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Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for OSI TP 11g R1への手動アップグレード

この項では、製品の手動アップグレードについて、以下のトピックを取り上げます。

 


eLink OSI TPバージョン1.3からのアップグレード

TMA OSI TP Version 11g R1のDMCONFIGファイルを手動でアップグレードするには、次の一般チェックリスト・ステップを実行します。各ステップについては次の項で説明します。

  1. Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for OSI TP 11g R1のインストール後、DMCONFIG.TXTという名のオリジナルのDMCONFIGファイルおよびアップグレード対象のositp configfileを検索し、これらのファイルのバックアップを作成してから変更を加えます。
  2. DMCONFIGファイルを変更します。

DMCONFIGファイルをアップグレードする詳細ステップについては次のとおりです。

 


ステップ1 - 既存の構成ファイルのバックアップ

オリジナルのDMCONFIG.TXTファイルおよびOSITP CONFIGFILEのバックアップ・コピーを作成してからユーティリティを変更するか、実行することをお薦めします。バックアップにより、現在の構成の損失を回避し、問題が生じた場合に情報をリストアすることができます。コマンド・ラインまたはDOSプロンプトから次のコマンドを入力し、DMCONFIG.TXTファイルをDMCONFIG.bakにコピーします。

copy DMCONFIG.TXT DMCONFIG.bak

 


ステップ2 - DMCONFIGファイル内のパラメータの変更

DM_OSITPセクション名をDM_OSITPXに変更し、DM_LOCAL_DOMAINSおよびDM_REMOTE_DOMAINSセクションのTYPEフィールドをTYPE=OSITPXに変更します。新規機能の一部を使用するには、DM_LOCAL_SERVICESおよびDM_REMOTE_SERVICESの定義も同様に変更する場合があります。各セクションは、無効パラメータの削除、新規パラメータの追加、および既存パラメータ値の変更によって変更することができます。DMCONFIGファイルのエントリは、任意のテキスト・エディタを使用して変更できます。

構成に必要な変更のサマリーは次のとおりです。

セクション
パラメータ
変更
DM_OSITP
 
無効
DM_OSITPX
 
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
DM_OSITPX
ACN
無効
 
AEID
無効
 
AEQ
無効
 
AET
各ドメインに必須
 
APID
無効
 
APT
無効
 
DNS_RESOLUTION
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
MAX_LISTENING_EP
無効
 
NWADDR
各ドメインに必須
 
NWDEVICE
無効
 
OPTIONS
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
P_SEL
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
PROFILE
無効
 
S_SEL
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
T_SEL
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
TAILOR_PATH
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
URCH
無効
DM_LOCAL_DOMAINS
セキュリティ
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
TYPE=OSITP
無効
 
TYPE=OSITPX
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
DM_LOCAL_SERVICES
COUPLING
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
INRECTYPE
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
OUTRECTYPE
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
DM_REMOTE_DOMAINS
TYPE=OSITP
無効
 
TYPE=OSITPX
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
CODEPAGE
 
eLink OSI TP 4.1および4.2、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
DM_REMOTE_SERVICES
AUTOPREPARE
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
INRECTYPE
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
OUTRECTYPE
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
REM_TPSUT
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能
 
TPSUT_TYPE(REM_TPSUTに指定)
eLink OSI TP 4.x、TMA OSI TP 8.1および9.1で使用可能

これらの新規パラメータの詳細は、「DMCONFIGファイルの理解」を参照してください。

 


eLink OSI TPバージョン4.0からのアップグレード

eLink OSI TP 4.0 UDMCONFIG入力ファイルには変更は必要ありません。このファイルのdmloadcfを実行し、Tuxedo 9.1以降に一致するBDMCONFIGバイナリ・ファイルを作成します。ubbconfigファイルにTMA OSI TP 11g R1では無効なeLink OSI TP 4.0管理サーバーUDMADMがある場合、これを削除し、変更したubbconfigtmloadcfを実行します。


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