この章では、Oracle Big Data Applianceのシステム、アカウントおよびソフトウェアを構成する方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
注意:
|
KVMスイッチは、Sun Fire X4270 M2サーバーを搭載したOracle Big Data Applianceラックにのみ含まれます。Oracle Big Data Appliance X3-2にはKVMスイッチはありません。
接続されているすべてのコンポーネントの電源がオフになっていることを確認します。
ラックの前面からKVMトレイを引き出し、ハンドルを使用して開きます。
タッチ・パッドに触れます。
マウスでダブルクリックするように、左側の[Ctrl]キーを2回押して、ホストとKVMインタフェースを切り替えます。メインのユーザー・インタフェース・ページが表示されます。
左側のナビゲータで、「Unit View」の下の「Target Devices」を選択します。メインの表示領域で、「Action」が「KVM Session」に設定された状態で18のターゲット・デバイスがリストされていることを確認します。
セッションは、ラックの一番下から一番上に向かって番号が付けられています。
18のセッションが表示されない場合:
「Appliances」の下のナビゲータで、「Ports」を開き、「IQ Adaptors」を選択します。
メインの表示領域で、「Port」表見出しを選択してポート番号でセッションをソートします。
後で修正できるように、欠落しているセッションを書き留めます。
ナビゲータで、「Target Devices」を選択して「Target Devices」ページに戻ります。
KVMスイッチを管理ネットワークに接続するには、次の手順を実行します。
「User Accounts」の下のナビゲータで、「Local」を選択します。
「Users」の下で、「Admin」を選択します。
Adminアカウントのパスワードをwelcome1
に設定し、「Save」を選択します。他のパラメータは何も変更しないでください。
「Appliance Settings」の下で、「Network」を開き、「IPv4」を選択します。「Network Information」ページが表示されます。
「Address」、「Subnet」および「Gateway」の値を入力し、「Save」を選択します。
「Appliance Settings」の下で、「DNS」を選択して「DNS Information」ページを表示します。
DNSサーバーのIPアドレスを入力し、「Save」を選択します。
「Network」の下で、「General」を選択して「Appliance General Network Settings」ページを表示します。
KVM LAN1イーサネット・ポートを管理ネットワークに接続します。
ポートが正しく構成されていることを確認するには、「Network Settings」ページのメディア・アクセス制御(MAC)アドレスが、KVMスイッチの背面のLAN1/LAN2ポートの横にあるラベルと一致していることを確認します。
「Users」の下で、「Overview」を選択して「Unit Maintenance」ページを表示します。
KVMスイッチを再起動するには、「Overview」の下の「Reboot」を選択し、確認の「Yes」を選択します。
状況によっては、KVMファームウェアを推奨バージョンにアップグレードする必要があります。
KVMファームウェア・バージョンを確認するには、次の手順を実行します。
「Appliance Settings」の下のナビゲータで、「Versions」を選択します。「Application」と「Boot」の2つのバージョン番号があります。表示されているバージョンを次の推奨バージョンと比較してください。
Application: 1.10.2.17762
Boot: 1.9.16473
アプリケーションのファームウェア・バージョンが1.10.2より前の場合、アップグレードする必要があります。ファームウェアをアップグレードするには、次の手順に進みます。そうしない場合、これで終了です。
次のWebサイトからUSBフラッシュ・ドライブにファームウェアをダウンロードします。
フラッシュ・ドライブをKVM USBポートに接続し、ブラウザ・セッションを開きます。
パスワードwelcome1
を使用してAdmin
としてKVMにログインします。
「Appliance」の下で、「Overview」を選択します。
「Tools」リストから、「Upgrade Firmware」を選択します。
「FTP」や「HTTP」などの接続方法を選択します。
ダウンロードしたファームウェアのファイル名を入力します。
「Upgrade」をクリックします。
アップグレード・プロセスには5から10分かかります(自動再起動を含む)。
「Appliance Settings」の下の「Versions」を選択してファームウェア・バージョンを確認します。
サーバーにアクセスするためにKVMスイッチを構成するには、次の手順を実行します。
「Unit View」の下で、「Target Devices」を選択して「Target Devices」ページを表示します。
サーバーを起動します。電源ボタンは前面パネルにあります。
「Name」列のサーバー名をクリックして「Unit Overview」ページを表示します。
「Overview」をクリックして、カスタマ接頭辞、ノード・タイプおよび番号のOracle標準ネーミング形式で名前を上書きします。たとえば、bda1node03
は、bda1ラックの一番下から3番目のサーバーを示します。
「Save」をクリックします。
ラックの各サーバーで手順2から5までを繰り返します。各サーバーがBIOSを通じて起動し、デフォルトの工場出荷時のIP構成を使用してオペレーティング・システムが起動します。
Oracle Big Data Applianceに付属するCisco Catalyst 4948イーサネット・スイッチは、インストール中に最低限の構成が行われます。次の手順では、Ciscoイーサネット・スイッチを構成して1つの大規模な仮想LANにします。
Ciscoイーサネット・スイッチの構成の内容および手順は、次のとおりです。
この構成では、IPルーティングを無効化して次の項目を設定します。
ホスト名
IPアドレス
サブネット・マスク
デフォルト・ゲートウェイ
ドメイン名
ネーム・サーバー
NTPサーバー
時刻
タイムゾーン
カスタマ・ネットワークの切断を避けるため、次の前提条件を満たす必要があります。
すべてのコンポーネントのIPアドレスがOracle Big Data Applianceで構成されるまで、Ciscoイーサネット・スイッチをカスタマ・ネットワークに接続しないでください。この順序を守ることで、出荷時のコンポーネントのデフォルト・アドレス・セットが原因で発生することのある重複IPアドレスの競合を避けることができます。
Ciscoイーサネット・スイッチはネットワーク管理者と一緒に構成してください。
カスタマ・ネットワークでイーサネット・スイッチを構成するには、次の手順を実行します。
Ciscoスイッチ・コンソールからのシリアル・ケーブルをラップトップなどのデバイスに接続します。RJ45-DB9シリアル・ケーブルがCiscoドキュメント・パッケージに付属しています。
ターミナル・セッションが出力のロギングによってラップトップに記録されることを確認します。出力は、スイッチが正しく構成されたという記録として使用できます。デフォルトのシリアル・ポートの速度は9600ボー、8ビット、パリティなし、1ストップ・ビットおよびハンドシェイクなしです。
Switch con0 is now available Press RETURN to get started.
