Oracle® Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのための構成ガイド リリース7.9.6.3 B66691-01 |
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この項では、Oracle Procurement and Spend Analyticsの構成方法について説明します。内容は次のとおりです。
Oracle Procurement and Spend Analyticsは、Oracle Procurement and Spend AnalyticsとOracle Supplier Performance Analyticsで構成されています。
Oracle Procurement and Spend Analyticsにより、組織はサプライ・チェーンのパフォーマンスを最適化できます。エンタープライズ・サプライ・チェーン全体から得たデータを統合することにより、エグゼクティブ、マネージャ、最前線の従業員は、豊富な情報から実現可能な意思決定ができるからです。Oracle Procurement and Spend Analyticsを使用する組織には、総合的なサプライヤ実績の分析、サプライヤ売掛の分析および従業員経費の分析など、経費と購入の全プロセスがさらに可視化されるというメリットがあります。購入と経費のパフォーマンスに影響を及ぼす要因に関するエンドツーエンドの完全な洞察によって、組織はコストを大幅に削減したり、利益率を強化したり、顧客満足度を向上したり、競争の優位性を獲得できます。Oracle Procurement and Spend Analyticsは、Oracle Financial Analyticsなど、Oracle Business Intelligence Applications製品ラインの他のアプリケーションとも統合されています。組織全体の洞察を提供することにより、顧客、サプライヤ、財務上の決定などの管理における、企業の効率を向上します。
Oracle Procurement and Spend Analyticsは、エンタープライズ、支払および従業員経費全般にわたる、直接的、間接的な経費を可視化します。Oracle Procurement and Spend Analyticsは、次のサブジェクト・エリアで構成されています。
調達支払: 概要サブジェクト・エリアです。このサブジェクト・エリアでは、ビジネス・ユニット、購買の場所、サプライヤ、製品、アイテムのカテゴリ、およびそれらに関連する直接経費と間接経費(MROおよび従業員経費になるもの)の両方に対する階層のすべてについて、請求済経費、コミット済経費、実経費および受領物に関する包括的で詳細な分析とレポートを実行できるため、組織全体の支出の詳細を表示できます。
購入オーダー: 詳細サブジェクト・エリアです。購入オーダー・コストおよび購入スケジュールからの情報と、サプライヤ、企業、製品、アイテムのカテゴリおよび関連する購入オーダー明細レベルの階層全体にわたって、組織の各サプライヤのコミット済経費、契約履行および購入オーダーに関してレポートする能力を結合します。
購入サイクル明細: 概要サブジェクト・エリアです。このサブジェクト・エリアでは、組織の各サプライヤに関して、請求から発注までに要する時間、発注から受領までに要する時間、購入から購入に要する時間など、サイクル時間のパフォーマンスをレポートできます。
購入請求: 詳細サブジェクト・エリアです。このサブジェクト・エリアでは、サプライヤ、企業、製品、アイテムのカテゴリおよび関連階層の全範囲にわたって、組織の各サプライヤの請求済経費と購入請求(サイクル請求を含む)に関するレポートを、購入請求明細レベルで実行できます。
購入先: 詳細サブジェクトエリアです。このサブジェクト・エリアでは、サプライヤ、企業、場所、製品、アイテムのカテゴリおよび関連階層の全範囲にわたって、組織の各サプライヤの実経費と購入先に関するレポートを、購入先明細レベルで実行できます。これには、受領時間に基づくレポートの実行も含まれます。
従業員経費: 詳細サブジェクト・エリアです。このサブジェクト・エリアでは、承認者および承認に関連するサイクル時間の測定や、様々な経費タイプごとの従業員経費など、従業員、企業、コスト・センターおよび関連階層の全範囲にわたって、組織の従業員経費に関するレポートを実行できます。このサブジェクト・エリアは、Oracle EBS 11.5.10 (ファミリ・パックM)およびR12、PeopleSoft 8.9および9.0、および汎用アダプタにのみ適用されます。
注意: Oracle Employee Expenses(OIE)の場合、リリース7.9.6.3では2種類のアダプタをサポートします。SDE_ORA11510_Adaptorは、Oracle EBSリリース11i.FIN_PF.F/11i.OIE.Iミニパックをサポートし、SDE_ORAR12_Adaptorは、Oracle EBSリリースR12をサポートします。
請求明細: 詳細サブジェクト・エリアです。このサブジェクト・エリアでは、サプライヤ、製品、アイテムのカテゴリ、ビジネス・ユニット、コスト・センター、サプライヤの場所および関連階層の全範囲にわたって、組織の総経費に関するレポートを実行できます。さらに、このサブジェクト・エリアでは、請求書配分レベルでも詳細情報を提供します。
「サプライヤ実績」。サプライヤ機能エリア(Supplier Performance Analyticsで使用可能)です。適時性、信頼性、コストおよびサプライヤが提供する商品の品質を分析できる目的のレポートや指標が含まれます。この分析により、サプライヤが組織の成功にどの程度貢献しているかを判断したり、材料の調達における価格、品質および配送タイミングを評価できます。
サプライヤ買掛金トランザクション: サマリー・サブジェクト・エリア(Supplier Performance Analyticsで使用可能)です。このサブジェクト・エリアでは、サプライヤ、企業、場所、製品、商品および関連階層の全範囲にわたって、支払実績および支払期限について組織のサプライヤの分析を実行できます。サプライヤ実績の監視に加えて、組織の後払いの実績を監視することも重要です。これにより、組織は取引の多いサプライヤとのよりよい関係を維持できます。
注意: サプライヤ売掛コンポーネントを移入するには、Oracle Financial Analyticsの買掛金モジュールを実装する必要があります。買掛金モジュールを実装しないと、一部のサプライヤ売掛レポートが移入されなくなります。Oracle Financial Analyticsの構成の詳細は、第5章「Oracle Financial Analyticsの構成」を参照してください。
Oracle Procurement and Spend Analyticsには、次のダッシュボードがあります。
支出アナライザ: データを単一の資料に集約することにより、組織は企業の支出パターンを詳細に示すことができます。洞察を得ることにより、ビジネス・ユーザーは節約の機会を把握し、組織目標を達成できます。「支出アナライザ」ダッシュボードは、サプライヤ別経費、カテゴリ別経費、組織別経費など、ドリルダウン可能な様々なビューを提供し、アイテム・レベルで経費節減の可能性を明らかにします。
調達実績: 再設計されたダッシュボードです。調達支払いプロセスに関する洞察を提供します。たとえば、現行のステータスや調達効果は、組織が調達パフォーマンスを定期的に監視し、ボトルネックを識別し、問題になる事前に軌道修正するために役立ちます。
サプライヤ実績: 完全なサプライヤ・スコアカード、調達サイクル時間、サプライヤの価格実績、配送実績、製品受領品質、期限内支払率、支払活動と回数、支払期限/遅延の分析など、組織は各サプライヤの実績の全体像を把握できます。
従業員経費: 組織は、承認サイクル時間、経費タイプごとの経費、ステータスごとの経費レポートなど、従業員経費の全体像を把握できます。このダッシュボードは、「管理者」ビューや「コストセンター」ビューなど、様々なビューとサブミッションを提供します。「支出アナライザ」は請求書レベルで経費の概要を示しますが、「従業員経費」は、旅費と経費に関する費用支出の状況ついて、詳細な分析を提供します。このダッシュボードは、Oracle EBS 11.5.10 (ファミリ・パックJ)およびR12、および汎用アダプタにのみ適用されます。
この項では、データの完全ロードを実行する前にOracle Procurement and Spend Analyticsで実行が必要な構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
第4.2.1項「すべてのソース・システム用にOracle Procurement and Spend Analyticsを構成する手順」
第4.2.2項「Oracle EBS用にOracle Procurement and Spend Analyticsを構成する手順」
第4.2.3項「PeopleSoft用にOracle Procurement and Spend Analyticsを構成する手順」
この項では、データの完全ロードを実行する前に、すべてのソース・システムに適用される構成手順について説明します。内容は、次のとおりです。
この項では、Oracle Spend Classificationとデプロイする場合に、Oracle Procurement and Spend Analyticsに適用される構成手順について説明します。Oracle Spend Classificationの実装と必要なパッチについては、Oracle Spend Classificationの製品ドキュメントを参照してください。
Oracle Spend Classificationを実装していない場合、Oracle Spend Classification統合メタデータを、BIリポジトリのプレゼンテーション・レイヤーから削除または非表示にする選択が可能です。詳細は、第4.2.1.1.3項「Oracle Spend Classification統合メタデータを削除または非表示にする方法」を参照してください。
注意: Oracle Spend Classificationは、Oracle BI Applications製品スイートのコア部分ではありません。また、Oracle BI Applicationsのどのモジュールにもパッケージされていません。これはオラクル社が別途提供するソリューションであり、ライセンスも別途必要です。Oracle Spend Classificationのライセンスおよび実装について興味をお持ちの場合は、オラクル社の営業担当にお問い合せください。
Oracle Spend Classificationは、Oracle Procurement and Spend Analyticsと組み合せて使用し、未分類の経費をアイテム・カテゴリに変換して経費の精度を上げるための補足的な製品です。Oracle Procurement and Spend Analyticsは、Oracle Spend Classificationの有無にかかわらず機能するように設計されています。
一般的な調達システムでは、アイテムやアイテム・カテゴリを明示しないPO、請求書、経費トランザクションが多数あり、多くの場合、自由記入形式のテキストでアイテムの説明が付いています。Oracle Procurement and Spend Analyticsを実装するとき、対応するアイテムやアイテム・カテゴリがないために、これらのトランザクションは未分類としてシステムに取り込まれます。この問題は、組織の経費の大部分が間接経費で構成されている場合に、特に顕著になります。
Oracle Procurement and Spend Analyticsは、データ・ウェアハウスからOracle Spend Classificationにデータを送り、分類されたデータをデータ・ウェアハウスに戻す必要があるインフラストラクチャにインストールされます。このインフラストラクチャは、Oracle Procurement and Spend AnalyticsとOracle Spend Classificationの両方を活用する必要のあるお客様に対して、付加機能として提供されます。
Oracle Spend Classificationを使用しない場合には、Oracle Procurement and Spend Analyticsはスタンド・アロン・ソリューションとしてデプロイできます。Oracle Procurement and Spend Analyticsの機能はすべて、Oracle Spend Classificationに依存することなくデプロイできます。
この項では、Oracle Spend Classificationとともに使用するOracle Spend Classificationメタデータおよびリポジトリ・メタデータについて説明します。
次のファクトは、Oracle Data Classificationと統合され、カテゴリ・コードを補足して、自動的に割り当てます。
W_AP_INV_DIST_F
W_PURCH_COST_F
W_RQSTN_LINE_COST_F
サポートされる分類タイプには、UNSPSC、EBS Purchasingカテゴリおよび3種類のカスタム・カテゴリの5つがあります。分類結果は、次の列に格納されます。
AUTO_UNSPSC_WID
AUTO_PURCHASING_CATEGORY_WID
AUTO_CUSTOM_CATEGORY1_WID
AUTO_CUSTOM_CATEGORY2_WID
AUTO_CUSTOM_CATEGORY3_WID
Analyticsのメタデータ・リポジトリ(RPD)のデフォルト構成は次のとおりです。
UNSPSC、EBS Purchasing CategoriesおよびCustom Category1は、ビジネス・モデルとマッピング・レイヤーにまとめて構成されます。ファクトと次元の名前は、次のとおりです。
Fact - Spend and AP Invoice Distribution
Fact - Purchasing – Order
Fact - Purchasing – Requisition
Dim - Auto UNSPSC
Dim - Auto Purchasing Category
Dim - Auto Custom Category1
プレゼンテーション・レイヤーでは、「調達および支出 - 請求明細」にデータ分類用の列が含まれています(次に示すフォルダの下)。
データ分類
自動 UNSPSC
自動購入カテゴリー
自動カスタムカテゴリー 1
Oracle Spend Classificationを実装していない場合、BIリポジトリのプレゼンテーション・レイヤーにデフォルトでインストールされているOracle Spend Classification統合メタデータを、削除または非表示にすることをお薦めします。このメタデータを非表示または削除することにより、ビジネス・エンド・ユーザーの混乱を回避します。
