2 Contributorの使用

Site Studio Contributorには、WebサイトのWebページを編集する多数のオプションがあります。ワードプロセッサ・アプリケーションによく似た編集環境と、よく使用される多数のワードプロセッサ機能があります。文章の作成、書式設定、イメージの追加、表の作成、およびその他の多数の編集機能を使用できます。

使用できるオプションは、サイト・デザイナによるサイトの設定状況によって、WebページおよびWebサイトごとに異なります。Contributorで作業する場合は、コンテンツの一部を追加および編集するために、1つまたは複数の編集領域を使用する場合があります。各領域で使用できる編集オプションは、サイト・デザイナがどのようなオプションを使用可能にするかによって異なります。

注意:

デフォルトでは、Site Studio Contributorで使用するエディタは、FCKeditorがベースになっています。このガイドでは、このデフォルト・エディタの使用を前提としています。コンテンツ・サーバー管理者は代替エディタを設定することもできます。この場合、編集環境は、このガイドの表示と多少異なる場合があります。また、編集操作にわずかな違いがあります(たとえば、一部の編集機能が使用できないか、操作がいくらか異なる場合があります)。

この項の内容は次のとおりです。

「Contributorの起動」
「コントリビューション・モード」
「設計モード」
「コントリビューション・グラフィック」
「コントリビュータ・エディタ・ウィンドウ」
「コントリビューション・ツールバー」
「要素の編集領域」
「要素ツールバー」

編集する具体的な領域の詳細は、次の項を参照してください。

2.1 Contributorの起動

サイト・デザイナは、Webサイトの特定の領域をサイト・コントリビュータが使用できるように設定し(コントリビューション・リージョン)、コントリビュータはこれらのコントリビューション・リージョンでコンテンツを編集または更新できます。Webページのコンテンツを編集または更新する際の最初のステップは、そのページをコントリビューション・モードで開くことです。これは、WebブラウザにWebページが表示されているときに特定のキーの組合せを押すことで実行します。デフォルトのキーの組合せは[Ctrl] + [Shift] + [F5]ですが、サイト管理者が異なる組合せを設定する場合があります。コントリビューション・モードのアクティブ化に使用するキーの組合せが不明な場合は、サイト・デザイナまたは管理者に連絡してください。

割り当てられたキーの組合せを押すと、Webサイトのコンテンツ・サーバーに接続するためのログイン資格証明(ユーザー名とパスワード)を入力するように求められます。ログオンすると、Contributorアプリケーションが起動され、ページがコントリビューション・モードで表示されます(「コントリビューション・モード」を参照)。特定のキーの組合せを押すことが、Contributorアプリケーションを起動する唯一の方法であることに注意してください。Windowsのデスクトップや「スタート」メニューからは起動できません。

2.2 コントリビューション・モード

正しいキーの組合せを押すと(デフォルトでは[Ctrl] + [Shift] + [F5])、Webページがコントリビューション・モードで表示されます。Webブラウザには次の2つの変更点があります。ページの上部には、コントリビューション・モード・バーが、Webページ全体に対する1つ以上のオプションとともに表示されます(図2-1)。また、ページには、各コントリビューション・リージョン(編集可能なWebページ上の領域)に対して1つずつ、複数のコントリビューション・グラフィックが表示されます(図2-2)。コントリビューション・グラフィックの詳細は、「コントリビューション・グラフィック」を参照してください。

図2-1 コントリビューション・モード・バー

「図2-1 コントリビューション・モード・バー」の説明

図2-2 コントリビューション・グラフィック

「図2-2 コントリビューション・グラフィック」の説明

コントリビューション・リージョンの編集

選択したコントリビューション・リージョンを編集するには、編集アイコンをクリックするか、メニュー・アイコンをクリックして「Edit」オプションを選択します。ブラウザのポップアップ・ウィンドウにコントリビュータ・エディタが表示され、そのコントリビューション・リージョンでコンテンツの編集を開始できます。ポップアップ・ブロック・ソフトウェアによって、ブラウザのポップアップ・ウィンドウの表示が抑止されている場合があることに注意してください。サイトのポップアップを許可するように、このソフトウェアを構成する必要があります。また、コントリビュータ・エディタを開くと、元のWebページが表示されているWebブラウザを一時的に使用できなくなります。コントリビュータ・エディタを閉じると、Webブラウザに戻ることができます。

重要:

