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Sun QFS および Sun Storage Archive Manager 5.3 リリースノート     Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  新機能

オペレーティングシステム

SAM-QFS 5.3 に新しく対応したデバイス

Oracle Solaris 11 での SMB サービスのサポート

Oracle Solaris 11 での DIV のサポート

基本パッケージに含まれている WORM 機能

sfind コマンドの機能拡張

sfind コマンドでファイルのすべての時間属性を出力できる

sfind コマンドですべてのファイル属性をテストできる

stager.cmd でコピー順序を変更できる

DTrace の機能拡張

テープおよびディスクドライブのサイズを 10 進単位で表示できる

2.  このリリースで修正された主要なバグ

3.  サポートの変更

4.  既知の制限事項

stager.cmd でコピー順序を変更できる

新しい構成オプション copyselstager.cmd ファイルに追加され、ユーザーがステージャーのコピーの選択順序をファイルシステムごとに変更できるようになりました。

デフォルトでは、書き込み用のコピー選択はコピー番号 1 からコピー番号 4 までです。最初にコピー番号 1、次にコピー 2、次にコピー 3、最後にコピー番号 4 が選択されます。ステージャーのコピー選択順序をファイルシステムごとに変更するには、構成オプション copysel = n1:n2:n3:n4n に値 1 - 4 を入力します。4 つのコピーがない場合でも、4 つのコピー (n1 - n4) を定義する必要があります。

次のログファイル例は、stager.cmd 操作の結果を示しています。

例 1-1 stager.cmd の動作のログファイル

logfile = /var/opt/SUNWsamfs/log/stager
drives = hp30 1
copysel = 4:3:2:1
fs = samfs1
copysel = 3:1:4:2
streams
dk -maxsize 2G -maxcount 10000
endstreams

この例のログファイルは、次のように解釈されます:

詳細は、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「stager.cmd(4)」を参照してください。