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Oracle Tuxedoを使用するには、DCLスクリプトを使用して構成する必要があります。このスクリプトは、マシンを再起動するたびに実行する必要があります。Oracle Tuxedoの管理者は、DCLスクリプトをスタートアップ環境に置いて、マシンの再起動時にスクリプトが実行されるようにできます。
マシンからOracle Tuxedoを削除するには、次の手順に従います。
注意: | この手順を実行すると、Oracle Tuxedoインストール・ディレクトリにあるファイルとディレクトリがすべて削除されます。インストール後に作成された可能性のあるCoreパッケージに含まれない一時ファイルは削除されません。一時ファイルは、削除コマンドを使用して手動で削除する必要があります。 |
dest_dir.bin
ディレクトリに変更します(dest_dir
はインストール時に指定したディレクトリ)。注意: | Oracle Tuxedoは、vps_daemonが停止した後にアンインストールします。アンインストール手順により、インストールされているすべてのファイル(インストール後に変更したファイルを含む)が削除されます。例: |
注意: | SYSREGIIOP.RDP SYSREGTGIOP.RDP SYSTEM.RDP TLISTEN.PW RM WEBGUI.INI SNMP.INI vps_init.txt |
Oracle Tuxedoに付属のOpenVMS用Apache非商用サーバーを使用するには、ディレクトリとURLのマッピングを構成する必要があります。
Apache非商用サーバーがすでにシステムにインストールされているとします。
WebサーバーではTUXADM.EXE
cgi-binスクリプトが実行されるため、関連する論理名にWebサーバーがアクセスできるようにする必要があります。Oracle TuxedoがSYSTEMとしてインストールされている場合、追加の構成は不要です。ただし、Oracle Tuxedoが特定のグループにインストールされている場合は、Apache非商用サーバーを同じグループで実行する必要があります。そうしないと、Apache非商用サーバーで正しい変数が環境に設定されません。
DocumentRoot
の値をwebguitop.htmlファイルのディレクトリの名前で置き換えます。Oracle Tuxedoの標準インストールでは、'/tuxroot/udataobj/webgui
'になります。 別名'/java'をローカル・ディレクトリ'/tuxroot/udataobj/webgui/java
'に追加し、このディレクトリに属性を設定します。
スクリプトの別名'CGI-BIN'をローカル・ディレクトリ'/tuxroot/bin
'に追加し、このディレクトリに属性を設定します。
次の例は、Webコンソール・アプリケーションの設定方法を示しています。
Oracle TuxedoがDKA100:[TUXEDO]にインストールされているとします。
APACHE$MENU.COM
を実行します。Apacheメニューが次のように表示されます。
1. Configure the Secure Web Server
5. Run OpenSSL Certificate tool
6. Convert directory tree to Stream_LF
7. Start up an Apache instance
8. Shut down an Apache instance
9. Show status of an Apache instance
10. Add a node to CSWS in a cluster environment
オプション9を選択すると、既存のApacheインスタンスが表示されます。
Registered Apache Instances
1. SWS APACHE$COMMON:[CONF]HTTPD.CONF
2. csws sys$sysdevice:[APACHE$WWW.CONF]httpd.conf
3. Exit
たとえば、Tuxedo Webコンソール・アプリケーションをデプロイするには、次のように最初のインスタンスを選択します。
Modify APACHE$COMMON:[CONF]HTTPD.CONF
Replace DocumentRoot value
Original:
DocumentRoot "/apache$root/htdocs"
<Directory "/apache$root/htdocs">
…
</Directory>
New:
DocumentRoot "/tuxroot/udataobj/webgui"
<Directory "/tuxroot/udataobj/webgui">
…
</Directory>
Add alias '/java'
Alias /java "/tuxroot/udataobj/webgui/java/"
<Directory "/tuxroot/udataobj/webgui/java">
Options Indexes
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
Add scriptalias 'CGI-BIN'
ScriptAlias /CGI-BIN/ "/tuxroot/bin/"
<Directory "/tuxroot/bin">
AllowOverride None
Options None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
これで、Tuxedo Webコンソール・アプリケーションを実行できます。
リンク修飾子"/THREADS_ENABLE
"は、マルチスレッドのOracle Tuxedoアプリケーションのビルドに必要です。/THREADS_ENABLE
を使用しないアプリケーションのビルドは、信頼性が低くなったり、予期せぬ動作が発生する場合があります。シングルスレッドのOracle Tuxedoアプリケーションでは、この修飾子を使用しません。
マルチスレッドOracle Tuxedoアプリケーションでは、他のプロセスと通信するための独自のメールボックスが各プロセスにあります。メッセージをすぐに受信できるように、各メールボックスでそれぞれ4つのリクエストがキューに入れられます。つまり、各スレッドでそれぞれ4つのBIOが必要になります。
注意: | BIOLM割当て制限の上限に達すると、プロセスはRWINS状態になります。BIOLMサイズは、プロセスのスレッド数の少なくとも4倍 以上になるようにしてください。 |
Oracle Tuxedo for OpenVMSでは、静的XAスイッチのMQRMIXASwitch
のみをサポートします。
特定の場合に、tcpnodelack
を設定すると、ネットワークのパフォーマンスが向上することがあります。実行する手順は次のとおりです。
Buildmqadapter
はXCBINDIR
環境変数をサポートしていません。'-o
'オプションが指定されていない場合は、バイナリがローカル・ディレクトリに作成されます。
MAXSERVICES
値が非常に大きく、システム提供のヒープ・サイズを超えるヒープ・サイズが必要になると、一部のサーバーを起動できなくなります。MAXSERVICES
の最大値1048575
をサポートするには、sysgen pql_mpgflquo
パラメータを740,000
に変更してください。
デフォルトでは、1つのイベントの最大許容サイズは64Kバイトです。これは、次のようにVPS_MAX_PAGES_PER_IO
環境変数の設定を使用して変更できます。
Maximum size = (512*VPS_MAX_PAGES_PER_IO)
OpenVMSのドキュメントによると、論理およびシンボル長の最大範囲は[1,255]
です。
Oracle Tuxedoアプリケーションでは、プロセスの通常の終了時に呼び出されるtpterm()
が登録されます。マルチスレッド・プロセスでは、このルーチンを実行するために、DECthreads
で特殊スレッドが提供されます。デフォルトのスタック・サイズはtpterm()
で必要なサイズより小さいため、スタック・オーバーフローが発生します。
この問題を解決するには、VMS831H1I_PTHREAD-V0200
パッチを適用します。
TMTRACE
環境変数が設定されていると、コンパイラの問題によりアプリケーションがクラッシュします。/pointer=long=argv
が指定されていると、argv
がNULL
で終了されない場合があります。
この問題を解決するには、コンパイラv.7.3を使用し、アプリケーションを再ビルドします。そうしない場合は、TMTRACE
を設定しないでください。
警告メッセージが出ている状態でダイナミック・ライブラリをコンパイルすると、dlopen
が失敗し、"key not found"のエラー・メッセージが表示されます。この問題を解決するには、VMS831H1I_LIBRTL-V0100
パッチを適用します。
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