バック・パネル・ポートおよびネットワーク・インタフェースの接続
この項では、Oracle ILOMの接続方法について説明します。
各システム・コントローラには、Oracle ILOMという固有のサービス・プロセッサがあります。各サービス・プロセッサには、固有のIPアドレスがあります。これらは、ハードウェアの保守およびトラブルシューティングに使用されます。
Oracle ILOMの接続には、複数の方法があります。これには、次が含まれます。
オプション1 – シリアル管理(SerMgt)ポート
このオプションには、SerMgtポートに接続する端末エミュレータが必要です。
オプション2 – ネットワーク管理(NetMgt)ポートを使用したイーサネット
このオプションには、Oracle ILOMホスト名またはIPアドレスが必要です。
ポートの場所の詳細は、「バック・パネル・ポートおよびネットワーク・インタフェースの接続」を参照してください。
この手順では、SerMgtポートを使用したOracle ILOMの接続方法およびコマンドを入力してOracle ILOMのIPアドレスを表示する方法について説明します。Oracle ILOMのIPアドレスを把握し、NetMgtポートを使用してネットワークで接続する必要があります。
注意 - ネットワークでDHCPを使用している場合、DHCPサーバーからOracle ILOM IPアドレスを取得できます。詳細は、DHCPの手順を参照してください。
電源コードは個別に発送されます。AC電源が機能していることを確認します。
電源をシステム・コントローラに投入した後の手順:
フロント・パネルのSPステータスLEDは、ゆっくりとした点滅から常時点灯になります。
フロント・パネルの電源/OK LEDは、スタンバイの点滅になります。
電源コードが挿入された後、電源/OK LEDがスタンバイの点滅になるまで約5分かかる場合があります。その後、システム・コントローラは、Oracle ILOMがアクティブでホストがオフになっているスタンバイ電源モードになります。
ILOMは、IPアドレスを含む複数行の出力を表示します。
->show /SP/network ... ipaddress=nn.nn.nn.nn
Oracle ILOM IPアドレスをメモします。このアドレスを把握した後、それを使用して、「オプション2 - NetMgtポートを使用してOracle ILOMに接続する手順」の説明に従って、NetMgtポートを通じてSSHまたはブラウザでOracle ILOMにアクセスできます。
関連項目
オプション2 - NetMgtポートを使用してOracle ILOMに接続する手順
始める前に
この手順では、NetMgtポートを使用してネットワークでOracle ILOMに接続する方法について説明します。
Oracle ILOMのIPアドレスを把握する必要があります。「オプション1 - シリアル・ポートにOracle ILOMを接続してOracle ILOMのIPアドレスを検出する手順」を参照してください。
注意 - ネットワークでDHCPを使用している場合、DHCPサーバーからOracle ILOM IPアドレスを取得できます。詳細は、DHCPの手順を参照してください。
電源をシステム・コントローラに投入した後の手順:
フロント・パネルのSPステータスLEDは、ゆっくりとした点滅から常時点灯になります。
フロント・パネルの電源/OK LEDは、スタンバイの点滅になります。
電源コードが挿入された後、電源/OK LEDがスタンバイの点滅になるまで約5分かかる場合があります。その後、システム・コントローラは、Oracle ILOMがアクティブでホストがオフになっているスタンバイ電源モードになります。
ssh -l root sp_ip_address
デフォルトのユーザー名はroot、デフォルトのパスワードはchangemeです。
CLIプロンプトが表示されます。
Oracle ILOM Webインタフェースが表示されます。
関連項目