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デバイスドライバの記述 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
パート I Oracle Solaris プラットフォーム用デバイスドライバの設計
2. Oracle Solaris カーネルとデバイスツリー
Sun Common SCSI Architecture の概要
probe() エントリポイント (SCSI ターゲットドライバ)
attach() エントリポイント (SCSI ターゲットドライバ)
detach() エントリポイント (SCSI ターゲットドライバ)
getinfo() エントリポイント (SCSI ターゲットドライバ)
scsi_alloc_consistent_buf() 関数
22. ドライバのコンパイル、ロード、パッケージ化、およびテスト
23. デバイスドライバのデバッグ、テスト、およびチューニング
SCSI デバイスに自己識別機能はないため、ターゲットドライバにはハードウェア構成ファイルが必要です。詳細については、driver.conf(4) と scsi_free_consistent_buf(9F) のマニュアルページを参照してください。次に、典型的な構成ファイルを示します。
name="xx" class="scsi" target=2 lun=0;
システムは自動構成中にファイルを読み込みます。システムは class プロパティーを使用して、そのドライバの親になる可能性のあるドライバを識別します。システムは次に、そのドライバを、scsi クラスである任意の親ドライバに接続しようとします。ホストバスアダプタドライバはすべてこのクラスです。parent プロパティーではなく、class プロパティーを使用することが推奨されています。この方法では、指定された target および lun の ID で予期されたデバイスを見つけたすべてのホストバスアダプタドライバがターゲットに接続できます。probe(9E) ルーチンでクラスの確認を行うのは、ターゲットドライバの側です。