Oracle Spend Classification統合メタデータを削除または非表示にするには:
管理ツールを使用して、OracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
OracleBIAnalyticsApps.rpdファイルは次の場所にあります。
ORACLE_INSTANCE\bifoundation\OracleBIServerComponent\coreapplication_ obisn\repository
「プレゼンテーション・レイヤー」ペインで、「調達および支出 - 請求明細」フォルダを開きます。
プレゼンテーション・レイヤーにあるOracle Spend Classificationメタデータは、次のオブジェクトで構成されています。
データ分類
自動 UNSPSC
自動購入カテゴリー
自動カスタムカテゴリー 1
前述のメタデータ・オブジェクトを削除するには、オブジェクトを右クリックして、「削除」を選択します。
注意: Oracle Spend Classificationを後で実装する場合は、次の処理を行う必要があります。
|
これらのオブジェクトをエンド・ユーザーに対して非表示にするには、オブジェクトを右クリックして、「プロパティ」→「権限」を選択し、該当するアプリケーション・ロールに対して「アクセス権なし」を選択します。
注意: Oracle Spend Classificationを後で実装する場合は、次の処理を行う必要があります。
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リポジトリを保存して閉じます。
購入オーダーおよび購入請求サブジェクト・エリアに対し、UNSPSC、EBS Purchasingカテゴリ、Custom Category1を公開する場合は、次の手順を実行します。
UNSPSC、EBS Purchasingカテゴリ、Custom Category1をデプロイするには:
管理ツールを使用して、OracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
OracleBIAnalyticsApps.rpdファイルは次の場所にあります。
ORACLE_INSTANCE\bifoundation\OracleBIServerComponent\coreapplication_ obisn\repository
プレゼンテーション・レイヤーで、次を実行します。
「調達および支出 - 請求明細」フォルダを開きます。
次に示す複数のフォルダを選択し、右クリックしてコピーします。
データ分類
自動 UNSPSC
自動購入カテゴリー
自動カスタムカテゴリー 1
Oracle Spend Classificationを購入オーダーに実装するには、「調達および支出 - 購入オーダー」フォルダを選択し、右クリックしてこのフォルダに貼付けます。
Oracle Spend Classificationを購入請求に実装するには、「調達および支出 - 購入請求」フォルダを選択し、右クリックして選択したフォルダに貼付けます。
新しいフォルダを検査します。
必要な場合は、Presentation Servicesカタログで、ビジネス・ユーザーに表示する形にあわせてフォルダを並べ替えます。
リポジトリを保存して閉じます。
この項では、Custom Category2とCustom Catogory3のデプロイ方法について説明します。
注意: このタスクではFact_W_AP_INV_DIST_Fファクトを例として使用しますが、この手順を使用して他のファクトのデプロイもできます。
Custom Category2とCustom Catogory3をデプロイするには:
管理ツールを使用して、OracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
OracleBIAnalyticsApps.rpdファイルは次の場所にあります。
ORACLE_INSTANCE\bifoundation\OracleBIServerComponent\coreapplication_ obisn\repository
「Physical」レイヤーで、次を実行します。
Oracle Data Warehouseの下の「Dim_W_PROD_CAT_DH_AUTO_CUSTOM_CATEGORY1」を右クリックし、「複製」を選択します。
この名前をDim_W_PROD_CAT_DH_AUTO_CUSTOM_CATEGORY2に変更します。
次の条件を使用して、Dim_W_PROD_CAT_DH_AUTO_CUSTOM_CATEGORY2次元とFact_W_AP_INV_DIST_Fファクトを結合します。
Dim_W_PROD_CAT_DH_AUTO_CUSTOM_CATEGORY2.ROW_WID = Fact_W_AP_INV_DIST_F."AUTO_CUSTOM_CATEGORY2_WID
「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーで、次の手順を実行します。
「Dim - Auto Custom Category1」表のすぐ下に、Dim - Auto Custom Category2を作成します。
「自動カスタムカテゴリー 1」階層のすぐ下に、物理表Dim_W_PROD_CAT_DH_AUTO_CUSTOM_CATEGORY2に基づいてDim - Auto Custom Category2を作成します。
「Dim - Auto Custom Category1」を「ファクト - 支出と買掛金請求内訳」に結合します。
「ファクト - 支出と買掛金請求内訳」を編集します。Fact_W_AP_INV_DIST_F。「コンテンツ」タブを表示し、「Auto Custom Category2」のレベルをカスタム階層基本レベルに設定します。
プレゼンテーション・レイヤーで、次を実行します。
「調達および支出 - 請求明細」フォルダに、Auto Custom Category 2というサブフォルダを作成します。フォルダを編集し、このとおりの文字列を「説明」ボックスに追加します。
「Auto Custom Category2」は、「データ分類」のサブフォルダになります。
このフォルダが「自動カスタムカテゴリー 1」フォルダの次になるように並べ替えます。
ビジネス・モデルとマッピング・レイヤーから、「Dim - Auto Custom Category1」列をドラッグし、プレゼンテーション・レイヤーの「Auto Custom Category 2」フォルダに入れます。
リポジトリを保存して閉じます。
手順2から5を、Custom Category3にも繰り返します。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、Oracle EBSに適用される構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
購入サイクル明細表(W_PURCH_CYCLE_LINE_F)をロードする場合、ETLタスクではOracle EBSアプリケーションのデータと、その他のPeopleSoftなどのアプリケーションのデータを区別する必要があります。この項の説明は、すべてのバージョンのOracle EBSに適用されます。
購入サイクル明細用のDACパラメータを構成するには:
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Tasks」タブを表示して、SIL_PurchaseCycleLinesFactタスクに対する問合せを実行します。
下部のペインに「Parameters」タブを表示します。
パラメータ$$ORA_DATASOURCE_NUM_ID_LISTの値を編集し、Oracleデータ・ソース用に定義したデータソースの番号IDのカンマで区切られたリストを指定します。
「DAC\Setup\Physical Data Sources」タブのデータソースの番号IDを、各データ・ソースの「Data Source Number」フィールドに指定します。
同じ手順をタスクSIL_PurchaseCycleLinesFact_Extractに対して繰り返します。
DACの詳細は、『Oracle Business Intelligenceデータ・ウェアハウス管理コンソール・ガイド』を参照してください。
生成された値リストを変更または拡張した場合は、ソース・システムの値をドメイン値にマップすることによって、Oracle Procurement and Spend Analytics用にCSVファイルを構成する必要があります。
この項では、ソース・システムから値リストを抽出し、それらを生成された値と比較する方法について説明します。値リストが生成された値と異なる場合は、ドメイン値とCSVワークシート・ファイルを構成する方法についての指示(この項内を参照)に従う必要があります。
この項の説明は、すべてのバージョンのOracle EBSに適用されます。第4.2.2.4項「特定バージョンのOracle EBSに固有の構成」も参照してください。このリストに含まれていないCSVファイルについての説明があります。
表4-1は、Oracle Procurement and Spend Analytics用のドメイン値の一覧です。これは、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)に格納されています。この表には、Oracle Procurement and Spend Analytics用のCSVワークシートのソース・ファイルもリストされています。このファイルは、$PMServer\SrcFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesなど)に格納されています。
表4-1 Oracle Procurement and Spend Analytics用のドメイン値とCSVワークシート・ファイル
ワークシート・ファイル名 | 説明 | セッション |
---|---|---|
domainValues_Employee_Expense_Status.csv |
従業員経費の承認状況と、それに対応するOracleアプリケーションのドメイン値を構成するために使用します。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.13項「domainValues_Employee_Expense_Status.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_EmployeeExpenseStatusDimension |
domainValues_Employee_Expense_Type_ora11i.csv |
AIRFARE、ACCOMODATIONなどの経費トランザクション・タイプの特定に使用します。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.10項「domainValues_Employee_Expense_Type_ora11i.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_Employee ExpenseTypeDimension |
domainValues_ShipmentType_ora12.csv |
出荷タイプと、Oracle 11iアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.8項「domainValues_ShipmentType_ora12.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_Transaction TypeDimension_PO_Shipment_Type |
domainValues_Status_Purch_Approve_ora11i.csv |
購入承認状況のカラムと、Oracle 11iアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.2項「domainValues_Status_Purch_Approve_ora11i.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_StatusDimension_PurchaseApprove |
domainValues_Status_Purch_Cycle_ora11i.csv |
購入サイクル状況のカラムと、Oracle 11iアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.3項「domainValues_Status_Purch_Cycle_ora11i.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_StatusDimension_PurchaseCycle |
domainValues_Xact_Sources_APSources_ora.csv |
買掛金請求書ソースが手動か電子的かを特定するために使用します。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.12項「domainValues_Xact_Sources_APSources_ora.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_Transaction SourceDimension_AP_CC_Extract、 SDE_ORA_Transaction SourceDimension_AP_LKP_Extract |
domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_CODE1_ora11i.csv |
購入基準タイプと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.7項「domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_CODE1_ora11i.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_Transaction TypeDimension_PO_Line_Type |
domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_ora11i.csv |
