表5-1は、Exalogicマシンを構成するときにExalogic構成ユーティリティ(ECU)を使用した場合のネットワーク設定を説明します。
注意:
これらは、ECUによって設定されるシステム・ネットワーク・パーティションです。これらを変更してはいけません。
表5-1 Exalogicネットワーク
ネットワークの名前 | デフォルトのパーティション・キー(X2-2およびX3-2) | デフォルトのパーティション・キー(X4-2) | デバイスおよびデフォルトのIPアドレス | 説明 |
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IPoIB-default |
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デフォルトのインフィニバンド・パーティション。 |
IPoIB-admin |
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Exalogic Controlの様々なコンポーネント間のあらゆるインターコネクトに使用されます。 |
IPoIB-storage |
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ストレージ・アプライアンスの共有にアクセスするために内部的に使用されます。 これは、 |
IPoIB-virt-admin |
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すべての仮想化管理用にExalogic Controlによって使用されます。 |
IPoIB-ovm-mgmt |
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すべてのOracle VM管理用に使用されます。これには、ハートビート、移行および仮想化制御が含まれます。 |
IPoIB-vserver-shared-storage |
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お客様およびアプリケーションvServerにSun ZFSストレージ・アプライアンスへのアクセスを提供するために使用されます。 |
EoIB-external-mgmt |
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VLAN ID、Ethernetデバイス/コネクタ(SunネットワークQDRインフィニバンド・ゲートウェイ・スイッチのEthernetポート)およびユーザーが定義したネットワークIP/サブネット・マスク |
Exalogic Controlのエンタープライズ・コントローラ・コンポーネントをホストしているvServerへの外部アクセスを提供するために使用されます。 |
注意:
IPoIB-default
(192.168.10.0/24
)のデフォルトのネットワーク構成を変更できますが、このパーティション・キーは変更できません。
Exalogicのハードウェア・コンポーネントのデフォルト・ポートの詳細は、Oracle Exalogicマシン・オーナーズ・ガイドのデフォルト・ポートの割当てに関する項を参照してください。
Enterprise Manager Ops Centerコンポーネントのデフォルト・ポートの詳細は、Oracle Enterprise Manager Ops Center機能リファレンス・ガイドのネットワーク・ポート要件とプロトコルに関する項を参照してください。
表5-2では、Exalogic ControlのOracle VM ManagerコンポーネントをホストしているデータベースExalogic ControlコンポーネントおよびWebLogic Serverコンテナに割り当てられるデフォルト・ポートについて説明します。
表5-2 ECUによって割り当てられるデフォルト・ポート
ソース | ターゲット | プロトコル | ポート | アプリケーション |
---|---|---|---|---|
任意 |
データベース |
TCP |
1521 |
データベース・リスナー |
任意 |
Oracle VM Manager |
HTTP over TCP |
7001 |
WebLogic Serverリスナー |
任意 |
Oracle VM Manager |
HTTPS over TCP |
7002 |
セキュアWebLogic Serverリスナー |