Windows Connector は、負荷分散情報とセッションディレクトリに基づいてサーバーセッションの再接続をサポートします。セッションディレクトリは、どのユーザーがどの Windows システムで、どのセッションを実行しているかを管理するデータベースです。セッションディレクトリの機能により、Windows Connector のユーザーは適切な Windows セッションに自動的に再接続できます。
IP アドレスベースの再接続と、トークンベースの再接続の両方がサポートされます。ただし、トークンベースのリダイレクションでは、サーバーファームとして構成されている Windows システム用の、ハードウェアベースのロードバランサを使用する必要があります。サーバーファームと負荷分散を使用することにより、Windows システムは多数の Sun Ray ユーザーとクライアントに対応できます。
セッションディレクトリが有効なサーバーファームに参加するには、Windows システムで Windows Server 2008 R2 が実行されている必要があります。セッションディレクトリは、Microsoft 独自のまたはサードパーティーの負荷分散製品を使用するように構成できるオプションのコンポーネントです。
ターミナルサービスセッションの負荷分散は、Windows ターミナルサーバーにより透過的に処理されます。
セッションディレクトリおよび負荷分散の設定と管理の詳細については、Microsoft documentationを参照してください。