購入明細タイプと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.6項「domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_ora11i.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_Transaction TypeDimension_PO_Line_Type |
domainValues_Xact_Types_Purch_Orders_ora11i.csv |
購入オーダートランザクションタイプと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.4項「domainValues_Xact_Types_Purch_Orders_ora11i.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_Transaction TypeDimension_PurchaseOrder |
domainValues_Xact_Types_Purch_Requisitions_ora11i.csv |
購入請求トランザクションタイプと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.5項「domainValues_Xact_Types_Purch_Requisitions_ora11i.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_Transaction TypeDimension_PurchaseRequest |
domainValues_Xact_Types_PurchaseRequisition.csv |
購入オーダー作成方法が手動か自動かを特定するために使用します。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.9項「domainValues_Xact_Types_PurchaseRequisition.csvの構成方法」を参照してください。 注意: ファイルdomainValues_Xact_Types_PurchaseReceipt.csvも参照してください。このファイルは、領収トランザクション・タイプを構成するために使用されます。 |
SDE_ORA_Transaction TypeDimension_PurchaseRequisition |
file_employee_expense_payment_method.csv |
従業員経費支払方法コードと、Oracleアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルには、従業員経費支払方法のソース値とドメイン値の両方が入っています。現金払いとクレジット・カード払いに対して、CASHとCREDIT_CARDという値が定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_ORA_Employee ExpensePaymentMethodDimension |
file_Expense_pay_type.csv |
従業員経費支払タイプ・コードと、Oracleアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルには、従業員経費支払タイプのソース値とドメイン値の両方が入っています。要求者が負担した実際の経費に対して、Eという値が定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_ORA_Transaction TypeDimension_Expense_Pay_Type |
File_StatusDimension_PurchaseRequisition.csv |
購入請求状況の列と、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_Status Dimension_PurchaseRequisition |
file_xact_type_AgreementLeverageType.csv |
契約レバレッジ・タイプの特定に使用します。このファイルの編集方法については、第4.2.2.2.11項「file_xact_type_AgreementLeverageType.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_Transaction TypeDimension_AgreementLeverage Type |
domainValues_Status_APInvoicePaymentStatus_ora11i.csv |
買掛金請求書支払状況と、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。ソース値N、P、Yに対して、それぞれNOT PAID、PARTIALLY PAID、FULLY PAIDが定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_ORA_StatusDimension_APInvoicePayment Status |
file_xact_type_AgreementLeverageType_2.csv |
W_XACT_TYPE_CODE2の値を構成して、非契約購入のタイプを特定します。非契約に対しては、Others、LeakageおよびPotential Leakageの値が定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_ORA_Transaction TypeDimension_AgreementLeverageType |
file_Consigned_Type.csv |
購入オーダー委託コード・トランザクション・タイプの列と、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。様々な委託タイプとして、委託コードには、CONSIGNED、REGULARおよびCONSIGNED-CONSUMEDが特定されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_ORA_TransactionType Dimension_ConsignedCode |
file_APInvoice_Approval_Status.csv |
買掛金請求書承認状況コードと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルには、買掛金支払承認状況のソース値とドメイン値の両方が入っています。買掛金請求書に対して、CANCELLED、ON HOLD、REQUIRES APPROVALおよびAPPROVEDの値が定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_ORA_StatusDimension_APInvoiceApproval Status |
file_APInvoice_spend_type.csv |
買掛金請求書配分タイプと、Oracle EBSアプリケーションの経費タイプに対応するドメイン値の一覧です。このファイルには、買掛金支払書配分経費タイプのソース値とドメイン値の両方が入っています。ITEM、TAX、FREIGHTおよびMISCELLANEOUSという配分タイプに対して、PO MATCHED、PAYABLES LEAKAGEおよびPO NOT REQUIREDの値が定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_ORA_TransactionType Dimension_APSpend |
domainValues_Xact_Types_DocTypes_ora11i.csv |
このファイルは、トランザクション・タイプと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。PAYABLES関連値が考慮されます。ソース請求書タイプとソース請求書配分タイプが定義され、対応するドメイン値がマップされます。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_ORA_TransactionType Dimension_APDerive |
file_ap_invoice_config_spend_ora12.csv |
このファイルは、買掛金請求書タイプとそれに対応する指示(経費の計算に含めるかどうか)の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.2.3項「Spend Analysis用に買掛金請求書タイプを構成する方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_APInvoice DistributionFact |
この項では、domainValues_Status_Purch_Approve_ora11i.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入承認状況を特定します。
SELECT A.LOOKUP_CODE FROM FND_LOOKUP_VALUES A WHERE A.LOOKUP_TYPE='AUTHORIZATION STATUS' AND A.LANGUAGE = 'US'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Status_Purch_Approve_ora11i.csvファイルを開きます。
LOOKUP_CODEをこのファイルのSTATUS_CODEカラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各LOOKUP_CODEを1つの購入承認(PURCH_APPROVAL)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Status_Purch_Cycle_ora11i.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入サイクル状況を特定します。
SELECT A.LOOKUP_CODE FROM FND_LOOKUP_VALUES A WHERE A.LOOKUP_TYPE='DOCUMENT STATE' AND A.LANGUAGE = 'US'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Status_Purch_Cycle_ora11i.csvファイルを開きます。
LOOKUP_CODEをこのファイルのSTATUS_CODEカラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各LOOKUP_CODEを1つの購入サイクル(PURCH_CYCLE)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_Purch_Orders_ora11i.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダータイプを特定します。
SELECT DISTINCT PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_SUBTYPE FROM PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL WHERE PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.LANGUAGE='US' AND PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_TYPE_CODE IN ('PO', 'PA') AND PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_SUBTYPE <> 'CONTRACT' UNION SELECT 'COMPLEXWORK_ACTUAL' FROM DUAL UNION SELECT 'COMPLEXWORK_FINANCING' FROM DUAL;
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Types_Purch_Orders_ora11i.csvファイルを開きます。
DOCUMENT_SUBTYPEをこのファイルのXACT_SUBTYPE_CODEカラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各DOCUMENT_SUBTYPEを1つの購入オーダートランザクションタイプ(PURCH_ORDERS)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_Purch_Requisitions_ora11i.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入請求タイプを特定します。
SELECT DISTINCT PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_SUBTYPE FROM PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL WHERE PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.LANGUAGE='US' AND PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_TYPE_CODE = 'REQUISITION'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Types_Purch_Requisitions_ora11i.csvファイルを開きます。
DOCUMENT_SUBTYPEをこのファイルのXACT_SUBTYPE_CODEカラムにコピーします。
7行目以降のデータをコピーしてください。
各DOCUMENT_SUBTYPEを1つの購入請求タイプ(PURCH_RQLNS)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_ora11i.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダー明細タイプを特定します。
SELECT DISTINCT PO_LINE_TYPES_V.ORDER_TYPE_LOOKUP_CODE FROM PO_LINE_TYPES_V
