| Oracle Smart Update Oracle WebLogic Serverへのパッチの適用 リリース3.3.0 B61614-03 |
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この項の内容は次のとおりです。
Smart Update 3.3.0では、「パッチの取得」タブは削除されています。なお、パッチ、サービス・パックおよびメンテナンス・パックのダウンロードおよびバージョン・アップグレードにはSmart Updateを使用できなくなりました。まず、直接My Oracle Supportから適切なパッチをダウンロードします。ダウンロードしたら、Smart Updateを使用してパッチを適用することができます。
Smart Update 3.3.0は、パッチのインストールにのみ使用できます。Smart Update 3.3.0は、サービス・パック、メンテナンス・パック、またはバージョン・アップグレードのインストールには使用できません。インストール済の製品のバージョンをアップグレードする場合は、Smart Updateとは無関係に、My Oracle Supportからアップグレード・インストーラをダウンロードして、そのインストーラを実行する必要があります。詳細情報は、My Oracle Supportの「KB」検索フィールドに次のドキュメントIDを入力してください。
1294294.1
Smart Update 3.3.0では、セキュリティ・アップデートを入手するためにOracle Configuration Management (OCM)に登録するように指示されなくなりました。ところが、WebLogic Serverをインストールするときや、アップグレード・インストーラを使用して既存のWebLogic Serverをバージョン10.3.2以降に更新するときにOCMに登録することにより、セキュリティ・アップデートを入手できます。My Oracle Supportページのコレクタ・タブを選択して、My Oracle SupportからもOCMに直接登録できます。
Smart Updateの制限に関する情報は、第10章「Smart Updateの既知の制限事項」を参照してください。
Smart Update 3.3.0は、次の製品にパッチを適用するために使用できます:
Oracle WebLogic Server 9.1.0、9.2.0、9.2.1、9.2.2、9.2.3、9.2.4、10.0.0、10.0.1、10.0.2、10.3.0、10.3.1、10.3.2、10.3.3、10.3.4、10.3.5
Oracle Workshop for WebLogic Platform 9.2.1、9.2.2、9.2.3、10.0、10.0.1
Oracle Workshop 10.1.0、10.2.0、10.2.1、10.3.0、10.3.1
Oracle WorkSpace Studio 1.1.0
Oracle WebLogic Integration 9.2.0、9.2.1、9.2.2、9.2.3、10.2.0、10.2.1、10.3.0、10.3.1
Oracle WebLogic Portal 9.2.0、9.2.1、9.2.2、9.2.3、10.0.0、10.0.1、10.2.0、10.2.1、10.3.0、10.3.2
Oracle WebLogic Event Server 2.0.0
Oracle Complex Event Processing 10.3.0、11.1.1.1、11.1.2.0、11.1.3.0、11.1.4.0
Oracle WebLogic Operations Control 1.0.0、10.3.0
Oracle Communications Converged Application Server 5.0
Oracle Communications Services Gatekeeper 4.1.0、4.1.1、5.0.0
Oracle Service Bus 10.3.0、10.3.1
Aqualogic Service Bus 2.1、2.5、2.6、2.6 RPI、3.0
Oracle AquaLogic Data Services Platform 3.2.0
Oracle AquaLogic Enterprise Repository 3.0.0
Oracle Communications Marketing and Advertising 5.0.0.1
Oracle Communications Presence 5.0.0
Oracle Data Service Integrator 10.3.0
Oracle WebLogic Communications Services 10.3.1
Oracle WebLogic Communications Server 10.3.0
Oracle WebLogic Network Gatekeeper 4.0.0
