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Oracle® WebCenter Content Site Studio Contributorユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B69394-01
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A ユーザー・インタフェース

Site Studio Contributorには、多数のユーザー・インタフェース画面およびダイアログがあります。

A.1 コントリビュータ・エディタ・ウィンドウ

キーボードを使用してContributorを操作する方法は、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

Webページで、編集するコントリビューション・リージョンを選択すると、ブラウザのポップアップ・ウィンドウにコントリビュータ・エディタが起動され、現在のコントリビューション・リージョンでコンテンツの編集を開始できます。ポップアップ・ブロック・ソフトウェアによって、ブラウザのポップアップ・ウィンドウの表示が抑止されている場合があることに注意してください。サイトのポップアップを許可するように、このソフトウェアを構成する必要があります。また、コントリビュータ・エディタを開くと、元のWebページが表示されているWebブラウザを一時的に使用できなくなります。コントリビュータ・エディタを閉じると、Webブラウザに戻ることができます。

Contributorのインタフェースは、ワードプロセッサ・プログラムのインタフェースに類似しています。テキスト、イメージ、ハイパーリンクなどを追加、削除および編集できます。リスト・オプションを使用して、単純または複雑なリストを操作することもできます。Contributorの表示および動作は、サイト・デザイナによる各コントリビューション・リージョンおよび要素の設定状況によって異なります。

図A-1 コントリビュータ・エディタ・ウィンドウ

スクリーンショット、図の後の表で説明。

メイン・エディタ・ウィンドウには、様々な要素があります。

A.2 Switch Contentウィザード

キーボードを使用してこのウィザードを操作する方法は、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

Switch Contentウィザードを使用して、Webページのコントリビューション・リージョンに割り当てられたコンテンツを変更します(または、コンテンツが割り当てられていない場合は、コンテンツを割り当てます)。割当て可能なコンテンツ(新しいコントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント、コンテンツ・サーバーの既存ファイル、ローカル・コンピュータの既存ファイル)は、サイト・デザイナによって決定されます。サイト・デザイナは、割当て可能なネイティブ・ドキュメントのファイル形式を制限することもできます(たとえば、Microsoft Wordドキュメントのみ)。また、デザイナは、コンテンツのコントリビューション・リージョンとの関連付けをすべて削除できるようにする場合もあります。

図A-2 Switch Contentウィザード

スクリーンショット、図の後の表で説明。

Switch Contentウィザードのステップは、現在のコントリビューション・リージョンのプロパティ、およびプロセスの実行中に選択した内容に応じて異なります。


注意:

使用するオプションの左側にある青い矢印をクリックすると、ウィザードを迅速に実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードの次のステップに進みます。

リージョン定義またはサブテンプレートの選択

サイト・デザイナによるコントリビューション・リージョンの設定によっては、最初に、リージョン・コンテンツのベースとなるリージョン定義またはサブテンプレートの選択を求められる場合があります。

リージョン定義を選択した場合は、コントリビューション・リージョンを、(後でウィザードで選択する)コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメントと直接に関連付けます。コンテンツは、選択されたリージョン定義とそれに関連付けられたリージョン・テンプレートに従ってコントリビューション・リージョンに表示されます。コントリビューション・リージョンで使用可能なリージョン定義は、サイト・デザイナによって管理されます。

サブテンプレートを選択した場合は、コントリビューション・リージョンを、サブテンプレートに関連付けます。サブテンプレートは、リージョンの外観を定義し、通常、複数の小さなコントリビューション・リージョンに分割します(これらの各コントリビューション・リージョンに個別のコンテンツの割当てが必要)。コントリビューション・リージョンで使用可能なサブテンプレートは、サイト・デザイナによって管理されます。

サイト・デザイナは、情報の使用方法、レイアウト、書式設定などの観点から、各リージョン定義またはサブテンプレート、あるいはその両方がWebページに与える影響について詳しい情報を提供できます。また、リージョン定義やサブテンプレートの名前から、内容を推測できる場合もあります。この領域に関して支援が必要な場合は、サイト・デザイナに連絡してください。

コンテンツの選択

ウィザードでの選択内容によっては、コントリビューション・リージョンに関連付けるコンテンツ・ファイルのタイプを選択するように求められます。使用可能なコンテンツ・ファイルのタイプは、サイト・デザイナの選択によって決まります。次のオプションがあります。

支援が必要な場合は、サイト・デザイナまたはサイト・マネージャに連絡してください。

A.3 「Switch Region Template」ダイアログ

キーボードを使用してこのダイアログを操作する方法は、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

「Switch Region Template」ダイアログを使用して、現在のコントリビューション・リージョンに割り当てられたリージョン・テンプレートを変更します。通常、コントリビューション・リージョンには、コントリビューション・リージョンでの情報の表示方法を定義するリージョン・テンプレートが割り当てられています。サイト・デザイナは、コントリビュータがコントリビューション・リージョンのリージョン・テンプレートを変更して、外観を変更できるようにすることもできます。