次のコマンドを使用してenable
モードに変更します。デフォルト・パスワードはwelcome1
です。
Switch> enable
Password:
単一のVLANのネットワークを構成します。次に、構成の例を示します。
Switch# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)# interface vlan 1 Switch(config-if)# ip address 10.7.7.34 255.255.255.0 Switch(config-if)# end Switch# *Jan 23 15:54:00.506: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console Switch# write memory Building configuration... Compressed configuration from 2474 bytes to 1066 bytes [OK ]
ネットワークでスイッチのIPルーティングを必要としない場合、デフォルトのIPルーティング設定を無効化してデフォルト・ゲートウェイを構成します。この方法が推奨されます。確信が持てない場合は、ネットワーク管理者に連絡してください。
Switch# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)# no ip routing Switch(config)# ip default-gateway 10.17.7.1 Switch(config)# end *Jan 23 15:54:00.506: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console Switch# write memory Building configuration... Compressed configuration from 3600 bytes to 1305 bytes[OK]]
ネットワークでスイッチのIPルーティングを必要とする場合、デフォルトのIPルーティング設定を維持し、次のようにデフォルト・ゲートウェイを構成します。
Switch# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)# ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.7.7.1 Switch(config)# end *Jan 23 15:55:02.506: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console Switch# write memory Building configuration... Compressed configuration from 2502 bytes to 1085 bytes [OK ]
標準のOracle Big Data Applianceネーミング・ルールのrack_name
sw-ip
を使用して、スイッチのホスト名を設定します。この例では、bda1sw-ipという名前を使用します。
Switch# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)# hostname bda1sw-ip bda1sw-ip(config)# end *Jan 23 15:57:50.886: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console bda1sw-ip# write memory Building configuration... Compressed configuration from 3604 bytes to 1308 bytes[OK] bda1sw-ip#
システムのホスト名がプロンプトに表示されます。
Oracle Big Data Applianceには、TelnetとSSHの両方をサポートするバージョンのCiscoイーサネット・スイッチ・ソフトウェアが付属します。Telnetアクセスはオプションです。次の手順では、リモートTelnetアクセスを有効化および無効化する方法について説明します。
イーサネット・スイッチに対するTelnetアクセスを設定するには、次の手順を実行します。
必要に応じてTelnetアクセスのパスワードを設定します(通常はOracle Big Data Applianceの納品時にすでに設定されています)。
bda1sw-ip # configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. bda1sw-ip(config)# enable password welcome1 bda1sw-ip(config)# enable secret welcome1 The enable secret you have chosen is the same as your enable password. This is not recommended. Re-enter the enable secret. bda1sw-ip(config)# end bda1sw-ip# write memory *Jan 23 15:57:50.886: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console Building configuration... Compressed configuration from 2502 bytes to 1085 bytes [OK ]
Telnetアクセスを設定します。この例では、最初のlogin
出力に、パスワードが設定されておらず、Telnetアクセスが無効であることが示されています。login
コマンドによって何も返されなければ、パスワードが設定されており、Telnetアクセスを使用できます。
Switch# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. bda1sw-ip(config)# line vty 0 15 bda1sw-ip(config-line)# login %Login disabled on line 1,until 'password' is set %Login disabled on line 2,until 'password' is set %Login disabled on line 3,until 'password' is set ... bda1sw-ip(config-line)# password welcome1 bda1sw-ip(config-line)# login bda1sw-ip(config-line)# end bda1sw-ip# write memory *Jan 23 15:58:53.630: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console Building configuration... Compressed configuration from 3604 bytes to 1308 bytes[OK]
次の例のように、Telnetアクセスを無効化してリモート・アクセスを防止します。
Switch# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. bda1sw-ip(config)# line vty 0 15 bda1sw-ip(config-line)# no password bda1sw-ip(config-line)# login %Login disabled on line 1, until 'password' is set %Login disabled on line 2, until 'password' is set %Login disabled on line 3, until 'password' is set ... bda1sw-ip(config-line)# end bda1sw-ip# write memory *Jan 23 15:58:53.630: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console Building configuration... Compressed configuration from 3604 bytes to 1308 bytes[OK]
現在のファームウェアでは、SSHを使用したリモート接続がサポートされます。CiscoスイッチでSSHを設定するには、次の例に従います。
