Exalogicマシンではすべて同じラックを使用するため、スペース要件も同じです。スペース要件は次のとおりです。
高さ: 1998mm(78.66インチ)
幅: サイド・パネル込みで600mm (23.62インチ)
奧行き(正面ドア・ハンドルから背面ドア・ハンドルまで): 1200mm (47.24インチ)
奧行き(ドアを取り除いた状態): 1112mm (43.78インチ)
キャビネットの天井高は、床面または上げ床面のいずれか高い方から最低2300mm (90インチ)必要です。914mm (36インチ)追加されているのは、上部に空間を設けるためです。キャビネット上部およびその周囲には、空調とキャビネット間の冷風やキャビネット上部から吹き出る温風の流れを止めないようにスペースを空けてください。
Exalogicマシンが届く前に、パッケージに対して十分な大きさの受入エリアが確保されていることを確認してください。Exalogicマシンのパッケージ寸法は次のとおりです。
出荷時の高さ: 2159mm (85インチ)
出荷時の幅: 1219mm (48インチ)
出荷時の奧行き: 1575mm (62インチ)
出荷重量は、次の場所にあるデータ・シートを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/engineered-systems/exalogic/index.html
搬入場所が標準の積荷運搬トラックの高さおよびランプ要件を満たしている場合は、ラックの積荷降ろしにパレット・ジャッキを使用できます。搬入場所が要件を満たしていない場合は、ラックの積荷降ろしに標準のフォークリフトまたはその他の手段を用意してください。リフト・ゲート付きのトラックでラックを出荷するようにリクエストすることもできます。
Exalogicマシンが到着したら、出荷用に梱包された状態のままで設置場所まで移動します。データ・センターに入る前に、管理されたスペースで梱包材を外し、粒子が舞うのを防ぎます。設置場所までのアクセス経路では、振動を引き起こす可能性がある、上げ底式の床を避けてください。
運送用段ボール箱からラックを取り出すスペースを用意します。開梱場所から設置場所まで、Exalogicマシンを移動できる十分なスペースと障害物のない経路があることを確認します。表2-1に、Exalogicマシンのアクセス経路要件を示します。
表2-1 アクセス経路要件
アクセス経路の項目 | 輸送用パレットあり | 輸送用パレットなし |
---|---|---|
ドアの高さの下限 |
2184mm (86インチ) |
2040mm (80.32インチ) |
ドアの幅の下限 |
1220 (48インチ) |
600mm (23.62インチ) |
エレベータの奧行きの下限 |
1575mm (62インチ) |
1200mm (47.24インチ) |
最大傾斜度 |
6度 |
6度 |
エレベータ、パレット・ジャッキおよび床の最小積載重量 |
1134kg (2500ポンド) |
1134kg (2500ポンド) |
メンテナンス・エリアはExalogicマシンに対して十分な広さがあり、必要なアクセス・スペースを備えている必要があります。たとえば、サイド・パネルを取り外すために必要なスペースは675.64mm (26.6インチ)です。表2-2に、Exalogicマシンのメンテナンス・アクセス要件を示します。
表2-2 Exalogicマシンのメンテナンス・アクセス要件
場所 | メンテナンス・アクセス要件 |
---|---|
背面メンテナンス |
914mm (36インチ) |
正面メンテナンス |
914mm (36インチ) |
最上部メンテナンス |
1232 mm (48.5インチ) |