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Oracle® Exalogic Elastic Cloud管理者ガイド
リリースEL X2-2、X3-2、X4-2およびX5-2
B71910-08
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中央ペイン

「Navigation」ペインでの選択内容により、中央ペインの表示は変化します。「Membership Graph」に情報がすべてロードされるまでの見積時間は、選択内容の複雑性に応じて変化します。ほとんどの作業は、中央ペインで実行します。

中央ペインのサイズを拡大する場合は、「Navigation」ペインを閉じます。このペインを閉じるには、「Navigation」ペインのタイトル・バーにある左二重矢印をクリックします。別のアセットを選択する場合は、右二重矢印をクリックして「Navigation」ペインを開きます。

ほとんどのタイプのアセットに対して、中央ペインには、選択したアセットに関する標準的な情報のダッシュボード、そのアセットのリレーションシップを示す「Membership Graph」、および未割当てのインシデントに関する情報を含むステータス・サマリーが表示されます。スクロール・バーを使用すると、すべての情報を確認できます。一部のタイプのアセットでは、すべてのタブを表示するために、右二重矢印のボタンをクリックする必要があります。

中央ペインに表示されるアセットの詳細は、編集およびリフレッシュできます。「Edit」アイコンをクリックすると、中央ペインの「Summary」タブで選択したアセットのサマリー詳細を編集できます。「Save」アイコンをクリックすると変更をコミットし、「Cancel」をクリックすると変更を無視できます。ポップアップ・メッセージに、アプリケーションでのコミットの成功を示す情報が表示されます。

中央ペインには、「Navigation」ペインで選択したドローワに応じて、選択した項目に対するアクションを実行するアイコンも表示されます。これらのアイコンには、「View Alerts」、「Close Incidents」、「Open Service Requests」、「Add User」、「Manage User Roles」などがあります。

「Refresh」をクリックすると、最新の情報が中央ペインにリロードされます。

一部のアセットには、「Services」、「Status」、「Compliance Reports」、「File Systems」などの追加セクションも表示されます。これらのセクションを閉じると、そのセクションは非表示になり、情報がリフレッシュされないようになります。セクションの隅にある下矢印をクリックすると、そのセクションが非表示になります。その結果の右矢印をクリックすると、そのセクションを再表示できます。

タブ

「Navigation」ペインのドローワには、そのドローワの詳細をタブ形式で中央ペインに表示するものがあります。プリファレンスの設定より、オブジェクトの任意のタブをデフォルト・タブにするように設定できます。「Dashboard」または「Summary」は、このように選択したドローワのデフォルト・タブにできます。

ドローワとしてアセットを選択した場合、「Dashboard」タブには、そのアセットの全体的な概要が表示されます。各グループおよび管理対象アセットには、「Summary」、「Membership Graph」、および「Monitoring status」を示す1つのダッシュボード・タブがあります。「Dashboard」タブには、ドローワで選択したアセットのタイプに応じて、追加の情報が表示されます。

ダッシュボードを使用すると、位置と高さを変更したり、ダッシュボードのパネルを開閉することで表示プリファレンスをカスタマイズできます。設定したプリファレンスは保存され、次のログイン時に使用されます。同一タイプを持つ別アセットの別のダッシュボードに、同じ表示プリファレンスが適用されます。たとえば、選択したサーバーのダッシュボードの上部に「Status」パネルを移動させると、次のログイン時にも「Status」パネルが新しい場所に同じように表示されます。別のサーバーを選択しても、「Status」パネルがダッシュボードの新しい場所に同じように表示されます。

アセットのグループを選択すると、「Summary」タブには、グループのすべてのメンバーについての情報が表示され、最もアクティブなメンバーと最もアクティブでないメンバーを識別するためのチャートが示されます。そのアセットの詳細を確認するには、いずれかのタブをクリックします。中央ペインに収まらないほど多くのタブがあるときには、右二重矢印のボタンをクリックすると残りのタブを表示できます。表内の値の上にマウス・カーソルを合わせると、その値の定義を確認できます。

チャートは、「Dashboard」、「Summary」、および「Charts」タブに含まれます。チャートを使用すると、Exalogic Control BUIで収集したすべてのアセットについてのデータに常時アクセスできます。チャートの一部分にマウス・カーソルを合わせると、そのチャートが表す値を確認できます。「Dashboard」では、チャートの凡例や、チャート自体を非表示にできます。チャートの詳細を確認する場合は、凡例を非表示にしてください。中央ペインの別の部分に注目する場合は、チャート全体を非表示にします。下矢印のボタンをクリックすると非表示になり、右矢印のボタンをクリックすると表示されます。

「Charts」タブには、様々なチャートが表示されます。いずれかのチャートを右クリックすると、次のアクションのサブメニューを表示してチャートをカスタマイズできます。

