができます。動的リストにファイルを挿入するには、次の手順を実行します。
動的リストの除外された項目がすべて表示されていることを確認します(「除外された項目の表示」を参照)。
動的リストのツールバーで「Include in List」アイコン(図8-11)をクリックします。
または、リストの項目を右クリックして、コンテキスト・メニューから「Include Item」を選択します。
動的リストに含まれるファイルと除外されたファイルがすべて表示されます。除外された項目は色分けされて、「Included」列に「No」と表示されます。
動的リストに表示されない既存ファイルの追加に関する詳細は、「動的リストへの既存のファイルの追加」を参照してください。
動的リストのファイル(コントリビュータ・データファイルおよびネイティブ・ドキュメント)を追加または削除したとき、コンテンツ・サーバーでそのファイルの索引を処理する必要があるため、変更内容はリストにすぐに反映されません。新たに追加されたファイルや削除されたファイルをリストで確認するには、リストをリフレッシュする必要があります。
動的リストをリフレッシュするには、次の作業を行います。
動的リストをクリックして、編集可能な状態にします。
動的リストのツールバーで「Refresh」アイコン図8-12をクリックします。
更新後の結果がリストに表示されます(ファイルの索引処理に数分かかる場合があります)。
動的リストの各ファイル(コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)のコンテンツ情報ページを表示できます。このページは便利です。たとえば、リストの特定のファイルのメタデータを確認する場合、コンテンツ情報ページによって、動的リストの検索基準も確認できます。
動的リストのファイルのコンテンツ情報ページを表示するには、次の作業を行います。
動的リストの行(使用するファイルを含む行)をクリックします。
動的リストのツールバーで「Content Information」アイコン(図8-13)をクリックします(またはリストの行をダブルクリックします)。
または、リストの項目を右クリックして、コンテキスト・メニューから「Document Info」を選択することもできます。
選択した項目のコンテンツ情報ページが表示されます。ページを参照したら、ウィンドウを閉じてContributorに戻ります。
