主コンテンツへ
Oracle® Exalogic Elastic Cloudマシン・オーナーズ・ガイド
リリース2.0.6.4
B71906-08
目次へ移動
目次

前
次

14.4 マルチラック構成シナリオでのサブネット・マネージャの起動

スパイン・スイッチと呼ばれるSun Datacenter InfiniBand Switch 36は、マルチラック構成シナリオで接続および構成されています。サブネット・マネージャは、次のようにスイッチにおいて手動で起動する必要があります。 

  1. スパイン・スイッチのCLIで、次のコマンドを実行します。

    # enablesm

  2. スパイン・スイッチのCLIで、次のようにコマンド行インタフェース(CLI)でサブネット・マネージャ優先度を設定します。

    # setsmpriority priority

    注意:

    SMを実行する多様なラック構成のスイッチ、およびそれらのスイッチ用のSM優先度については、「異なるラック構成でのサブネット・マネージャ操作」を参照してください。

    たとえば、サブネット・マネージャをスパイン・スイッチで優先度8に設定するには、スパイン・スイッチのCLIで次のコマンドを実行します。

    # setsmpriority 8

    次の出力が表示されます。

    -------------------------------------------------
    OpenSM 3.2.6_20090717
      Reading Cached Option File: /etc/opensm/opensm.conf
      Loading Cached Option:routing_engine = ftree
      Loading Cached Option:sminfo_polling_timeout = 1000
      Loading Cached Option:polling_retry_number = 3
    Command Line Arguments:
      Priority = 8
      Creating config file template '/tmp/osm.conf'.
      Log File: /var/log/opensm.log
    -------------------------------------------------
    

    変更を有効にするには、次のようにサブネット・マネージャを再起動します。

    # disablesm

    # enablesm

  3. スパイン・スイッチに正しいSM優先度を割り当てた後、ゲートウェイ・スイッチ(このガイドでリーフ・スイッチと呼ばれるSun Network QDR InfiniBandゲートウェイ・スイッチ)のCLIで次のコマンドを実行して、ゲートウェイ・スイッチのサブネット・マネージャを個別に無効化します。

    # disablesm