Sun QFS のインストールの概要タスクマップ

Sun QFS (ファイルシステムのみ) ソフトウェアパッケージの初期インストールをサイトで実行する場合は、このセクションのタスクを実行してください。

既存のサーバー上にある Sun QFS ソフトウェアをアップグレードする場合は、第 10 章Sun QFS と SAM-QFS のアップグレードを参照してください。

ソフトウェアを Oracle Solaris Cluster 環境にインストールする場合は、『Using Sun QFS and Sun Storage Archive Manager with Oracle Solaris Cluster』の第 1 章「Using SAM-QFS With Oracle Solaris Cluster」で説明されている追加手順にも従う必要があります

注 - インストールタスクを実行するには、スーパーユーザーとしてログインする必要があります。QFS のインストールでは、アーカイブストレージデバイスの構成は行いませんが、SAM-QFS のインストールと同じ手順を多く使用します。

サポートする必要のある機能に応じて、次の手順のいくつかを完了する必要があります。

タスク	説明	追加情報
ソフトウェアパッケージを追加します。	必要に応じて適切なパッケージをインストールします。	「パッケージを追加する方法」を参照してください。「リリースパッケージの内容」も参照してください。
`path` 変数と `manpath` 変数を構成します。	コマンドおよびマニュアルページにアクセスするための環境変数を構成します。	「コマンドおよびマニュアルページへのアクセスを設定する方法」を参照してください。
(オプション) SAM-QFS Manager のインストールと構成を行います。「SAM-QFS Manager のインストール」を参照してください	このタスクは、ブラウザを使用してファイルシステムを構成したい場合のみ必要です。	「SAM-QFS Manager のインストール」を参照してください。
ファイルシステム環境を構成します。	マスター構成ファイル `mcf` を定義します。	第 7 章ファイルシステム環境の構成を参照してください。
ファイルシステムのマウントパラメータを構成します。	`/etc/vfstab` ファイルと `samfs.cmd` ファイルを定義します。	第 8 章マウントパラメータの設定とファイルシステム環境の初期化を参照してください。
環境を初期化します。	SAM-QFS を初期化し、ファイルシステムをマウントします。	第 8 章マウントパラメータの設定とファイルシステム環境の初期化を参照してください。
(オプション) 共有ファイルシステムを構成します。	使用する環境が該当する場合は、共有 Sun QFS 環境に固有の構成タスクを実行します。	『Sun QFS File System 5.3 構成および管理ガイド』の第 5 章「共有ファイルシステムの構成」を参照してください。
ファイルシステムの高可用性を構成します。	使用する環境が該当する場合は、Oracle Solaris Cluster 環境に固有の構成タスクを実行します。	『Using Sun QFS and Sun Storage Archive Manager with Oracle Solaris Cluster』の第 1 章「Using SAM-QFS With Oracle Solaris Cluster」を参照してください

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	Sun QFS および Sun Storage Archive Manager 5.3 インストールガイド Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Information Library (日本語)