bda1sw-ip# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. bda1sw-ip(config)#crypto key generate rsa % You already have RSA keys defined named bda1sw-ip.mydomain.com. % Do you really want to replace them? [yes/no]: yes Choose the size of the key modulus in the range of 360 to 2048 for your General Purpose Keys. Choosing a key modulus greater than 512 may take a few minutes. How many bits in the modulus [512]: 768 % Generating 768 bit RSA keys, keys will be non-exportable...[OK] bda1sw-ip(config)# username admin password 0 welcome1 bda1sw-ip(config)# line vty 0 15 bda1sw-ip(config-line)# transport input ssh bda1sw-ip(config-line)# exit bda1sw-ip(config)# aaa new-model bda1sw-ip(config)# ip ssh time-out 60 bda1sw-ip(config)# ip ssh authentication-retries 3 Oracle Internal and Approved Partners Only Page 11 of 47 V 1.0 Created: 21. Dec. 2012 Task Comment Check bda1sw-ip(config)# ip ssh version 2 bda1sw-ip(config)# end *Sep 15 14:26:37.045: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console bda1sw-ip# write memory Building configuration... Compressed configuration from 2603 bytes to 1158 bytes[OK]
次に示す値をサイトにとって有効な値に置き換えることで、最大3つのドメイン・ネーム・システム(DNS)・サーバーを構成できます。
bda1sw-ip# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. bda1sw-ip(config)# ip domain-name us.example.com bda1sw-ip(config)# ip name-server 10.7.7.3 bda1sw-ip(config)# ip name-server 172.28.5.5 bda1sw-ip(config)# ip name-server 10.8.160.1 bda1sw-ip(config)# end *Jan 23 16:01:35.010: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console bda1sw-ip# write memory Building configuration... Compressed configuration from 3662 bytes to 1348 bytes[OK]
Ciscoイーサネット・スイッチでは、内部時間が協定世界時(UTC)の形式で維持されます。
ローカル時間とタイムゾーンを設定する場合、順序が重要です。次に、ローカル時間をアメリカ東部タイムゾーンに設定する例を示します。
bda1sw-ip# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. bda1sw-ip(config)# clock timezone EST -5 bda1sw-ip(config)# clock summer-time EDT recurring bda1sw-ip(config)# end bda1sw-ip# clock set 15:00:00 January 23 2012 bda1sw-ip# write memory Building configuration... Compressed configuration from 3778 bytes to 1433 bytes[OK] bda1sw-ip# show clock 15:00:18.819 EST Mon Jan 23 2012
次に、クロックおよびタイムゾーンを設定するコマンドについて説明します。
UTCを使用するには、次のコマンドを入力します。
no clock timezone global configuration
タイムゾーンを使用するには、次のようにします。
clock timezonezone
hours-offset
[minutes-offset
]
このコマンドで、zoneは標準時が有効な場合に表示するタイムゾーン、hours-offsetはUTCからの時間数のオフセット、およびminutes-offsetはUTCからの分数のオフセットです。
clock summer-timezone
recurring [week day month hh:mm week day month
\hh:mm
[offset
]]
このコマンドで、zoneは夏時間(夏時間調整)が有効な場合に表示するタイムゾーン、weekは月の週(1から5、またはlast)、dayは曜日、monthは月、hh:mmは24時間形式の時刻、およびoffsetは夏時間中に追加する分数です。デフォルト・オフセットは60分です。
クロックを任意の時刻に手動設定するには、次のようにします。
clock set hh:mm:ss month day year
このコマンドで、hh:mm:ssは、24時間形式の時間、分、秒、dayは月の日にち、monthは月、およびyearは年です。指定された時刻は、構成済のタイムゾーンを基準とします。
関連項目: 『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』
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最大2つのNTPサーバーを構成できます。次の例に、ローカル時間に同期されたNTPサーバーを示します(Ciscoスイッチがネットワークに接続され、NTPにアクセスできる場合)。
bda1sw-ip# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. bda1sw-ip(config)# ntp server 10.196.23.254 prefer bda1sw-ip(config)# ntp server 192.168.9.19 bda1sw-ip(config)# end Jan 23 20:00:41.235: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console bda1sw-ip# write memory Building configuration... Compressed configuration from 3870 bytes to 1487 bytes [OK ] bda1sw-ip# show ntp status output varies by network bda1sw-ip# show clock 15:00:57.919 EST Mon Jan 23 2012
Ciscoイーサネット・スイッチを接続する前に、ネットワークでスパニング・ツリーを有効にする必要があるかどうかをネットワーク管理者に尋ねてください。
スパニング・ツリーは、スイッチ間アップリンク・ポート48でデフォルトで有効になっています。これが適切な場合、この手順は省略できます。
スパニング・ツリーを無効化するには、次の手順を実行します。
ポートを無効にする必要がある場合、次のコマンドを入力します。
bda1sw-ip# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)# no spanning-tree vlan 1 Switch(config)# end Jan 23 20:01:15.083: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console bda1sw-ip# write memory Building configuration... Compressed configuration from 2654 bytes to 1163 bytes[OK]
スパニング・ツリーの無効化を確認するには、次のようにします。
bda1sw-ip# show spanning-tree vlan 1
Spanning tree instance(s) for vlan 1 does not exist.
Ciscoイーサネット・スイッチ構成を確認するには、次の手順を実行します。
次のコマンドを入力して構成を確認します。
bda1sw-ip# show running-config
次に、出力の例を示します。
Building configuration... Current configuration :2654 bytes ! version 12.2 no service pad service timestamps debug datetime msec service timestamps log datetime msec no service password-encryption service compress-config . . .
