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Oracle® Exalogic Elastic Cloudマシン・オーナーズ・ガイド
リリース2.0.6.4
B71906-08
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18.5 スタンドアロン・システムでのASRマネージャのインストール

スタンドアロン・システム(Oracle LinuxまたはOracle Solarisを実行する、Exalogicの外部マシン)でのASRマネージャのインストールには、次の手順が含まれます。

  1. 「Oracle Linux用のサービス・タグのインストール」

  2. 「SASMパッケージのインストール」

  3. 「ASRパッケージのインストール」

18.5.1 Oracle Linux用のサービス・タグのインストール

Oracle Linux用のサービス・タグをインストールするには、次の手順を完了します。

  1. 必要な場合は、次のURLからSun Service Tags 1.1.5をダウンロードして解凍します。
  2. 次のコマンドを実行して、サービス・タグをインストールします。

    rpm -i sun-servicetag-1.1.5-1.i386.rpm

    rpm -i sun-hardware-reg-1.0.0-1.i386.rpm

18.5.2 SASMパッケージのインストール

SASMパッケージをインストールするには、次の手順を完了します。

  1. rootユーザーとして次のコマンドを実行し、バージョン1.2.1以降であることを確認します。
    • Oracle Linuxの場合:

      # rpm -q SUNWsasm

    • Oracle Solarisの場合:

      # pkginfo -l SUNWsasm

    必要な場合は、次のURLからSASM 1.2.1をダウンロードします。

    https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&doctype=SYSTEMDOC&id=1185493.1

  2. rootとして次のコマンドを実行し、SASMパッケージをインストールします。
    • Oracle Linuxの場合:

      # rpm -i SUNWsasm.version_num.rpm

    • Oracle Solarisの場合:

      # pkgadd -d SUNWsasm.version_num.pkg

18.5.3 ASRパッケージのインストール

ASRパッケージをインストールするには、次の手順を完了します。

  1. 次のURLからASRパッケージをダウンロードして解凍します。
  2. rootとして次のコマンドを実行し、ASRパッケージをインストールします。
    • Oracle Linuxの場合:

      # rpm -i SUNWswasr.version_num.rpm

    • Oracle Solarisの場合:

      # pkgadd -d SUNWswasr.version_num.pkg

  3. asrコマンドをPATHに追加します(必要に応じて、ルートの.profile.cshrc.kshrcまたは.bashrcを更新する)。

    PATH=$PATH:/opt/SUNWswasr/bin/asr export PATH