2. Directory Serverのインスタンスと接尾辞
7. Directory Serverのパスワード・ポリシー
8. Directory Serverのバックアップとリストア
9. Directory Serverのグループ、ロールおよびCoS
16. Directory Proxy Serverのツール
17. Directory Proxy Serverのインスタンス
19. Directory Proxy Serverの証明書
20. Directory Proxy Serverのロード・バランシングとクライアント・アフィニティ
22. Directory Proxy Serverによる仮想化
24. Directory Proxy ServerとバックエンドLDAPサーバーの接続
25. クライアントとDirectory Proxy Serverの接続
26. Directory Proxy Serverのクライアント認証
27. Directory Proxy Serverのロギング
28. Directory Proxy Serverの監視とアラート
第3部 Directory Service Control Centerの管理
次の手順では、ディレクトリの接尾辞をリストアする方法を説明します。サーバーは、「ディレクトリ・データのみのバックアップ」で説明している手順を使用して、バックアップを済ませる必要があります。レプリケーション承諾に関係する接尾辞をリストアする前に、「レプリケートされた接尾辞のリストア」をお読みください。
![]() | 注意: リストア操作中は、サーバーを停止しないでください。サーバーをリストアすると既存のデータベース・ファイルが上書きされるため、バックアップの後に行った変更は失われます。 |
このタスクの実行には、DSCCが使用できます。詳細は、「Directory Service Control Centerのインタフェース」およびDSCCのオンライン・ヘルプを参照してください。
サーバーがローカルかつ停止中の場合、次を入力します。
$ dsadm restore instance-path archive-dir
たとえば、バックアップ・ディレクトリからバックアップをリストアするには、次を入力します。
$ dsadm restore /local/dsInst/ local/ds/bak/2006_07_01_11_34_00
サーバーが稼働中の場合、次を入力します。
$ dsconf restore -h host -p port archive-dir
たとえば、バックアップ・ディレクトリからバックアップをリストアするには、次を入力します。
$ dsconf restore -h host1 -p 1389 /local/dsInst/bak/2006_07_01_11_34_00
リストア操作中は、サーバーを停止しないでください。
注意: バックアップ・コピーは、dsconfコマンドを実行しているシステムではなく、サーバーに保存する必要があります。
リストア後、元のサーバーの内容に戻すことはできません。
注意: ディスク領域を節約するため、ファイルのコピーではなく、移動によりサーバーをリストアできます。この操作を実行するには、dsadm restoreまたはdsconf restoreコマンドで—f move-archiveフラグを設定します。ただし、コピーレスのリストア操作中にトランザクション・ログを移動できない場合には、かわりにコピー操作が実行されます。
この操作を正常に行うには、バックアップとインスタンス・ファイルを同じファイルシステムに置く必要があります。コピーレス・リストアの実行を選択する場合、サーバー・データはバックアップ・コピーのデータで上書きされ、さらにバックアップ・コピーは破棄されます。
これらのコマンドの詳細は、dsadm(1M)およびdsconf(1M)のマニュアル・ページを参照してください。