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_ora11i.csvファイルを開きます。
ORDER_TYPE_LOOKUP_CODEをこのファイルのXACT_TYPE_CODEカラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各ORDER_TYPE_LOOKUP_CODEを1つの購入オーダー明細タイプ(PO_LINE_TYPE)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_Code1_PO_Line_Type_ora11i.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダー明細購入基準を特定します。
SELECT DISTINCT PO_LINE_TYPES_V.PURCHASE_BASIS FROM PO_LINE_TYPES_V
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Types_Code1_PO_Line_Type_ora11i.csvファイルを開きます。
PURCHASE_BASISをこのファイルのXACT_TYPE_CODE1カラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各PURCHASE_BASISを1つの購入オーダー明細タイプ購入基準タイプ(PO_LINE_TYPE)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_ShipmentType_ora12.csvファイルの構成方法を説明します。このファイルはOracleリリース12にのみ適用されます。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダー出荷タイプを特定します。
SELECT DISTINCT PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_CODE FROM PO_LOOKUP_CODES WHERE PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_TYPE = 'SHIPMENT TYPE' AND PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_CODE IN ('STANDARD', 'PREPAYMENT', 'SCHEDULED', 'BLANKET')
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_PaymentType_ora12.csvファイルを開きます。
LOOKUP_CODEをこのファイルのXACT_TYPE_CODEカラムにコピーします。2行目以降のデータをコピーしてください。
各LOOKUP_CODEを1つの購入オーダー出荷タイプ(PO_SHIPMENT_TYPE)のドメイン値にマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_PurchaseRequisition.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの各種の購入オーダー作成方法を特定します。
SELECT DISTINCT FND_LOOKUP_VALUES.LOOKUP_CODE FROM FND_LOOKUP_VALUES WHERE FND_LOOKUP_VALUES.LOOKUP_TYPE = 'PO_DOCUMENT_CREATION_METHOD' AND FND_LOOKUP_VALUES.LANGUAGE = 'US'
注意: 英語以外のデプロイメントでは、言語コ―ドが設定されている必要があります。
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Types_PurchaseRequisition.csvファイルを開きます。
データの2行目以降、LOOKUP_CODE列をXACT_TYPE_CODE列にコピーします。
各LOOKUP_CODEを、ドメイン値のMANUALまたはAUTOのいずれかにマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Employee_Expense_Type_ora11i.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入先についての各種トランザクション・タイプを特定します。
SELECT DISTINCT FND.LOOKUP_CODE FROM FND_LOOKUP_VALUES FND WHERE LOOKUP_TYPE = 'OIE_EXPENSE_CATEGORY' AND LANGUAGE = USERENV('LANG')
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employee_Expense_Type_ora11i.csvファイルを開きます。
データの2行目以降、LOOKUP_CODE列をXACT_TYPE_CODE列にコピーします。
各LOOKUP_CODEを、対応するEXPENSE_TYPEドメイン値の1つにマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、file_xact_type_AgreementLeverageType.csvファイルの構成方法を説明します。
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるfile_xact_type_AgreementLeverageType.csvファイルを開きます。
W_XACT_TYPE_CODE1の値を構成します。
XACT_TYPE_CODEとXACT_TYPE _DESCは、7つのビジネス・シナリオ例の一覧です。シナリオ1から6では、なんらかのネゴシエーションを使用します。シナリオ7では、ネゴシエーションを使用しません。
XACT_TYPE_CODE | XACT_TYPE_DESC |
---|---|
1. 購入リリース | ローカルな包括契約、グローバルな包括契約、または計画オーダーに対するオーダーまたはリリース。 |
2. パンチアウト購入およびカタログ購入 | カタログからの購入または、外部のサプライヤ・サイト向けのカタログからパンチアウトでの購入。 |
3. 契約参照 | 契約合意に対するオーダー。 |
4. ソーシング・ドキュメント参照 | ソーシング・ドキュメントに対するオーダー。 |
5. 複合作業 | 複合作業の調達。 |
6. その他のネゴシエーション | バイヤーが示した通りの、その他のネゴシエーションによる購入。 |
7. ネゴシエーションなし | 一致する既存の包括購入契約がない、非契約購入。 |
事前に構成されたアプリケーションでは、シナリオ1~6が契約購入(W_XACT_TYPE_CODE1='Agreement')とみなされます。ビジネス・ルールがこれらのシナリオの1つを契約購入として考慮していない場合、値をNon-Agreementに変更できます。
この項では、domainValues_Xact_Sources_APSources_ora.csvファイルの構成方法を説明します。
注意: Oracle Procurement and Spend AnalyticsとOracle Financial Analyticsは、同一の構成ファイルを共有します。 |
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの買掛金トランザクションについての各種トランザクション・タイプを特定します。
SELECT DISTINCT UPPER(SOURCE) FROM AP_INVOICES_ALL
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Sources_APSources_ora.csvファイルを開きます。
手順1の問合せの結果を、データの2行目以降、ファイルのSOURCE_NAME列にコピーします。
各ソース名をそれぞれのドメイン値にマップします。
各ソース名をそれぞれのドメイン値にマップします。各ソースに対して、ドメイン値は2つあります。1つ目のドメイン値は、ソースがCREDIT_CARDアプリケーションかどうかを指定します。値はCREDIT_CARDまたはOTHERです。2つ目のドメイン値は、アプリケーションの入力が手動か電子的かを指定します。値はMANUALまたはELECTRONICです。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Employee_Expense_Status.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの承認状況コードを特定します。
SELECT LOOKUP_CODE FROM FND_LOOKUP_VALUES WHERE FND_LOOKUP_VALUES.LOOKUP_TYPE= 'EXPENSE REPORT STATUS' AND FND_LOOKUP_VALUES.LANGUAGE = USERENV('LANG')
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employee_Expense_Status.csvファイルを開きます。
LOOKUP_CODE列をSTATUS_CODE列にコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各LOOKUP_CODEを1つのW_STATUS_CODEドメイン値にマッピングします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
Spend Analysis用の買掛金請求書タイプの構成ファイルは、file_ap_invoice_config_spend_ora12.csvです。このファイルは、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)に格納されています。このファイルは、買掛金請求書タイプとそれに対応する指示(経費の計算に含めるかどうか)の一覧です。リストにはOracle EBS R12のすべてのタイプが表示されます。これは、Oracle EBS 11iの上位セットです。請求書タイプがリストされていない場合、経費の計算には含められません。請求書タイプが前払いおよびAWTの場合は、構成できない経費の計算には含められません。
この項の説明は、すべてのバージョンのOracle EBSに適用されます。
file_ap_invoice_config_spend_ora12.csvを構成するには:
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるfile_ap_invoice_config_spend_ora12.csvファイルを開きます。
Y/Nフラグを更新して、請求書タイプを経費の計算に含めるかどうかを示します。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、特定のOracle EBSバージョンに対してのみ実行する必要がある構成について説明します。この項には次のトピックが含まれます:
この項では、domainValues_PaymentType_ora12.csvファイルの構成方法を説明します。このファイルは、支払タイプと、Oracle EBS R12アプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルはOracleリリース12にのみ適用されます。
このファイルのセッションは、SDE_ORA_TransactionTypeDimension_PO_Payment_Typeです。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダー支払タイプを特定します。
SELECT PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_CODE FROM PO_LOOKUP_CODES WHERE PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_TYPE = 'PAYMENT TYPE'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_PaymentType_ora12.csvファイルを開きます。
LOOKUP_CODEをこのファイルのXACT_TYPE_CODEカラムにコピーします。
2行目以降のデータをコピーしてください。
各LOOKUP_CODEを1つの購入オーダー支払タイプ(PO_PAYMENT_TYPE)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
Oracle EBS 11.5.10でOracle Employee Expense Analyticsを実装する場合は、少なくとも11i.FIN_PF.F/11i.OIE.Iファミリ・パックと、それ以上のパッチ・セット・レベルが必要です。また、11.5.10パッチ・セット・レベルを11i.OIE.Kファミリ・パック以上で使用する場合は、次の構成手順に従う必要があります。
Oracle EBS 11.5.10用にOracle Employee Expensesを構成するには:
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Tasks」タブを表示して、SDE_ORA_EmployeeExpenseFactタスクに対する問合せを実行します。
下のペインで、「Edit」タブを表示し、「Command for Incremental Load」の値をSDE_ORA_EmployeeExpenseFactからSDE_ORA_EmployeeExpenseFact_FPに変更します。
「Edit」タブで、「Command for Full Load」の値をSDE_ORA_EmployeeExpenseFact_FullからSDE_ORA_EmployeeExpenseFact_FP_Fullに変更します。
変更を保存します。
「Subject Area」タブを表示して、「Employee Expenses」サブジェクト・エリアに問合せを実行します。
Employee Expensesに問い合せたレコードを選択し、「Assemble」をクリックしてサブジェクト・エリアをアセンブルします。
