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Oracle Solaris 11.1 でのリアクティブネットワーク構成を使用したシステムの接続 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
2. リアクティブネットワークプロファイルの作成と構成 (タスク)
固定ネットワーク構成とリアクティブネットワーク構成を切り替える
リアクティブネットワーク構成から固定ネットワーク構成に切り替える方法
固定ネットワーク構成からリアクティブネットワーク構成に切り替える方法
リアクティブネットワーク構成に関する問題のトラブルシューティング
ネットワークインタフェース構成に関する問題のトラブルシューティング
netadm コマンドを使用すると、使用可能な無線ネットワークをスキャンして接続できます。
無線リンクをスキャンして使用可能な無線ネットワークのリストを取得するには、netadm scan-wifi link-name コマンドを使用します。
link-name として指定されたリンク上で、スキャン結果から無線ネットワークを選択して接続するには、netadm select-wifi link-name コマンドを使用します。select-wifi link-name サブコマンドでは、必要に応じて WiFi の選択、鍵、および鍵スロットを求めるプロンプトが表示されます。
netadm のサブコマンドについては、「netadm のサブコマンド」を参照してください。
注 - netadm select-wifi コマンドを使用する前に、鍵を作成しておく必要があります。
netadm scan-wifi link-name コマンドを使用すると、使用可能な無線ネットワークを検索するための後続のネットワークスキャンをトリガーすることもできます。新規スキャン結果が既存のスキャン結果と同一である場合は、後続のスキャンでスキャンイベントがトリガーされない可能性があることに注意してください。nwamd デーモンは、最後のスキャン以降にデータが変更されたかどうかに関係なく、スキャンを実行します。
次の例では、netadm scan-wifi コマンドを使用して、無線リンク net1 のスキャンを実行します。次に、netadm select-wifi コマンドを使用して、選択する無線ネットワークのリストを表示します。表示されるリストは、以前に net1 で実行されたスキャンの結果に基づきます。
例 3-7 無線ネットワークに接続する
$ netadm select-wifi net1 1: ESSID home BSSID 0:b:e:85:26:c0 2: ESSID neighbor1 BSSID 0:b:e:49:2f:80 3: ESSID testing BSSID 0:40:96:29:e9:d8 4: Other Choose WLAN to connect to [1-4]: 1 $
この例では、番号 1 で表されている無線ネットワークの home ネットワークを選択しています。
例 3-8 リストに載っていないワイヤレスネットワークに接続する
$ netadm select-wifi net1 1: ESSID home BSSID 0:b:e:85:26:c0 2: ESSID neighbor1 BSSID 0:b:e:49:2f:80 3: ESSID testing BSSID 0:40:96:29:e9:d8 4: Other Choose WLAN to connect to [1-4]: 4 Enter WLAN name: clear 1: None 2: WEP 3: WPA Enter security mode:1 $
この例では、番号 4 で表される、リストに載っていない無線ネットワークを選択するための Other オプションによって、無線ネットワークの名前とセキュリティーモードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
WLAN でキーが必要な場合、WEP がセキュリティーモードに対して指定されていれば、鍵および鍵スロットの入力を求めるプロンプトが表示されます。例:
Enter WLAN key for ESSID home: mywlankey Enter key slot [1-4]: 1