この項では、Exalogicマシンのハードウェア・コンポーネントの検出および管理の方法について説明します。Oracle Enterprise Manager Ops Centerによって管理されるハードウェア・コンポーネントのリストについては、「概要」を参照してください。
Exalogicハードウェアを検出および管理する手順は次のとおりです。
Oracle Enterprise Manager Ops Centerホームページで、「アクション」パネルの「カスタム検出」をクリックします。
次のような画面が表示されます。
「カスタム・アセット基準表」セクションで「新規基準」アイコンをクリックして、新しい検出基準を定義します。図17-3の「アセット検出基準の指定」セクションが使用可能になります。Exalogicマシン内の次のアセットに対して個別に検出基準を定義する必要があります。
計算ノード
ストレージ・アプライアンス
Sun Network QDR InfiniBandゲートウェイ・スイッチ
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36
注意:
このスイッチは、マルチラック構成シナリオでのみ使用されます。Exalogicマシンのシングルラック構成には接続されません。
前述のアセット・カテゴリのそれぞれについて、「アセット検出基準の指定」セクションで次の内容を入力します。
基準の名前
注意:
たとえば、計算ノードの検出基準に対してはComputeNode
、ストレージ・アプライアンスの検出基準に対してはStorage
、ゲートウェイ・スイッチの検出基準に対してはGateway
と入力できます。
IPアドレス、範囲またはサブネット
注意:
このフィールドに、Exalogicマシン・コンポーネントに割り当てられたIPアドレスまたは範囲を入力します。
ホスト名
注意:
このフィールドに、Exalogicマシン・コンポーネントに割り当てられたホスト名(存在する場合)を入力します。
各Exalogicマシン・アセット・カテゴリに対して検出基準を設定したら、基準に名前を付けて保存します。将来の使用のために基準を保存するには、「将来の使用のために基準を保存」を選択します。
注意:
保存した基準を複数選択することで、すべての検出を一度に起動できます。
「アセットの検出」をクリックします。
アセットが検出されると、ホームページの「管理対象アセットとして使用可能」タブの下にリストされます。
アセットを「アセット」パネルに追加するには、「管理対象アセットとして使用可能」タブをクリックしてアセットを選択し、「管理対象アセット」アイコンをクリックします。選択したアセットが、ホームページの「管理対象アセット」タブの下にリストされるようになります。
注意:
ハードウェア・アセットの検出に加えて、ホスト計算ノードで実行されているオペレーティング・システムを検出することもできます。