  • 「Select」は、線上のポイントを指定して、その値を表示するために使用します。

  • 「Zoom」は、チャートの一部に注目するために使用します。

  • 「Move」は、チャートの位置を変更するために使用します。

  • 「100%」は、チャートを元の拡大率に戻すために使用します。

  • 「Select All」

  • 「Property」は、チャートに含まれるすべての値の表を表示するために使用します。データ収集の期間を延長または短縮することで、チャートのスコープを制御できます。

チャートのデータは、次のいずれかの形式でエクスポートできます。

  • CSV

  • XML

次のいずれかの時間枠を選択して、チャートのデータをエクスポートします。

  • 「Current View」

  • 「6 months」

中央ペインのタブの表示は、「Navigation」ペインで選択したアセットのタイプに応じて変化します。たとえば、ハードウェア・アセットやオペレーティング・システムを選択すると、中央ペインのタブの表示が変化します。中央ペインには、「Dashboard」、「Monitoring」、「Jobs」などの共通のタブが表示されます。「Navigation」ペインでアセットを選択すると、中央ペインの「Incidents」タブには、インシデントに関する情報が表示されます。選択したアセットについてのアラート、インシデントの構成、および未解決のインシデントを確認できます。

エンタープライズ・コントローラの管理では、「Summary」、「Configuration」、「Storage Libraries」、「Proxy Controller」、「Logs」などの様々なタブにその情報が表示されます。

テンプレートを選択してテンプレートの詳細を表示するか、「Plan Management」のテンプレート・タブでデプロイメント計画を作成できます。「Existing Deployment Plans」タブには、ソフトウェアを使用してデータ・センターのインフラストラクチャを維持、モニターおよび管理するために必要なタスクを実行できるプロファイルと計画のコレクションが表示されます。

Exalogic Controlは、キャッシュされたデータ、イメージ、パッケージ、およびメタデータの格納と管理にライブラリを使用します。この情報は、「Summary」、「Usage」、「Disks」、「Incidents」および「Monitoring」の各タブにすべて表示されます。

「Networks」タブには、作成したネットワーク・ドメインが表示されます。「Dashboard」タブには、ネットワーク・タイプ、「MTU」、「IP Range」、「Bandwidth」、未割当てインシデントのステータスおよび最近のインシデントに関する詳細が表示されます。「Network Details」タブには、「Network IP」、「Netmask」、「Network Type」、「Network Name」など、ネットワーク・ドメインに関する各種の情報が表示されます。「Managed Network」には、その他にも「IP Address Allocator」、「Network Services」、「Network Connections」、「Incidents」および「Monitoring」のタブがあり、これらのタブからはネットワーク・ドメインに関する多くの情報が得られます。

Membership Graph

「Dashboard」タブは、中央ペインのデフォルト表示であり、「Membership Graph」は「Dashboard」タブの一部です。「Membership Graph」には、選択されたアセット間の関係が表示されます。「Navigation」ペインで選択した項目とデータ・センターの編成に応じて、「Membership Graph」には単一のオブジェクトまたは複数のオブジェクトが表示されます。表示を制御するには、次のオプションを使用します。

  • スクロール・バーを使用すると、表示を移動して、大きなグラフで示されるアセットをビュー内に表示できるようになります。

  • ビュー・コントロールを使用すると、「Membership Graph」を上下左右に移動できます。このビュー・コントロールでは、4つの内向きの矢印と、4つの外向きの矢印がそれぞれセットになっています。外向きの矢印のいずれかをクリックすると、「Membership Graph」を移動できます。内向きの矢印のいずれかをクリックすると、中央ペインのグラフを中央に移動できます。

  • 表示方向コントロールを使用すると、グラフの向きを変更できます。階層は、トップ・ダウン方向で表示することも、ボトム・アップ方向で表示することもできます。階層がフラットで幅が広い場合は、水平方向表示に変更すると、最上位が左側または右側になるため、表示が扱いやすくなります。左矢印をクリックすると、表示が復元されます。

  • グラフのドリル操作。階層の最上位でアセットまたはグループを選択すると、「Membership Graph」のアセットの表示はグラフが複雑にならないように統合されます。このグラフをクリックすると、実際のメンバーを表示できます。

「Membership Graph」内の目的のアイコンにマウス・カーソルを合わせると、アセットのタイプの詳細(名前、説明、タイプ、タグなど)が表示されます。「Membership Graph」内のアイコンをダブルクリックすると、「Navigation」ペイン内でそのアセットに到達し、中央ペインの「Dashboard」タブに詳細な説明が表示されます。

インシデントについては、警告アイコンとクリティカル・アイコンがアセットの横に表示されます。これらのアイコンは、「Navigation」ペイン内のアセットおよびアセット・グループのバッジとしても表示されます。

右側の上部にある「Refresh」アイコンをクリックすると、「Membership Graph」がリフレッシュされます。

メンバーシップ・グラフのデフォルトの表示プリファレンスを設定する方法の詳細は、「アカウント・プリファレンスの確定」を参照してください。