いずれかの設定が不適切な場合、適切な手順を繰り返してください。設定を消去するには、同じコマンドの前にno
を入力します。たとえば、デフォルト・ゲートウェイを消去するには、次のコマンドを入力します。
bda1sw-ip# no ip default-gateway 10.7.7.1 bda1sw-ip# end bda1sw-ip# write memory
次のコマンドを入力して現在の構成を保存します。
bda1sw-ip# copy running-config startup-config
次のコマンドを使用してセッションを終了します。
bda1sw-ip#exit
bda1sw-ip con0 is now available
Ciscoコンソールからケーブルを外します。
構成を確認するには、ラップトップをポート48に接続し、内部管理ネットワークのIPアドレスをpingします。
注意: システムがユーザーのIPアドレスで構成され、スイッチ構成が完了するまで、Ciscoイーサネット・スイッチを管理ネットワークに接続しないでください。 |
Oracle Big Data Applianceには、2つのSun Network QDR InfiniBand Gatewayリーフ・スイッチと、1つのSun Datacenter InfiniBand Switch 36スパイン・スイッチがあります。スイッチを構成するには、それぞれ次の手順を実行します。
インフィニバンド・スイッチを構成するには、次の手順を実行します。
シリアル接続またはイーサネット接続を使用してスイッチに接続します。
192.168.1.201
、192.168.1.202
または192.168.1.203
に対するイーサネット接続の詳細は、「ネットワークを使用したOracle ILOMへの接続」を参照してください。
シリアル接続の詳細は、「シリアル接続を使用したOracle ILOMへの接続」を参照してください。
パスワードwelcome1
を使用してilom-admin
としてログインします。
スイッチには、Linuxに似たオペレーティング・システムと、構成で使用するOracle ILOMインタフェースがあります。
/SP/networkディレクトリに移動します。
cd /SP/network
次のコマンドを入力してスイッチを構成します。
set pendingipaddress=ip_address set pendingipnetmask=ip_netmask set pendingipgateway=ip_gateway set pendingipdiscovery=static set commitpending=true
これらのコマンドで、ip_address、ip_netmaskおよびip_gatewayは、ネットワークの適切な設定を示します。
show
コマンドを入力して変更を表示します。いずれかの値が間違っている場合、set
commitpending=true
で終わるset
コマンドを再入力します。
-> show
/SP/network
Targets:
interconnect
ipv6
test
Properties:
commitpending = (Cannot show property)
dhcp_ser_ip = none
ipaddress = 10.135.42.24
ipdiscovery = static
ipgateway = 10.135.40.1
ipnetmask = 255.255.255.0
macaddress = 00:21:28:E7:B3:34
managementport = SYS/SP/NET0
outofbandmacaddress = 00:21:28:E7:B3:33
pendingipaddress = 10.135.42.23
pendingipdiscovery = static
pendingipgateway = 10.135.42.1
pendingipnetmask = 255.255.248.0
pendingmanagementport = /SYS/SP/NET0
sidebandmacaddress = 00:21:28:E7:B3:35
state = enabled
Commands:
cd
set
show
->
hostnameをスイッチの有効な名前(bda1sw-ib2など)に置き換え、スイッチのホスト名を設定および確認します。ドメイン名は含めないでください。
-> set /SP hostname=hostname
-> show /SP hostname
/SP
Properties:
hostname = bda1sw-ib2
DNSサーバー名およびドメイン名を設定します。
-> set /SP/clients/dns auto_dns=enabled -> set /SP/clients/dns nameserver=ip_address -> set /SP/clients/dns searchpath=domain_name
これらのコマンドで、ip_addressは優先検索順序におけるネーム・サーバーの1から3のカンマ区切りのIPアドレスで、domain_nameはus.example.com
などの完全DNSドメイン名です。
設定を確認します。
-> show /SP/clients/dns
/SP/clients/dns
Targets:
Properties:
auto_dns = enabled
nameserver = 10.196.23.245, 172.32.202.15
retries = 1
searchpath = us.example.com
timeout = 5
Commands:
cd
set
show
インフィニバンド・スイッチでタイムゾーンを設定するには、次の手順を実行します。
現在の時間設定を確認します。
-> show /SP/clock
設定が正確ではない場合、次の手順に進みます。
zone_identifierを構成テンプレートのタイムゾーン(America/New_York
など)に置き換え、タイムゾーンを設定します。
-> set /SP/clock timezone=zone_identifier
現在の時間設定を確認します。
-> show /SP/clock
設定が正確ではない場合、次の手順に進みます。
MMDDHHmmCCyyを月、日、時間、分、世紀および年に置き換え、SPクロックを手動で設定します。
-> set datetime=MMddHHmmCCyy
現在の時間設定を確認します。
-> show /SP/clock
ip_addressをサーバー・アドレスに置き換え、ネットワーク・タイム・プロトコル(NTP)を構成します。サーバー1はプライマリNTPサーバーであり、サーバー2はセカンダリ・サーバーです。
-> set /SP/clients/ntp/server/1 address=ip_address -> set /SP/clients/ntp/server/2 address=ip_address
NTPサーバーを有効にします。
-> set /SP/clock usentpserver=enabled
設定を確認します。
-> show /SP/clients/ntp/server/1 -> show /SP/clients/ntp/server/2 -> show /SP/clock
インフィニバンドのリーフ・スイッチまたはスパイン・スイッチの健全性を確認するには、次の手順を実行します。
-> show /SYS/Fabric_Mgmt
プロンプトが->からFabMan@hostname->に変更されます。
ファームウェア・バージョンが2.0.5-2以上であることを確認します。現在のバージョンは、My Oracle Support ID 1474875.1を確認してください。
FabMan@bda1sw-02->version
SUN DCS gw version: 2.0.5-2
Build time: Nov 29 2011 16:05:05
FPGA version: 0x34
SP board info:
Manufacturing Date: 2011.05.31
Serial Number: "NCD6Q0126"
Hardware Revision: 0x0006
Firmware Revision: 0x0000
BIOS version: SUN0R100
BIOS date: 06/22/2010
FabMan@bda1sw-02->
スイッチの全体的な健全性を確認し、問題があれば修正します。
FabMan@bda1sw-ib2-> showunhealthy
OK - No unhealthy sensors
環境を確認します。すべてのテストでOKおよびPASSEDが返されることを確認し、問題があれば作業を続行する前に修正します。この例は、電源コードの緩みが原因でPSU1に問題が発生していることを示しています。WARNING PSUで始まる行を参照してください。
FabMan@bda1sw-ib2-> env_test
Environment test started:
Starting Environment Daemon test:
Environment daemon running
Environment Daemon test returned OK
Starting Voltage test
Voltage ECB OK
Measured 3.3V Main = 3.25
Measured 3.3V Standby = 3.37 V
Measured 12V = 11.97 V
Measured 5V = 4.99 V
Measured VBAT = 3.09 V
Measured 1.0V = 1.01 V
Measured I4 1.2V = 1.22 V
Measured 2.5V = 2.52 V
Measured V1P2 DIG = 1.19 V
Measured V1P2 ANG = 1.18 V
Measured 1.2V BridgeX = 1.22 V
Measured 1.8V = 1.78 V
Measured 1.2V Standby = 1.20 V
Voltage test returned OK
Starting PSU test:
PSU 0 present OK
WARNING PSU 1 present AC Loss
PSU test returned 1 faults
Starting Temperature test:
Back temperature 30
Front temperature 29
SP temperature 36
Switch temperature 52,
.
