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Sun QFS および Sun Storage Archive Manager 5.3 リリースノート Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Information Library (日本語) |
SUNWsamfsu および SUNWsamfsr パッケージの追加中に samst ドライバが接続に失敗する
SUNWqfs パッケージがインストールされている場合、sammkfs コマンドで -A オプションがサポートされない
このセクションでは、Sun QFS および Sun Storage Archive Manager ソフトウェアに関するいくつかの特記事項について説明します。
すでに SAM-QFS バージョン 5.0 以降を実行している場合は、順次アップグレードを実行することにより、ファイルシステムの残りの部分を停止せずに、1 つ上のリリースにアップグレードすることができます。任意の時点で、メタデータサーバーとクライアントに許されるリリースの差は 1 だけです。順次アップグレードを実行するには、環境に 1 つのプライマリメタデータサーバーと少なくとも 1 つの潜在的なメタデータサーバーが含まれている必要があります。
次の手順に従います:
潜在的なメタデータサーバーをアップグレードします。
潜在的なメタデータサーバーにフェイルオーバーします。
プライマリメタデータサーバーをアップグレードします。
プライマリメタデータサーバーにフェイルオーバーします。
クライアントをアップグレードします。
より大きいテープサイズが SAM-QFS でサポートされるようになり、samu とファイルシステムマネージャー GUI で報告されるページサイズが紛らわしくなる可能性があります。SAM-QFS で報告されるサイズは、常に「2 のべき乗」単位です。たとえば、1G バイト = 1,073,741,824 バイト、1T バイト = 1,099,511,627,776 バイトです。5T バイトの T10000C テープを使用している場合、これは 5,000,000,000,000 バイトなので、SAM-QFS では 4.54T バイトと報告されます。
参考までに、次の計算を行うことで報告単位を「10 のべき乗」単位に変更できます:
4.54 Tbytes * 1,099,511,627,776/1,000,000,000,000 = 5.0 Tbytes (where 1,099,511,627,776 is 1 Tbyte)
同様の計算を行うことで、G バイトを「10 のべき乗」の G バイトに変換できます。