コントリビュータ・エディタでは、編集中のコントリビューション・リージョンでの実際の表示よりも多くの編集可能なデータ・セグメントが表示される場合があります。これは、コントリビューション・リージョンの現在の表示定義が、関連付けられたデータファイルの一部分のみを使用するように設定されているためです。他の情報は、Webサイトのどこか別の場所で使用される可能性があるため、その情報を編集すると、サイト上の別のページに影響を与える可能性があります。

編集を終了し、コントリビュータ・データファイルを保存すると、Webサイトが自動的に更新されて変更が反映されます。

2.3 設計モード

設計モードを使用すると、Contributorで Site Studio Designerの一部の機能を使用できるようになります。設計モードが使用可能になるのは特定のロールのみであり、コントリビュータは通常は使用できません。

設計モードでは、データファイルを編集することはできません。設計モードでは、プレースホルダ、リージョン・テンプレート、サブテンプレート、データファイルおよびプレースホルダ定義の編集、追加および削除をユーザーが行えます。デザイナは、コントリビュータがリージョン・テンプレートまたはデータファイルを変更するように設定できます。ただし、そのような場合にコントリビュータが変更できるのは、デザイナが決めたテンプレートとデータファイルに制限されます。設計モード・アクセス権を持つユーザーは、検索時に制限されずにサイト・アセットを選択できます。また、設計モードでは交換可能なリージョンを使用することもできます。

ユーザーは設計モードではサイト・アセットを編集または変更することはできません。データファイルそのものの変更は行えません。これはコントリビューション・モードで行います。また、リージョン・テンプレート、プレースホルダ定義および他のサイト・アセットについて、設計モードでプロパティを変更することはできません。行えるのは、追加、置換または削除のみです。ただし、プレースホルダは変更できます。

設計モード詳細は、『Oracle WebCenter Content Site Studio Designerユーザーズ・ガイド』を参照してください。

2.4 コントリビューション・グラフィック

Webページがコントリビューション・モードのときには(「コントリビューション・モード」を参照)、ページ上の編集可能な各コントリビューション・リージョンにコントリビューション・グラフィックが表示されます(図2-3)。

図2-3 コントリビューション・グラフィック

「図2-3 コントリビューション・グラフィック」の説明

コントリビューション・グラフィックには、(左側から順に)コントリビューション・リージョンの名前、ステータス/編集アイコンおよびメニュー・アイコンが表示されます。コントリビューション・グラフィック上にマウス・カーソルを置くと、関連付けられたコントリビューション・リージョンが黄色いボックスでマークされます。これは、選択されたコントリビューション・グラフィックを使用して編集できるコンテンツです。

関連付けられたコントリビューション・リージョンのステータスに応じて、次のアイコンがコントリビューション・グラフィックに含まれる場合があります。

アイコン	意味
	コントリビューション・リージョンに割り当てられたコンテンツ・ファイルの変更が可能であることを意味します。割り当てるファイルの種類(コントリビュータ・データファイル、ネイティブ・ドキュメント、ローカル・ファイル、コンテンツ・サーバー上のファイル)は、サイト・デザイナによって管理されます。このアイコンをクリックすると、Switch Contentウィザードが起動され(「Switch Contentウィザード」を参照)、コントリビューション・リージョンに割り当てられたコンテンツ・ファイルを変更できます。
	現在、コントリビューション・リージョンにコンテンツ・ファイルが割り当てられていないことを意味します。このアイコンをクリックすると、Switch Contentウィザードが起動され(「Switch Contentウィザード」を参照)、コントリビューション・リージョンに新規または既存のコンテンツ・ファイルを割り当てることができます。
	前述のどの状況にも該当せず、コントリビューション・リージョンは編集可能であることを意味します。クリックして、コントリビューション・リージョンに関連付けられたファイル(コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)の編集を開始します。詳細は、第3章「ContributorでのWebページの編集」を参照してください。
	現在、コントリビューション・リージョンのコンテンツは、ワークフロー内にあることを意味します。詳細は、第12章「ワークフローの操作」を参照してください。
	このアイコンをクリックすると、コンテキスト依存オプションのメニューが表示されます。

