Oracle Solaris Cluster を使用した高可用性アーカイブ構成 (HA-SAM)

SAM-QFS は、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアを使用することで高可用性用に構成することができます。Oracle Solaris Cluster ソフトウェアは、アプリケーションのフェイルオーバーを可能にすることによって高可用性を提供します。プライマリノードは定期的に監視され、障害が発生すると、クラスタソフトウェアが自動的に SAM-QFS のアーカイブ機能を障害のあるプライマリノードから指定されたセカンダリノードに移します。プライマリノード障害時に、クラスタ内の別のノードが自動的にアーカイブ作業負荷をホストできるようにすることで、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアは大幅に停止時間を短縮し、生産性を高めることができます。

高可用性 SAM-QFS (HA-SAM) は Sun QFS Sun Cluster エージェントに依存するため、この構成は、Sun QFS Sun Cluster エージェントによってマウントおよび管理される共有 Sun QFS ファイルシステムとともにインストールしてください。

詳細は、『Using Sun QFS and Sun Storage Archive Manager with Oracle Solaris Cluster』の第 1 章「Using SAM-QFS With Oracle Solaris Cluster」を参照してください。