次のように、ラップトップをExalogicマシンに接続します。
USBポートとネットワーク・ポートが使用可能なラップトップであることを確認します。
最大長25フィートのカテゴリ5Eパッチ・ケーブルおよび最大長15フィートのシリアル・ケーブルがあることを確認します。
ラックの背面のキャビネット・ドアを開けます。
ラップトップのネットワーク・ポートを、Cisco社製イーサネット・スイッチの未使用の入力ポートに接続します。このスイッチは、Exalogicマシン・ラックのユニット25にある通気加工フィラー・パネル内部にあります。スイッチの管理ポートまたはコンソール・ポートには接続しないでください。スイッチのポートにはラベルが付いています。
注意:
シリアル接続が必要な場合は、USB-シリアル間アダプタを使用して、ラップトップのUSBポートからCisco社製スイッチに接続できます。
USB-シリアル間アダプタは、すべてのゲートウェイ・スイッチ(Sun Network QDR InfiniBandゲートウェイ・スイッチ)のラックに付属しています。
Exalogicマシン・フル・ラック構成およびハーフ・ラック構成の出荷キットには、追加のアダプタが含まれています。
まだラップトップのオペレーティング・システムを起動していない場合は、ここで起動します。
ラップトップでWindowsオペレーティング・システムを使用している場合は、次のことを行います。
「コントロール パネル」→「ネットワーク接続」に移動します。ネットワーク接続のリストから、通信回線に接続されたネットワーク・アダプタを選択し、右クリックして「プロパティ」を選択します。ネットワークのプロパティ画面が表示されます。
「全般」タブをクリックし、「インターネット プロトコル (TCP/IP)」を選択します。「Properties」をクリックします。「インターネット プロトコル (TCP/IP) のプロパティ」画面が表示されます。
「次のIPアドレスを使う:」オプションを選択し、ラップトップの静的IPアドレスを入力します。デフォルトのゲートウェイは必要ありませんが、「デフォルト ゲートウェイ」フィールドにも同じIPアドレスを入力します。「OK」をクリックして、ネットワーク接続画面を閉じます。
注意:
この静的IPは、Cisco社製イーサネット・スイッチが属するネットワークと同じサブネットおよびアドレス範囲にある必要があります。製造時に割り当てられた計算ノードのデフォルトのNET0
IPアドレスを使用するか、Oracle Exalogic構成ユーティリティ
を使用して再構成したカスタムIPアドレスを使用します。デフォルトのNET0
IPアドレスのリストは、「デフォルトのIPアドレスとポート」を参照してください。
ラップトップでLinuxオペレーティング・システムを使用している場合は、次のことを行います。
root
ユーザーとしてログインします。
コマンド・プロンプトで、次のコマンドを入力して、ETH0
などのExalogicマシンに付属するネットワーク・デバイスを表示します。
# ifconfig -a
Exalogicマシンに付属するネットワーク・デバイスまたはアダプタのリストが表示されます。
必要なネットワーク・インタフェースを設定するには、次の例のように、コマンド・プロンプトでifconfig
コマンドを実行します。
# ifconfig eth0 192.168.1.150 netmask 255.255.255.0 up
この例では、ifconfig
コマンドによって、ネットワーク・マスクが255.255.255.0
のIPv4アドレス192.168.1.150
がeth0
インタフェースに割り当てられます。
ラップトップ接続するために、PuTTYなどの任意のtelnet
またはssh
クライアント・プログラムを開きます。サービス・プロセッサIPアドレスのいずれか、または稼働中の計算ノードのIPアドレスに接続します。
注意:
ラップトップをCisco社製イーサネット・スイッチにケーブル接続した後は、Exalogicマシン・コンポーネントのNET0
IPアドレスを使用して通信できます。製造時に割り当てられたデフォルトのIPアドレスのリストについては、「デフォルトのIPアドレスとポート」を参照してください。
ExalogicマシンのIPアドレスを再構成するためにOracle Exalogic構成ユーティリティ
の一連のツールおよびスクリプトをまだ実行してしていない場合は、デフォルトのIPアドレスを使用できます。Oracle Exalogic構成ユーティリティ
の一連のツールおよびスクリプトをすでに実行した場合は、Exalogicコンフィギュレータ・スプレッドシートへの入力で指定したネットワークIPアドレスを使用できます。Oracle Exalogic構成ユーティリティ
の詳細は、「ECUを使用したExalogicマシンの構成」を参照してください。