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Oracle Fusion Applications共通ユーザー・ガイド 11g リリース1(11.1.4) B69963-01 |
目次 |
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この章の内容は次のとおりです。
アクティビティ・ストリームは、コネクションからのアクティビティ、スペースで実行される処理、その他のビジネス・アクティビティのストリーミング・ビューを提供します。たとえば、引合や担当者など特定のビジネス・オブジェクトを特定のユーザーが作成、編集または削除したことを確認し、そのユーザーまたはオブジェクトに関する詳細にアクセスできます。また、ソーシャル・ネットワーキングのWebサイトと同様に、他のユーザーがブロードキャストするメッセージがアクティビティ・ストリームに表示されます。
アクティビティ・ストリームはOracle WebCenterの機能であり、Oracle Fusion Applicationsでは「ようこそ」ダッシュボードの他、スペースのコンテキスト内外の随所からも利用できます。追跡されるアクティビティのタイプは、アクティビティ・ストリームのリージョンごとに異なります。
アクティビティ・ストリームの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Spacesユーザーズ・ガイドに記載されています。同ガイドの内容を参照する際には、次の点に注意してください。
Oracle Fusion Applicationsでは、アクティビティ・ストリームがスペースの外部に存在することもあります。このガイドでは、アクティビティ・ストリームをスペースのコンテキストでのみ説明していますが、アクティビティ・ストリームはスペースの外部でも同じように機能します。
アクティビティ・ストリームで追跡される可能性がある範囲は、説明内容とは異なります。Oracle Fusion Applications固有のアクティビティが多数あります。
Oracle Fusion Applicationsにおける実際のナビゲーションとユーザー・インタフェースは、説明と異なる場合があります。Oracle WebCenter Spaces固有の内容は無視してかまいません。
お知らせは、メッセージを作成してすぐに、または指定した時刻に配信できる簡単な方法です。お知らせ機能はOracle WebCenterサービスのひとつであり、Oracle Fusion Applicationsでは特にスペースと、Oracle Fusion Applicationsヘルプで使用されます。
お知らせの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Spacesユーザーズ・ガイドに記載されています。同ガイドの内容を参照する際には、次の点に注意してください。
Oracle Fusion Applicationsでは、お知らせがスペースの外部に存在することもあります。このガイドでは、お知らせをスペースのコンテキストでのみ説明していますが、お知らせはスペースの外部でも同じように機能します。
Oracle Fusion Applicationsでお知らせにアクセスする方法は記述されている内容によって、特にスペースの外部でこの機能を使用する場合は、異なることがあります。
ディスカッションを使用すると、特定のビジネス・オブジェクト、アプリケーションまたはスペースの範囲内で、他のユーザーとの間にテキストベースのディスカッションを作成し、ディスカッションに参加できます。たとえばOracle Fusion Applicationsヘルプでは、特定のヘルプ・ファイルで扱われているトピックに関する疑問点やコメントを投稿し、同じヘルプに関する他のユーザーからの投稿を閲覧できます。
ディスカッション機能はOracle WebCenterサービスのひとつであり、Oracle Fusion Applicationsのスペースの内部と外部で使用されます。
ディスカッションの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Spacesユーザーズ・ガイドに記載されています。同ガイドの内容を参照する際には、次の点に注意してください。
Oracle Fusion Applicationsでは、ディスカッションがスペースの外部に存在することもあります。スペース固有の内容はOracle Fusion Applications内のスペースに適用されますが、ディスカッションはスペースの外部でも同様に機能します。
このガイドで説明されているように、ユーザー・インタフェースとタスク・フローは様々です。そのうちのどれを使用できるかは、アクセスできるページによって異なります。
ディスカッションの司会は、ディスカッション・フォーラムを作成および管理できるとともに、特定のフォーラムの内容も管理できます。ディスカッション機能はOracle WebCenterサービスのひとつであり、Oracle Fusion Applicationsのスペースの内部と外部で使用されます。Oracle Fusion Applicationsで、ディスカッションの投稿はWebCenter表とFUSION_WEBCENTERスキーマに格納されます。
ディスカッションの司会進行の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Spacesユーザーズ・ガイドとOracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイドを参照してください。これらのガイドの内容を参照する際には、セキュリティに関する説明が、Oracle Fusion Applicationsのスペース内部のディスカッションには適用されず、逆にスペース外部のディスカッションには追加のセキュリティが適用されることに注意する必要があります。