2.5 コントリビュータ・エディタ・ウィンドウ

Webページで、編集するコントリビューション・リージョンを選択すると、ブラウザのポップアップ・ウィンドウにコントリビュータ・エディタが起動され(図2-4)、現在のコントリビューション・リージョンでコンテンツの編集を開始できます。ポップアップ・ブロック・ソフトウェアによって、ブラウザのポップアップ・ウィンドウの表示が抑止されている場合があることに注意してください。サイトのポップアップを許可するように、このソフトウェアを構成する必要があります。また、コントリビュータ・エディタを開くと、元のWebページが表示されているWebブラウザを一時的に使用できなくなります。コントリビュータ・エディタを閉じると、Webブラウザに戻ることができます。

図2-4 コントリビュータ・エディタ・ウィンドウ(FCKeditor)

「図2-4 コントリビュータ・エディタ・ウィンドウ(FCKeditor)」の説明

Contributorのインタフェースは、ワードプロセッサ・プログラムのインタフェースに類似しています。テキスト、イメージ、ハイパーリンクなどを追加、削除および編集できます。リスト・オプションを使用して、単純または複雑なリストを操作することもできます。Contributorの表示および動作は、サイト・デザイナによる各コントリビューション・リージョンおよび関連要素の設定によって異なります。

メイン・エディタ・ウィンドウには、様々な要素があります。

「Data File」には、コンテンツ・サーバー上の編集可能なコントリビューション・リージョンに関連付けられたデータファイルのコンテンツIDが表示されます。
「Elements」タブは、コントリビューション・リージョンのすべての要素の編集環境を提供します。関連するリージョン定義ファイルのすべての要素が表示されることに注意してください。
「Metadata」タブでは、編集可能なコントリビューション・リージョンに関連付けられたデータファイルのコンテンツ情報(メタデータ)が表示されます(サイト・デザイナがコントリビューション・リージョンでメタデータを使用できるように選択した場合のみ)。
コントリビューション・ツールバーには、コントリビューション・リージョン全体に適用される機能一式があります。変更されたデータの保存、変更されたデータのプレビュー、現在の表示のリフレッシュ、データファイルの使用状況レポートの表示、Webページの変更内容の参照などが可能です。詳細は、「コントリビューション・ツールバー」を参照してください。
1つ以上の編集領域。Webページのコントリビューション・リージョンに関連付けられたリージョン定義ファイルの各要素に対して1つの編集領域があります。編集領域は、テキストを入力してドキュメントの書式を設定する場所です。詳細は、「要素の編集領域」を参照してください。
編集領域の要素ツールバーには、編集中のコンテンツ・タイプに関連のある編集機能が提供されます。サイト・デザイナは、要素のタイプごとに使用可能な編集オプションを管理します。詳細は、「要素ツールバー」を参照してください。

2.6 コントリビューション・ツールバー

コントリビューション・ツールバーは、コントリビュータ・エディタ・ウィンドウの上部にあります(「コントリビュータ・エディタ・ウィンドウ」を参照)。コントリビューション・ツールバーは、コントリビューション・リージョン全体に適用される機能一式を提供します。

図2-5 コントリビューション・ツールバー

ツールバーの各オプションの説明は次のとおりです。

ツールバーのオプション	説明
	Webブラウザでのコンテンツの表示状況をプレビューします。
	最後に「Save and Close」アイコンをクリックした後に加えた変更を削除します。
	このデータファイルがWebサイト(およびコンテンツ・サーバーの他のサイト)のどこで使用されるかを確認するために使用できるレポートを開きます。詳細は、第11章「サイト・レポートの操作」を参照してください。
	保存されていない作業中のデータファイルと、コンテンツ・サーバーに保存されたデータファイルとの差異を示すブラウザ・ウィンドウを開きます。詳細は、「異なるバージョンのWebページの比較」を参照してください。
「Save and Close」	Contributorで変更した内容を保存し、コントリビュータ・ウィンドウを閉じます。
「Cancel」	Contributorで変更したすべての内容を取り消し、コントリビュータ・ウィンドウを閉じます。保存していない変更がある場合は、変更内容が取り消される前に、確認するダイアログが開きます。

2.7 要素の編集領域

コントリビュータ・エディタ・ウィンドウ(「コントリビュータ・エディタ・ウィンドウ」を参照)には1つ以上の編集領域があり、これらはそれぞれ、Webページの現在のコントリビューション・リージョンに関連付けられたデータファイルの各要素(具体的には、その表示定義)に対応しています(図2-6を参照)。コントリビュータ・エディタでは、編集中のコントリビューション・リージョンでの実際の表示よりも多くの編集可能なデータ要素が表示される場合があります。これは、コントリビューション・リージョンの現在の表示定義が、関連付けられたデータファイルの一部分のみを使用するように設定されているためです。他の情報は、Webサイトのどこか別の場所で使用される可能性があるため、その情報を編集すると、サイト上の別のページに影響を与える可能性があります。

