注意: | CICS Runtimeの場合、APPDIR を、CICS Runtimeサーバーのバイナリがあるディレクトリに設定する必要があります。 |
KIXDIR
は、CICS Runtime製品がインストールされるディレクトリを示す必須の環境変数です。
通常、Tuxedo環境変数APPDIR
は、${KIXDIR}/bin
に設定してください。
KIXCONFIG
は、リソース構成ファイルがあるディレクトリを示す必須の環境変数です。
KIX_TS_DIR
は、回復不可能なTSに対応するファイルがあるディレクトリを示す必須の環境変数です。各tsqサーバーのenvfile
で異なる設定をすることで、サーバーごとに差違化できます(Tuxedoのドキュメントを参照)。
KIX_TD_DIR
は、エクストラ・パーティションTDQueuesに対応するファイルがあるディレクトリを示す必須の環境変数です。
KIX_TD_QSPACE_DEVICE
は、TD QUEUE(INTRA)
に必須な環境変数です。tdq_srvサーバーに必要なTuxedo QSPACEを示します。
KIX_TD_QSPACE_NAME
は、TD QUEUE(INTRA)
に必須な環境変数です。tdqサーバーに必要なTuxedo QSPACE名を示します。
KIX_TD_QSPACE_IPCKEY
は、TD QUEUE(INTRA)
に必須な環境変数です。tdqサーバーに必要なTuxedo QSPACEを示します。
KIX_TECH_DIR
は、テクニカル・ファイルがART CICSによって、たとえばREQIDオプションを介して名前付きのDELAY
やCANCEL
を管理するために内部的に使用されたり、ENQ/DEQが書き込まれたりするディレクトリを示す必須の環境変数です。1つのCICSリージョン上で送信された名前付きのDELAYを別の地域で簡単に取り消しできないというソース制限を再現する場合を除き、各サーバーに対して同一である必要があります。
ソース・プラットフォーム上で、Common Work Area (CWA)は、単一のCICSリージョン内で実行されるすべてのプログラムによって共有されます。このCICSゾーンのサイズは0 - 32765バイトで、0はCWAが定義されないことを示します。
ターゲット・プラットフォームのでは、KIX_CWA_SIZE
変数もCWAのサイズを示します(0 - 32765バイト)。この環境変数が設定されない場合、値はデフォルトで0になります。値が0場合(明示的の場合も暗黙の場合も)は、CWAが定義されないことを示します。
Common Work Area (CWA)が定義される場合(「KIX_CWA_SIZE」
を参照)、共有メモリー・セグメントにより各マシン上に実装されます。KIX_CWA_IPCKEY
変数は、共有メモリー・セグメントのIPCKEY
(識別子)を示します。値は、1 - 99 999 999の範囲で定義できます。
注意: | KIX_CWA_SIZE が正の値に設定されている場合、この変数は必須です。 |
この必須の変数は、ARTATRN
が遅延非同期トランザクションに対して使用する、ASYNC_QSPACE
という名前のTuxedo qspaceを作成するために使用されます。
IPCキーには、ほかのIPCリソースの要件と競合しない値を指定します。この値は32,768より大きく262,143未満にします。
このオプションの変数を使用すると、管理者がシステム・アクティビティのトレースを取得できます。
設定できる範囲は0 - 9で、0はトレースなし、9は最大トレースを意味します。変数が定義されない場合、デフォルト値は0です。最も関係性が強いトレース・レベルは次のとおりです。
サポート・チーム用に他のレベルが予約されています。レベルが上がるほど、低いレベルで伝達されたトレースをすべてカバーします。
このオプションの変数は、トレースのタイプ(1接続当たり1つのトレース・ファイル、または同じファイルですべてのトレース)を定義します。
KIX_USER_TRACE=SID
は、1接続当たりに1つのトレース・ファイルを表します。もう1つの値はSTD
で、この場合、トレースはサーバーの各stdoutに出力され、変数が設定されていない場合は、STDとみなされます。
複数の同名のARTサーバーに対して、トランザクション / コマンド監査ツールを使用する場合は、SID
を使用してください。
KIX_USER_TRACE
がSID
に設定されている場合、KIX_TRACE_PATH
変数を設定する必要があります。トレース・ファイルが保存されるディレクトリを定義します(ファイル名は.trcで終わります)。
このオプションの変数には、Typeterm構成ファイル内で、マップセットの「FILENAME」
フィールドに絶対パスが指定されない場合のために、マップセットの物理ファイルが検索されるパス(ディレクトリのリスト)を定義します。
SPOOL関数に使用される必須の環境変数です。CICS Runtimeが<spool_token>.<sever_pid>.<time_in_microseconds>.<occurrence_number>
というスプール・ファイルを書き込む場所のディレクトリを示します。
SPOOL関数に使用される必須の環境変数です。スプール・ファイルの送信用コマンド・ラインを示します。コマンド・ラインには、最初にスプール・ファイル名を参照する必須の%s記号を、2番目にはCLASSを参照する任意の%s記号を含める必要があります。
例: KIX_SPOOL_JOB_SUBMIT=/my_path/my_shell_script -f %s -c %s
注意: | このスクリプトは、バッチ実行環境で実行する必要があります。「nohup」および「&」コマンドを使用すると、ログアウト後もバックグラウンドでスクリプトを実行し続けることが可能です。 |
SPOOL関数に使用されるオプションの環境変数です。KIX_SPOOL_JOB_SUBMIT
が設定されていない場合のみ、KIX_SPOOL_JOB_AUTO_SUBMIT
がYES
またはyes
に設定されていると、スプール・ファイルが自動的に送信されます。
例: KIX_SPOOL_JOB_AUTO_SUBMIT=yes
これは、ART CICS RuntimeとともにCOBOL-ITを使用する場合に必須の環境変数です。XA環境でCOBOL-IT/BDBによるVSAMファイル・サポートが有効化されていることを示します。1に設定する必要があります。
DD_VSAMFILE
は、CICSプログラムにいくつかのVSAM演算子が含まれる場合、ARTワークベンチにより生成されるVSAM構成ファイルdesc.vsam
の位置を示す必須環境変数です。
ISC_ENABLE
はオプションの環境変数です。ISC_ENABLE=YES
を設定すると、次のISC関連機能が有効になります。
ASSIGN ABDUMP/ABPROGRAM/ASRAINTRPT/ASRAKEY/ASRAPSW/ASRAREGS/ASRASPC/ASRASTG/INITPARM/INITPARMLEN/KATAKANA/NETNAME/SOSI/USERNAME
CANCEL
INQUIRE/SET FILE
INQUIRE PROGRAM RESCOUNT
INQUIRE SYSTEM JOBNAME
INQUIRE TERMINAL ALTSUFFIX/USERID
INQUIRE TRANSACTION PROGRAM
INQUIRE TERMINAL/NETNAME ACQSTATUS CREATESESS
ISSUE DISCONNECT
ISSUE PASS
およびEXTRACT LOGONMSG
SEND LAST
SET/INQUIRE TERMINAL
SET TERMINAL ACQSTATUS CREATE ACQUIRED RELEASED
START TRANSID
と<ANY> TERMID
START TRANSID TERMID AFTER
START TARNSID REQID
START TRANSID SYSID
GMTRAN
(Good Morningトランザクション)注意: |