ヘッダーをスキップ
Oracle® Big Data Applianceオーナーズ・ガイド
リリース2 (2.0.1)
B72460-01
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

7 Oracle Big Data Applianceの構成

この章では、Oracle Big Data Applianceのシステム、アカウントおよびソフトウェアを構成する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。


注意:

  • これらの手順を完了するには、インストール・テンプレートが必要です。これによって、手動構成手順で必要とされるサーバーやスイッチのIPアドレスと名前が識別されます。

  • この章に説明されている構成手順の実行は、オラクル社のフィールド・エンジニアに任せることをお薦めします。


7.1 KVMスイッチの構成

KVMスイッチは、Sun Fire X4270 M2サーバーを搭載したOracle Big Data Applianceラックにのみ含まれます。Oracle Big Data Appliance X3-2にはKVMスイッチはありません。

KVMの構成には、次の手順が含まれます。

7.1.1 KVMスイッチの起動

KVMスイッチを起動するには、次の手順を実行します。

  1. 接続されているすべてのコンポーネントの電源がオフになっていることを確認します。

  2. ラックの前面からKVMトレイを引き出し、ハンドルを使用して開きます。

  3. タッチ・パッドに触れます。

  4. マウスでダブルクリックするように、左側の[Ctrl]キーを2回押して、ホストとKVMインタフェースを切り替えます。メインのユーザー・インタフェース・ページが表示されます。

  5. 左側のナビゲータで、「Unit View」の下の「Target Devices」を選択します。メインの表示領域で、「Action」が「KVM Session」に設定された状態で18のターゲット・デバイスがリストされていることを確認します。

    セッションは、ラックの一番下から一番上に向かって番号が付けられています。

  6. 18のセッションが表示されない場合:

    1. 「Appliances」の下のナビゲータで、「Ports」を開き、「IQ Adaptors」を選択します。

    2. メインの表示領域で、「Port」表見出しを選択してポート番号でセッションをソートします。

    3. 後で修正できるように、欠落しているセッションを書き留めます。

    4. ナビゲータで、「Target Devices」を選択して「Target Devices」ページに戻ります。

7.1.2 管理ネットワークへのKVMスイッチの接続

KVMスイッチを管理ネットワークに接続するには、次の手順を実行します。

  1. 「User Accounts」の下のナビゲータで、「Local」を選択します。

  2. 「Users」の下で、「Admin」を選択します。

  3. Adminアカウントのパスワードをwelcome1に設定し、「Save」を選択します。他のパラメータは何も変更しないでください。

  4. 「Appliance Settings」の下で、「Network」を開き、「IPv4」を選択します。「Network Information」ページが表示されます。

  5. 「Address」、「Subnet」および「Gateway」の値を入力し、「Save」を選択します。

  6. 「Appliance Settings」の下で、「DNS」を選択して「DNS Information」ページを表示します。

  7. DNSサーバーのIPアドレスを入力し、「Save」を選択します。

  8. 「Network」の下で、「General」を選択して「Appliance General Network Settings」ページを表示します。

  9. KVM LAN1イーサネット・ポートを管理ネットワークに接続します。

  10. ポートが正しく構成されていることを確認するには、「Network Settings」ページのメディア・アクセス制御(MAC)アドレスが、KVMスイッチの背面のLAN1/LAN2ポートの横にあるラベルと一致していることを確認します。

  11. 「Users」の下で、「Overview」を選択して「Unit Maintenance」ページを表示します。

  12. KVMスイッチの名前を入力し、「Save」を選択します。

  13. KVMスイッチを再起動するには、「Overview」の下の「Reboot」を選択し、確認の「Yes」を選択します。

7.1.3 KVMファームウェア・バージョンの確認

状況によっては、KVMファームウェアを推奨バージョンにアップグレードする必要があります。

KVMファームウェア・バージョンを確認するには、次の手順を実行します。 

  1. 「Appliance Settings」の下のナビゲータで、「Versions」を選択します。「Application」と「Boot」の2つのバージョン番号があります。表示されているバージョンを次の推奨バージョンと比較してください。

    • Application: 1.10.2.17762

    • Boot: 1.9.16473

    アプリケーションのファームウェア・バージョンが1.10.2より前の場合、アップグレードする必要があります。ファームウェアをアップグレードするには、次の手順に進みます。そうしない場合、これで終了です。

  2. 次のWebサイトからUSBフラッシュ・ドライブにファームウェアをダウンロードします。

    http://www.avocent.com/Pages/GenericTwoColumn.aspx?id=12541

  3. フラッシュ・ドライブをKVM USBポートに接続し、ブラウザ・セッションを開きます。

  4. パスワードwelcome1を使用してAdminとしてKVMにログインします。

  5. 「Appliance」の下で、「Overview」を選択します。

  6. 「Tools」リストから、「Upgrade Firmware」を選択します。

  7. 「FTP」「HTTP」などの接続方法を選択します。

  8. ダウンロードしたファームウェアのファイル名を入力します。

  9. 「Upgrade」をクリックします。

    アップグレード・プロセスには5から10分かかります(自動再起動を含む)。

  10. 「Appliance Settings」の下の「Versions」を選択してファームウェア・バージョンを確認します。

7.1.4 サーバーにアクセスするためのKVMスイッチの構成

サーバーにアクセスするためにKVMスイッチを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「Unit View」の下で、「Target Devices」を選択して「Target Devices」ページを表示します。

  2. サーバーを起動します。電源ボタンは前面パネルにあります。

  3. 「Name」列のサーバー名をクリックして「Unit Overview」ページを表示します。

  4. 「Overview」をクリックして、カスタマ接頭辞、ノード・タイプおよび番号のOracle標準ネーミング形式で名前を上書きします。たとえば、bda1node03は、bda1ラックの一番下から3番目のサーバーを示します。

  5. 「Save」をクリックします。

  6. ラックの各サーバーで手順2から5までを繰り返します。各サーバーがBIOSを通じて起動し、デフォルトの工場出荷時のIP構成を使用してオペレーティング・システムが起動します。

7.1.5 KVMスイッチを使用したサーバーへのアクセス

KVMスイッチを使用してサーバーにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. 「Unit View」の下で、「Target Devices」を選択して「Target Devices」ページを表示します。

  2. 「Name」列のシステム名をクリックします。

  3. 「KVM Session」をクリックしてサーバーでセッションを開きます。

7.2 Ciscoイーサネット・スイッチの構成

Oracle Big Data Applianceに付属するCisco Catalyst 4948イーサネット・スイッチは、インストール中に最低限の構成が行われます。次の手順では、Ciscoイーサネット・スイッチを構成して1つの大規模な仮想LANにします。