図2-6 要素の編集領域(展開)

「図2-6 要素の編集領域(展開)」の説明

Webサイトのオンデマンド編集が有効になっている場合、各要素のコンテンツのプレビューが表示されます。マウス・カーソルを各要素の上に移動すると、その要素が黄色でハイライト表示されます。各要素を編集するにはクリックしてください。

各編集領域には、最上部の要素タイトル、1つ以上のツールバー(「要素ツールバー」を参照)、および(テキストを入力してドキュメントの書式を設定する)コンテンツ領域があります。コントリビュータ・データファイルの要素ごとに専用の編集領域があります。編集領域の右上に赤い丸(図2-7)が表示されている場合、その要素は、サイト・デザイナによって必須としてマークされ、コンテンツを編集可能なコントリビューション・リージョンに関連付ける必要がある(つまり、空であってはならない)ことを意味します。

図2-7 必要な要素のマーカー

要素タイトルの上にマウス・カーソルを置くと、サイト・デザイナが指定した、要素についての追加情報がツールチップに表示されます(利用可能な場合)。

要素タイトルの横のプラスまたはマイナス記号を使用して、編集領域を開いたり閉じたりできます(図2-8)。

図2-8 要素の編集領域(縮小)

「図2-8 要素の編集領域(縮小)」の説明

また、編集領域の下のサイズ変更ハンドル記号を使用し(図2-9)、ドラッグして領域の高さを変更できます。

図2-9 サイズ変更ハンドル記号

通常のキーの組合せとマウスの動作を使用して、他のほとんどのテキスト・エディタと同様に編集領域のコンテンツをナビゲートおよび操作できます。また、各編集領域には、1つ以上のツールバーがあります(「要素ツールバー」」を参照)。さらに、編集領域で、マウスの右ボタンを使用してコンテキスト固有オプションのメニューも表示できます。

2.8 要素ツールバー

この項の内容は次のとおりです。

「要素ツールバーについて」
「一般的な編集機能」
「フォーム機能」
「Site Studio固有の機能」

2.8.1 要素ツールバーについて

コントリビュータ・エディタの各編集領域には1つ以上のツールバーがあり、その領域内の要素に対する複数の編集オプションがあります。サイト・デザイナは、特定の要素タイプごとに使用可能な編集オプションを決定します。プレーン・テキスト要素など、要素のタイプによっては、オプションが非常に制限されています。それに対し、WYSIWYG要素には、通常、完全な編集機能の一式(テキストの詳細な書式設定、イメージ、表、ハイパーリンクなど)があります。多くのツールバー・オプションは、Microsoft Wordなどのワードプロセッサ・アプリケーションのオプションに類似しているため、簡単に理解できます。テキストおよびイメージの書式設定、コンテンツの切取り、コピーおよび貼付け、リストおよび表の作成などが行えます。

ツールバー領域の左側にある矢印を使用して、要素ツールバーを開いたり閉じたりできます(図2-10および図2-11)。

図2-10 要素ツールバー(展開)

「図2-10 要素ツールバー(展開)」の説明

図2-11 要素ツールバー(縮小)

「図2-11 要素ツールバー(縮小)」の説明

ツールバー機能を使用するには、テキストの書式設定などのタスクを実行する編集領域にカーソルを置き、ツールバーのアイコンをクリックします。あるいは、最初にテキストをハイライト表示してから、ツールバーのアイコンをクリックしてそのテキストの書式設定を行います。

要素ツールバーでは、要素のタイプおよびサイト・デザイナがどのようなオプションを使用できるように選択したかに応じて、次の機能が提供される場合があります。

「一般的な編集機能」
「フォーム機能」
「Site Studio固有の機能」

2.8.2 一般的な編集機能

コントリビュータ・エディタの要素ツールバーでは、要素のタイプおよびサイト・デザイナがどのようなオプションを使用できるように選択したかに応じて、次の一般的な編集機能が提供される場合があります。

