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Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbench (Tuxedo ART Workbench)はコード変換のためのマルチバイト文字セット(MBCS)をサポートし、これには日本語、中国語、韓国語が含まれます(これらに限定されません)。コード変換のためのMBCSがサポートされている変数名、およびデータ変換のMBCSはサポートされていません。
Tuxedo ART Workbenchを使用して、MBCSを含むコードを変換する一般的な手順を次に示します。
Tuxedo ART Workbenchを使用してDB2データ(MBCS文字を含む)を移行する一般的な手順は、次のとおりです。
db-param.cfg
パラメータを設定して、db2データを"csv
"形式でアンロードするアンロード・スクリプトを生成します。 rdbms:jcl_unload_utility_name:dsnuproc
rdbms:jcl_unload_format_file:csv
tso ftp
"コマンドを実行してターゲット・プラットフォームに接続します。locsite encoding=MBCS
locsite mbdataconn=(file_system_codepage, network_transfer_codep)
locsite mbsendeol=CRLF
file_system_codepage
およびnetwork_transfer_codepagee
は、ターゲットMBCSに対応するメインフレームのコードのペアです。たとえば、簡体字中国語文字セットの場合、file_system_codepage
としてIBM-5488
を選択し、network_transfer_codepage
としてIMB-1388
またはUTF-8
を選択します。
ftp put
"コマンドを実行してデータ・ファイルをターゲット・プラットフォームに転送します。NLS_LANG
環境パラメータを設定して、トランスコードなしでデータ・ファイルを再ロードします。例: export NLS_LANG="SIMPLIFIED CHINESE_CHINA.XXXX
"MBCSを含むデータ・ファイルをメインフレーム上のDB2から変換する一般的な手順については、Oracle Tuxedo ART Workbenchリファレンス・ガイドを参照してください。
ソース・コード・アセットのEBCDICエンコーディングのマルチバイト文字をオープン・システムのエンコーディングのマルチバイト文字に変換するには、ICU uconvユーティリティをお薦めします。
uconvユーティリティの一般的な使用方法は次のとおりです。
uconv -f [source_encoding] -t [dest_encoding] -o [output_file_name] source_file_name
たとえば、次のコマンドはIBM-1390でエンコードされたinput.bmsファイルをShift-JISでエンコードされたoutput.bmsファイルに変換します。
uconv -f ibm-1390 -t shift-jis -o output.bms input.bms
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