Ciscoイーサネット・スイッチの構成の内容および手順は、次のとおりです。

7.2.1 構成の範囲

この構成では、IPルーティングを無効化して次の項目を設定します。

  • ホスト名

  • IPアドレス

  • サブネット・マスク

  • デフォルト・ゲートウェイ

  • ドメイン名

  • ネーム・サーバー

  • NTPサーバー

  • 時刻

  • タイムゾーン

7.2.2 イーサネット・スイッチを構成するための前提条件

カスタマ・ネットワークの切断を避けるため、次の前提条件を満たす必要があります。

  • ネットワーク管理者が実行構成を検証して必要な変更を行うまで、Ciscoイーサネット・スイッチを接続しないでください。

  • すべてのコンポーネントのIPアドレスがOracle Big Data Applianceで構成されるまで、Ciscoイーサネット・スイッチをカスタマ・ネットワークに接続しないでください。この順序を守ることで、出荷時のコンポーネントのデフォルト・アドレス・セットが原因で発生することのある重複IPアドレスの競合を避けることができます。

  • Ciscoイーサネット・スイッチはネットワーク管理者と一緒に構成してください。


関連項目:


7.2.3 カスタマ・ネットワークでのイーサネット・スイッチの構成

カスタマ・ネットワークでイーサネット・スイッチを構成するには、次の手順を実行します。

  1. Ciscoスイッチ・コンソールからのシリアル・ケーブルをラップトップなどのデバイスに接続します。RJ45-DB9シリアル・ケーブルがCiscoドキュメント・パッケージに付属しています。

  2. ターミナル・セッションが出力のロギングによってラップトップに記録されることを確認します。出力は、スイッチが正しく構成されたという記録として使用できます。デフォルトのシリアル・ポートの速度は9600ボー、8ビット、パリティなし、1ストップ・ビットおよびハンドシェイクなしです。

    Switch con0 is now available
    Press RETURN to get started.
    
  3. 次のコマンドを使用してenableモードに変更します。デフォルト・パスワードはwelcome1です。

    Switch> enable
    Password:
    
  4. 単一のVLANのネットワークを構成します。次に、構成の例を示します。

    Switch# configure terminal
    Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
    Switch(config)# interface vlan 1
    Switch(config-if)# ip address 10.7.7.34 255.255.255.0
    Switch(config-if)# end
    Switch# *Jan 23 15:54:00.506: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console
    Switch# write memory
    Building configuration...
    Compressed configuration from 2474 bytes to 1066 bytes [OK ]
    
  5. ネットワークでスイッチのIPルーティングを必要としない場合、デフォルトのIPルーティング設定を無効化してデフォルト・ゲートウェイを構成します。この方法が推奨されます。確信が持てない場合は、ネットワーク管理者に連絡してください。

    Switch# configure terminal
    Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
    Switch(config)# no ip routing
    Switch(config)# ip default-gateway 10.17.7.1
    Switch(config)# end 
    *Jan 23 15:54:00.506: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console
    Switch# write memory
    Building configuration...
    Compressed configuration from 3600 bytes to 1305 bytes[OK]]
    
  6. ネットワークでスイッチのIPルーティングを必要とする場合、デフォルトのIPルーティング設定を維持し、次のようにデフォルト・ゲートウェイを構成します。

    Switch# configure terminal
    Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
    Switch(config)# ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.7.7.1
    Switch(config)# end
    *Jan 23 15:55:02.506: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console
    Switch# write memory
    Building configuration...
    Compressed configuration from 2502 bytes to 1085 bytes [OK ]
    
  7. 標準のOracle Big Data Applianceネーミング・ルールのrack_namesw-ipを使用して、スイッチのホスト名を設定します。この例では、bda1sw-ipという名前を使用します。

    Switch# configure terminal
    Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
    Switch(config)# hostname bda1sw-ip
    bda1sw-ip(config)# end
    *Jan 23 15:57:50.886: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
    bda1sw-ip# write memory
    Building configuration...
    Compressed configuration from 3604 bytes to 1308 bytes[OK]
    bda1sw-ip#
    

    システムのホスト名がプロンプトに表示されます。

7.2.4 Telnetアクセスの設定

Oracle Big Data Applianceには、TelnetとSSHの両方をサポートするバージョンのCiscoイーサネット・スイッチ・ソフトウェアが付属します。Telnetアクセスはオプションです。次の手順では、リモートTelnetアクセスを有効化および無効化する方法について説明します。

イーサネット・スイッチに対するTelnetアクセスを設定するには、次の手順を実行します。 

  1. 必要に応じてTelnetアクセスのパスワードを設定します(通常はOracle Big Data Applianceの納品時にすでに設定されています)。

    bda1sw-ip # configure terminal
    Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
    bda1sw-ip(config)# enable password welcome1
    bda1sw-ip(config)# enable secret welcome1 
    The enable secret you have chosen is the same as your enable password.
    This is not recommended. Re-enter the enable secret.
    bda1sw-ip(config)# end
    bda1sw-ip# write memory 
    *Jan 23 15:57:50.886: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console
    Building configuration...
    Compressed configuration from 2502 bytes to 1085 bytes [OK ]
    
  2. Telnetアクセスを設定します。この例では、最初のlogin出力に、パスワードが設定されておらず、Telnetアクセスが無効であることが示されています。loginコマンドによって何も返されなければ、パスワードが設定されており、Telnetアクセスを使用できます。

    Switch# configure terminal
    Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
    bda1sw-ip(config)# line vty 0 15
    bda1sw-ip(config-line)# login
    %Login disabled on line 1,until 'password' is set
    %Login disabled on line 2,until 'password' is set
    %Login disabled on line 3,until 'password' is set
    ...
    bda1sw-ip(config-line)# password welcome1
    bda1sw-ip(config-line)# login
    bda1sw-ip(config-line)# end
    bda1sw-ip# write memory
    *Jan 23 15:58:53.630: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
    Building configuration...
    Compressed configuration from 3604 bytes to 1308 bytes[OK]
    
  3. 次の例のように、Telnetアクセスを無効化してリモート・アクセスを防止します。

    Switch# configure terminal
    Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
    bda1sw-ip(config)# line vty 0 15
    bda1sw-ip(config-line)# no password
    bda1sw-ip(config-line)# login
    %Login disabled on line 1, until 'password' is set
    %Login disabled on line 2, until 'password' is set
    %Login disabled on line 3, until 'password' is set
    ...
    bda1sw-ip(config-line)# end
    bda1sw-ip# write memory
    *Jan 23 15:58:53.630: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
    Building configuration...
    Compressed configuration from 3604 bytes to 1308 bytes[OK]
    