.
.
InfiniBand Gatewayリーフ・スイッチの優先度設定が5で、InfiniBand Switch 36スパイン・スイッチの優先度設定が8であることを確認します。
FabMan@bda1sw-ib2-> setsmpriority list
Current SM settings:
smpriority 5
controlled_handover TRUE
subnet_prefix 0xfe80000000000000
smpriority
が正しい場合、次の手順は省略できます。
優先度設定を修正するには、次の手順を実行します。
このOracle Big Data ApplianceラックをOracle Exadata Database MachineまたはOracle Exalogic Elastic Cloudラックに接続する場合:
Exadataのインフィニバンド・スイッチおよびExalogicのスパイン・スイッチでファームウェア・バージョン1.3.3_2以上が実行されていることを確認します。
サブネット・マネージャが、最高のファームウェア・バージョンのスイッチでのみ実行されていることを確認します。
以前のファームウェア・バージョンが実行されているシステムで、サブネット・マネージャを無効にします。root
としてスイッチにログインし、前の説明に従ってdisablesm
コマンドを実行します。
たとえば、Oracle Big Data Applianceが最高のファームウェア・バージョンである場合、そのスパイン・スイッチをマスター用にし、そのゲートウェイ・スイッチをフェイルオーバー用にします。次に、別のエンジニアド・システムで、Oracle Big Data Applianceのバージョンより低いファームウェア・バージョンのインフィニバンド・スイッチのサブネット・マネージャを無効にします。
ファブリック管理シェルを終了します。
FabMan@bda1sw-ib2-> exit
->
Oracle ILOMシェルを終了します。
-> exit
root
としてスイッチにログインし、すべての変更を反映するためにスイッチを再起動します。
reboot
他のインフィニバンド・スイッチでこれらの手順を繰り返します。
配電ユニット(PDU)の構成には、次の手順が含まれます。
配電ユニット(PDU)は、監視用のネットワークに接続するための静的IPアドレスで構成されます。PDUを接続する前に、次のネットワーク情報を確認してください。
静的IPアドレス
サブネット・マスク
デフォルト・ゲートウェイ
PDUをネットワークに接続するには、次の手順を実行します。
Webブラウザを使用してPDUメータリング・ユニットにアクセスするため、ユニットの工場出荷時のデフォルトIPアドレスを入力します。PDU Aのアドレスは192.168.1.210
、PDU Bのアドレスは192.168.1.211
です。
「Current Measurement」ページが表示されます。PDUが応答しない場合、リセットします。
赤色のリセット・ボタンを押し続けます。
約10秒から15秒後に表示がカウント・ダウンを始めたら、ボタンを放し、再度押します(押し続けません)。
監視の再起動時、現在のIP設定および動的ホスト構成プロトコル(DHCP)か静的アドレスかを控えておきます。
デフォルトのログイン名とパスワード(admin
/admin
)を使用します。
ページの左上の「Net Configuration」をクリックします。
PDUメータリング・ユニットにadmin
ユーザーとしてログインします。デフォルト・パスワードはadmin
です。このパスワードは、ネットワークの構成後に変更してください。
「DHCP Enabled」オプションが選択されていないことを確認します。
PDUメータリング・ユニットの次のネットワーク設定を入力します。
IPアドレス
サブネット・マスク
デフォルト・ゲートウェイ
「Submit」をクリックしてネットワーク設定を指定し、PDUメータリング・ユニットをリセットします。
PDUファームウェア・バージョンを確認するには、次の手順を実行します。
「Module Info」を選択します。出力に1.04以上のファームウェア・バージョンが表示された場合、問題ありません。そうではない場合、次の手順に進み、ファームウェア・バージョンを更新してください。
My Oracle Supportから最新のファームウェア・バージョンをダウンロードします。
http://support.oracle.com
でログインします。
「パッチと更新版」タブを選択します。
「パッチ検索」で、「製品またはファミリ(拡張検索)」をクリックします。
「製品」で、「Sun Rack II PDU」を選択します。
「リリース」で、「Sun Rack II PDU 1.0.4」を選択します。
「検索」をクリックして「パッチ検索結果」ページを表示します。
「12871297」などのパッチ名をクリックします。
ファイルをダウンロードします。
ローカル・システムにファイルを解凍します。
PDUメータリング・ユニットの「Network Configuration」ページに戻ります。
「Firmware Update」まで下にスクロールします。
「Browse」をクリックしてMKAPP_V1.04.DLファイルを選択し、「Submit」をクリックします。
「Browse」をクリックしてHTML_V1.04.DLファイルを選択し、「Submit」をクリックします。
「Module Info」をクリックしてバージョン番号を確認します。
「Net Configuration」をクリックし、次に「Logout」をクリックします。
PDUの電流は直接監視できます。しきい値設定を構成してPDUを監視します。各メータリング・ユニット・モジュールおよび相の構成可能なしきい値は、Info low
、Pre Warning
およびAlarm
です。
関連項目: PDUの構成および監視の詳細は、次の場所にあるSun Rack II配電ユニット・ユーザーズ・ガイドを参照してください。 |
表7-1に、単相低電圧PDUを使用するOracle Big Data Applianceラックのしきい値を示します。
表7-1 単相低電圧PDUのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、相1 |
0 |
18 |
23 |
A |
モジュール1、相2 |
0 |
22 |
24 |
A |
モジュール1、相3 |
0 |
18 |
23 |
B |
モジュール1、相1 |
0 |
18 |
23 |
B |
モジュール1、相2 |
0 |
22 |
24 |
B |
モジュール1、相3 |
0 |
18 |
23 |
表7-2に、3相低電圧PDUを使用するOracle Big Data Applianceラックのしきい値を示します。
表7-2 3相低電圧PDUのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、相1 |
0 |
32 |
40 |
AおよびB |
モジュール1、相2 |
0 |
34 |
43 |
AおよびB |
モジュール1、相3 |
0 |
33 |
42 |
表7-3に、単相高電圧PDUを使用するOracle Big Data Applianceラックのしきい値を示します。
表7-3 単相高電圧PDUのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、相1 |
0 |
16 |
20 |
A |
モジュール1、相2 |
0 |
20 |
21 |
A |
モジュール1、相3 |
0 |
16 |
20 |
B |
モジュール1、相1 |
0 |
16 |
20 |
B |
モジュール1、相2 |
0 |
20 |
21 |
B |
モジュール1、相3 |
0 |
16 |
20 |
表7-4に、3相高電圧PDUを使用するOracle Big Data Applianceラックのしきい値を示します。
ネットワークを構成する前に、Oracle Big Data Applianceサーバーが正しく設定されていることを確認します。
注意: Oracle ILOMシリアル管理ポートに接続する必要がある場合、サーバーのボー・レート設定は、デフォルトのOracle ILOM設定である9600から、115200ボー、8ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに変更されます。 |