インターネットにアクセスがあるシステムは、Smart Update 3.3.0に自動更新されます。
オフライン・システムの更新は、次の手順を実行します。
インターネットにアクセスがあるシステムにMy Oracle Supportから「12426828」パッチをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをディレクトリに展開します。ZIPファイルには、Smart Update 3.3.0のスタンドアロン・インストーラが含まれています。
「12426828」パッチのパッチREADMEファイルの指示に従います。Smart Updateを サイレント・モードでインストールする場合、次の項を参照してください。
Smart Update 3.3.0をサイレント・モードでインストールするには、ダウンロードしたZIPファイルを展開し、次の手順を実行します。
次の内容を含むサイレント・インストールのXMLファイル(例: silent.xml)を作成し、Smart Update 3.3.0インストーラと同じディレクトリに格納します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<domain-template-descriptor>
<input-fields>
<data-value name="BEAHOME" value="MW_HOME" />
<data-value name="COMPONENT_PATHS" value="Common Infrastructure
Engineering|Oracle WebLogic Smart Update" />
</input-fields>
</domain-template-descriptor>
BEAHOMEデータ値名のMW_HOMEの値をご使用のミドルウェア・ホーム・ディレクトリに置き換えます。(例：C:\Oracle\Middleware)
コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。
次のコマンドを入力します。
java -jar patch-client-installer330_generic32.jar
-mode=silent -silent_xml=xml_file_name
xml_file_nameをサイレント・インストールXMLファイルの名前に置き換えます。
サイレント・モードでのインストールに関する情報は、ご使用のWebLogic Serverのバージョンに対応したWebLogic Serverインストレーション・ガイドを参照してください。
Smart Updateをすぐに使用するには、表1-1に示す項を参照してください。これらの項には、基本的なSmart Updateタスクを実行するための手順が要約されています。
表1-1 Smart Updateクイック・リファレンスの情報
| クイック・リファレンスの情報 | 内容 |
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メンテナンス・スナップショット(製品インストールのメンテナンス・レベルに関する詳細情報が記載された単純なテキスト・ファイル)を作成するための手順。問題を解決するためにMy Oracle Supportに連絡すると、必ずこのファイルの提供を求められます。 |
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カスタム・パッチ・プロファイルを作成するための手順。カスタム・パッチ・プロファイルは、製品インストール上で動作するすべてのサーバーに対して有効にすることが適切でないパッチを、個別のWebLogicドメインまたは1つ以上のサーバーから参照する場合に使用します。 |
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Smart Updateグラフィカル・インタフェースで使用されているアイコンおよびラベルについての定義。 |
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Smart Updateのコマンド・ライン・インタフェースで使用される |
Smart Updateは、いかなるソフトウェアとも無関係に実行できるスタンドアロンのJavaアプリケーションで、現在のソフトウェア・インストールに対して迅速かつ容易にパッチを適用できます。また、My Oracle Supportからダウンロードしたパッチの適用にも使用できます。
製品を初めてインストールすると、Smart UpdateはMW_HOME/utils/bsuに自動的にインストールされます。
Smart Updateは随時新しい機能で強化され、My Oracle SUpportからパッチとして入手できます。詳細は、「Smart Update 3.3.0のダウンロードおよびインストール」を参照してください。
後でSmart Updateを起動すると、更新されたバージョンが呼び出されます。
