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Oracle® Exalogic Elastic Cloudマシン・オーナーズ・ガイド
リリース2.0.6.4
B71906-08
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3.4 Exalogicマシンへのラップトップの接続

次のように、ラップトップをExalogicマシンに接続します。

  1. USBポートとネットワーク・ポートが使用可能なラップトップであることを確認します。

  2. 最大長25フィートのカテゴリ5Eパッチ・ケーブルおよび最大長15フィートのシリアル・ケーブルがあることを確認します。

  3. ラックの背面のキャビネット・ドアを開けます。

  4. ラップトップのネットワーク・ポートを、Cisco社製イーサネット・スイッチの未使用の入力ポートに接続します。このスイッチは、Exalogicマシン・ラックのユニット25にある通気加工フィラー・パネル内部にあります。スイッチの管理ポートまたはコンソール・ポートには接続しないでください。スイッチのポートにはラベルが付いています。

    注意:

    シリアル接続が必要な場合は、USB-シリアル間アダプタを使用して、ラップトップのUSBポートからCisco社製スイッチに接続できます。

    USB-シリアル間アダプタは、すべてのゲートウェイ・スイッチ(Sun Network QDR InfiniBandゲートウェイ・スイッチ)のラックに付属しています。

    Exalogicマシン・フル・ラック構成およびハーフ・ラック構成の出荷キットには、追加のアダプタが含まれています。

  5. まだラップトップのオペレーティング・システムを起動していない場合は、ここで起動します。

    • ラップトップでWindowsオペレーティング・システムを使用している場合は、次のことを行います。

      1. 「コントロール パネル」「ネットワーク接続」に移動します。ネットワーク接続のリストから、通信回線に接続されたネットワーク・アダプタを選択し、右クリックして「プロパティ」を選択します。ネットワークのプロパティ画面が表示されます。

      2. 「全般」タブをクリックし、「インターネット プロトコル (TCP/IP)」を選択します。「Properties」をクリックします。「インターネット プロトコル (TCP/IP) のプロパティ」画面が表示されます。

      3. 「次のIPアドレスを使う:」オプションを選択し、ラップトップの静的IPアドレスを入力します。デフォルトのゲートウェイは必要ありませんが、「デフォルト ゲートウェイ」フィールドにも同じIPアドレスを入力します。「OK」をクリックして、ネットワーク接続画面を閉じます。

        注意:

        この静的IPは、Cisco社製イーサネット・スイッチが属するネットワークと同じサブネットおよびアドレス範囲にある必要があります。製造時に割り当てられた計算ノードのデフォルトのNET0 IPアドレスを使用するか、Oracle Exalogic構成ユーティリティを使用して再構成したカスタムIPアドレスを使用します。デフォルトのNET0 IPアドレスのリストは、「デフォルトのIPアドレスとポート」を参照してください。

    • ラップトップでLinuxオペレーティング・システムを使用している場合は、次のことを行います。

      1. rootユーザーとしてログインします。

      2. コマンド・プロンプトで、次のコマンドを入力して、ETH0などのExalogicマシンに付属するネットワーク・デバイスを表示します。

        # ifconfig -a

        Exalogicマシンに付属するネットワーク・デバイスまたはアダプタのリストが表示されます。

      3. 必要なネットワーク・インタフェースを設定するには、次の例のように、コマンド・プロンプトでifconfigコマンドを実行します。

        # ifconfig eth0 192.168.1.150 netmask 255.255.255.0 up

        この例では、ifconfigコマンドによって、ネットワーク・マスクが255.255.255.0のIPv4アドレス192.168.1.150eth0インタフェースに割り当てられます。

  6. ラップトップ接続するために、PuTTYなどの任意のtelnetまたはsshクライアント・プログラムを開きます。サービス・プロセッサIPアドレスのいずれか、または稼働中の計算ノードのIPアドレスに接続します。

    注意:

    ラップトップをCisco社製イーサネット・スイッチにケーブル接続した後は、Exalogicマシン・コンポーネントのNET0 IPアドレスを使用して通信できます。製造時に割り当てられたデフォルトのIPアドレスのリストについては、「デフォルトのIPアドレスとポート」を参照してください。

    ExalogicマシンのIPアドレスを再構成するためにOracle Exalogic構成ユーティリティの一連のツールおよびスクリプトをまだ実行してしていない場合は、デフォルトのIPアドレスを使用できます。Oracle Exalogic構成ユーティリティの一連のツールおよびスクリプトをすでに実行した場合は、Exalogicコンフィギュレータ・スプレッドシートへの入力で指定したネットワークIPアドレスを使用できます。Oracle Exalogic構成ユーティリティの詳細は、「ECUを使用したExalogicマシンの構成」を参照してください。