7.2.5 SSHの構成

現在のファームウェアでは、SSHを使用したリモート接続がサポートされます。CiscoスイッチでSSHを設定するには、次の例に従います。

bda1sw-ip# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
bda1sw-ip(config)#crypto key generate rsa
% You already have RSA keys defined named bda1sw-ip.mydomain.com.
% Do you really want to replace them? [yes/no]: yes
Choose the size of the key modulus in the range of 360 to 2048 for
your General Purpose Keys. Choosing a key modulus greater than 512
may take a few minutes.
How many bits in the modulus [512]: 768
% Generating 768 bit RSA keys, keys will be non-exportable...[OK]
bda1sw-ip(config)# username admin password 0 welcome1
bda1sw-ip(config)# line vty 0 15
bda1sw-ip(config-line)# transport input ssh
bda1sw-ip(config-line)# exit
bda1sw-ip(config)# aaa new-model
bda1sw-ip(config)# ip ssh time-out 60
bda1sw-ip(config)# ip ssh authentication-retries 3
Oracle Internal and Approved Partners Only Page 11 of 47 V 1.0 Created: 21. Dec. 2012
Task Comment Check
bda1sw-ip(config)# ip ssh version 2
bda1sw-ip(config)# end
*Sep 15 14:26:37.045: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
bda1sw-ip# write memory
Building configuration...
Compressed configuration from 2603 bytes to 1158 bytes[OK]

7.2.6 DNSサーバーの識別

次に示す値をサイトにとって有効な値に置き換えることで、最大3つのドメイン・ネーム・システム(DNS)・サーバーを構成できます。

bda1sw-ip# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
bda1sw-ip(config)# ip domain-name us.example.com
bda1sw-ip(config)# ip name-server 10.7.7.3
bda1sw-ip(config)# ip name-server 172.28.5.5
bda1sw-ip(config)# ip name-server 10.8.160.1
bda1sw-ip(config)# end 
*Jan 23 16:01:35.010: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console
bda1sw-ip# write memory
Building configuration...
Compressed configuration from 3662 bytes to 1348 bytes[OK]

7.2.7 クロックおよびタイムゾーンの設定

Ciscoイーサネット・スイッチでは、内部時間が協定世界時(UTC)の形式で維持されます。

ローカル時間とタイムゾーンを設定する場合、順序が重要です。次に、ローカル時間をアメリカ東部タイムゾーンに設定する例を示します。

bda1sw-ip# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
bda1sw-ip(config)# clock timezone EST -5
bda1sw-ip(config)# clock summer-time EDT recurring
bda1sw-ip(config)# end
bda1sw-ip# clock set 15:00:00 January 23 2012
bda1sw-ip# write memory
Building configuration...
Compressed configuration from 3778 bytes to 1433 bytes[OK]
bda1sw-ip# show clock
15:00:18.819 EST Mon Jan 23 2012

次に、クロックおよびタイムゾーンを設定するコマンドについて説明します。

  • UTCを使用するには、次のコマンドを入力します。

    no clock timezone global configuration
    
  • タイムゾーンを使用するには、次のようにします。

    clock timezone zone hours-offset [minutes-offset]
    

    このコマンドで、zoneは標準時が有効な場合に表示するタイムゾーン、hours-offsetはUTCからの時間数のオフセット、およびminutes-offsetはUTCからの分数のオフセットです。

  • 夏時間を設定するには、次のようにします。

    clock summer-time zone recurring [week day month hh:mm week day month \
    hh:mm [offset]]
    

    このコマンドで、zoneは夏時間(夏時間調整)が有効な場合に表示するタイムゾーン、weekは月の週(1から5、またはlast)、dayは曜日、monthは月、hh:mmは24時間形式の時刻、およびoffsetは夏時間中に追加する分数です。デフォルト・オフセットは60分です。

  • クロックを任意の時刻に手動設定するには、次のようにします。

    clock set hh:mm:ss month day year
    

    このコマンドで、hh:mm:ssは、24時間形式の時間、分、秒、dayは月の日にち、monthは月、およびyearは年です。指定された時刻は、構成済のタイムゾーンを基準とします。


関連項目:

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』

http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/12_2/configfun/command/reference/frf012.html


7.2.8 NTPサーバーの構成

最大2つのNTPサーバーを構成できます。次の例に、ローカル時間に同期されたNTPサーバーを示します(Ciscoスイッチがネットワークに接続され、NTPにアクセスできる場合)。

bda1sw-ip# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
bda1sw-ip(config)# ntp server 10.196.23.254 prefer
bda1sw-ip(config)# ntp server 192.168.9.19
bda1sw-ip(config)# end
Jan 23 20:00:41.235: %SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console
bda1sw-ip# write memory
Building configuration...
Compressed configuration from 3870 bytes to 1487 bytes [OK ]
bda1sw-ip# show ntp status
output varies by network
bda1sw-ip# show clock
15:00:57.919 EST Mon Jan 23 2012

7.2.9 スパニング・ツリーの無効化

Ciscoイーサネット・スイッチを接続する前に、ネットワークでスパニング・ツリーを有効にする必要があるかどうかをネットワーク管理者に尋ねてください。

スパニング・ツリーは、スイッチ間アップリンク・ポート48でデフォルトで有効になっています。これが適切な場合、この手順は省略できます。

スパニング・ツリーを無効化するには、次の手順を実行します。 

  1. ポートを無効にする必要がある場合、次のコマンドを入力します。

    bda1sw-ip# configure terminal
    Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
    Switch(config)# no spanning-tree vlan 1
    Switch(config)# end
    Jan 23 20:01:15.083: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
    bda1sw-ip# write memory
    Building configuration...
    Compressed configuration from 2654 bytes to 1163 bytes[OK]
    
  2. スパニング・ツリーの無効化を確認するには、次のようにします。

    bda1sw-ip# show spanning-tree vlan 1
    Spanning tree instance(s) for vlan 1 does not exist.
    

7.2.10 イーサネット構成の確認

Ciscoイーサネット・スイッチ構成を確認するには、次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを入力して構成を確認します。

    bda1sw-ip# show running-config
    

    次に、出力の例を示します。

    Building configuration...
    Current configuration :2654 bytes
    !
    version 12.2
    no service pad
    service timestamps debug datetime msec
    service timestamps log datetime msec
    no service password-encryption
    service compress-config
    .
    .
    .
    

