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Oracle Solaris 11.1 でのリアクティブネットワーク構成を使用したシステムの接続 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
2. リアクティブネットワークプロファイルの作成と構成 (タスク)
固定ネットワーク構成とリアクティブネットワーク構成を切り替える
リアクティブネットワーク構成から固定ネットワーク構成に切り替える方法
固定ネットワーク構成からリアクティブネットワーク構成に切り替える方法
無線スキャンを実行して、使用可能な無線ネットワークに接続する
リアクティブネットワーク構成に関する問題のトラブルシューティング
ネットワークインタフェース構成に関する問題のトラブルシューティング
netcfg destroy -a コマンドを使用すると、すべてのユーザー定義のプロファイルまたは指定されたユーザー定義のプロファイルをメモリーおよび永続ストレージから削除できます。
注 - システム定義のプロファイルは削除できません。システム定義のプロファイルには、Automatic と DefaultFixed の各 NCP、および NoNet、Automatic、DefaultFixed の各場所プロファイルが含まれています。
destroy サブコマンドの構文は、次のとおりです。
netcfg destroy [ -a | object-type [ class ] object-name]
netcfg のサブコマンドについては、「netcfg のサブコマンド」を参照してください。
注 - システム上で、常に少なくとも 1 つのプロファイルがアクティブである必要があります。ユーザー定義のプロファイルを削除するときは、使用中エラーを避けるため、destroy -a コマンドを使用する前に Automatic NCP が有効になっていることを確認してください。
例 3-5 netcfg コマンド行モードを使用して、特定のユーザー定義のプロファイルを削除する
システム上の特定のユーザー定義のプロファイル (たとえば、User という名前の NCP) を削除するには、次のコマンドを入力します。
$ netcfg destroy ncp User
destroy サブコマンドを使用すると、既存の NCP から NCU を削除することもできます。次の例では、net1 という名前のインタフェース NCU がユーザー定義の NCP から削除されます。
$ netcfg "select ncp User; destroy ncu ip net1"
プロファイルが削除されたことを確認するには、ここで示すように、list サブコマンドを使用します。
$ netcfg netcfg> select ncp User netcfg:ncp:User> list ncp:User management-type reactive NCUs: phys net1 netcfg:ncp:User> exit $
例 3-6 netcfg 対話型モードを使用して、特定のユーザー定義のプロファイルを削除する
次の例では、net2 という名前の IP NCU が削除されます。
$ netcfg list NCPs: DefaultFixed Automatic User Locations: Automatic NoNet test test-loc DefaultFixed $ netcfg netcfg> select ncp User netcfg:ncp:User> list ncp:User management-type reactive NCUs: phys net2 ip net2 netcfg:ncp:User> destroy ncu ip net2 Destroyed ncu 'net2' netcfg:ncp:User> list ncp:User management-type reactive NCUs: phys net2 netcfg:ncp:User> end netcfg> exit $