ハードウェア、ファームウェア、および BIOS に関する現時点での問題点
Oracle System Assistant の現時点での問題点
Oracle System Assistant の OS インストール支援機能を利用して SLES 11 をインストールすると root パスワードの入力を求められることがある (7158471)
Linux の一部のバージョンに Oracle System Assistant USB デバイスをマウントできない
SAS-2 RAID モジュールをホットプラグ装着するとエラーが発生する (SGX-SAS6-EM-Z) (7088969)
PCI カード/モジュールの装着数が多過ぎるとシステムがハングアップすることがある (6899040)
RHEL 6.1 kdump が動作しない (7133869)
Oracle Linux 5.8 カーネル、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.8 カーネル、および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 Base Install, Service Pack 1 カーネルでは、特定のハードウェア構成が行われていると、カーネルおよび smartd サービスがうるさいくらいにエラーメッセージを生成することがあります。これらのカーネルを使用しているシステムで、smartd によるブロック型デバイスの監視が有効になっており、内蔵 Sun Storage 6 Gb SAS PCIe RAID ホストバスアダプタ (HBA) が RAW JBOD モードで稼働している SATA ドライブ (7101423 100GB Solid State SATA Drive など) に接続されていると、システムコンソール上または /var/log/messages ファイル内に、次の例に示すようなエラーメッセージが生成および表示されることがあります:
Feb 9 18:24:58 X4270M3host kernel: [9108.314218] sd 0:0:0:0 [sda] Sense Key: Recovered Error [current][descriptor] Feb 9 18:24:58 X4270M3host kernel: [9108.314226] Descriptor sense data with sense descriptors (in hex): Feb 9 18:24:58 X4270M3host kernel: [9108.314229] 72 01 00 1d 00 00 00 0e 09 0c 00 00 00 00 00 00 Feb 9 18:24:58 X4270M3host kernel: [9108.314240] 00 4f 00 c2 00 50 Feb 9 18:24:58 X4270M3host kernel: [9108.314246] sd 0:0:0:0 [sda] Add. Sense ATA pass through information available.
影響を受けるハードウェアおよびソフトウェア:
サーバーでサポートされている Sun Storage 6 Gb SAS PCIe RAID HBA
Oracle Linux 5.8
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.8
回避方法:
-または-
smartctl コマンドを使用して、ドライブの監視を無効にし、ドライブの監視ステータスを確認します:
# smartctl -s off /dev/device_name
ここで、device_name は、ストレージドライブの名前です。