ヘッダーをスキップ
Oracle® Real User Experience Insightインストレーション・ガイド
12c リリース2 (12.1.0.3) for Linux x86-64
B70759-01
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次へ
 

H インストール・チェックリスト

この付録では、RUEIソフトウェアのインストールを開始する前に完了する必要のあるアクションと、収集する必要のある情報のチェックリストを提供します。これらには、サーバーとインフラストラクチャの準備状況と構成、HTTPS暗号化通信および問題のアラートが含まれます。

サーバーの準備状況
基本のハード・ウェアおよびオペレーティング・システムの要件。
Intel/AMD 64ビット・プラットフォーム(2つ以上のデュアルコアCPU)。
ネットワークの接続性:
  • オフィス・ネットワーク接続用の10/100MB NIC。

  • データ収集接続用の10/100/1000MB NIC。


ディスク領域: 400GB以上(高性能のRAID-5、RAID-10などの場合)。
メモリー: 単一サーバーの場合は16GB以上のRAM。
OS: Oracle Linux 64-bitまたはRedHat Enterprise Linux 64-bit 5.x

Oracle Database 11g Enterprise Edition。

ruei-check.shスクリプトで報告されるエラーがない。

EBS、JD Edwards、FLEXCUBEおよびPeopleSoft構成zipファイルが使用可能である。



インフラストラクチャの準備状況
システムの簡単な配置およびアクセス可能性を確認する。
電源ソケット付きのデータ・センター・キャビネットでラックのスペースが準備されている。
サーバーが、次のリモート・ポートからアクセス可能である。
  • RUEI WebサーバーへのHTTP(S)通信用のポート80/443。

  • SSH/SCPでのリモート管理用のポート22。

  • ポート25(電子メール)。

  • ポート123(NTP)。

  • ポート161/162(SNMP)。

  • ポート1521(リモート・データベース設定用)。


適切な日時でのデータ・センターへのアクセスが設定されている。
TAP/コピー・ポート用のネットワークの準備ができていて、キャビネット内でケーブルが使用可能である。
サーバー構成が完了している(次の項目を参照)。
プロキシ、ロード・バランサ、ルーター、スイッチなどを使用するメイン・トポロジが認識されている。
インフラストラクチャ全体で、メインの通信フローが認識されている。
VLANトポロジ、VLAD IDおよびIPアドレスが認識されている。
RUEIサーバーの監視位置が、ファイアウォールのできるだけ近くにある。
監視対象のドメイン、アプリケーション、サーバー・ファームまたはVLAN(あるいはすべて)が識別されている。

サーバー構成
サーバー構成中に、参照用に次の詳細の指定を完了する。
ホスト名およびドメイン名(オプション)。
データ・センター名。
配置日時。
サーバーIP、ネットマスクおよびデフォルト・ゲートウェイ。
サーバー・タイプ(コレクタ/レポータ)。
NTPサーバーIPおよびバックアップ。
DNSサーバーIPおよびバックアップ。
メール・サーバーおよび送信者メール。
ソケット0: TAP/スイッチ名に対する収集ポート。
ソケット1: TAP/スイッチ名に対する収集ポート。
ソケット2: レスキュー/メンテナンス・インタフェース。 <予約済>
ソケット3: スイッチ名に対するオフィス・ネットワーク。
ソケット4: TAP/スイッチ名に対する収集ポート。
ソケット5: TAP/スイッチ名に対する収集ポート。

データ収集構成
準備が整うと、サーバーはデータ収集を開始する。予想されるデータ量、使用するテクノロジーを指定。
HTTP通信量(MB、ページビュー数または1時間当たりのヒット数)。
Webアプリケーションの基本テクノロジ。
取得する通信量を制限する。
  • HTTPおよびHTTPSポート(80/443 HTTP/HTTPS以外の場合)。

  • VLAN通信量およびVLAN ID(オプション)。


Cookieテクノロジ。
ページのラベル付けテクノロジ。
ブラインド表示のPOSTフィールド名(passwdなど)。
URLのユーザーID(ログイン以外の場合)。
Webサービス・ドメインまたはネットワーク。
XML/SOAPエンベロープ(最大10)。
Chronos/EUM URL(EBSおよびForms)。

HTTPS有効化
必須SSLキーで暗号化通信を監視できるように接続を指定する。
名前:
名前:
機能:
機能:
電子メール:
電子メール:
電話/モバイル:
電話/モバイル:
キー(全部ではない):
キー(全部ではない):









システムの状態の通知
システムでは、各種コンポーネントのアラートのトリガーおよび送信が可能。ユーザー、通知方法、および各コンポーネントの詳細を指定。
名前:
名前:
機能:
機能:
電子メール:
電子メール:
モバイル:
モバイル:
テキスト・メッセージ:
テキスト・メッセージ:

SNMPによるアラート(オプション)脚注1
SNMP管理サーバー。
SNMPコミュニティ名。
SNMPバージョン。

脚注1 RUEIには、SNMPマネージャにインポートする標準MIBが用意されています。