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Oracle® Exalogic Elastic Cloudマルチラック配線ガイド
リリースEL X2-2、X3-2、X4-2、X5-2およびX6-2
B71909-05
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6.3 Exalogicマシン・クォーター・ラックとExadataデータベース・マシン・クォーター・ラックの接続

このマルチラック構成の使用例では、両方のラックのすべての接続を現場に配送されたときの状態のまま残します。クロス接続するために移動または取り外す接続はありません。さらに、スパイン・スイッチはいずれのラックでも必要ありません。

Exalogicマシン・クォーター・ラックとExadataデータベース・マシン・クォーター・ラック間のすべてのクロス接続は、4つのInfinibandスイッチ・ポート1[a、b]および2[a、b]を使用して行います。表6-7は、接続する2つのラックのリーフ・スイッチ間の接続を説明しています。

表6-7 Exalogicマシン・クォーター・ラックとExadataデータベース・マシン・クォーター・ラック間のクロス接続

Exadataデータベース・マシン Exalogicマシン
リーフ・スイッチ ポート リーフ・スイッチ ポート

R2-U24

1A

R1-U23

1A

R2-U24

1B

R1-U23

1B

R2-U24

2A

R1-U16

2A

R2-U24

2B

R1-U16

2B

R2-U20

1A

R1-U16

1A

R2-U20

1B

R1-U16

1B

R2-U20

2A

R1-U23

2A

R2-U20

2B

R1-U23

2B

注意:

表6-7のR2は、Exalogicマシン・フル・ラック(R1)に接続するExadataデータベース・マシン・フル・ラックを示しています。

表6-7のポート1Aと1Bは、接続する2つのマシン・ラック間の水平接続です(1番上のリーフ・スイッチと1番上のリーフ・スイッチ)。ポート2Aと2Bは、ラック間のクロス接続です(1番上のリーフ・スイッチと1番下のリーフ・スイッチ)

Exalogicマシン・クォーター・ラックとExadataデータベース・マシン・クォーター・ラックを接続するために必要になるケーブルは8本のみです。これらのシステムが隣り合って配置されている場合、スペア・キットに含まれている5m Infinibandケーブルを使用すれば、これらの接続を完了できます。

他のExalogicとExadata間の使用例のネットワーク接続ダイアグラムについては、「ExalogicとExadata間の使用例のマルチラック配線ダイアグラム」を参照してください。