20ビジネス・プラン
この章の内容は次のとおりです。
ビジネス・プランの概要
ビジネス・プランは、アカウントまたはパートナが達成することを望んでいる一連の目標です。ビジネス・プランを使用すると、ブランド所有者とパートナの両方がパートナーシップへのコミットメントを示すことができます。
次に、ビジネス・プランのコンポーネントを示します。
| コンポーネント | 説明 |
|---|---|
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ビジネス・プラン・ヘッダー |
ビジネス・プラン、その期間およびパートナまたはアカウント情報に関する主要な情報。 |
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SWOT |
ビジネス・プランの強み、弱み、機会および脅威。 |
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チーム |
ビジネス・プランへのアクセス権を持つリソース。 |
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アクティビティ |
アクティビティとの統合により、ビジネス・プラン・ユーザーは関連するタスク、アポイントメントおよびコール・ログを管理できます。 |
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ノート |
関連付けられたノートを管理します。 |
営業担当は、テリトリ、商談、製品などの他のオブジェクトのビジネス・プランを作成できます。オブジェクトのパートナおよびアカウントは、すぐに使用できるアプリケーションのビジネス・プランに対して有効になります。ビジネス・プラン属性クラスは、ビジネス・プランを作成するオブジェクトを決定するために使用されます。2つのビジネス・プラン区分「パートナ」と「アカウント」を使用できますが、他のビジネス・プラン区分を追加することもできます。「ビジネス・プラン区分の管理」タスクを使用して、顧客のアカウント・ビジネス・プランを有効にします。アカウント区分を有効にする方法の詳細は、『販売の実装』の「アカウント区分の有効化」を参照してください。
パートナ・ビジネス・プラン
パートナ・ビジネス・プランは、主にチャネル・アカウント・マネージャとそれに対応するパートナ営業マネージャによって使用されるパートナの目標で構成されます。プランには、パートナがビジネス・プラン目標を達成するために目指すことのできる特定の目的が含まれます。パートナ・ビジネス・プランでは、戦略的目標を定義する際に、ブランド所有者とそのパートナ間でコラボレーションする手段が提示されます。アカウント・ビジネス・プランは、自分が管理する特定のアカウントの営業担当および営業マネージャの目標で構成されます。
アカウント・ビジネス・プランの有効化
すぐに使用できるアプリケーションでは、ビジネス・プランのデフォルト区分はパートナ・ビジネス・プランです。パートナ・ビジネス・プランのみを管理する必要がある場合は、ビジネス・プラン区分に関連する変更は必要ありません。
アカウント・ビジネス・プランのみを管理する場合は、「ビジネス・プラン区分の管理」タスクを使用して、ビジネス・プラン区分に関連する変更を1つのみ行う必要があります。アカウント区分を除くすべての区分を使用不可にするか、アカウント区分の表示順序を最下位にすることができます。変更後、パートナ属性は「ビジネス・プランの作成」ページおよび「ビジネス・プランの編集」ページに表示されず、かわりにアカウント属性が表示されます。パートナとアカウントの両方のビジネス・プランを管理する場合は、「ビジネス・プラン区分の管理」タスクを使用して、パートナとアカウントの両方の区分が有効になるようにする必要があります。ユーザーが新規ビジネス・プランの作成時にビジネス・プラン区分を選択できるように、「ビジネス・プランの作成」ページで区分属性を公開する必要があります。
ビジネス・ページ・プランを変更するには:
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アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。
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「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。
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「オブジェクト」ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」→「ビジネス・プラン」を展開します。
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「ページ」ノードをクリックします。
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「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。
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ランディング・ページの標準レイアウトを複製します。
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「ランディング・ページ・レイアウト」で「アカウント」および「区分」フィールドを追加して、新しいレイアウトを編集します。
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作成レイアウトおよび詳細レイアウトの標準レイアウトを複製します。
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「作成ページ・レイアウト」に「区分」フィールドを追加し、オプションで「ビジネス・プラン」ページで「詳細ページ・レイアウト」を追加します。
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変更したレイアウトのレイアウト・ステータスが「アクティブ」であることを確認します。
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変更をテストします。
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会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します。
ビジネス・プランの概要タブ上の目的の有効化