製品の特定のバージョン用に作成した個々のパッチすべてが、該当するバージョン用の既存のパッチすべてに対して検証されます。ダウンロードしたパッチを表示するためにSmart Updateを実行すると、My Oracle Supportから提供される検証データが自動的に使用されるため、製品インストールにすでに正しく適用されているパッチとの間に競合が発生するようなパッチの適用を防止できます。
たとえば、未適用のパッチに依存するパッチを適用しようとすると、Smart Updateによって依存関係についての問題が報告されます。その場合は、続行する前に、前提となるパッチをMy Oracle Supportからダウンロードし、Smart Updateで適用できます。パッチ検証は、パッチを適用する際には必ず自動的に実行されます。
場合によっては、適用した既存のパッチが、My Oracle Supportから後で提供された代替パッチによって置き換えられることや、My Oracle Supportによって無効パッチの指定を受けることがあります。My Oracle Supportからダウンロードしたすべてのパッチがパッチ・カタログのコピーを含みます。このカタログは、リポジトリの現在の状態を示します。よって、パッチのダウンロード後、廃止されたパッチをインストールしていることに気づく場合があります。その場合、My Oracle Supportで置換えパッチを確認します。
Smart Updateのコマンド・ライン・インタフェースでは、パッチの適用と、ダウンロード済または適用済のパッチに関する情報の取得ができます。これらの機能は、コマンド・ラインから直接に実行することも、Smart Updateコマンドを記述したスクリプトによって間接的に実行することもできます。
Smart Updateでは、My Oracle Supportから組織内の一元的な場所にまとめてダウンロードしてあるパッチを、各種のインストール済の製品がある本番環境内の複数のシステムへとスクリプトによって配布するためのモデルがサポートされています。このモデルにより、マシン(特に、My Oracle Supportに直接接続してパッチをダウンロードすることが適切または可能でない本番環境に存在するマシン)に対するパッチの配布および適用方法を規定するビジネス プラクティスにSmart Updateを適合させることができます。
更新する対象のすべてのマシンがMy Oracle Support、つまりインターネットに直接接続されている必要はありません。GUIまたはコマンド・ライン・モードでSmart Updateを使用して、パッチおよびパッチ情報を適用、削除および表示できます。
インターネットに接続しているマシンが1台でもあれば、My Oracle Supportからそのマシンにパッチをダウンロードできます。ダウンロードしたパッチを、組織内のオフライン・マシンに適用できます。オフライン・マシンのSmart Updateダウンロード・ディレクトリには、パッチをダウンロードしたディレクトリを指定します。
最新バージョンを適用するための、更新されたSmart Updateクライアント・インストーラを無料で入手できます。詳細は、「Smart Update 3.3.0のダウンロードおよびインストール」を参照してください。
インターネットにアクセスできるマシンに新しくダウンロードしたパッチはパッチ・カタログのコピーを含みます。このカタログは、Smart Updateリポジトリの現在の状態を示します。Smart Updateを実行するとパッチ・カタログの最新のローカル・バージョンが検出され、使用されます。
パッチを入手してオフライン・マシンに適用するには:
インターネットに接続しているマシンでMy Oracle Supportへログインし、パッチをダウンロードします。WebLogic Serverパッチの特定およびダウンロードの詳細情報は、My Oracle Supportの「KB」検索フィールドに次のドキュメントIDを入力してください。
1302053.1
パッチのZIPファイルをディレクトリに展開します。
パッチのZIPファイルを展開したディレクトリをオフライン・マシンがアクセスできる場所にコピーします。
Smart Updateを実行し、電子メール、FTP、物理メディアの送付などのような他の手段で入手したパッチを適用します。
Smart Updateでは、適用済のパッチを簡単に削除し、以前のメンテナンス・レベルを正確で安全に復元できます。詳細は、第7章「パッチのアンインストール」を参照してください。
Smart Updateを実行すると、その検証プロセスの一部として現在のローカルのパッチ・カタログが確認され、インストール済のパッチで廃止されたパッチがあれば通知されます。ただし、現在のパッチ・カタログが失効している場合、現在のインストールに適用されているパッチより新しいパッチがMy Oracle Supportから発行されていても、通知されません。このため、随時My Oracle Supportで代替パッチを確認することをお薦めします。