リンクを使用すると、関連情報の表示、アクセス、関連付けが可能になります。リンク機能はOracle WebCenterサービスのひとつであり、Oracle Fusion Applicationsのスペースの内部と外部で使用されます。リンク先に指定できるオブジェクトは他のOracle WebCenterサービス、たとえばお知らせやディスカッション・フォーラム、あるいはスペース内部で使用されている項目、たとえば文書とノートです。
リンクの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Spacesユーザーズ・ガイドに記載されています。同ガイドの内容を参照する際、Oracle Fusion Applicationsではリンクがスペースの外部に存在できることに注意してください。このガイドでは、リンクをスペースのコンテキストでのみ説明していますが、リンクはスペースの外部でも同じように機能します。
スペースは、プロジェクト・チームのコラボレーションと共通テーマのコミュニティをサポートする機能であり、そのために関連するサービス、ページ、コンテンツにすぐにアクセスできる専用領域を作成し、指定したメンバーを招待できます。スペースには、ディスカッション、Wiki、ブログなど各種のコラボレーション機能があります。スペースはOracle WebCenterの機能のひとつですが、Oracle WebCenter Spacesアプリケーションの他、Oracle Fusion Applicationsの全体を通じても使用されます。
スペースの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Spacesユーザーズ・ガイドに記載されています。同ガイドの内容を参照する際には、次の点に注意してください。
Oracle WebCenter Spacesアプリケーション固有の内容、たとえばホーム・スペースなどについては無視してかまいません。Oracle Fusion Applicationsにホーム・スペースはありませんが、ホーム・スペースの機能の多くはOracle Fusion Applicationsでも利用可能です。
Oracle Fusion Applicationsでスペースにアクセスする方法は、説明と異なります。Oracle Fusion Applicationsでは、グローバル領域、または該当する場合には各ページにある「スペース」リンクと、「スペース」ダッシュボードを使用できます。
スペースを作成したユーザーは、そのスペースでデフォルトの司会者になります。スペースはOracle WebCenterの機能のひとつですが、Oracle WebCenter Spacesアプリケーションの他、Oracle Fusion Applicationsの全体を通じても使用されます。
スペースの管理の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Spacesユーザーズ・ガイドを参照してください。同ガイドの内容を参照する際には、次の点に注意する必要があります。
セキュリティに関する説明がOracle Fusion Applicationsのスペースには適用されない一方、Oracle Fusion Applicationsには追加のセキュリティがあります。
Oracle WebCenter Spacesアプリケーション固有の内容、たとえばホーム・スペースなどについては無視してかまいません。Oracle Fusion Applicationsにホーム・スペースはありませんが、ホーム・スペースの機能の多くはOracle Fusion Applicationsでも利用可能です。
司会者は、スペースの作成、設計と内容の決定、メンバーの管理を実行できます。スペースに追加できる内容は、司会者自身のロールによって異なります。
タグを使用すると、Oracle Fusion Applicationsでビジネス・オブジェクト、たとえば特定の請求書および商談に独自のキーワードを設定してカテゴリに分類できます。タグを共有すれば、項目を検索または参照するどのユーザーでも共通のタグに基づいて検索が可能になります。たとえば、あるプロジェクトに協力するメンバーが、関連するすべての作業に特定の用語でタグを付けます。タグは、アクセス権のあるどのユーザーも使用できますが、作成するときにタグをプライベートと指定することもできます。
タグ機能は、Oracle WebCenterサービスのひとつです。
タグの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Spacesユーザーズ・ガイドに記載されています。同ガイドの内容を参照する際には、次の点に注意してください。
Oracle WebCenter Spacesアプリケーション固有の内容、たとえばアプリケーションにおけるグローバル検索の例などは無視してかまいません。
このガイドで説明されているのは、WebCenterのページおよび文書に対するタグ付けですが、Oracle Fusion Applicationsでは特定のビジネス・オブジェクトにタグを付けることができます。
「タグ」や「同様のタグ付きアイテム」などのユーザー・インタフェースのように、Oracle Fusion Applicationsでは使用できないタグ機能もあります。
「ようこそ」ダッシュボードに表示されるコネクションは、個人ギャラリのコネクションと同じです。したがって、一方で操作した結果はもう一方にも反映されます。
「ようこそ」ダッシュボード上のアクティビティ・ストリームは、基本的に個人ギャラリのアクティビティ・ストリームと同じですが、ログに記録されるアクティビティの範囲が広く、プロジェクトなどのオブジェクトが含まれる一方、個人ギャラリのアクティビティに表示されるのは個人に関する情報のみです。
「タグ・センター」ダイアログ・ボックスの「タグ・クラウド」セクションにはすべてのタグが表示されますが、タグに関連付けられた特定の項目が表示されるのは、セキュリティに基づいてアクセス権がある場合のみです。