図A-3 「Switch Region Template」ダイアログ

スクリーンショット、図の後の表で説明。

次の2つのオプションがあります。

サイト・デザイナは、情報の使用方法、レイアウト、書式設定などの観点から、各リージョン・テンプレートがWebページに与える影響について詳しい情報を提供できます。また、リージョン・テンプレートの名前から、内容を推測できる場合もあります。この領域に関して支援が必要な場合は、サイト・デザイナに連絡してください。

A.4 リンク・ウィザード

キーボードを使用してこのウィザードを操作する方法は、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

リンク・ウィザードを使用して、編集領域で選択されているテキストまたは項目に対するハイパーリンクを追加します。Webサイトのセクション、コントリビュータ・データファイル、ネイティブ・ドキュメント、URLなど、様々なターゲットにリンクできます。現在のWebサイトの項目、コンテンツ・サーバーの別のSite Studioサイトの項目、または外部のWebサイトにリンクできます。

図A-4 リンク・ウィザード

スクリーンショット、図の後の表で説明。

リンク・ウィザードのステップは、プロセスの実行中に選択する内容に応じて異なります。


注意:

使用するオプションの左側にある青い矢印をクリックすると、ウィザードを迅速に実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードの次のステップに進みます。

最初のステップでは、作成するハイパーリンクのタイプを指定します。

「Options」をクリックして、新しいブラウザ・ウィンドウにリンク・ターゲットを表示するかどうかを指定できます。リンク・タイプを選択した後、ウィザードが次の処理に進み、選択した内容に応じて追加の画面が表示されます。

Link to a Section

セクションへのリンクを選択した場合、ハイパーリンクが指すサイト・セクションを指定するように要求されます。現在のWebサイトのセクションまたはコンテンツ・サーバーの別のSite Studioサイトにリンクできます。ターゲット・セクションは、サイト階層から選択します。

また、サイト・デザイナが、コントリビュータによるURL書式の決定を許可するように選択している場合は、URL書式(パスベースまたはIDベース)を選択するように要求されます。詳細は、「URL書式」を参照してください。

リンクが実際に作成(または変更)される前に、最後のステップでリンクの確認を行います。

Link to a File

ファイルへのリンクを選択した場合、最初に、ハイパーリンクが指すファイルのタイプを選択するように要求されます。リンクできるファイルのタイプは、サイト・デザイナによって決定されます。

Link to a URL

URL(Webアドレス)にリンクする場合は、このオプションの横のフィールドに、そのURLを指定します。URLを入力するまで、ウィザードの処理を進めることはできません。これは多くの場合、インターネット上のWebサイトなどの外部URLですが、コントリビューションで使用されないコンテンツ・サーバー上のファイル(PDFファイル、メディア・ファイル、ZIPファイルなど)にリンクするのに役立ちます。

リンクが実際に作成(または変更)される前に、最後のステップでリンクの確認を行います。

ターゲット・セクション

ウィザードのステップの1つを使用して、選択したデータファイルを表示するWebサイト・セクション(ターゲット・セクション)を指定できます。これにより、サイトでのファイルの実際の格納場所にかかわらず、Webサイトのどの場所に特定のファイルを表示するかを制御できます。たとえば、製品の説明がサイトの「Products」セクションに保存されている場合、「Support」セクションからその説明へのリンクを作成し、ハイパーリンクをクリックしたときに実際にドキュメントを「Support」セクションに表示するように指定できます。次のオプションがあります。

URL Formats

サイト・デザイナにより、コントリビュータが書式を決定できるように設定されているかどうかによって、リンクのURL書式の選択を求められる場合があります。選択するURL書式が不明な場合は、サイト・デザイナに問い合せてください。


注意:

URL書式のページは、サイト・デザイナがコントリビュータによる書式の決定を許可するように選択したかどうかによって、表示されない場合もあります。選択するURL書式が不明な場合は、サイト・デザイナに問い合せてください。

A.5 Dynamic Listウィザード(Create New)

キーボードを使用してこのウィザードを操作する方法は、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

Create Newウィザードは、動的リストにファイルを追加する場合に使用します。追加できるファイルの種類(コントリビュータ・データファイル、ネイティブ・ドキュメント、ローカル・コンピュータの既存ファイル)は、サイト・デザイナによって決定されます。


注意:

動的リストの基準に一致するコンテンツ・サーバー上のファイルはリストに含まれているため、コンテンツ・サーバー上の既存ファイルを追加することはできません。特定のファイルが動的リストに表示されない場合は、リストの基準に一致するようにファイルのメタデータを変更するか、それらのファイルが含まれるようにリストの基準を変更します。

図A-5 Dynamic Listウィザード

スクリーンショット、図の後の表で説明。

Create Newウィザードのステップは、プロセスの実行中に選択する内容に応じて異なります。


注意:

使用するオプションの左側にある青い矢印をクリックすると、ウィザードを迅速に実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードの次のステップに進みます。

