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この項では、製品の手動アップグレードについて、以下のトピックを取り上げます。
eLink OSI TP 1.3からOracle Tuxedo Mainframe Adapter for OSI TPバージョン11g R1にアップグレードする場合、DMCONFIGファイルをTuxedo 9.1以降と一致するよう、既存のDMCONFIGファイルを変更する必要があります。
| 注意: | osiadminユーティリティを使用してDMCONFIGファイルをアップグレードすることをお薦めしますが、このアップグレードは手動で行うことができます。 |
TMA OSI TP Version 11g R1のDMCONFIGファイルを手動でアップグレードするには、次の一般チェックリスト・ステップを実行します。各ステップについては次の項で説明します。
DMCONFIGファイルをアップグレードする詳細ステップについては次のとおりです。
オリジナルのDMCONFIG.TXTファイルおよびOSITP CONFIGFILEのバックアップ・コピーを作成してからユーティリティを変更するか、実行することをお薦めします。バックアップにより、現在の構成の損失を回避し、問題が生じた場合に情報をリストアすることができます。コマンド・ラインまたはDOSプロンプトから次のコマンドを入力し、DMCONFIG.TXTファイルをDMCONFIG.bakにコピーします。
copy DMCONFIG.TXT DMCONFIG.bak
DM_OSITPセクション名をDM_OSITPXに変更し、DM_LOCAL_DOMAINSおよびDM_REMOTE_DOMAINSセクションのTYPEフィールドをTYPE=OSITPXに変更します。新規機能の一部を使用するには、DM_LOCAL_SERVICESおよびDM_REMOTE_SERVICESの定義も同様に変更する場合があります。各セクションは、無効パラメータの削除、新規パラメータの追加、および既存パラメータ値の変更によって変更することができます。DMCONFIGファイルのエントリは、任意のテキスト・エディタを使用して変更できます。
これらの新規パラメータの詳細は、「DMCONFIGファイルの理解」を参照してください。
eLink OSI TP 4.0 UDMCONFIG入力ファイルには変更は必要ありません。このファイルのdmloadcfを実行し、Tuxedo 9.1以降に一致するBDMCONFIGバイナリ・ファイルを作成します。ubbconfigファイルにTMA OSI TP 11g R1では無効なeLink OSI TP 4.0管理サーバーUDMADMがある場合、これを削除し、変更したubbconfigのtmloadcfを実行します。
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