    いずれかの設定が不適切な場合、適切な手順を繰り返してください。設定を消去するには、同じコマンドの前にnoを入力します。たとえば、デフォルト・ゲートウェイを消去するには、次のコマンドを入力します。

    bda1sw-ip# no ip default-gateway 10.7.7.1
    bda1sw-ip# end
    bda1sw-ip# write memory
    
  2. 次のコマンドを入力して現在の構成を保存します。

    bda1sw-ip# copy running-config startup-config
    
  3. 次のコマンドを使用してセッションを終了します。

    bda1sw-ip#exit
    bda1sw-ip con0 is now available
    
  4. Ciscoコンソールからケーブルを外します。

  5. 構成を確認するには、ラップトップをポート48に接続し、内部管理ネットワークのIPアドレスをpingします。


注意:

システムがユーザーのIPアドレスで構成され、スイッチ構成が完了するまで、Ciscoイーサネット・スイッチを管理ネットワークに接続しないでください。

7.3 インフィニバンドのリーフ・スイッチおよびスパイン・スイッチの構成

Oracle Big Data Applianceには、2つのSun Network QDR InfiniBand Gatewayリーフ・スイッチと、1つのSun Datacenter InfiniBand Switch 36スパイン・スイッチがあります。スイッチを構成するには、それぞれ次の手順を実行します。

7.3.1 インフィニバンド・スイッチの構成

インフィニバンド・スイッチを構成するには、次の手順を実行します。

  1. シリアル接続またはイーサネット接続を使用してスイッチに接続します。

  2. パスワードwelcome1を使用してilom-adminとしてログインします。

    スイッチには、Linuxに似たオペレーティング・システムと、構成で使用するOracle ILOMインタフェースがあります。

  3. /SP/networkディレクトリに移動します。

    cd /SP/network
    
  4. 次のコマンドを入力してスイッチを構成します。

    set pendingipaddress=ip_address 
    set pendingipnetmask=ip_netmask
    set pendingipgateway=ip_gateway
    set pendingipdiscovery=static
    set commitpending=true
    

    これらのコマンドで、ip_addressip_netmaskおよびip_gatewayは、ネットワークの適切な設定を示します。

  5. showコマンドを入力して変更を表示します。いずれかの値が間違っている場合、set commitpending=trueで終わるsetコマンドを再入力します。

    -> show
    
    /SP/network
       Targets:
            interconnect
            ipv6
            test
    
       Properties:
            commitpending = (Cannot show property)
            dhcp_ser_ip = none
            ipaddress = 10.135.42.24
            ipdiscovery = static
            ipgateway = 10.135.40.1
            ipnetmask = 255.255.255.0
            macaddress = 00:21:28:E7:B3:34
            managementport = SYS/SP/NET0
            outofbandmacaddress = 00:21:28:E7:B3:33
            pendingipaddress = 10.135.42.23
            pendingipdiscovery = static
            pendingipgateway = 10.135.42.1
            pendingipnetmask = 255.255.248.0
            pendingmanagementport = /SYS/SP/NET0
            sidebandmacaddress = 00:21:28:E7:B3:35
            state = enabled
    
       Commands:
            cd
            set
            show
    
    ->
    
  6. hostnameをスイッチの有効な名前(bda1sw-ib2など)に置き換え、スイッチのホスト名を設定および確認します。ドメイン名は含めないでください。

    -> set /SP hostname=hostname
    -> show /SP hostname
    
     /SP
        Properties:
            hostname = bda1sw-ib2
    
  7. DNSサーバー名およびドメイン名を設定します。

    -> set /SP/clients/dns auto_dns=enabled
    -> set /SP/clients/dns nameserver=ip_address
    -> set /SP/clients/dns searchpath=domain_name
    

    これらのコマンドで、ip_addressは優先検索順序におけるネーム・サーバーの1から3のカンマ区切りのIPアドレスで、domain_nameus.example.comなどの完全DNSドメイン名です。

  8. 設定を確認します。

    -> show /SP/clients/dns
     /SP/clients/dns
        Targets:
     
        Properties:
            auto_dns = enabled
            nameserver = 10.196.23.245, 172.32.202.15
            retries = 1
            searchpath = us.example.com
            timeout = 5
     
       Commands:
            cd
            set
            show
    

7.3.2 インフィニバンド・スイッチでのタイムゾーンおよびクロックの設定

インフィニバンド・スイッチでタイムゾーンを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 現在の時間設定を確認します。

    -> show /SP/clock
    

    設定が正確ではない場合、次の手順に進みます。

  2. zone_identifierを構成テンプレートのタイムゾーン(America/New_Yorkなど)に置き換え、タイムゾーンを設定します。

    -> set /SP/clock timezone=zone_identifier
    
  3. 現在の時間設定を確認します。

    -> show /SP/clock
    

    設定が正確ではない場合、次の手順に進みます。

  4. MMDDHHmmCCyyを月、日、時間、分、世紀および年に置き換え、SPクロックを手動で設定します。

    -> set datetime=MMddHHmmCCyy
    
  5. 現在の時間設定を確認します。

    -> show /SP/clock
    
  6. ip_addressをサーバー・アドレスに置き換え、ネットワーク・タイム・プロトコル(NTP)を構成します。サーバー1はプライマリNTPサーバーであり、サーバー2はセカンダリ・サーバーです。

    -> set /SP/clients/ntp/server/1 address=ip_address
    -> set /SP/clients/ntp/server/2 address=ip_address
    
  7. NTPサーバーを有効にします。

    -> set /SP/clock usentpserver=enabled
    

    注意:

    Mammothユーティリティ・ソフトウェアを正常にインストールするには、適切に同期されたクロックが必要です。NTPがネットワークで使用されていない場合、最初のOracle Big Data ApplianceサーバーをNTPサーバーとして構成します。

  8. 設定を確認します。

    -> show /SP/clients/ntp/server/1
    -> show /SP/clients/ntp/server/2
    -> show /SP/clock
    

7.3.3 インフィニバンド・スイッチの健全性の確認

インフィニバンドのリーフ・スイッチまたはスパイン・スイッチの健全性を確認するには、次の手順を実行します。

  1. ファブリック管理シェルを開きます。

    -> show /SYS/Fabric_Mgmt
    

    プロンプトが->からFabMan@hostname->に変更されます。

  2. ファームウェア・バージョンが2.0.5-2以上であることを確認します。現在のバージョンは、My Oracle Support ID 1474875.1を確認してください。

    FabMan@bda1sw-02->version
    SUN DCS gw version: 2.0.5-2
    Build time: Nov 29 2011 16:05:05
    FPGA version: 0x34
    SP board info:
    Manufacturing Date: 2011.05.31
    Serial Number: "NCD6Q0126"
    Hardware Revision: 0x0006
    Firmware Revision: 0x0000
    BIOS version: SUN0R100
    BIOS date: 06/22/2010
    FabMan@bda1sw-02->
    
  3. スイッチの全体的な健全性を確認し、問題があれば修正します。

    FabMan@bda1sw-ib2-> showunhealthy
    OK - No unhealthy sensors
    
  4. 環境を確認します。すべてのテストでOKおよびPASSEDが返されることを確認し、問題があれば作業を続行する前に修正します。この例は、電源コードの緩みが原因でPSU1に問題が発生していることを示しています。WARNING PSUで始まる行を参照してください。

    FabMan@bda1sw-ib2-> env_test
    Environment test started:
    Starting Environment Daemon test:
    Environment daemon running
    Environment Daemon test returned OK
    Starting Voltage test
    Voltage ECB OK
    Measured 3.3V Main = 3.25 
    Measured 3.3V Standby = 3.37 V
    Measured 12V = 11.97 V
    Measured 5V = 4.99 V
    Measured VBAT = 3.09 V
    Measured 1.0V = 1.01 V
    Measured I4 1.2V = 1.22 V
    Measured 2.5V = 2.52 V
    Measured V1P2 DIG = 1.19 V
    Measured V1P2 ANG = 1.18 V
    Measured 1.2V BridgeX = 1.22 V
    Measured 1.8V = 1.78 V
    Measured 1.2V Standby = 1.20 V
    Voltage test returned OK
    Starting PSU test:
    PSU 0 present OK
    WARNING PSU 1 present AC Loss
    PSU test returned 1 faults
    Starting Temperature test:
    Back temperature 30
    Front temperature 29
    SP temperature 36
    Switch temperature 52,
              .
              .
              .
    