現在のローカル・パッチ・カタログの情報に基づき、置き換えられたかまたは非推奨になったパッチがダウンロード・ディレクトリの中にあると、Smart Updateは、適用済パッチのリスト中のそれらのエントリを強調表示し、無効としてマークします。代替パッチが提供されている場合は、無効なパッチの説明に、該当する代替パッチの情報が追加されます。
複雑な本番環境をサポートするために、Smart Updateでは、インストール全体に対して自動的に有効とならないパッチを、個別のドメインまたはサーバーの範囲に限定して適用できます。たとえば、単一のテスト・ドメインにかぎって使用するWebLogicシステム・クラスパス用のパッチがその一例です。1つのミドルウェア・ホーム・ディレクトリに複数の製品がインストールされており、そのうち特定の製品のみに基づいてWebLogicドメインが動作する場合は、この機能を使用することをお薦めします。
たとえば、Oracle Service Busに基づいて動作するドメインがある場合、Oracle Service Busクラスパスのパッチはすべて当該ドメインに限定して適用します。そうすれば、Oracle Service Busを使用しない他のドメインに属するサーバーのクラスパスにOracle Service Busのクラスが混入するのを防止できます。
また、1つのWebLogicドメインのすべてのアプリケーションではなく、選択したアプリケーションのみにパッチを適用することもできます。
有効なMy Oracle SupportログインIDでMy Oracle Supportへ直接ログインしてパッチを表示およびダウンロードできます。
My Oracle Supportアカウントの作成の詳細は、「はじめに」を参照してください。
Smart Updateでは、ターゲットとなる製品インストール用のメンテナンス・パッチを簡単に参照してインストールできます。Smart Updateでは、ダウンロードして適用したパッチのリストが表示されため、パッチの管理を容易にできます。
Smart Updateのメイン・ウィンドウにある「パッチの管理」タブで、ダウンロードして適用したパッチのリストを表示できます。「パッチの管理」タブには、2種類のパッチ・リストが表示されます。ターゲット製品インストールにすでに適用されているパッチのリストと、ターゲット・インストール用にダウンロードされ、適用の準備ができているパッチのリストの2種類です。
パッチの適用プロセスは、次の手順で構成されます:
Webブラウザを開き、My Oracle Supportへログインします。
インストールした製品に適用するSUパッチを特定し、パッチをダウンロードします。
ダウンロードした各ZIPファイルをSmart Updateダウンロード・ディレクトリに展開します。
Smart Updateツールを実行します。
パッチを適用する製品インストールを選択します。
パッチを適用します
検証の結果、競合がある場合、解決します。
My Oracle Supportを使用してSUパッチを特定およびダウンロードする方法については、第2章「パッチのダウンロード」を参照してください。
Smart Updateを使用してパッチを適用する方法については、第4章「パッチの適用」を参照してください。
分散配置した多数のマシンに対するメンテナンスを、厳格な管理のもとで、信頼性と再現性を確保しつつ実施するには、Smart Updateのコマンド・ライン・インタフェースが非常に役立ちます。たとえば、次のようなビジネス環境での運用が考えられます。
本番環境が厳格に管理されており、製品の複数のインストールを、厳密に指定されたメンテナンス・レベルで動作させる必要があります。
実際のIT環境の運用方法に合わせて、ソフトウェア・メンテナンス更新ファイルを内部の一元管理された場所に格納し、そこからすべてのマシンに配布する必要があります。
Smart Updateのコマンド・ライン・インタフェースを使用して特定のパッチ・セットを複数のマシンに適用する手順の例を次に示します。
インターネットに接続しているマシンからMy Oracle Supportにログインし、必要なパッチをダウンロードします。
パッチ適用先となるすべてのマシンからアクセス可能な場所にパッチおよび更新されたパッチ・カタログをコピーします。
目的のパッチを適用するためのSmart Updateコマンドを記述したシェル・スクリプトを作成します。
製品がインストールされている各マシン上で、スクリプトを実行します。
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注意: My Oracle Supportからパッチをダウンロードしたマシンでは、更新対象の分散ターゲット・インストールと一致するターゲット・インストールを選択しておく必要があります。 |
1つの本番環境内にインストールされている複数の製品にパッチを配布する場合の例は、第9章「パッチの配布に関するベスト・プラクティス」を参照してください。
