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この章では、Oracle Tuxedo for OpenVMSで提供されるsimpappサンプル・アプリケーションの実行方法について説明します。その他のサンプル・アプリケーションについては、サンプル・アプリケーションのディレクトリにあるRead Meファイルに記載されています。
この項では、simapp(Oracle Tuxedoで提供されるサンプル・アプリケーション)に基づいたサンプル・アプリケーションのビルド、構成、実行および停止の手順について説明します。
DKA100:[Tuxedo.APPS.SIMPAPP]からDKA100:[TUXAPP]
にコピーします。コピーしたファイルには、SIMPCL.C
、SIMPSERV.C
、README.vms
およびUBBBSIMPLE
が含まれます。buildclient -o SIMPCL.EXE -f SIMPCL.C
SIMPCL.EXE
のシンボルを定義します。SIMPCL:==$ DKA100:[TUXAPP]SIMPCL.EXE
buildserver -o SIMPSERV.EXE -f SIMPSERV.C -s "TOUPPER"
UBBSIMPLE
を変更します。UBBSIMPLE
構成ファイルを作成します。DKA100:[TUXAPP]TUXCONFIG
という名前のファイルが作成されます。$ tmloadcf -y UBBSIMPLE
$ tmboot -y
$ simpcl abc
シンプル・クライアントによってTOUPPERサービスが呼び出され、入力文字列(文字列abc)が指定されます。TOUPPERによって文字列が大文字(ABC)に変換され、新しい文字列がクライアントに送信されます。
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