最初のステップでは、動的リストに追加するコンテンツ・ファイルのタイプを選択します。サイト・デザイナがどのファイル・タイプを使用できるように決定したかに応じて、次のファイルをリストに追加できる場合があります。

新規コントリビュータ・データファイル

新しいコントリビュータ・データファイルを動的リストに追加するには、「New Contributor data file」を選択します。コンテンツ・チェックイン・フォームで、コントリビュータ・データファイルのメタデータを指定してファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインできます。ファイルは、コントリビュータ(自身または他のコントリビュータ)が編集するまで空です。

新規ネイティブ・ファイル

新しいネイティブ・ドキュメントを動的リストに追加するには、「New native file」を選択し、ファイルの形式を選択します。(使用可能なファイル形式は、サイト・デザイナが決定します。)コンテンツ・チェックイン・フォームで、ネイティブ・ドキュメントのメタデータを指定してファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインできます。必須のメタデータ・フィールドはすべて赤いマークで示されています。ファイルは、コントリビュータ(自身または他のコントリビュータ)が編集するまで空です。

ローカル・コンピュータの既存ファイル

ローカル・コンピュータ上の既存ファイルを動的リストに追加するには、「Existing local file」を選択します。コンテンツ・チェックイン・フォームで、ファイルのメタデータを指定して、ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインできます。必須のメタデータ・フィールドはすべて赤いマークで示されています。「Primary File」フィールドの横の「Browse」ボタンを使用してコンピュータ上のファイルにナビゲートし、選択します。

A.6 静的リストの行エディタ

キーボードを使用してこのエディタを操作する方法は、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

静的リストの行エディタを使用して、静的リストの1つのエントリ(つまり、1行)を編集します。リストの各列が専用の編集領域に表示され、サイト・デザイナにより有効化された要素タイプのオプションを使用して編集できます(「要素ツールバー」を参照)。作業が終わったら、コントリビューション・ツールバーの「Update Row and Close」ボタンをクリックします。Contributorに戻り、静的リスト内の他の行、またはWebページの他の部分を編集できます。


注意:

静的リストの列ヘッダーは変更できません。列ヘッダーは、リストの最初の設定時にサイト・デザイナによって作成されます。

図A-6 静的リストの行エディタ

スクリーンショット、図の後の表で説明。

A.7 「Placeholder Section Properties」ダイアログ(設計モード)

キーボードを使用してこのダイアログを操作する方法は、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

設計モードの「Placeholder Section Properties」ダイアログを使用して、Site Studio Designerの外部で、プレースホルダ名、関連するデータファイル、リージョン・テンプレート、サブテンプレートおよびプレースホルダ定義を定義します。

図A-7 「Placeholder Section Properties」ダイアログ(設計ビュー)

「Placeholder Section Properties」ダイアログ、設計モード
要素 説明
「Add Row」アイコン
プレースホルダや関連するサイト・アセットを追加するときに選択します。「Placeholder Section Mappings」ダイアログが開きます(「「Placeholder Section Mapping」ダイアログ(設計モード)」を参照)。
「Remove」アイコン
プレースホルダや関連するサイト・アセットを削除するときに選択します。
「Edit」アイコン
プレースホルダや関連するサイト・アセットを編集するときに選択します。「Placeholder Section Mappings」ダイアログが開きます(「「Placeholder Section Mapping」ダイアログ(設計モード)」を参照)。
Placeholder Name プレースホルダの名前。
Data File プレースホルダに関連付けられているデータファイルの名前。
Region Template or Subtemplate プレースホルダに関連付けられているリージョン・テンプレートまたはサブテンプレートの名前。
Placeholder Definition プレースホルダに関連付けられているプレースホルダ定義の名前。
OK 設定を保存して、「Placeholder Section Properties」ダイアログを閉じます。
Cancel 設定を取り消して、「Placeholder Section Properties」ダイアログを閉じます。
Help このダイアログのオンライン・ヘルプを開きます。

A.8 「Placeholder Section Mapping」ダイアログ(設計モード)

キーボードを使用してこのダイアログを操作する方法は、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

「Placeholder Section Mapping」ダイアログを使用して、設計モード・インタフェースでプレースホルダを追加または編集します。これにより、Site Studio Designerにアクセスせずにプレースホルダを変更することができます。

図A-8 「Placeholder Section Mapping」ダイアログ(設計モード)

「Placeholder Section Mapping」ダイアログ
要素 説明
Placeholder Name プレースホルダの名前。
Data File プレースホルダに関連付けられているデータファイルの名前。
Region Template or Subtemplate プレースホルダに関連付けられているリージョン・テンプレートまたはサブテンプレートの名前。
Placeholder Definition プレースホルダに関連付けられているプレースホルダ定義の名前。
Search 選択したサイト・アセット・タイプのコンテンツ・サーバーにおける検索結果を表示します。
OK 設定を保存して、「Placeholder Section Mappings」ダイアログを閉じます。
Cancel 設定を取り消して、「Placeholder Section Mappings」ダイアログを閉じます。
Help このダイアログのオンライン・ヘルプを開きます。