Oracle Big Data Applianceサーバーを確認するには、次の手順を実行します。
各サーバーの前面パネルの電源ボタンを押してすべてのサーバーに電源を投入します。サーバーが通常の起動テストを実行するのに5から10分かかります。
ラップトップを使用してサーバーに接続します。
PuTTYなどのユーティリティを使用してSSH接続を開きます。
サーバーのデフォルトIPアドレスを入力します。
/opt/oracle/bda/rack-hosts-infinibandファイルが存在することを確認します。存在しない場合、デフォルトIPアドレスを1行に1つリストしてファイルを作成します。すべてのdcli
コマンドは、デフォルトで、このファイルにリストされているサーバーに送信されます。「工場出荷時のネットワーク設定」を参照してください。
「パスワードなしSSHの設定」の説明に従ってsetup-root-ssh
コマンドを入力し、root
のパスワードなしSSHを設定します。
dcli "hostname ; date"
パスワードの入力を求められた場合、[Ctrl]+[C]を複数回押します。このプロンプトで鍵の配布を確認することで、次の手順に進むことができます。そうではない場合、passwordを有効なパスワードに置き換え、ラック全体でrootのSSH鍵を生成します。
setup-root-ssh -p password
手順6のdcli
コマンドを再度入力し、鍵を確認します。
インフィニバンド・ポートが、各サーバーで2つずつ(合計36)稼働していることを確認します。
# dcli ibstatus | grep phys 192.168.10.1: phys state: 5: LinkUp 192.168.10.1: phys state: 5: LinkUp .. 192.168.10.18: phys state: 5: LinkUp 192.168.10.18: phys state: 5: LinkUp
インフィニバンド・ポートが40Gbps (4X QDR)で稼働していることを確認します。
# dcli ibstatus | grep rate 192.168.10.1: rate: 40 Gb/sec (4X QDR) 192.168.10.1: rate: 40 Gb/sec (4X QDR) .. 192.168.10.18: rate: 40 Gb/sec (4X QDR) 192.168.10.18: rate: 40 Gb/sec (4X QDR)
Oracle ILOMで何も障害が検出されないことを確認します。
# dcli 'ipmitool sunoem cli "show faulty"'
通常、各サーバーの出力は次のようになります。
bda1node02-adm.example.com: Connected. Use ^D to exit. bda1node02-adm.example.com: -> show faulty bda1node02-adm.example.com: Target | Property | Value bda1node02-adm.example.com:-------------+---------------------+----------- bda1node02-adm.example.com: bda1node02-adm.example.com: -> Session closed bda1node02-adm.example.com: Disconnected
filenameを任意のファイル名に置き換え、確認用のファイルに各システムからのハードウェア・プロファイル出力を保存します。
# dcli bdacheckhw > filename
次のようなコマンドを使用してハードウェア・プロファイル出力ファイルを確認します。次の各例のファイル名は、all-bdahwcheck.outです。
ハードウェア・プロファイルに障害が存在しないことを確認するには、次のようにします。
grep -v SUCCESS ~/all-bdahwcheck.out
24のコアを確認するには、次のようにします。
grep cores ~/all-bdahwcheck.out
48GBのメモリーを確認するには、次のようにします。
grep memory ~/all-bdahwcheck.out
6つのファンを確認するには、次のようにします。
grep fans ~/all-bdahwcheck.out
ステータスが両方の電源でOKであることを確認するには、次のようにします。
grep supply ~/all-bdahwcheck.out
ディスク0から11がすべて同じモデルで、オンラインで回転しており、アラートがないことを確認するには、次のようにします。
grep disk ~/all-bdahwcheck.out | grep "model\|status" | more
ホスト・チャネル・アダプタのモデルがMellanox Technologies MT26428 ConnectX VPI PCIe 2.0であることを確認するには、次のようにします。
grep Host ~/all-bdahwcheck.out | grep model
filenameを任意のファイル名に置き換え、ファイルにRAID構成を保存します。
dcli MegaCli64 -ldinfo -lall -a0 | grep "Virtual Drive\|State" > filename
12の仮想ドライブ(0から11)がサーバーごとにリストされることを確認します。この例では、RAID構成はall-ldstate.outというファイルに格納されます。
less ~/all-ldstate.out
filenameを任意のファイル名に置き換え、確認用のファイルに各システムからのソフトウェア・プロファイル出力を保存します。
dcli bdachecksw > filename
パーティション設定およびソフトウェア・バージョンが正しいことを確認します。この例では、ソフトウェア・プロファイルはall-bdaswcheck.outというファイルに格納されます。
less ~/all-bdaswcheck.out
システムのブート順序がUSB、RAIDスロット0、PXEであることを確認します。
dcli 'biosconfig -get_boot_order' | grep DEV | more <BOOT_DEVICE_PRIORITY> <DEVICE_NAME>USB:02.82;01 Unigen PSA4000</DEVICE_NAME> <DEVICE_NAME>RAID:Slot0.F0:(Bus 13 Dev 00)PCI RAID Adapter</DEVICE_NAME> <DEVICE_NAME>PXE:IBA GE Slot 0100 v1331</DEVICE_NAME> <DEVICE_NAME>PXE:IBA GE Slot 0101 v1331</DEVICE_NAME> <DEVICE_NAME>PXE:IBA GE Slot 0700 v1331</DEVICE_NAME> <DEVICE_NAME>PXE:IBA GE Slot 0701 v1331</DEVICE_NAME> </BOOT_DEVICE_PRIORITY>
Oracle Big Data Appliance構成ユーティリティによって、管理ネットワークおよびプライベート・インフィニバンド・ネットワークを構成するために使用されるBdaDeploy.jsonファイルが生成されます。このファイルが存在しない場合、「構成ファイルの生成」を参照してください。
ネットワークの構成には、次の手順が含まれます。
工場出荷時のソフトウェア・イメージが正しくインストールされ、サーバーが正常に動作していることを確認するには、各サーバーの/rootディレクトリにBDA_IMAGING_SUCCEEDEDおよびBDA_REBOOT_SUCCEEDEDファイルが存在することを確認します。出力にBDA_IMAGING_FAILEDまたはBDA_REBOOT_FAILEDファイルが表示された場合、そのサーバーの/root/bda_imaging_statusファイルで詳細を確認してください。すべての問題が解決されるまで、ネットワーク構成を続行しないでください。