「Execute」ビューに移動し、「Employee Expenses」サブジェクト・エリアがある実行プランを選択し、次に「Build」をクリックして実行プランをビルドします。
これで実行プランの実行準備が整いました。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、PeopleSoftに適用される構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
第4.2.3.1項「PeopleSoft Procurement and Spend Analytics用のドメイン値とCSVワークシート・ファイル」
第4.2.3.2項「PeopleSoft Procurement and Spend Analytics用のCSVワークシート・ソース・ファイル」
第4.2.3.3項「PeopleSoft Procurement and Spend Analyticsの製品/購入カテゴリに関するレポート作成の有効化」
生成された値リストを変更または拡張する必要がある場合は、ソース・システムの値をドメイン値にマップすることによって、PeopleSoft Procurement and Spend Analytics用にCSVファイルを構成する必要があります。
この項では、ソース・システムから値リストを抽出する方法について説明します。値リストをシードした値と比較し、値リストがシードした値と異なる場合は、手順に従って、ドメイン値とCSVワークシート・ファイルを構成する必要があります。
注意: ワークフローを実行する前にこれらのプロシージャをデータベースでコンパイルしておかないと、一部のセッションが失敗する場合があります。ストアド・プロシージャを配置する際に問題が発生した場合は、データベースのリファレンス・ガイドを参照するか、データベース管理者に連絡してください。 |
表4-2は、PeopleSoft Procurement and Spend Analytics用のドメイン値CSVファイルの一覧です。このファイルは、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)に格納されています。
表4-2 PeopleSoft Procurement and Spend Analytics用のドメイン値のファイル
ワークシート・ファイル名 | 説明 | セッション |
---|---|---|
domainValues_Status_Purch_Approve_psft.csv |
購入承認状況の列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.1項「domainValues_Status_Purch_Approve_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_StatusDimension_PurchApprove |
domainValues_Status_Purch_Cycle_psft.csv |
購入サイクル状況の列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.2項「domainValues_Status_Purch_Cycle_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_StatusDimension_PurchCycle |
domainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csv |
購入明細タイプと、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.3項「domainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csvの構成方法: 購入オーダー明細タイプ」を参照してください。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_PO_Line_Type |
domainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csv |
購入オーダー・トランザクション・タイプの列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.4項「domainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csvの構成方法: 購入オーダー」を参照してください。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_PurchaseOrder |
domainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csv |
購入請求トランザクション・タイプの列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。PeopleSoftの購入請求には、タイプの定義がありません。ドメイン値に2レコード追加され、請求が保留中かどうかを示します。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_PurchaseRequestion |
domainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csv |
購入先トランザクション・タイプの列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。PeopleSoftの購入先には、タイプの定義がありません。ドメイン値ファイルに2つのレコード追加され、領収書が領収書なのか、ベンダーへの返品なのかを示します。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_PurchaseReceipt |
domainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csv |
購入オーダー委託コード・トランザクション・タイプの列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。PeopleSoftの委託コードには、タイプの定義がありません。ドメイン値ファイルに2つのレコード追加され、委託なのか、そうでないのかをY/Nで示します。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_Consigned_Code |
domainValues_Status_APInvoice_psft.csv |
買掛金請求書承認状況の列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.5項「domainValues_Status_APInvoice_psft.csvの構成方法: 承認状況」を参照してください。 |
SDE_PSFT_StatusDimension_APInvoiceApproval |
domainValues_Xact_Source_AP_Invoice_psft.csv |
買掛金請求書トランザクション・ソースの列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.6項「domainValues_Xact_Source_AP_Invoice_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE-PSFT_Transaction SourceDimension_APInvoice |
domainValues_Xact_Types_APInvoice_DistributionTypes_psft.csv |
買掛金請求書配分タイプ・トランザクション・タイプの列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。ドメイン値ファイルには、貨物、AWT、アイテム、その他、税および前払いという配分タイプが追加されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_APInvoiceDistribution Type |
file_xact_type_AgreementLeverageType_psft.csv |
契約レバレッジ・タイプと、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.7項「file_xact_type_AgreementLeverageType_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_AgreementLeverageType |
domainValues_Xact_Types_Expense_psft.csv |
各種の経費タイプと、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。詳細は、第4.2.3.1.8項「domainValues_Xact_Types_Expense_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_EmployeeExpense |
domainValues_Xact_Types_ExpensePay_psft.csv |
経費支払タイプと、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.9項「domainValues_Xact_Types_ExpensePay_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_ExpensePayType |
domainValues_Status_Expense_psft.csv |
経費状況と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.10項「domainValues_Status_Expense_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_StatusDimension_EmployeeExpense |
domainValues_Payment_Method_psft.csv |
経費支払方法と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.1.11項「domainValues_Payment_Method_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_Payment MethodDimension_EmployeeExpense |
この項では、domainValues_Status_Purch_Approve_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの購入オーダーと購入請求に対する購入承認状況を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME IN('PO_STATUS','CURR_STATUS') ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Status_Purch_Approve_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのSTATUS_CODE列にFIELDVALUEをコピーします。9行目以降のデータをコピーしてください。
各FIELDVALUEを1つの購入承認(PURCH_APPROVAL)のドメイン値にマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Status_Purch_Cycle_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの購入サイクル状況を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME IN('PO_STATUS','CURR_STATUS') ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Status_Purch_Cycle_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのSTATUS_CODE列にFIELDVALUEをコピーします。9行目以降のデータをコピーしてください。
各FIELDVALUEを1つの購入サイクル(PURCH_CYCLE)のドメイン値にマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、購入オーダー明細タイプ・トランザクション・タイプのdomainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの購入オーダー明細タイプを特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME =('POAMOUNT_YN') ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのXACT_SUBTYPE_CODE列にFIELDVALUEをコピーします。11行目以降のデータをコピーしてください。
各FIELDVALUEを1つの購入オーダー明細タイプ・トランザクション・タイプ(PO_LINE_TYPE)のドメイン値にマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、購入オーダー・トランザクション・タイプのdomainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの購入オーダー・タイプを特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME =('PO_TYPE') ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのXACT_SUBTYPE_CODE列にFIELDVALUEをコピーします。11行目以降のデータをコピーしてください。
各FIELDVALUEを1つの購入オーダー・トランザクション・タイプ(PURCH_ORDERS)のドメイン値にマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
