構成および設定

ここでは、TimesTenデータベース、ユーザー・アカウントおよび権限を適切に作成および構成する方法、TimesTenデータベース・プロセスの起動と停止、およびその他のデータベース操作について説明します。TimesTenデータベースを構成および作成した後、TimesTenデータベースをインメモリー・データベース・キャッシュとして使用して、Oracle Database表をキャッシュする方法を学習します。様々な種類のキャッシュ・グループ(読取り、読取り/書込み、事前ロード、オンデマンドでのロードなど)でキャッシュ・グリッドを構成する方法について学習します。また、TimesTenレプリケーションを構成し、アプリケーション層で高可用性を実現する方法、J2EEアプリケーション・サーバーおよびORマッピング・ツールでインメモリー・キャッシュ・データベースを構成する方法についても学習します。次の項目について学習します。

1. TimesTenデータベース: この項では、TimesTenデータベースの一般的な構成および設定についての概要を示します。最初にこの項を確認する必要があります。

2. IMDB Cache: In-Memory Database Cacheを使用すると、アプリケーション層にOracle Database表をキャッシュして、アプリケーションのレスポンス時間を短縮できます。チュートリアルは、TimesTenキャッシュ・グリッド、キャッシュ・グループおよび必要なユーザー・アカウントと権限を設定する方法について、手順を追った例で構成されています。

3. レプリケーションおよびクラスタウェア: レプリケーションによって、TimesTenデータベースに高可用性がもたらされます。このチュートリアルは、TimesTenデータベース間でレプリケーションを構成し、設定する際に参照できます。

4. J2EEアプリケーション・サーバーの使用: TimesTenは、多くの場合にJ2EEアプリケーション・サーバーとともに使用されます。選択したアプリケーション・サーバーを、アプリケーション層でTimesTenデータベースを使用するように構成する方法について学習します。

5. SQL Developerの使用: TimesTenデータベースとともにSQL Developer製品を使用する方法について学習します。

6. Enterprise Managerの使用: Enterprise ManagerでTimesTenプラグインを使用し、TimesTenデータベースの統計を監視する方法について学習します。