  5. InfiniBand Gatewayリーフ・スイッチの優先度設定が5で、InfiniBand Switch 36スパイン・スイッチの優先度設定が8であることを確認します。

    FabMan@bda1sw-ib2-> setsmpriority list
    Current SM settings:
    smpriority 5
    controlled_handover TRUE
    subnet_prefix 0xfe80000000000000
    

    smpriorityが正しい場合、次の手順は省略できます。

  6. 優先度設定を修正するには、次の手順を実行します。

    1. インフィニバンド・サブネット・マネージャを停止します。

      FabMan@bda1sw-ib2-> disablesm
      
    2. InfiniBand Gatewayリーフ・スイッチの優先度を5に、InfiniBand Switch 36スパイン・スイッチの優先度を8に設定します。次の例は、リーフ・スイッチ用です。

      FabMan@bda1sw-ib2-> setsmpriority 5
      
    3. インフィニバンド・サブネット・マネージャを再起動します。

      FabMan@bda1sw-ib2-> enablesm
      
  7. このOracle Big Data ApplianceラックをOracle Exadata Database MachineまたはOracle Exalogic Elastic Cloudラックに接続する場合:

    1. Exadataのインフィニバンド・スイッチおよびExalogicのスパイン・スイッチでファームウェア・バージョン1.3.3_2以上が実行されていることを確認します。

    2. サブネット・マネージャが、最高のファームウェア・バージョンのスイッチでのみ実行されていることを確認します。

    3. 以前のファームウェア・バージョンが実行されているシステムで、サブネット・マネージャを無効にします。rootとしてスイッチにログインし、前の説明に従ってdisablesmコマンドを実行します。

    たとえば、Oracle Big Data Applianceが最高のファームウェア・バージョンである場合、そのスパイン・スイッチをマスター用にし、そのゲートウェイ・スイッチをフェイルオーバー用にします。次に、別のエンジニアド・システムで、Oracle Big Data Applianceのバージョンより低いファームウェア・バージョンのインフィニバンド・スイッチのサブネット・マネージャを無効にします。

  8. ファブリック管理シェルを終了します。

    FabMan@bda1sw-ib2-> exit
    ->
    
  9. Oracle ILOMシェルを終了します。

    -> exit
    
  10. rootとしてスイッチにログインし、すべての変更を反映するためにスイッチを再起動します。

    reboot
    
  11. 他のインフィニバンド・スイッチでこれらの手順を繰り返します。

7.4 配電ユニットの構成

配電ユニット(PDU)の構成には、次の手順が含まれます。

7.4.1 ネットワークへのPDUの接続

配電ユニット(PDU)は、監視用のネットワークに接続するための静的IPアドレスで構成されます。PDUを接続する前に、次のネットワーク情報を確認してください。

  • 静的IPアドレス

  • サブネット・マスク

  • デフォルト・ゲートウェイ

PDUをネットワークに接続するには、次の手順を実行します。 

  1. Webブラウザを使用してPDUメータリング・ユニットにアクセスするため、ユニットの工場出荷時のデフォルトIPアドレスを入力します。PDU Aのアドレスは192.168.1.210、PDU Bのアドレスは192.168.1.211です。

    「Current Measurement」ページが表示されます。PDUが応答しない場合、リセットします。

    1. 赤色のリセット・ボタンを押し続けます。

    2. 約10秒から15秒後に表示がカウント・ダウンを始めたら、ボタンを放し、再度押します(押し続けません)。

    3. 監視の再起動時、現在のIP設定および動的ホスト構成プロトコル(DHCP)か静的アドレスかを控えておきます。

    4. デフォルトのログイン名とパスワード(admin/admin)を使用します。

  2. ページの左上の「Net Configuration」をクリックします。

  3. PDUメータリング・ユニットにadminユーザーとしてログインします。デフォルト・パスワードはadminです。このパスワードは、ネットワークの構成後に変更してください。

  4. 「DHCP Enabled」オプションが選択されていないことを確認します。

  5. PDUメータリング・ユニットの次のネットワーク設定を入力します。

    • IPアドレス

    • サブネット・マスク

    • デフォルト・ゲートウェイ

  6. 「Submit」をクリックしてネットワーク設定を指定し、PDUメータリング・ユニットをリセットします。

  7. 2番目のPDUで手順5および6を繰り返します。

7.4.2 PDUファームウェア・バージョンの確認

PDUファームウェア・バージョンを確認するには、次の手順を実行します。

  1. 「Module Info」を選択します。出力に1.04以上のファームウェア・バージョンが表示された場合、問題ありません。そうではない場合、次の手順に進み、ファームウェア・バージョンを更新してください。

  2. My Oracle Supportから最新のファームウェア・バージョンをダウンロードします。

    1. http://support.oracle.comでログインします。

    2. 「パッチと更新版」タブを選択します。

    3. 「パッチ検索」で、「製品またはファミリ(拡張検索)」をクリックします。

    4. 「製品」で、「Sun Rack II PDU」を選択します。

    5. 「リリース」で、「Sun Rack II PDU 1.0.4」を選択します。

    6. 「検索」をクリックして「パッチ検索結果」ページを表示します。

    7. 「12871297」などのパッチ名をクリックします。

    8. ファイルをダウンロードします。

  3. ローカル・システムにファイルを解凍します。

  4. PDUメータリング・ユニットの「Network Configuration」ページに戻ります。

  5. 「Firmware Update」まで下にスクロールします。

  6. 「Browse」をクリックしてMKAPP_V1.04.DLファイルを選択し、「Submit」をクリックします。

  7. 「Browse」をクリックしてHTML_V1.04.DLファイルを選択し、「Submit」をクリックします。

  8. 「Module Info」をクリックしてバージョン番号を確認します。

  9. 「Net Configuration」をクリックし、次に「Logout」をクリックします。

7.4.3 PDUのしきい値設定の構成

PDUの電流は直接監視できます。しきい値設定を構成してPDUを監視します。各メータリング・ユニット・モジュールおよび相の構成可能なしきい値は、Info lowPre WarningおよびAlarmです。


関連項目:

PDUの構成および監視の詳細は、次の場所にあるSun Rack II配電ユニット・ユーザーズ・ガイドを参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E19844-01/index.html