ツールバーのオプション	説明
Source	ドキュメントのソースHTMLコードを表示し、直接に編集できます(上級ユーザー向け)。
	ハイライトされたテキストを切り取ってクリップボードに置きます。
	ハイライトされたテキストをクリップボードにコピーします。
	クリップボードにコピーされたデータを貼り付けます(書式付きまたは書式なし)。
	Microsoft Wordからコピーしたデータを貼り付けます。
	現在のドキュメントを印刷します。
	ドキュメントのテキストをスペル・チェックします。
	最近行った操作を元に戻すか、またはやりなおします。
	ドキュメント内の語句を検索します。
	ドキュメント内の語句を検索して置換します。
	ドキュメントのテキスト全体を選択します。
	ハイライトされたテキストからすべての書式を削除します。
	太字、イタリック、アンダースコアまたは取消し線の書式をハイライトされたテキストに適用します。
	上付きまたは下付きの書式をハイライトされたテキストに適用します。
	番号付きリストまたは箇条書きリストを作成します。
	テキストのインデント・レベルを増減します。
	テキスト・ブロックを書式設定して引用(他のソースからのテキスト)を識別します。
	テキストの位置合せ(左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え)を設定します。
	選択されたテキストのハイパーリンクを作成または削除します。
	リンクのアンカーを挿入または変更します。
	イメージをドキュメントに挿入します。
	Adobe Flash要素をページに挿入します。
	列数と行数を指定して表を作成します。
	仕切り線(横罫線)を挿入します。
	記号と特殊文字(アクセント記号付き文字、商標、通貨記号など)を挿入します。
Style	CSSの書式設定を選択されたテキストに適用します。使用可能なスタイルのリストは、サイト・デザイナによって定義されます。適用したスタイルを削除するには、スタイル名を再度選択します。
Format	選択されたテキストにHTML書式のタグ(<H1>など)を適用します。使用可能なスタイルのリストは、サイト・デザイナによって定義されます。
Font	選択されたテキストにフォントを適用します。
Size	選択されたテキストにフォント・サイズを適用します。
	テキストの色を変更します。
	テキストの背景色を変更します。
	テキストのブロック要素の境界を示します。

2.8.3 フォーム機能

コントリビュータ・エディタの要素ツールバーでは、要素のタイプおよびサイト・デザイナがどのようなオプションを使用できるように選択したかに応じて、次のフォーム関連機能が提供される場合があります。

ツールバーのオプション	説明
	ページにフォーム・ブロックを作成します。
	ページにチェック・ボックスを挿入します。
	ページにラジオ・ボタンを挿入します。
	ページにテキスト・フィールドを挿入します。
	ページに複数行のテキスト領域を挿入します。
	ページに選択フィールドを挿入します。
	ページにフォーム・ボタンを挿入します。
	ページにイメージを挿入します。これは、フォームの送信に使用するフォーム・ボタンのように機能します。ドキュメントへのプレーン・イメージの挿入に使用しないでください。
	ページに非表示フィールドを挿入します。

2.8.4 Site Studio固有の機能

コントリビュータ・エディタの要素ツールバーでは、要素のタイプおよびサイト・デザイナがどのようなオプションを使用できるように選択したかに応じて、次のSite Studioに固有の機能が提供される場合があります。

ハイパーリンク

ツールバーのオプション	説明
	コントリビュータ・エディタで既存のハイパーリンクが指すデータファイルまたはネイティブ・ドキュメントを開いて、必要に応じて編集できます。

静的リスト

ツールバーのオプション	説明
	静的リストに行を追加します。
	現在選択されている行を静的リストから削除します。
	静的リストの行エディタを起動し(「静的リストの行エディタ」を参照)、静的リストの現在の行を編集できます。
	静的リストで選択された行を1つ上の位置に移動します。
	静的リストで選択された行を1つ下の位置に移動します。

動的リスト

ツールバーのオプション	説明
	Dynamic Listウィザードを起動し、動的リストに項目を追加できます(「Dynamic Listウィザード(Create New)」を参照)。
	動的リストのコンテンツ・アイテムを関連アプリケーション(コントリビュータ・データファイルの場合はContributor、.docネイティブ・ドキュメントの場合はMicrosoft Wordなど)で開いて編集できます。
	現在選択されている項目を動的リストから除外します。除外された項目は色分けされて、「Included」列に「No」と表示されます。
	現在選択されている項目を動的リストに含めます。
	動的リストにリストされた項目をリフレッシュします。
	動的リストで除外されたすべての項目が「Included」という列に表示されます。除外された項目は色分けされて、「Included」列に「No」と表示されます。
	動的リストで除外されたすべての項目を非表示にします。