dcli
ユーティリティでは、「パスワードなしSSHの設定」の説明に従って、rootのパスワードなしSSHを設定する必要があります。
# dcli ls -1 /root | grep BDA IP address BDA_IMAGING_SUCCEEDED IP address BDA_REBOOT_SUCCEEDED . . .
イメージ・バージョンも確認できます。
# dcli imageinfo
Big Data Appliance Image Info
IMAGE_VERSION : 1.0.2
IMAGE_CREATION_DATE : Sun Mar 4 11:39:36 PST 2012
IMAGE_LABEL : BDA_MAIN_LINUX.X64_120303
KERNEL_VERSION : 2.6.32-200.21.1.el5uek
BDA_RPM_VERSION : bda-1.0.2-1
OFA_RPM_VERSION : ofa-2.6.32-200.21.1.el5uek-1.5.5-4.0.55.4
JDK_VERSION : jdk-1.6.0_29-fcs
.
.
.
Oracle Big Data Applianceに構成ファイルをコピーするには、次の手順を実行します。
KVMスイッチを使用して、第1サーバーに対するコンソール・セッションを開きます。第1サーバーは、ラック内の一番下のサーバーです。図D-1を参照してください。
root
ユーザーとして第1サーバーにログインします。初期パスワードはwelcome1
です。
USBドライブを第1サーバーのUSBポートに接続します。ポートはサーバーの右前面にあります。次のような情報がコンソールに表示されます。
# scsi 0:0:0:0: Direct-Access CBM USB 2.0 Q: 0 ANSI:2 sd 0:0:0:0: Attached scsi generic sg14 type 0 sd 0:0:0:0: [sdn] 7954432 512-byte logical blocks: (4.07 GB/3.79 GiB) sd 0:0:0:0: [sdn] Write Protect is off sd 0:0:0:0: [sdn] Assuming drive cache: write through sd 0:0:0:0: [sdn] Assuming drive cache: write through sd 0:0:0:0: [sdn] Assuming drive cache: write through sd 0:0:0:0: [sdn] Attached SCSI removable disk
showusb
コマンドを入力してUSBドライブを検索します。コマンドによって、マップされたデバイスが返されますが、USBドライブが接続されていない場合は何も出力されません。
# showusb /dev/sdn1
サーバーにディレクトリを作成します。
# mkdir /mnt/usb
ステップ5で示されたデバイス名を使用してデバイスをマウントします。次に、コマンドの例を示します。
# mount -t vfat /dev/sdn1 /mnt/usb
USBフラッシュ・ドライブ上のファイルの場所を確認します。
# ls /mnt/usb BdaDeploy.json bin boot . . .
USBフラッシュ・ドライブからサーバーの/opt/oracle/bdaディレクトリにBdaDeploy.jsonをコピーします。
# cd /mnt/usb # cp BdaDeploy.json /opt/oracle/bda
USBフラッシュ・ドライブをディスマウントして、デバイスを削除します。
# umount /mnt/usb # rmdir /mnt/usb
サーバーからUSBフラッシュ・ドライブを取り外します。
networksetup-one
スクリプトによって、すべてのサーバーのホスト名およびOracle ILOM名が設定され、管理ネットワークとプライベート・インフィニバンド・ネットワークが構成されます。
ネットワーク構成を開始するには、次の手順を実行します。
root
ユーザーとして第1サーバーにログインします。初期パスワードはwelcome1
です。
# ssh root@192.168.10.1
ネットワーク構成を開始します。
# cd /opt/oracle/bda/network # ./networksetup-one
例7-1に、スクリプトによるサンプル出力を示します。
例7-1 networksetup-oneによるサンプル出力
# ./networksetup-one
networksetup-one: check syntax and static semantics of /opt/oracle/bda/BdaDeploy.json
networksetup-one: passed
networksetup-one: ping servers on ship admin network
networksetup-one: passed
networksetup-one: test ssh to servers on ship admin network
hello from node02
hello from node03
.
.
.
networksetup-one: passed
networksetup-one: copy /opt/oracle/bda/BdaDeploy.json to servers
BdaDeploy.json 0% 0 0.0KB/s --:-- ETABdaDeploy.json 100% 4304 4.2KB/s 00:00
BdaDeploy.json 0% 0 0.0KB/s --:-- ETABdaDeploy.json 100% 4304 4.2KB/s 00:00
.
.
.
networksetup-one: passed
networksetup-one: executing network settings on all servers
networksetup-one: wait a few seconds for the network to restart on 192.168.1.2
.
.