状況によっては、特定のマシンからMy Oracle Supportへの直接の接続を確立することが不可能または望ましくないことがあります。例:
クリティカル・パッチを至急ダウンロードして適用する必要がありますが、システム障害により、会社のインターネット接続が一時的に使用不能になっています。
DMZ内、つまりファイアウォールの内側に設置されているため、My Oracle Supportに接続可能になることがない本番用マシンに対し、定期的なメンテナンス更新を実施する必要がある場合。
Smart Updateでは、このようなマシンにパッチを適用するための様々な方法がサポートされています。Smart Updateでは、リモート・マウントしたディスクやリムーバブル・メディアなどのソースからパッチを取得することも可能です。この柔軟性を利用すれば、組織におけるIT運用にSmart Updateを適合させ、インストールされている製品のメンテナンス用に、管理と信頼性の行き届いた、再現可能なプロセスを作成できます。
My Oracle Supportにログインできるマシンが使用環境内に1台でもある場合は、Smart Updateでサポートされているすべての製品インストールに対してパッチを取得および配布できます。インターネットに接続しているシステム上のSmart Updateダウンロード・ディレクトリにパッチをダウンロードします。デフォルトのダウンロード・ディレクトリは、MW_HOME\utils\bsu\cache_dir\です。
パッチのダウンロードに関する情報は、第2章「パッチのダウンロード」を参照してください。
パッチの適用に関する情報は、次の各章を参照してください。
GUIをオフライン・モードで使用する場合、「Smart Updateの起動」および「パッチの適用」を参照してください。
コマンド・ラインを使用する場合は、第8章「コマンド・ライン・インタフェースの使用」を参照してください。
Smart Updateインストールのバージョン番号を表示するには、GUIから「ヘルプ」→「バージョン情報」を選択するか、コマンド・ライン・モードで-versionオプションを使用します。My Oracle SupportにアクセスできるシステムでSmart Updateを更新する場合、Smart Updateを実行させる他のすべてのシステムも更新する必要があります。すべてのシステムにSmart Updateの同じバージョンがインストールされている必要があります。
互換性のないバージョンのSmart Updateを使用してパッチを適用すると、エラーが発生します。これらのエラーでは、通常、エラーの原因がSmart Updateのバージョンの不一致であることは明示されません。このような場合、My Oracle Supportでは、バージョンの不一致を確認し、スタンドアロンのSmart Updateインストーラを提供します。バージョンの不一致は、ログ・ファイルで確認できます。-logオプションの詳細は、「bsuコマンドについて」を参照してください。
My Oracle Supportから入手できるスタンドアロン・インストーラを使用して、空のMW_HOMEまたはインストール済の製品を格納している既存のMW_HOMEのいずれかにインストールします。Smart Update 3.3.0の入手方法は、「Smart Update 3.3.0のダウンロードおよびインストール」を参照してください。既存のMW_HOMEにインストールした場合、インストーラは必要なディレクトリを作成し、既存バージョンのSmart Updateに取ってかわります。
スタンドアロン・インストーラは、既存のcache_dirディレクトリの内容を触らないため、適用済のパッチには影響を及ぼしません。なお、既存のpatch-catalog.xmlファイルも置き換えられません。
必要なすべてのファイルの最新バージョンを確保するには、patch-catalog.xmlを含め、ダウンロード・ディレクトリにあるすべてのパッチとpatch-*.xmlファイルを接続マシンからオフライン・マシンにコピーします。
デフォルトのパッチ・ダウンロード・ディレクトリは、MW_HOME\utils\bsu\cache_dirです。これは「プリファレンス」メニューから、またはコマンド・ライン・モードでpatch_download_dirパラメータを使用して変更できます。
エンコーディングされたパッチ・カタログpatch-catalog.xmlには、パッチとパッチの依存関係および競合に関するメタデータが含まれます。
完全なオフライン環境では、My Oracle Supportにご連絡の上、パッチおよびパッチ・カタログの最新コピーを入手してください。
図1-1では、My Oracle Supportにアクセスできないシステムにパッチを適用する場合の例を示します。
詳細は、「My Oracle Supportに接続できないシステムへのパッチの提供」を参照してください。