表7-1に、単相低電圧PDUを使用するOracle Big Data Applianceラックのしきい値を示します。

表7-1 単相低電圧PDUのしきい値

PDU モジュール/相 Info Lowしきい値 Pre Warningしきい値 Alarmしきい値

A

モジュール1、相1

0

18

23

A

モジュール1、相2

0

22

24

A

モジュール1、相3

0

18

23

B

モジュール1、相1

0

18

23

B

モジュール1、相2

0

22

24

B

モジュール1、相3

0

18

23


表7-2に、3相低電圧PDUを使用するOracle Big Data Applianceラックのしきい値を示します。

表7-2 3相低電圧PDUのしきい値

PDU モジュール/相 Info Lowしきい値 Pre Warningしきい値 Alarmしきい値

AおよびB

モジュール1、相1

0

32

40

AおよびB

モジュール1、相2

0

34

43

AおよびB

モジュール1、相3

0

33

42


表7-3に、単相高電圧PDUを使用するOracle Big Data Applianceラックのしきい値を示します。

表7-3 単相高電圧PDUのしきい値

PDU モジュール/相 Info Lowしきい値 Pre Warningしきい値 Alarmしきい値

A

モジュール1、相1

0

16

20

A

モジュール1、相2

0

20

21

A

モジュール1、相3

0

16

20

B

モジュール1、相1

0

16

20

B

モジュール1、相2

0

20

21

B

モジュール1、相3

0

16

20


表7-4に、3相高電圧PDUを使用するOracle Big Data Applianceラックのしきい値を示します。

表7-4 3相高電圧PDUのしきい値

PDU モジュール/相 Info Lowしきい値 Pre Warningしきい値 Alarmしきい値

AおよびB

モジュール1、相1

0

18

21

AおよびB

モジュール1、相2

0

18

21

AおよびB

モジュール1、相3

0

17

21


7.5 Oracle Big Data Applianceサーバーの構成

ネットワークを構成する前に、Oracle Big Data Applianceサーバーが正しく設定されていることを確認します。


注意:

Oracle ILOMシリアル管理ポートに接続する必要がある場合、サーバーのボー・レート設定は、デフォルトのOracle ILOM設定である9600から、115200ボー、8ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに変更されます。

Oracle Big Data Applianceサーバーを確認するには、次の手順を実行します。 

  1. 各サーバーの前面パネルの電源ボタンを押してすべてのサーバーに電源を投入します。サーバーが通常の起動テストを実行するのに5から10分かかります。

  2. ラップトップを使用してサーバーに接続します。

    1. PuTTYなどのユーティリティを使用してSSH接続を開きます。

    2. サーバーのデフォルトIPアドレスを入力します。

  3. rootユーザーとして第1サーバーにログインします。パスワードはwelcome1です。

  4. /opt/oracle/bda/rack-hosts-infinibandファイルが存在することを確認します。存在しない場合、デフォルトIPアドレスを1行に1つリストしてファイルを作成します。すべてのdcliコマンドは、デフォルトで、このファイルにリストされているサーバーに送信されます。「工場出荷時のネットワーク設定」を参照してください。

  5. 「パスワードなしSSHの設定」の説明に従ってsetup-root-sshコマンドを入力し、rootのパスワードなしSSHを設定します。

  6. SSH鍵がラック全体に配布されていることを確認します。

    dcli "hostname ; date"
    
  7. パスワードの入力を求められた場合、[Ctrl]+[C]を複数回押します。このプロンプトで鍵の配布を確認することで、次の手順に進むことができます。そうではない場合、passwordを有効なパスワードに置き換え、ラック全体でrootのSSH鍵を生成します。

    setup-root-ssh -p password
    

    手順6dcliコマンドを再度入力し、鍵を確認します。

  8. インフィニバンド・ポートが、各サーバーで2つずつ(合計36)稼働していることを確認します。

    # dcli ibstatus | grep phys
    192.168.10.1: phys state: 5: LinkUp
    192.168.10.1: phys state: 5: LinkUp
    ..
    192.168.10.18: phys state: 5: LinkUp
    192.168.10.18: phys state: 5: LinkUp
    
  9. インフィニバンド・ポートが40Gbps (4X QDR)で稼働していることを確認します。

    # dcli ibstatus | grep rate
    192.168.10.1: rate: 40 Gb/sec (4X QDR)
    192.168.10.1: rate: 40 Gb/sec (4X QDR)
    ..
    192.168.10.18: rate: 40 Gb/sec (4X QDR)
    192.168.10.18: rate: 40 Gb/sec (4X QDR)
    
  10. Oracle ILOMで何も障害が検出されないことを確認します。

    # dcli 'ipmitool sunoem cli "show faulty"'
    

    通常、各サーバーの出力は次のようになります。

    bda1node02-adm.example.com: Connected. Use ^D to exit.
    bda1node02-adm.example.com: -> show faulty
    bda1node02-adm.example.com: Target      | Property        | Value
    bda1node02-adm.example.com:-------------+---------------------+-----------
    bda1node02-adm.example.com:
    bda1node02-adm.example.com: -> Session closed
    bda1node02-adm.example.com: Disconnected
    
  11. filenameを任意のファイル名に置き換え、確認用のファイルに各システムからのハードウェア・プロファイル出力を保存します。

    # dcli bdacheckhw > filename
    
  12. 次のようなコマンドを使用してハードウェア・プロファイル出力ファイルを確認します。次の各例のファイル名は、all-bdahwcheck.outです。

    • ハードウェア・プロファイルに障害が存在しないことを確認するには、次のようにします。

      grep -v SUCCESS ~/all-bdahwcheck.out
      
    • 24のコアを確認するには、次のようにします。

      grep cores  ~/all-bdahwcheck.out 
      
    • 48GBのメモリーを確認するには、次のようにします。

      grep memory ~/all-bdahwcheck.out
      
    • 6つのファンを確認するには、次のようにします。

      grep fans ~/all-bdahwcheck.out
      
    • ステータスが両方の電源でOKであることを確認するには、次のようにします。

      grep supply ~/all-bdahwcheck.out
      
    • ディスク0から11がすべて同じモデルで、オンラインで回転しており、アラートがないことを確認するには、次のようにします。

      grep disk ~/all-bdahwcheck.out | grep "model\|status" | more
      
    • ホスト・チャネル・アダプタのモデルがMellanox Technologies MT26428 ConnectX VPI PCIe 2.0であることを確認するには、次のようにします。

      grep Host ~/all-bdahwcheck.out | grep model
      
  13. filenameを任意のファイル名に置き換え、ファイルにRAID構成を保存します。

    dcli MegaCli64 -ldinfo -lall -a0 | grep "Virtual Drive\|State" > filename
    
  14. 12の仮想ドライブ(0から11)がサーバーごとにリストされることを確認します。この例では、RAID構成はall-ldstate.outというファイルに格納されます。