配信済ドメイン値ファイルには、GEN (STANDARDとしての定義)、KAN (PLANNEDとしての定義)の値、購入オーダー・タイプおよびBLANKETの追加タイプが入っています。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Status_APInvoice_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの買掛金請求書承認状況を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME =('APPR_STATUS') ORDER BY 1
また、ドメイン値ファイルには、取消済状況のエントリがあります。このエントリはXと定義されます。これはENTRY_STATUS値です。
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Status_Purch_Approve_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのSTATUS_CODE列にFIELDVALUEをコピーします。10行目以降のデータをコピーしてください。
各FIELDVALUEを1つの承認(APPROVAL)のドメイン値にマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、買掛金請求書トランザクション・ソースのdomainValues_Xact_Types_Procurement_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの買掛金請求書ソース・タイプを特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME IN('VCHR_SRC') ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Source_AP_Invoice_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのSOURCE_CODE列にFIELDVALUEをコピーします。10行目以降のデータをコピーしてください。
各FIELDVALUEを1つの買掛金請求書のドメイン値にマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
各ソースに対して、ドメイン値は2つあります。1つ目のドメイン値は、ソースがCREDIT_CARDアプリケーションかどうかを指定します。値はCREDIT_CARDまたはOTHERです。2つ目のドメイン値は、アプリケーションの入力が手動か電子的かを指定します。値はMANUALまたはELECTRONICです。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、file_xact_type_AgreementLeverageType_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるfile_xact_type_AgreementLeverageType_psft.csvを開きます。
W_XACT_TYPE_CODE1の値を構成します。
次の表は、XACT_TYPE_CODEとXACT_TYPE_DESCに対する7つのビジネス・シナリオの一覧です。シナリオ1から6では、一種のネゴシエーションを使用します。シナリオ7では、ネゴシエーションを使用しません。Oracle EBSのみ、7つすべてのシナリオをサポートします。
注意: PeopleSoftは、これらのシナリオ(5)はサポートしません。複合作業および6。その他のネゴシエーション。 |
XACT_TYPE_CODE | XACT_TYPE_DESC |
---|---|
1. 購入リリース | ローカルな包括契約、グローバルな包括契約、または計画オーダーに対するオーダーまたはリリース。 |
2. パンチアウト購入およびカタログ購入 | カタログからの購入または、外部のサプライヤ・サイト向けのカタログからパンチアウトでの購入。 |
3. 契約参照 | 契約合意に対するオーダー。 |
4. ソーシング・ドキュメント参照 | ソーシング・ドキュメントに対するオーダー。 |
5. 複合作業 | 複合作業の調達。 |
6. その他のネゴシエーション | バイヤーが示した通りの、その他のネゴシエーションによる購入。 |
7. ネゴシエーションなし | 一致する既存の包括購入契約がない、非契約購入。 |
事前に構成されたアプリケーションでは、シナリオ1から6が契約購入(W_XACT_TYPE_CODE1=Agreement)とみなされます。ビジネス・ルールがこれらのシナリオの1つを契約購入として考慮していない場合、値をNon-Agreementに変更します。
この項では、domainValues_Xact_Types_Expense_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの従業員経費レポートの各種経費タイプを特定します。
SELECT DISTINCT EXPENSE_TYPE FROM PS_EX_TYPES_TBL
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Types_Expense_psft.csvを開きます。
XACT_TYPE_CODE列に、EXPENSE_TYPE列をコピーします。2行目以降のデータをコピーしてください。
各経費タイプを、対応するEXPENSE_TYPEドメイン値の1つにマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_ExpensePay_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの従業員経費レポートの各種経費支払タイプを特定します。
SELECT A.FIELDVALUE FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A LEFT OUTER JOIN PSXLATITEMLANG B ON A.FIELDNAME=B.FIELDNAME AND A.FIELDVALUE=B.FIELDVALUE AND B.LANGUAGE_CD='ENG' WHERE A.EFFDT=(SELECT MAX(C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME=A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE ) AND A.FIELDNAME='EX_PYMNT_TYPE'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Xact_Types_ExpensePay_psft.csvを開きます。
FIELDVALUEとXLATLONGNAMEを、このファイルのXACT_TYPE_CODE列とXACT_TYPE_DESC列にそれぞれコピーします。2行目以降のデータをコピーしてください。
各経費支払タイプを、対応するEXPENSE_PAY_TYPEドメイン値の1つにマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Status_Expense_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの従業員経費レポートの各種経費状況を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE FIELDVALUE, A.XLATSHORTNAME XLATSHORTNAME, A.XLATLONGNAME XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A LEFT OUTER JOIN PSXLATITEMLANG B ON A.FIELDNAME=B.FIELDNAME AND A.FIELDVALUE=B.FIELDVALUE AND B.LANGUAGE_CD='ENG' WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX(C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE ) AND A.FIELDNAME='SHEET_STATUS'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Status_Expense_psft.csvファイルを開きます。
FIELDVALUEをSTATUS_CODEに、XLATESHORTNAMEをSTATUS_NAMEに、XLATLONGNAMEをSTATUS_DESCにコピーします。2行目以降のデータをコピーしてください。
各経費状況を、対応するEXPENSE REPORT STATUSドメイン値の1つにマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Payment_Method_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの従業員経費の各種経費支払方法を特定します。
SELECT DISTINCT EXPEND_MTHD, DESCR FROM PS_EX_EXP_MTHD_TBL
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Payment_Method_psft.csvファイルを開きます。
EXPEND_MTHDとDESCRを、このファイルのPAYMENT_METHOD_CODE列とPAYMENT_METHOD_DESC列にそれぞれコピーします。2行目以降のデータをコピーしてください。
各経費支払方法を、対応する経費支払方法ドメイン値の1つにマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存して閉じます。
表4-3は、PeopleSoft Procurement and Spend Analytics用のCSVワークシート・ソース・ファイルの一覧です。このファイルは、$PMServer\SrcFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesなど)に格納されています。
表4-3 PeopleSoft Procurement and Spend Analytics用のCSVワークシート・ソース・ファイル
ワークシート・ファイル名 | 説明 | セッション |
---|---|---|
File_StatusDimension_PurchaseRequisition_psft.csv |
購入請求状況の列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルには、購入請求のサイクル状況のソース値とドメイン値の両方が入っています。値は、UNAPPROVED、UNPROCESSED、UNFULFILLED、FULFILLEDおよびNOT APPLICABLEが定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_PSFT_StatusDimension_PurchaseRequisition |
File_TransactionType Dimension_PO_CreationMethod_psft.csv |
購入オーダー作成方法トランザクション・タイプの列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルには、購入オーダー作成方法のソース値とドメイン値の両方が入っています。1つのドメイン値に対して、値はBATCHとONLINEが定義されています。その他のドメイン値に対しては、値はAUTOとMANUALが定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_PO_Creation_Method |
file_purchasing_transaction_source_psft.csv |
購入オーダー・トランザクション・ソースの列と、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルには、購入オーダー受領ソースのソース値とドメイン値の両方が入っています。RECEIVINGタイプに対してドメイン値をPOとする値POが定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_PSFT_Transaction SourceDimension_Purchasing |
file_ap_invoice_config_spend_voucher_psft.csv |
買掛金請求書ドキュメント・タイプと、それに対応する指示(PeopleSoftアプリケーションの経費の計算に含めるかどうか)の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.2.1項「file_ap_invoice_config_spend_voucher_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_APInvoiceLineFact |
file_ap_invoice_spendtypes_psft.csv |
買掛金請求書配分タイプと、PeopleSoftアプリケーションの経費タイプに対応するドメイン値の一覧です。このファイルには、買掛金支払書配分経費タイプのソース値とドメイン値の両方が入っています。ITEM、TAX、FREIGHTおよびMISCELLANEOUSという配分タイプに対して、PO MATCHED、PAYABLES LEAKAGEおよびPO NOT REQUIREDの値が定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_APInvoiceSpendType |
PROCUREMENT_PO_CONSIGNED_CODE_PSFT.csv |
PeopleSoftアプリケーションの購入オーダー委託コード値の一覧です。このファイルでは、トランザクション・タイプに対する購入オーダー委託コードのソース値とコード次元を定義しています。値は、Y (委託済)とN (標準)が定義されています。このファイルに対する構成は必要ありません。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_Consigned_Code, SDE_PSFT_CodeDimension_Supply_Chain_Purchasing_Consigned_Code |