営業担当がビジネス・プランの概要タブで目的を表示およびドリルダウンできるように設定できます。プロファイル・オプションZCA_SHOW_OBJECTIVES_IN_SUBTABを使用して、目的を表示する場所を指定します。デフォルト値は、次の項目によって異なります。
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新規インストールの場合、デフォルト値はYです。値がYに設定されている場合、目的は「ビジネス・プランの編集: 要約」ページのサブタブとして表示されます。
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アプリケーションに目的がない既存の顧客の場合、デフォルト値はYです。
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値がNに設定されている場合、目的は「ビジネス・プランの編集: 要約」ページに表示されます。
概要タブで目的を有効にするには:
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「設定と保守」領域で、次に移動します。
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オファリング: 販売
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機能領域: 販売基盤
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タスク: 管理者プロファイル値の管理
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「プロファイル・オプション・コード」フィールドにZCA_SHOW_OBJECTIVES_IN_SUBTABと入力します。
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「検索」をクリックします。
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「プロファイル・オプション: プロファイル値」リージョンで、次のいずれかを実行します。
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概要タブに目的を表示するには、「プロファイル値」を「いいえ」に設定します。
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目的を個別のサイド・タブに表示するには、「プロファイル値」を「はい」に設定します。
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「保存して閉じる」をクリックします。
ビジネス・プラン区分を管理する際の考慮事項
営業管理者は、ビジネス・プランとその区分を管理できます。
次の表に、ビジネス・プランの機能とその機能で実行できる操作を示します。
| ビジネス・プランの機能 | 可能な操作 |
|---|---|
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ユーザー定義区分 |
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提供済ビジネス・プラン区分 |
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デフォルト・ビジネス・プラン区分 |
デフォルト・ビジネス・プラン区分は、ビジネス・プラン区分の設定によって決定します。表示順序が最も低い使用可能な参照コードで表される区分が、新規ビジネス・プランのデフォルト区分として選択されます。「ビジネス・プラン区分の管理」タスクを使用して、ビジネス・プラン区分を表示および管理できます。「ビジネス・プラン区分の管理」タスクで指定および有効化されている任意の区分のビジネス・プランをインポートできます。 |
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条件付きの必須パートナまたはアカウント情報 |
パートナ情報は、ビジネス・プランの区分がパートナである場合にのみ必須です。同様に、アカウント情報は、ビジネス・プランの区分がアカウントの場合にのみ必須です。 |
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所有者値リスト |
所有者値リストは、ビジネス・プランの区分によって異なります。パートナ区分の場合、値リストには、選択したパートナ・チーム・メンバーがビジネス・プラン所有者の候補として表示されます。アカウント区分の場合、所有者値リストには、選択したアカウント・チーム・メンバーがビジネス・プラン所有者の候補として表示されます。 |
ビジネス・プラン参照の表示
ビジネス・プランで提供される参照を表示し、それらに値を追加することもできます。ビジネス・プラン区分、ビジネス・プラン・タイプ、ビジネス・プラン・ステータスおよびビジネス・プラン・チーム・メンバー機能に対応する参照には、次のような専用タスクがあります。
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ビジネス・プラン区分の管理
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ビジネス・プラン・タイプの管理
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ビジネス・プラン・ステータスの管理
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ビジネス・プラン・チーム・メンバー機能の管理
その他の参照については、ビジネス・プラン構成可能参照の管理タスクでカバーされます。ビジネス・プラン参照を表示するには:
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「設定と保守」領域で、次に移動します。
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オファリング: 販売
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機能領域: 顧客センター
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タスク: ビジネス・プラン構成可能参照の管理
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残りの参照タイプを表示します。
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参照タイプをクリックして、参照コードを表示します。