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Oracle® Fusion Middleware Oracle Forms and Reportsリリース・ノート
11gリリース2(11.1.2)
B66167-02
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1 概要

この章では、『Oracle Fusion Middleware Oracle Forms and Reportsリリース・ノート11gリリース2(11.1.2)』の概要を説明します。内容は次のとおりです。

1.1 最新リリース情報

このマニュアルの内容は、発行時点における正確な情報です。オラクル社では、ソフトウェアのリリース後、リリース・ノートを定期的に更新します。リリース・ノートの最新情報および追加情報には、次のURLにあるOracle Technology Networkからアクセスできます。

http://docs.oracle.com/

1.2 このマニュアルの目的

このマニュアルには、Oracle Forms and Reports 11gリリース2(11.1.2)のリリース情報が含まれています。ここでは、ソフトウェアに実際に搭載されている機能とマニュアルに記載されている機能との相違点について説明します。

この内容を確認してから製品をインストールまたは使用することをお薦めします。

1.3 不具合の修正

Forms and Reportsのこのリリースには、表1-1に示すOracle Database Client 11gリリース(11.1.0.7)の不具合の修正が含まれています。

表1-1 Oracle Database Client 11.1.0.7の不具合の修正

データベースのパッチ番号 関連付けられたフォームの不具合番号 症状の説明

7708340

9296440

特定の状況下でフォーム・コンパイル・エラー"INTERNAL ERROR [PHD_GET_DEFN:DI_U_NAM RHS]"が発生する。

9868734

9049483

Windows上で10.1.2を使用して作成されたPLLファイルを開くとForms Builder 11gがクラッシュする。

注意: UNIXオペレーティング・システム上では追加の手順が必要になります。詳細は、My Oracle Supportのノート1058240.1を参照してください。

9965029

9496636

QUの入力後にメニューからFormsを終了しようとするとFormsエラーのFRM-93652が発生する。

10407723

9764631

Library Attacheryを使用して呼び出されたフォームからCLOSE_FORMが発行されるとORA-06508が発生する。


1.4 予定されているメンテナンス

この項の内容は次のとおりです。

1.4.1 OPMN、Oracle HTTP Server、Fusion Middleware Control、OWSMおよびWebLogic Serverのメンテナンス

このリリースには、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1.5)の製品が含まれています。このリリースに含まれるのは、Oracle Process Management Notification (OPMN)、Oracle HTTP Server、Fusion Middleware ControlおよびOracle Web Services Manager (OWSM)です。Middlewareホーム内でインストールされたこれらおよびその他すべての製品(WebLogic Server 10.3.5を含む)は、これらのコンポーネント向けのいずれかのパッチ(OPatch for OHS 11.1.1.5またはWLS PSU 10.3.5.0.2を経由して適用された個別パッチなど)で更新できます。一部のコンポーネント・バージョンは異なっている可能性があることに注意してください。ユーザーの環境にインストールされているコンポーネントのバージョンを確認するには、ORACLE_HOME/OPatchディレクトリから次のコマンドを使用していつでもレポートを出力できます。

opatch lsinventory -detail

1.4.2 Oracle Client、Oracle JDBCおよびOracle Networkingのメンテナンス

Oracle Fusion Middleware 11gは、11.1.0.7バージョンと同等のOracle Client Networkingライブラリとともにインストールされています。これには、SSL処理およびJDBCドライバに必要なライブラリが含まれており、これらのライブラリによって、動作保証されたすべてのバージョンのOracle Database Serverへの接続がサポートされます。

特定のケースでは、既存のOracle Fusion MiddlewareのOracleホームにOracle Database用の個別パッチを適用するように指示されることがあります。これは、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)、ソフトウェア・ライブラリ、Oracle Database製品用に開発されたその他のソフトウェア・コードなど、特化されたコンポーネントが一部のOracle Fusion Middleware製品に含まれているためです。11.1.0.7 Database用の個別パッチ(Windows上のバンドル・パッチ)は、Oracle Fusion Middleware 11g(11.1.2.x)ホームに適用される場合があります。

ほどんどの場合には、Oracle Fusion Middleware 11gパッチに必要なすべてのソフトウェアの更新が含まれています。データベース用の個別パッチを適用するのは、具体的に指示されている場合、またはデータベースのパッチで解決できる具体的な問題に直面した場合に限定してください。

1.5 Oracle Forms and Reports 11gリリース2(11.1.2)ドキュメント・ライブラリについて

このリリースのOracle Fusion Middlewareに関するマニュアルは、Oracle Forms and Reports 11gリリース2(11.1.2)ドキュメント・ライブラリから参照できます。

このライブラリのマニュアルには、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)の既存のマニュアルのうち、このリリースのソフトウェアに適用されるマニュアルへの相互参照が含まれています。

次に例を示します。

1.6 このリリースのその他のリリース・ノート

このマニュアルには、Oracle Forms and Reports 11gリリース2(11.1.2)ソフトウェアに固有のリリース・ノートが記載されています。

このリリースに適用されるその他のリリース・ノートについては、Oracle Technology Network(OTN)で、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)の最新のドキュメント・ライブラリから、該当するリリース・ノートを参照してください。

1.7 システム要件と仕様

Oracle Fusion Middlewareのインストールおよび構成を正常に完了するには、インストール前にハードウェアおよびソフトウェアの前提条件の要件を満たす必要があります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Forms and Reports11gリリース2(11.1.2)のOracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様に関するドキュメントを確認してください。

http://docs.oracle.com/html/E25460_01/r2_fr_requirements.htm

1.8 動作保証情報

Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)および11gリリース2(11.1.2)の最新の動作保証情報は、次の「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」セントラル・ハブで確認できます。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

1.9 ライセンス情報

Oracle Fusion Middlewareのライセンス情報は、次の場所で入手可能です:

http://oraclestore.oracle.com

Oracle Fusion Middlewareのライセンス準拠に関する詳細情報は、次のURLで入手可能です。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/overview/index.html