file_xact_type_AgreementLeverageType_psft.csv |
契約レバレッジ・タイプと、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第4.2.3.2.2項「file_xact_type_AgreementLeverageType_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_Transaction TypeDimension_AgreementLeverageType |
この項では、買掛金請求書の経費計算用にfile_ap_invoice_config_spend_voucher_psft.csvファイルを構成する方法について説明します。
このファイルでは、買掛金請求書タイプを定義します。また、このファイルには、タイプが経費の計算に含まれるかどうかを示すフラグがあります。
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\SrcFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesなど)にあるfile_ap_invoice_config_spend_voucher_psft.csvファイルを開きます。
Y/Nフラグを更新して、このタイプを経費の計算に含めるかどうかを示します。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、file_xact_type_AgreementLeverageType_psft.csvファイルの構成方法を説明します。
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\SrcFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesなど)にあるfile_xact_type_AgreementLeverageType_psft.csvファイルを開きます。
W_XACT_TYPE_CODE1の値を構成します。
次の表は、XACT_TYPE_CODEとXACT_TYPE_DESCに対する7つのビジネス・シナリオの一覧です。シナリオ1から6では、一種のネゴシエーションを使用します。シナリオ7では、ネゴシエーションを使用しません。Oracle EBSのみ、7つすべてのシナリオをサポートします。
注意: PeopleSoftは、これらのシナリオ(5)はサポートしません。複合作業および6。その他のネゴシエーション。 |
XACT_TYPE_CODE | XACT_TYPE_DESC |
---|---|
1. 購入リリース | ローカルな包括契約、グローバルな包括契約、または計画オーダーに対するオーダーまたはリリース。 |
2. パンチアウト購入およびカタログ購入 | カタログからの購入または、外部のサプライヤ・サイト向けのカタログからパンチアウトでの購入。 |
3. 契約参照 | 契約合意に対するオーダー。 |
4. ソーシング・ドキュメント参照 | ソーシング・ドキュメントに対するオーダー。 |
5. 複合作業 | 複合作業の調達。 |
6. その他のネゴシエーション | バイヤーが示した通りの、その他のネゴシエーションによる購入。 |
7. ネゴシエーションなし | 一致する既存の包括購入契約がない、非契約購入。 |
事前に構成されたアプリケーションでは、シナリオ1から6が契約購入(W_XACT_TYPE_CODE1=Agreement)とみなされます。ビジネス・ルールがこれらのシナリオの1つを契約購入として考慮していない場合、値をNon-Agreementに変更します。
Procurement and Spend Analyticsでは、製品/購入カテゴリを使用して請求書や発注書を作成するお客様を対象に、Procurement and Spend Analyticsが製品/購入カテゴリ階層別のレポート作成をサポートします。
PeopleSoft Enterpriseアプリケーションでは、製品/購入カテゴリ階層はツリーに格納されます。PeopleSoft Enterpriseアプリケーション・ユーザーは、ツリーを選択してから、eProcurementメニューの購買要求の作成オプションを使用して、そのツリーのカテゴリを項目に割り当てます。
PeopleSoftソース・システムのTREE_NAMEのデフォルト値は、ALL_PURCHASE_ITEMSです。組織でTREE_NAMEの値を別の値に変更していない状態で、このTREE_NAMEを使用してレポートを作成する場合、製品/購入カテゴリ階層のレポートを作成する際に構成を追加する必要はありません。
組織でTREE_NAMEのデフォルト値を変更している場合には、この項の説明に従って、次のタスクを実行する必要があります。
次のSQL問合せを使用してPeopleSoft Enterpriseアプリケーションからツリー名を抽出し、TREE_NAMEの値を確認します。
SELECT * FROM PSTREEDEFN WHERE TREE_STRCT_ID = 'ITEMS'
製品/購入カテゴリに対してビジネス・インテリジェンス・レポート作成を有効化するには、DACを使用して次のタスクを構成します。
SDE_PSFT_ProductDimension_ItemCategory
SDE_PSFT_ProductDimension_ItemMaster
この2つのタスクで、変数$$TREE_NAME1の値をレポート作成に使用するツリー名に設定して、変更を保存します。
この項では、Oracle Procurement and Spend Analyticsの追加構成手順について説明します。
第4.3.1項「すべてのソース・システム用にOracle Procurement and Spend Analyticsを構成する手順」
第4.3.2項「Oracle EBS用にOracle Procurement and Spend Analyticsを構成する手順」
第4.3.3項「PeopleSoft用にOracle Procurement and Spend Analyticsを構成する手順」
この項では、すべてのソース・システムに適用される構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
購入先集計テーブル(W_PURCH_RCPT_A)は、サプライヤからの製品受領および購入組織からサプライヤへの購入オーダーに関する情報の取得に使用されます。
初期ETLを実行するには、GRAINパラメータに、購入先集計要素テーブルの時間集計レベルを構成する必要があります。
増分ETLを実行するには、時間集計レベルとソースIDを構成する必要があります。ソースIDの値は、データの取得元であるソース・システムを表します。
増分ETLを実行できるように購入先テーブルを集計するには、次の2つのパラメータを構成する必要があります。
GRAIN
$$TIME_GRAIN
これらのパラメータのデフォルト値はMONTHです。指定できる値は、DAY、WEEK、MONTH、QUARTER、YEARです。
初期ETLの実行時には、購入先明細集計テーブルはベーステーブルから完全ロードされます。テーブルのレコードは、数百万件になる可能性があります。このため、以降の増分ETLの実行時には、購入先集計テーブルがベーステーブルから再び完全ロードされることはありません。Oracle Business Analytics Warehouseでは、ベーステーブルの更新に伴い集計テーブルを増分的に変更することで、増分集計の負荷が最小限になります。
「Supply Chain - Purchase Receipts」サブジェクト・エリアがDACの実行プランに含まれている場合は、次のタスクを使用して、購入先データを抽出します。
SIL_PurchaseReceiptAggregate_Derive_PreSoftDeleteImageは、前回のETLの実行後に実表から削除されるレコードを検索し、それらのレコードをW_PURCH_RCPT_TMP表にロードします。これらのレコードのメジャーは、-1で乗算されます。タスクがソース固有のワークフローで実行された後、レコードが実表から削除されます。
SIL_PurchaseReceiptAggregate_Derive_PreLoadImageは、前回のETLの実行後に実表で更新されるレコードを検索し、それらのレコードをW_PURCH_RCPT_TMP表にロードします。これらのレコードのメジャーは、-1で乗算されます。タスクがソース固有のワークフローで実行された後、レコードが実表で更新されます。
PLP_PurchaseReceiptAggregate_Derive_PostLoadImageは、前回のETLの実行後に実表で挿入または更新されるレコードを検索し、それらのレコードを符号の変更なしに、W_PURCH_RCPT_TMP表にロードします。レコードが実表で更新または挿入された後、ロード後処理ワークフローでタスクが実行されます。
PLP_PurchaseReceiptAggregate_Loadは、W_PURCH_RCPT_TMP表を集計してW_PURCH_RCPT_A集計テーブルと結合し、その集計テーブルに新しいバケットまたは更新された既存のバケットを挿入します。
購入先集計テーブル(W_PURCH_RCPT_A)をロードするには、ロード後処理のパラメータ・ファイルとソース・システムのパラメータ・ファイルを構成し、初期ワークフローを実行してから増分ワークフローを実行する必要があります。
購入先集計テーブルを構成するには:
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Tasks」タブを表示します。
次のタスクごとに、「Parameters」サブタブを表示して、パラメータ名とパラメータ値のペアを次のように作成します。
SIL_PurchaseReceiptAggregate_Derive_PreLoadImage $$TIME_GRAIN MONTH
SIL_PurchaseReceiptAggregate_Derive_PreSoftDeleteImage $$TIME_GRAIN MONTH
PLP_PurchaseReceiptAggregate_Derive_PostLoadImage $$TIME_GRAIN MONTH
PLP_PurchaseReceiptAggregate_Load $$GRAIN 'MONTH'
汎用ソースに対する購入先集計テーブルを構成するには:
テキスト・エディタを使用して、DAC ServerコンピュータのDac\Informatica\parameters\inputフォルダにあるparameterfileDW.txtファイルを開きます。
次に例を示します。
C:\orahome\10gversion\bifoundation\dac\Informatica\parameters\input
PLP_PurchaseReceiptAggregate*タスクおよびSIL_PurchaseReceiptAggregate*タスクのパラメータ・エントリを見つけます。
デフォルトのパラメータ値を新しい値で置き換えます。
ファイルを保存して閉じます。
購入サイクル明細集計テーブル(W_PURCH_CYCLE_LINE_A)は、購入サイクル明細に関する情報を取得する目的で使用されます。
初期ETLを実行するには、GRAINパラメータに、購入サイクル明細集計要素テーブルの時間集計レベルを構成する必要があります。
増分ETLを実行するには、時間集計レベルとソースIDを構成する必要があります。ソースIDの値は、データの取得元であるソース・システムを表します。
増分ETLを実行できるように購入サイクル明細テーブルを集計するには、次の2つのパラメータを構成する必要があります。
GRAIN
$$TIME_GRAIN
これらのパラメータのデフォルト値はMONTHです。指定できる値は、DAY、WEEK、MONTH、QUARTER、YEARです。
初期ETLの実行時には、購入サイクル明細集計テーブルはベーステーブルから完全ロードされます。テーブルのレコードは、数百万件になる可能性があります。以降のETLの実行時には、購入サイクル明細細集計テーブルがベーステーブルから再び完全ロードされることはありません。Oracle Business Analytics Warehouseでは、ベーステーブルの更新に伴い集計テーブルを増分的に変更することによって、増分集計の負荷が最小限に抑えられます。
「Supply Chain - Purchase Cycle Lines」サブジェクト・エリアがDACの実行プランに含まれている場合、次のタスクを使用して購入サイクル明細データを抽出します。
SIL_PurchaseCycleLinesAggregate_Derive_PreSoftDeleteImageは、前回のETLの実行後に実表から削除されるレコードを検索し、それらのレコードをW_PURCH_CYCLE_LINE_TMP表にロードします。タスクがソース固有のウィンドウで実行された後、レコードが実表から削除されます。
SIL_PurchaseCycleLinesAggregate_Derive_PreLoadImageは、前回のETLの実行後に実表で更新されるレコードを検索し、それらのレコードをW_PURCH_CYCLE_LINE_TMP表にロードします。これらのレコードのメジャーは、-1で乗算されます。タスクがソース固有のワークフローで実行された後、レコードが実表で更新されます。
PLP_PurchaseCycleLinesAggregate_Derive_PostLoadImageは、前回のETLの実行後に実表で挿入または更新されるレコードを検索し、それらのレコードを符号の変更なしに、W_PURCH_CYCLE_LINE_TMP表にロードします。レコードが実表で更新または挿入された後、ロード後処理ワークフローでタスクが実行されます。
PLP_PurchaseCycleLinesAggregate_Loadは、W_PURCH_CYCLE_LINE_TMP表を集計してW_PURCH_CYCLE_LINE_A集計テーブルと結合し、その集計テーブルに新しいバケットまたは更新された既存のバケットを挿入します。
購入サイクル明細集計テーブル(W_PURCH_CYCLE_LINE_A)をロードする前に、次のように、ロード後処理のパラメータを構成し、初期ワークフローを実行してから増分ワークフローを実行する必要があります。
購入サイクル明細集計テーブルを構成するには:
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Tasks」タブを表示します。
次のタスクごとに、「Parameters」サブタブを表示して、パラメータ名とパラメータ値のペアを次のように作成します。
