6.3. 負荷分散

フェイルオーバーグループ内のサーバーに問題が発生すると、残りの各サーバー上のグループマネージャーは、問題の発生したサーバーのクライアントを分散し、残りのサーバーに新しいセッションを作成します。

グループマネージャーは、Sun Ray クライアントからどのサーバーも既存のセッションを持たないトークンを受信すると、そのクライアントをリダイレクトします。このリダイレクションは、グループ内のサーバー間で行われる、負荷に基づくセッション配置計算 (各サーバーの能力 (CPU の数と速度)、負荷、セッション数などの要素に基づく) の結果に従って決定されます。

注記

負荷分散はこのようにして自動的に行われます。管理者は、負荷分散をオフにすることは選択できますが、値を割り当てたりその他の方法でアルゴリズムを変更したりすることはできません。