    less ~/all-ldstate.out
    
  15. filenameを任意のファイル名に置き換え、確認用のファイルに各システムからのソフトウェア・プロファイル出力を保存します。

    dcli bdachecksw > filename
    
  16. パーティション設定およびソフトウェア・バージョンが正しいことを確認します。この例では、ソフトウェア・プロファイルはall-bdaswcheck.outというファイルに格納されます。

    less ~/all-bdaswcheck.out
    
  17. システムのブート順序がUSB、RAIDスロット0、PXEであることを確認します。

    dcli 'biosconfig -get_boot_order' | grep DEV | more
    
    <BOOT_DEVICE_PRIORITY>
         <DEVICE_NAME>USB:02.82;01  Unigen PSA4000</DEVICE_NAME>
         <DEVICE_NAME>RAID:Slot0.F0:(Bus 13 Dev 00)PCI RAID Adapter</DEVICE_NAME>
         <DEVICE_NAME>PXE:IBA GE Slot 0100 v1331</DEVICE_NAME>
         <DEVICE_NAME>PXE:IBA GE Slot 0101 v1331</DEVICE_NAME>
         <DEVICE_NAME>PXE:IBA GE Slot 0700 v1331</DEVICE_NAME>
         <DEVICE_NAME>PXE:IBA GE Slot 0701 v1331</DEVICE_NAME>
    </BOOT_DEVICE_PRIORITY>
    

7.6 ネットワークの構成

Oracle Big Data Appliance構成ユーティリティによって、管理ネットワークおよびプライベート・インフィニバンド・ネットワークを構成するために使用されるBdaDeploy.jsonファイルが生成されます。このファイルが存在しない場合、「構成ファイルの生成」を参照してください。

ネットワークの構成には、次の手順が含まれます。

7.6.1 工場出荷時のソフトウェア・イメージの確認

工場出荷時のソフトウェア・イメージが正しくインストールされ、サーバーが正常に動作していることを確認するには、各サーバーの/rootディレクトリにBDA_IMAGING_SUCCEEDEDおよびBDA_REBOOT_SUCCEEDEDファイルが存在することを確認します。出力にBDA_IMAGING_FAILEDまたはBDA_REBOOT_FAILEDファイルが表示された場合、そのサーバーの/root/bda_imaging_statusファイルで詳細を確認してください。すべての問題が解決されるまで、ネットワーク構成を続行しないでください。

dcliユーティリティでは、「パスワードなしSSHの設定」の説明に従って、rootのパスワードなしSSHを設定する必要があります。

# dcli ls -1 /root | grep BDA
IP address BDA_IMAGING_SUCCEEDED
IP address BDA_REBOOT_SUCCEEDED
     .
     .
     .

イメージ・バージョンも確認できます。

# dcli imageinfo
Big Data Appliance Image Info
 
IMAGE_VERSION             : 1.0.2
IMAGE_CREATION_DATE       : Sun Mar 4 11:39:36 PST 2012
IMAGE_LABEL               : BDA_MAIN_LINUX.X64_120303
KERNEL_VERSION            : 2.6.32-200.21.1.el5uek
BDA_RPM_VERSION           : bda-1.0.2-1
OFA_RPM_VERSION           : ofa-2.6.32-200.21.1.el5uek-1.5.5-4.0.55.4
JDK_VERSION               : jdk-1.6.0_29-fcs
     .
     .
     .

7.6.2 Oracle Big Data Applianceへの構成ファイルのコピー

Oracle Big Data Applianceに構成ファイルをコピーするには、次の手順を実行します。

  1. USBフラッシュ・ドライブに構成ファイルをコピーします。

  2. KVMスイッチを使用して、第1サーバーに対するコンソール・セッションを開きます。第1サーバーは、ラック内の一番下のサーバーです。図D-1を参照してください。

  3. rootユーザーとして第1サーバーにログインします。初期パスワードはwelcome1です。

  4. USBドライブを第1サーバーのUSBポートに接続します。ポートはサーバーの右前面にあります。次のような情報がコンソールに表示されます。

    # scsi 0:0:0:0: Direct-Access     CBM      USB 2.0
    Q: 0 ANSI:2
    sd 0:0:0:0: Attached scsi generic sg14 type 0
    sd 0:0:0:0: [sdn] 7954432 512-byte logical blocks: (4.07 GB/3.79 GiB)
    sd 0:0:0:0: [sdn] Write Protect is off
    sd 0:0:0:0: [sdn] Assuming drive cache: write through
    sd 0:0:0:0: [sdn] Assuming drive cache: write through
    sd 0:0:0:0: [sdn] Assuming drive cache: write through
    sd 0:0:0:0: [sdn] Attached SCSI removable disk
    
  5. showusbコマンドを入力してUSBドライブを検索します。コマンドによって、マップされたデバイスが返されますが、USBドライブが接続されていない場合は何も出力されません。

    # showusb
    /dev/sdn1
    
  6. サーバーにディレクトリを作成します。

    # mkdir /mnt/usb
    
  7. ステップ5で示されたデバイス名を使用してデバイスをマウントします。次に、コマンドの例を示します。

    # mount -t vfat /dev/sdn1 /mnt/usb
    
  8. USBフラッシュ・ドライブ上のファイルの場所を確認します。

    # ls /mnt/usb
    BdaDeploy.json
    bin
    boot
    .
    .
    .
    
  9. USBフラッシュ・ドライブからサーバーの/opt/oracle/bdaディレクトリにBdaDeploy.jsonをコピーします。

    # cd /mnt/usb
    # cp BdaDeploy.json /opt/oracle/bda
    

    注意:

    mammoth-rack_name.paramsもドライブ上に存在する場合、第9章で使用するためにそれを/opt/oracle/BDAMammothにコピーできます。

  10. USBフラッシュ・ドライブをディスマウントして、デバイスを削除します。

    # umount /mnt/usb
    # rmdir /mnt/usb
    
  11. サーバーからUSBフラッシュ・ドライブを取り外します。

7.6.3 ネットワーク構成の開始

networksetup-oneスクリプトによって、すべてのサーバーのホスト名およびOracle ILOM名が設定され、管理ネットワークとプライベート・インフィニバンド・ネットワークが構成されます。