.
bda1node02.example.com BdaUserConfigNetwork: reset network
bda1node03.example.com BdaUserConfigNetwork: reset network
bda1node04.example.com BdaUserConfigNetwork: reset network
.
.
.
networksetup-one: deploying this server
networksetup-one: network will restart momentarily, pardon our dust
bda1node01.example.com BdaUserConfigNetwork: reset network
networksetup-one: generate dcli bda host file lists
networksetup-one: ping server ips on admin network
networksetup-one: passed
networksetup-one: passed
networksetup-one: test ssh server ips on admin network
hello from bda1node02.example.com
hello from bda1node03.example.com
hello from bda1node04.example.com
.
.
.
networksetup-one: passed
ネットワーク構成を完了する前に、データ・センターに管理ネットワークとクライアント・ネットワークを接続する必要があります。
Oracle Big Data Applianceをネットワークに接続するには、次の手順を実行します。
Ciscoイーサネット・スイッチをデータ・センターに接続して、1GbE管理ネットワークを接続します。
2つのSun Network QDR InfiniBand Gatewayリーフ・スイッチをデータ・センターに接続して、10GbEクライアント・ネットワークを接続します。
ケーブルの配線後、ネットワーク管理者が、ネットワーク・スイッチ・エンド構成を変更してリンクが認識されるようにする必要がある場合があります。
SSHを使用してSun Network QDR InfiniBand Gatewayスイッチに接続し、ilom-admin
ユーザーとしてログインします。
ファブリック管理シェルを起動します。
-> show /SYS/Fabric_Mgmt
Bridgeエントリに、リーフ・スイッチからカスタマ・ネットワーク・スイッチへのアクティブなリンクがあることを確認します。
FabMan@bda1sw-ib2-> listlinkup
この出力では、各スイッチに接続された4つのポートを示しています。
Connector 0A-ETH Present Bridge-0 Port 0A-ETH-1 (Bridge-0-2) up (Enabled) Bridge-0 Port 0A-ETH-2 (Bridge-0-2) down (Enabled) Bridge-0 Port 0A-ETH-3 (Bridge-0-1) up (Enabled) Bridge-0 Port 0A-ETH-4 (Bridge-0-1) down (Enabled) Connector 1A-ETH Present Bridge-1 Port 1A-ETH-1 (Bridge-1-2) up (Enabled) Bridge-1 Port 1A-ETH-2 (Bridge-1-2) down (Enabled) Bridge-1 Port 1A-ETH-3 (Bridge-1-1) up (Enabled) Bridge-1 Port 1A-ETH-4 (Bridge-1-1) down (Enabled)
networksetup-two
スクリプトによって、ネットワーク接続を必要とするnetworksetup-one
で開始されたいくつかの手順が完了されます。これにより、10GbEクライアント・ネットワークのデフォルトのVLANおよび必要なすべてのVNICも構成されます。その後、すべてのネットワーク接続が確認され、予期しない障害(ケーブル配線の間違いを原因とする障害など)が検出された場合はメッセージが表示されます。
Sun Network QDR InfiniBand Gatewayスイッチの10GbEポートは、データ・センターに接続されている必要があります。
ネットワーク構成を完了するには、次の手順を実行します。
管理ネットワークとクライアント・ネットワークの両方がOracle Big Data Applianceに接続されていることを確認します。
次のスクリプトを実行して、ネットワーク設定を完了します。
./networksetup-two
例7-2に、スクリプトによるサンプル出力を示します。
例7-2 networksetup-twoによるサンプル出力
# ./networksetup-two
networksetup-two: check syntax and static semantics of /opt/oracle/bda/BdaDeploy.json
networksetup-two: passed
networksetup-two: ping server ips on admin network
networksetup-two: passed
networksetup-two: test ssh server ips on admin network
hello from bda1node02.example.com
hello from bda1node03.example.com
hello from bda1node04.example.com
.
.
.
networksetup-two: passed
networksetup-two: run connected network post script on each server
networksetup-two: post network setup for 10.133.42.253
networksetup-two: post network setup for 10.133.42.254
networksetup-two: post network setup for 10.133.43.1
.
.
.
networksetup-two: post network setup for this node
networksetup-two: ping admin servers by name on admin network
networksetup-two: passed
networksetup-two: verify infiniband topology
networksetup-two: passed
networksetup-two: start setup client network (10gigE over Infiniband)
networksetup-two: ping both gtw leaf switches
networksetup-two: passed
networksetup-two: verify existence of gateway ports
networksetup-two: passed
networksetup-two: ping server ips on admin network
networksetup-two: passed
networksetup-two: ping servers by name on admin network
networksetup-two: passed
networksetup-two: test ssh server ips on admin network
hello from bda1node02.example.com
hello from bda1node03.example.com
.
.
.
networksetup-two: passed
networksetup-two: check existence of default vlan for port 0A-ETH-1 on bda1sw-ib2
networksetup-two: no default vlan for port, create it
spawn ssh root@10.133.43.36 createvlan 0A-ETH-1 -vlan -1 -pkey default
networksetup-two: verify default vlan for port 0A-ETH-1 for bda1sw-ib2
.
.
.
networksetup-two: passed
networksetup-two: apply eoib on each server
networksetup-two: wait a few seconds for the network to restart on 10.133.42.253
networksetup-two: wait a few seconds for the network to restart on 10.133.42.254
.
.
.
check and delete vNIC for bda1node02 eth9 on switch bda1sw-ib2
check and delete vNIC for bda1node02 eth9 on switch bda1sw-ib3
create vNIC eth9 bda1node02 using switch bda1sw-ib3
vNIC created
check and delete vNIC for bda1node02 eth8 on switch bda1sw-ib2
.
.
.
networksetup-two: ping server ips on client network
networksetup-two: passed
networksetup-two: test ssh server ips on client network
hello from bda1node02.example.com
hello from bda1node03.example.com
.
.
.
networksetup-two: passed
networksetup-two: end setup client network