JavaScriptが検索に必要です。
ナビゲーション・リンクをスキップ
印刷ビューの終了
Oracle Database Applianceスタート・ガイド
PDF
検索フィルタ・アイコン
検索アイコン

ドキュメントの情報

1.  このドキュメントの使用

ドキュメントおよびフィードバック

変更履歴

2.  はじめに

設置場所の準備作業の実行

設置場所の環境仕様

電気仕様

ラック取付け要件

バック・パネル・ポートおよびネットワーク・インタフェースの接続

最小のネットワーク接続のシステムを配線する手順

Oracle ILOMへの接続

オプション1 - シリアル・ポートにOracle ILOMを接続してOracle ILOMのIPアドレスを検出する手順

オプション2 - NetMgtポートを使用してOracle ILOMに接続する手順

システムの電源の投入および切断

システムの電源を投入する手順

システムの電源を切断する手順

ソフトウェア・デプロイメントの準備

Oracle Database Applianceをホストするネットワークの準備

システム名の割当て

次に実行する作業

テクニカル・サポート

Oracle ILOMへの接続

この項では、Oracle ILOMの接続方法について説明します。

各システム・コントローラには、Oracle ILOMという固有のサービス・プロセッサがあります。各サービス・プロセッサには、固有のIPアドレスがあります。これらは、ハードウェアの保守およびトラブルシューティングに使用されます。

Oracle ILOMの接続には、複数の方法があります。これには、次が含まれます。

ポートの場所の詳細は、「バック・パネル・ポートおよびネットワーク・インタフェースの接続」を参照してください。

オプション1 – シリアル・ポートにOracle ILOMを接続してOracle ILOMのIPアドレスを検出する手順

この手順では、SerMgtポートを使用したOracle ILOMの接続方法およびコマンドを入力してOracle ILOMのIPアドレスを表示する方法について説明します。Oracle ILOMのIPアドレスを把握し、NetMgtポートを使用してネットワークで接続する必要があります。


注意 - ネットワークでDHCPを使用している場合、DHCPサーバーからOracle ILOM IPアドレスを取得できます。詳細は、DHCPの手順を参照してください。


  1. まだ実行していない場合、2本のシステム電源コードを接地した電源コンセントおよびシステムのバック・パネルのACコネクタに接続します。

    電源コードは個別に発送されます。AC電源が機能していることを確認します。

  2. システム・コントローラ(SC)がスタンバイ電源状態であることを確認します。

    電源をシステム・コントローラに投入した後の手順:

    • フロント・パネルのSPステータスLEDは、ゆっくりとした点滅から常時点灯になります。

    • フロント・パネルの電源/OK LEDは、スタンバイの点滅になります。

      電源コードが挿入された後、電源/OK LEDがスタンバイの点滅になるまで約5分かかる場合があります。その後、システム・コントローラは、Oracle ILOMがアクティブでホストがオフになっているスタンバイ電源モードになります。

  3. シリアル・ケーブルを使用して、端末または端末エミュレータとSC0のSerMgtコネクタを接続します。
  4. シリアル接続を使用して、Oracle ILOMにログインします。
    1. 端末デバイス通信プロパティを次のように設定します: 9600ボー、8ビット、パリティなし、1ストップ・ビット。
    2. 端末デバイスの[Enter]を押して、端末デバイスおよびOracle ILOMの間のシリアル接続を確立します。
    3. Oracle ILOMログイン・プロンプト(->)で、管理者のユーザー名およびパスワードを入力します。

      デフォルトの管理者アカウントはroot、デフォルトのパスワードはchangemeです。

  5. コマンドshow /SP/networkを入力します。

    ILOMは、IPアドレスを含む複数行の出力を表示します。

    ->show /SP/network
    
    ...
    ipaddress=nn.nn.nn.nn

    Oracle ILOM IPアドレスをメモします。このアドレスを把握した後、それを使用して、「オプション2 - NetMgtポートを使用してOracle ILOMに接続する手順」の説明に従って、NetMgtポートを通じてSSHまたはブラウザでOracle ILOMにアクセスできます。

  6. SC1に対して、手順3、4および5を繰り返します。

関連項目

オプション2 - NetMgtポートを使用してOracle ILOMに接続する手順

オプション2 – NetMgtポートを使用してOracle ILOMに接続する手順

始める前に

この手順では、NetMgtポートを使用してネットワークでOracle ILOMに接続する方法について説明します。

Oracle ILOMのIPアドレスを把握する必要があります。「オプション1 - シリアル・ポートにOracle ILOMを接続してOracle ILOMのIPアドレスを検出する手順」を参照してください。


注意 - ネットワークでDHCPを使用している場合、DHCPサーバーからOracle ILOM IPアドレスを取得できます。詳細は、DHCPの手順を参照してください。


  1. システム・コントローラ(SC)がスタンバイ電源状態であることを確認します。

    電源をシステム・コントローラに投入した後の手順:

    • フロント・パネルのSPステータスLEDは、ゆっくりとした点滅から常時点灯になります。

    • フロント・パネルの電源/OK LEDは、スタンバイの点滅になります。

      電源コードが挿入された後、電源/OK LEDがスタンバイの点滅になるまで約5分かかる場合があります。その後、システム・コントローラは、Oracle ILOMがアクティブでホストがオフになっているスタンバイ電源モードになります。

  2. SC0のNET MGTポートおよび管理ネットワークの間にイーサネット・ケーブルを接続します。
  3. SSHを使用してOracle ILOM CLIに接続する手順:
    1. クライアント・システムを使用して、コマンドラインにアクセスし、次のコマンドを使用してSPのIPアドレスのSecure Shell(SSH)接続を確立します。

      ssh -l root sp_ip_address

    2. Oracle ILOMにログインします。

      デフォルトのユーザー名はroot、デフォルトのパスワードはchangemeです。

      CLIプロンプトが表示されます。

  4. Oracle ILOM Webインタフェースに接続する手順:
    1. ブラウザ・ロケータのOracle ILOM SPのIPアドレスを入力して、[Enter]を押します。
    2. デフォルトのユーザー名にroot、デフォルトのパスワードにchangemeを使用して、Webインタフェースにログインします。

      Oracle ILOM Webインタフェースが表示されます。

  5. SC1に対して、手順1および手順2または3を繰り返します。

関連項目

システムの電源の投入および切断