ネットワーク構成を開始するには、次の手順を実行します。 

  1. rootユーザーとして第1サーバーにログインします。初期パスワードはwelcome1です。

    # ssh root@192.168.10.1
    
  2. ネットワーク構成を開始します。

    # cd /opt/oracle/bda/network
    # ./networksetup-one
    

    例7-1に、スクリプトによるサンプル出力を示します。

例7-1 networksetup-oneによるサンプル出力

# ./networksetup-one
networksetup-one: check syntax and static semantics of /opt/oracle/bda/BdaDeploy.json
networksetup-one: passed
networksetup-one: ping servers on ship admin network
networksetup-one: passed
networksetup-one: test ssh to servers on ship admin network
hello from node02
hello from node03
     .
     .
     .
networksetup-one: passed
networksetup-one: copy /opt/oracle/bda/BdaDeploy.json to servers
BdaDeploy.json  0% 0  0.0KB/s   --:-- ETABdaDeploy.json 100% 4304  4.2KB/s 00:00
BdaDeploy.json  0% 0  0.0KB/s   --:-- ETABdaDeploy.json 100% 4304  4.2KB/s 00:00
     .
     .
     .
networksetup-one: passed
networksetup-one: executing network settings on all servers
networksetup-one: wait a few seconds for the network to restart on 192.168.1.2
     .
     .
     .
bda1node02.example.com BdaUserConfigNetwork: reset network
bda1node03.example.com BdaUserConfigNetwork: reset network
bda1node04.example.com BdaUserConfigNetwork: reset network
     .
     .
     .
networksetup-one: deploying this server
networksetup-one: network will restart momentarily, pardon our dust
bda1node01.example.com BdaUserConfigNetwork: reset network
networksetup-one: generate dcli bda host file lists
networksetup-one: ping server ips on admin network
networksetup-one: passed
networksetup-one: passed
networksetup-one: test ssh server ips on admin network
hello from bda1node02.example.com
hello from bda1node03.example.com
hello from bda1node04.example.com
     .
     .
     .
networksetup-one: passed

7.6.4 ネットワークへの接続

ネットワーク構成を完了する前に、データ・センターに管理ネットワークとクライアント・ネットワークを接続する必要があります。

Oracle Big Data Applianceをネットワークに接続するには、次の手順を実行します。 

  1. Ciscoイーサネット・スイッチをデータ・センターに接続して、1GbE管理ネットワークを接続します。

  2. 2つのSun Network QDR InfiniBand Gatewayリーフ・スイッチをデータ・センターに接続して、10GbEクライアント・ネットワークを接続します。

  3. ケーブルの配線後、ネットワーク管理者が、ネットワーク・スイッチ・エンド構成を変更してリンクが認識されるようにする必要がある場合があります。

  4. SSHを使用してSun Network QDR InfiniBand Gatewayスイッチに接続し、ilom-adminユーザーとしてログインします。

  5. ファブリック管理シェルを起動します。

    -> show /SYS/Fabric_Mgmt
    
  6. Bridgeエントリに、リーフ・スイッチからカスタマ・ネットワーク・スイッチへのアクティブなリンクがあることを確認します。

    FabMan@bda1sw-ib2-> listlinkup
    

    この出力では、各スイッチに接続された4つのポートを示しています。

    Connector 0A-ETH Present
    Bridge-0 Port 0A-ETH-1 (Bridge-0-2) up (Enabled)
    Bridge-0 Port 0A-ETH-2 (Bridge-0-2) down (Enabled)
    Bridge-0 Port 0A-ETH-3 (Bridge-0-1) up (Enabled)
    Bridge-0 Port 0A-ETH-4 (Bridge-0-1) down (Enabled)
    Connector 1A-ETH Present
    Bridge-1 Port 1A-ETH-1 (Bridge-1-2) up (Enabled)
    Bridge-1 Port 1A-ETH-2 (Bridge-1-2) down (Enabled)
    Bridge-1 Port 1A-ETH-3 (Bridge-1-1) up (Enabled)
    Bridge-1 Port 1A-ETH-4 (Bridge-1-1) down (Enabled)
    

7.6.5 ネットワーク構成の完了

networksetup-twoスクリプトによって、ネットワーク接続を必要とするnetworksetup-oneで開始されたいくつかの手順が完了されます。これにより、10GbEクライアント・ネットワークのデフォルトのVLANおよび必要なすべてのVNICも構成されます。その後、すべてのネットワーク接続が確認され、予期しない障害(ケーブル配線の間違いを原因とする障害など)が検出された場合はメッセージが表示されます。

Sun Network QDR InfiniBand Gatewayスイッチの10GbEポートは、データ・センターに接続されている必要があります。

ネットワーク構成を完了するには、次の手順を実行します。 

  1. 管理ネットワークとクライアント・ネットワークの両方がOracle Big Data Applianceに接続されていることを確認します。


    注意:

    この手順は、ネットワークが接続されていないと失敗します。「ネットワークへの接続」を参照してください。

  2. 次のスクリプトを実行して、ネットワーク設定を完了します。

    ./networksetup-two
    

例7-2に、スクリプトによるサンプル出力を示します。

例7-2 networksetup-twoによるサンプル出力

# ./networksetup-two
networksetup-two: check syntax and static semantics of /opt/oracle/bda/BdaDeploy.json
networksetup-two: passed
networksetup-two: ping server ips on admin network
networksetup-two: passed
networksetup-two: test ssh server ips on admin network
hello from bda1node02.example.com
hello from bda1node03.example.com
hello from bda1node04.example.com
.
.
.
networksetup-two: passed
networksetup-two: run connected network post script on each server
networksetup-two: post network setup for 10.133.42.253
networksetup-two: post network setup for 10.133.42.254
networksetup-two: post network setup for 10.133.43.1
.
.
.
networksetup-two: post network setup for this node
networksetup-two: ping admin servers by name on admin network
networksetup-two: passed
networksetup-two: verify infiniband topology
networksetup-two: passed
networksetup-two: start setup client network (10gigE over Infiniband)
networksetup-two: ping both gtw leaf switches
networksetup-two: passed
networksetup-two: verify existence of gateway ports
networksetup-two: passed
networksetup-two: ping server ips on admin network
networksetup-two: passed
networksetup-two: ping servers by name on admin network
networksetup-two: passed
networksetup-two: test ssh server ips on admin network
hello from bda1node02.example.com
hello from bda1node03.example.com
.
.
.
networksetup-two: passed
networksetup-two: check existence of default vlan for port 0A-ETH-1 on bda1sw-ib2
networksetup-two: no default vlan for port, create it
spawn ssh root@10.133.43.36 createvlan 0A-ETH-1 -vlan -1 -pkey default
networksetup-two: verify default vlan for port 0A-ETH-1 for bda1sw-ib2
.
.
.
networksetup-two: passed
networksetup-two: apply eoib on each server
networksetup-two: wait a few seconds for the network to restart on 10.133.42.253
networksetup-two: wait a few seconds for the network to restart on 10.133.42.254
.
.
.
check and delete vNIC for bda1node02 eth9 on switch bda1sw-ib2
check and delete vNIC for bda1node02 eth9 on switch bda1sw-ib3
create vNIC eth9 bda1node02 using switch bda1sw-ib3
vNIC created
check and delete vNIC for bda1node02 eth8 on switch bda1sw-ib2
.
.
.
networksetup-two: ping server ips on client network
networksetup-two: passed
networksetup-two: test ssh server ips on client network
hello from bda1node02.example.com
hello from bda1node03.example.com
.
.
.
networksetup-two: passed
networksetup-two: end setup client network