SIL_PurchaseCycleLinesAggregate_Derive_PreLoadImage $$TIME_GRAIN MONTH
SIL_PurchaseCycleLinesAggregate_Derive_PreSoftDeleteImage $$TIME_GRAIN MONTH
PLP_PurchaseCycleLinesAggregate_Derive_PostLoadImage $$TIME_GRAIN MONTH
PLP_PurchaseCycleLinesAggregate_Load $$GRAIN 'MONTH'
この項では、Oracle EBSに適用される構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
この構成手順は、「経費」機能エリアにも適用されます。
ソース・システムの購入オーダー・レコードに、抽出しなくてもよい特定のタイプのレコードがあるとします。このような場合は、マップレットのソース修飾子のフィルター条件を変更できます。デフォルトでは、フィルタ条件がPLANNED
、BLANKET
またはSTANDARD
に設定されています。この値は、特定のタイプのレコードのみを抽出できる特定の条件文に変更できます。
特定のタイプの購入オーダー・レコードを抽出するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_ORAVersion_Adaptorを開きます。
マップレットmapplet mplt_BC_ORA_PurchaseOrderFactを開きます。
「Source Qualifier」をダブルクリックして「Edit Transformations」ダイアログを開き、「Properties」タブを表示します。
「Transformation Attribute」列で「SQL Query」を選択し、「Value」列で下向きの矢印をクリックして、「SQL Editor」ダイアログを表示します。
「SQL」ボックスで、ビジネス要件に合せて、デフォルトのフィルタ条件を新しいフィルタ文に置き換えます。
文のWHERE
句を編集します。
「Apply」をクリックして変更内容を保存し、「OK」をクリックして終了します。
式を確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
マップレットmplt_BC_ORA_PurchaseScheduleLinesFactに対して、手順2から8を繰り返します。
EBSに対してOracle Procurement and Spend Analyticsを有効化すると、Oracle Project Analyticsの次元表を使用できます。この統合は、Oracle Project Analyticsのライセンスを所有している場合にのみ実行できます。
統合を有効にするには:
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
Subject Areasタブを表示します。
デプロイする各サブジェクト・エリアに対し、次の手順を実行します。
サブジェクト・エリアを選択します。
上のペインに「Configuration Tags」タブを表示します。
「Enable Project Dimensions」タグを選択します。
「Inactive」チェック・ボックスを選択解除します。
サブジェクト・エリアをアセンブルします。
「Execute」ボタンをクリックして、更新したサブジェクト・エリアの実行プランを構築します。
この項では、PeopleSoftに適用される構成手順について説明します。内容は、次のとおりです。
PeopleSoftに対してOracle Procurement and Spend Analyticsを有効化すると、Oracle Project Analyticsの次元を使用できます。この構成は、Oracle Project Analyticsのライセンスを所有している場合にのみ実行できます。
統合を有効にするには:
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
Subject Areasタブを表示します。
デプロイする各サブジェクト・エリアに対し、次の手順を実行します。
サブジェクト・エリアを選択します。
上のペインに「Configuration Tags」タブを表示します。
「Enable Project Dimensions」タグを選択します。
「Inactive」チェック・ボックスを選択解除します。
サブジェクト・エリアをアセンブルします。
「Execute」ボタンをクリックして、更新したサブジェクト・エリアの実行プランを構築します。
この項では、汎用的に適用される構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
経費には、ファクト表(W_EXPENSE_F)が1つあり、従業員経費を検討するための指標とレポートをサポートします。いくつかのマッピングにより、これらの表を移入し、完全な抽出、ロードおよび更新を行います。これらは、ユーザー組織のビジネス・ルールに合せて構成できます。次のシナリオは、個々のPowerCenterオブジェクトの変更を開始し、汎用ソースに対して固有の構成手順を容易する前に、決めておく必要がある点について説明します。
汎用Source Adapterマップレットによって、データがフラット・ファイル・インタフェースから抽出され、Oracle Business Analytics Warehouseに移入されます。プロジェクトのこの段階では、次の情報を構成できます。
システム・フラグとインジケーター。レコードの却下設定を示すシステム・フラグのほか、従業員が優先ベンダーを使用しているかどうか、経費を顧客に請求できるかどうかおよび経費項目に対して領収書を発行できるかどうかを示す様々なシステム・フラグを構成できます。
通貨および支払に関するオプション。為替レートの設定に使用する日付の構成、複数のコストセンターへの経費配分を許可するかどうかの決定およびデータ・ウェアハウスでの支払タイプの定義を実行できます。
これらを構成する前に、次の事項を決定しておく必要があります。
前払い。前払いレコードには、一意の経費項目番号が付けられます。1つの経費レポートに複数の前払いレコードを使用できるようにする場合は、前払いレコードごとに固有のIDを付ける必要があります。
違反。多くの組織は、企業の経費ポリシーに対する違反を項目レベル(航空運賃の明細項目が2,000ドルを超えているなど)、前払いレベル(前払い金額が500ドルを超えているなど)および経費レポート・レベル(レポートの経費総額が5,000ドルを超えているなど)で取得します。現在、Oracle Business Analytics Warehouseでは、項目レベルの違反は、対応する項目レコードに格納され、前払いレベルとレポートレベルの違反は、どちらも前払いレコードに格納されます。また、各レコードには、違反の詳細が格納されるW_REASON_Dを参照するVIOLATION_WIDが設定されます。分析システムでの実行方法に応じて、違反数と違反キーが適切に反映されるように汎用ビジネス・アダプタ・ファイルを編集する必要があります。次に例を示します。
請求者が前払いポリシーに違反していて、レポート・レベルでは違反していない場合、VIOLATION_IDは前払い違反のみを参照します。違反数は前払い違反数と同数になります。
請求者が経費レポートで企業ポリシーに違反していて、その請求者が前払いを受けていない場合は、フラット・ファイルに前払い用のダミー・レコードを追加して、前払い額をゼロに設定し、違反数を経費レポート違反の合計数として入力する必要があります。この場合、VIOLATION_IDは経費レポート違反データのみを参照します。
請求者が前払いポリシーと経費レポート・ポリシーの両方に違反している場合は、違反数を合計して、その値をフラット・ファイル・レコードに入力する必要があります。VIOLATION_IDに値は指定されません。ただし、組織が違反に優先順位を付け、最も重要な違反にVIOLATION_IDポイントを持たせる場合、W_REASON_D内の該当するエントリを指すことができます。
Oracle Business Analytics Warehouseには、請求者が経費項目に優先取引先を使用したかどうかを示す優先取引先フラグが用意されています。このフラグには、Y
(優先取引先から取得した項目)、またはN
(記録されていない取引先から取得した項目)のいずれかの値を設定できます。カスタム・ロジックを使用して取引先の状況を判別する場合は、そのロジックを経費のSource Adapterに追加する必要があります。
優先取引先フラグを構成するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_Universal_Adaptorフォルダを開きます。
Mapping Designerで、SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログを開き、「Port」タブを表示します。
PREF_MERCHANT_FLGというポートがない場合、「Add Port」アイコンをクリックして、PREF_MERCHANT_FLGというポートを追加します。
必要に応じて、PREF_MERCHANT_FLGポート・ロジックを構成します。
マップレットを確認し、「OK」をクリックして終了します。
変更内容をリポジトリに保存します。
Oracle Business Analytics Warehouseには、経費項目を顧客に請求するか、組織で支払うかを登録する顧客請求可インジケーターがあります。このフラグには、Y
(費用を顧客に請求する)またはN
(費用を組織で支払う)のいずれかの値を設定できます。カスタム・ロジックを使用して顧客への請求が可能かどうかを判別する場合は、そのロジックを経費のSource Adapterに追加する必要があります。
顧客請求可インジケータを構成するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_Universal_Adaptorフォルダを開きます。
Mapping Designerで、SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログを開き、「Port」タブを表示します。
CUST_BILLABLE_FLGというポートがない場合、「Add Port」アイコンをクリックします。次に、CUST_BILLABLE_FLG = your_expressionというポートを追加します。
マップレットを確認し、「OK」をクリックして終了します。
変更内容をリポジトリに保存します。
Oracle Business Analytics Warehouseには、請求者が経費レポートの明細項目に対して領収書を発行したかどうかを登録する領収書インジケーターがあります。このフラグには、Y(領収書発行可)またはN(領収書発行不可)のいずれかの値を設定できます。カスタム・ロジックを使用して領収書が発行可能かどうかを示す場合は、そのロジックを経費のSource Adapterに追加する必要があります。
領収書インジケータを構成するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_Universal_Adaptorフォルダを開きます。
Mapping Designerで、SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログを開き、「Port」タブを表示します。
RECEIPT_FLGというポートがない場合、「Add Port」アイコンをクリックして、RECEIPT_FLGというポートを追加します。
RECEIPT_FLG_OUTというポートを追加し、フラグOのみを選択します。フラグIとフラグVは選択解除しておきます。領収書のフラグにユーザーの式を挿入します。ユーザーの式では、ビジネス・ロジックに基づいて、入力ポートRECEIPT_FLGやその他の入力列を使用できます。
RECEIPT_FLGをターゲットに再マップし、マッピングを検証します。
変更内容をリポジトリに保存します。
従業員経費が複数のコスト・センターに配分される場合もあります。たとえば、テクニカル・サポートでは、1つのオフィスでの出張を、いくつものコスト・センターに関連付けることが頻繁に発生します。その経費は、そのサービスを利用した人達の間で分けることができます。このコスト・センター配分は、ソース・システムまたはファイルからのパーセンテージであることが期待されます。パーセンテージがなければ、NULL値が返されます。ただし、こうするとそれ以上の計算をしなくなるので、唯一のコスト・センターに課金する場合、システムからヌル値が戻るようにするよりは、デフォルトを100%に構成することをお薦めします。
デフォルトの経費配分率を構成するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_Universal_Adaptorフォルダを開きます。
Mapping Designerで、SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログを開き、「Port」タブを表示します。
DIST_PERCENTAGEというポートがない場合、「Add Port」アイコンをクリックします。次に、DIST_PERCENTAGE = expression_that_sets_this_to_100%というポートを追加します。
マップレットを確認します。
変更を保存します。
Oracle Business Analytics Warehouseは、為替レートに関して、ドキュメント(取引通貨または換算元通貨)およびグループ(企業包括通貨)への通貨換算をサポートしています。Oracle Business Analytics Warehouseでは、特定の参照日付を使用して、経費が発生した日付(ACTUAL_EXP_DT)の為替レートを特定します。通貨換算の参照に別の日付を使用する場合は、次の手順を実行する必要があります。
為替レート参照日付を構成するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_Universal_Adaptorフォルダを開きます。
Mapping Designerで、SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログを開き、「Port」タブを表示します。
EXT_XRATE_LOOKUP_DATEというポートがない場合、「Add Port」アイコンをクリックして、EXT_XRATE_LOOKUP_DATEというポートを追加します。
事前構成されている式に独自の参照日付を代入して、参照日付ロジックを編集します。
マップレットを確認し、「OK」をクリックして終了します。
変更を保存します。