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Oracle Solaris 11.1 ネットワークパフォーマンスの管理 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
ILB のアルゴリズムはトラフィック分散を制御し、負荷分散およびサーバー選択のためのさまざまな特性を提供します。ILB は 2 つの動作モードに対して次のアルゴリズムを提供します。
ラウンドロビン – ラウンドロビンアルゴリズムでは、ロードバランサはサーバーグループに対してローテーションベースでリクエストを割り当てます。サーバーにリクエストが割り当てられると、そのサーバーはリストの末尾に移動します。
src IP ハッシュ – 発信元 IP ハッシュ方式では、ロードバランサは受信リクエストの発信元 IP アドレスのハッシュ値に基づいてサーバーを選択します。
src-IP, port ハッシュ – 発信元 IP、ポートハッシュ方式では、ロードバランサは受信リクエストの発信元 IP アドレスおよび発信元ポートのハッシュ値に基づいてサーバーを選択します。
src-IP, VIP ハッシュ – 発信元 IP、VIP ハッシュ方式では、ロードバランサは受信リクエストの発信元 IP アドレスおよび着信先 IP アドレスのハッシュ値に基づいてサーバーを選択します。