7.7 ネットワーク・アクセスの再構成

この手順は、ネットワーク・アクセスの再構成が必要な場合にのみ実行します。シリアル接続やイーサネット接続を使用してILOMに接続したら、ネットワーク・アクセスを再構成できます。

注意:

ネットワーク・アクセスの再構成が必要になる場合は、イーサネット接続の使用をお薦めします。

この項の内容は次のとおりです。

7.7.1 シリアル接続を使用したネットワーク・アクセスの再構成

「ネットワークによるILOMへの接続」の説明に従って、イーサネット接続を使用してILOMに接続します。
注意:
Exalogicマシンでは、この目的のためにイーサネット・ケーブルがあらかじめ配線されています。
ILOMコマンド・プロンプトで次のコマンドを実行します。
set pendingipdiscovery=static

set pendingipaddress=<ip_address>

set pendingipnetmask=<ip_netmask>

set pendingipgateway=<ip_gateway>

set pendingmanagementport=/SYS/MB/NET0

set commitpending=true

サービス・プロセッサ(SP)ネットワーク情報が失われた場合、次の例のように、SSHシェルを使用して計算ノードのオペレーティング・システムのETH0インタフェースに接続し、適切なipmitoolコマンドを実行してネットワーク設定を再構成できます。

/opt/ipmitool/bin/ipmitool sunoem cli 'set /SP/users/rootpassword=somepasswd' somepasswd

この例では、ILOMルート・パスワードがリセットされます。

注意:

ipmitoolのコマンドおよびオプションの詳細は、/opt/ipmitool/bin/ディレクトリに移動して、man ipmitoolを実行してください。

Oracle Exalogic構成ユーティリティの失敗が原因でILOM IPアドレスの構成に誤りがある場合、ILOM IPアドレスを手動で構成できます。通常の状況では、ILOM IPアドレスを手動で構成する必要はありません。

IPアドレスを手動で構成するには、次の手順を完了します。