Oracle System Assistant によるサーバーの設定
サーバー構成のための Oracle System Assistant の使用
Oracle System Assistant の管理タスク
UEFI または Legacy BIOS ブートモードの選択
BIOS の LSI MegaRAID Configuration Utility の画面リファレンス
UEFI BIOS は、2 つのブートモードをサポートします: Legacy BIOS ブートモードと UEFI ブートモード。デバイスおよびオペレーティングシステムによっては、UEFI ベースの BIOS をまだサポートしておらず、Legacy BIOS ブートモードからのみブートできるものがあります。状況によっては、UEFI BIOS のどちらのブートモードを使用するかの指定が必要になる場合があります: Legacy BIOS ブートモードまたは UEFI ブートモード。HBA および Express Module デバイスがオプション ROM を使用できるようにするには、Legacy BIOS ブートモードを選択します。UEFI ドライバを使用するには、UEFI ブートモードを選択します。
選択したブートモードをサポートするデバイスのみが、BIOS の「Boot」画面に一覧表示されます。UEFI ブートモードを選択すると、UEFI BIOS ブートモードをサポートするブート候補のみが BIOS 設定ユーティリティーの画面の「Boot Options Priority」リストに一覧表示されます。Legacy BIOS ブートモードを選択すると、Legacy BIOS ブートモードをサポートするブート候補のみが「Boot Options Priority」リストに一覧表示されます。
注 - ブートモードを変更すると、以前のブートモードのブート候補は表示されなくなります。新しく変更したブートモードのブート候補は、「Save Changes and Reset」の BIOS コマンドが発行されたあとで表示され、次に BIOS 設定ユーティリティーをブートしたあとにも画面に表示されます。
Legacy BIOS モードと UEFI ブートモードを切り替えると (いずれの方向であれ)、「Boot Options Priority」リストの設定に影響を与える BIOS 設定が変更されます。あるモード用の設定はモードを切り替えたときに失われてしまうため、前の BIOS モードに戻ったときに以前の BIOS 設定が保持されるようにする場合は、ueficonfig コマンドを使用して、BIOS 構成を取得および保存する必要があります。ueficonfig については、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.1 ドキュメントセット を参照してください。
Sun Blade X3-2B の最初のリリースでは、次のオペレーティングシステムが UEFI BIOS ブートモードをサポートしています。
Oracle Enterprise Linux
SUSE Linux Enterprise Server SP1
RedHat Enterprise Linux
Microsoft Windows
このリストの更新については、『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) プロダクトノート』を参照してください。
Legacy BIOS からのブートのみをサポートするオペレーティングシステムを使用するときは、Legacy BIOS ブートモードを使用する必要があります。Legacy BIOS または UEFI BIOS からのブートをサポートするオペレーティングシステムを使用するときは、どちらのブートモードも使用できます。ただし、いったんブートモードを選択してオペレーティングシステムをインストールすると、インストールに使用したのと同じモードでしか起動できなくなります。
オペレーティングシステムを Legacy BIOS ブートモードでインストールした場合、そのオペレーティングシステムは Legacy BIOS ブートモードでのみ起動できます。
オペレーティングシステムを UEFI ブートモードでインストールした場合、そのオペレーティングシステムは UEFI ブートモードでのみ起動できます。