構文
tadm set-log-prop common_options --config=config_name (property=value)+
説明
このコマンドを使用して、ログ・プロパティを設定します。
オプション
common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。
--config|-cログ・プロパティを設定する構成の名前を指定します。
オペランド
property=value
定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。
次のログ・プロパティを設定できます。
log-stdout: アプリケーションがstdoutに書き込むデータをサーバーで記録するかどうかを指定します。
値: true、false。デフォルト: true。
log-stderr: アプリケーションがstderrに書き込むデータをサーバーで記録するかどうかを指定します。
値: true、false。デフォルト: true。
log-virtual-server-name: サーバーでログ・メッセージに仮想サーバー名を含めるかどうかを指定します。
値: true、false。デフォルト: true。
log-to-console: サーバーでコンソールにログ・メッセージを書き込むかどうかを指定します。
値: true、false。デフォルト: true。
log-to-syslog: サーバーでsyslogにログ・メッセージを書き込むかどうかを指定します。
値: true、false。デフォルト: false。
date-format: ログ・メッセージのタイムスタンプの日付書式を指定します。
値: デフォルト値: %d/%b/%Y:%H:%M:%S
archive-suffix: ログ・ファイル名に追加する接尾辞を指定します。
値: デフォルト値: %Y%m%d%H%M
archive-command: これは、サーバーがログ・ファイルをローテーションした後に実行されます。
値: プログラム・コマンドライン(gzipなど)
log-level: サーバー全体のログの冗長度を指定します。
値: INCIDENT_ERROR:1、ERROR:1、ERROR:16、ERROR:32、WARNING:1、TRACE:1、TRACE:16、TRACE:32。デフォルトはNOTIFICATION:1です。
log-file: ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
値: ユーザー定義の名前と場所。デフォルト: ../logs/server.log
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
例
tadm set-log-prop --user=admin --password-file=ORACLE_HOME/admin.passwd --host=serverhost --port=8989 --no-prompt --config=www.example.org log-level=error:1
終了コード
次の終了値が戻されます。
0: コマンドの実行に成功しました。
>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。
関連項目