48Microsoft 365の拡張

この章の内容は次のとおりです。

この章では、Oracle Microsoft 365アドイン・サイド・パネルを構成する方法について説明します。

この章では、次の項目について説明します。

  • Microsoft 365アドイン・サイド・パネルの構成方法。

  • 標準オブジェクトとカスタム・オブジェクトの構成方法。

アプリケーション・コンポーザを使用して、Oracle CX Sales for Microsoft 365サイド・パネルを構成します。

特定のオブジェクトに固有の構成を実行しなくても、Oracle CX Sales for Microsoft 365に表示されるオブジェクトおよびフィールドを管理できます。実行できるタスクは次のとおりです。

  • サイド・パネルに表示される標準オブジェクトとカスタム・オブジェクトを設定します。

  • サイド・パネルに表示されるヘッダーを構成します。

  • サイド・パネルの「関連レコード」セクションを構成します。

  • 標準オブジェクトおよびカスタム・オブジェクト内のビューを構成します。

  • レイアウトにロールを追加します。

拡張可能なオブジェクト

構成可能なオブジェクトと、拡張可能なオブジェクト内のレイアウトを次に示します。

オブジェクト 拡張可能なレイアウト

アポイントメント

詳細および編集レイアウト

コール・レポート

詳細および編集レイアウト

タスク

リスト、詳細、編集および保存済検索レイアウト

アカウント

リスト、詳細、編集、ピッカーおよび保存済検索レイアウト

担当者

リスト、詳細、編集、ピッカーおよび保存済検索レイアウト

営業リード

リスト、詳細、編集、ピッカーおよび保存済検索レイアウト

商談

リスト、詳細、編集、ピッカーおよび保存済検索レイアウト

リソース

リスト、詳細およびピッカー・レイアウト

売上

リスト、詳細および編集レイアウト

競合相手

ピッカー・レイアウト

商談担当者

リストおよび編集レイアウト

商談リソース

リストおよび編集レイアウト

営業リード・リソース

リストおよび編集レイアウト

営業リード担当者

リストおよび編集レイアウト

アプリケーション・コンポーザを使用したOracle CX Sales for Microsoft 365の構成

サンドボックスを開いて作成し、アプリケーション・コンポーザを使用してOracle CX Sales for Microsoft 365を構成します。

  1. 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。

  2. アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。

  3. 「ナビゲータ」「構成」「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。

  4. 「概要」リージョンから「生産性アプリケーション設定」を選択します。

  5. 「CX Cloud Microsoft 365」を選択します。

Oracle CX Sales for Microsoft 365を構成できる設定ページが表示されます。

Oracleアドインには、ユーザー・アカウントやアポイントメントなどの詳細を取得するための標準ページがあります。ただし、ビジネスによっては、標準ページでは使用できないアカウントまたはアポイントメントの特定の追加詳細を取得する必要がある場合があります。このような状況では、Oracle Sales Cloudでこれらのページに独自のレイアウトを作成できます。レイアウトは、「リスト」、「詳細」、「編集」、「ピッカー」または「保存済検索」のいずれかのページ・ビュー形式にできます。独自のレイアウトでは、選択したフィールドを追加したり、フォーム・レベルまたはフィールド・レベルでユーザー・アクセスを決定することもできます。

レイアウトを作成するステップは、次のとおりです。

  1. CX Salesクラウドに営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。

  2. アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。

  3. 「ナビゲータ」「構成」「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。

  4. 「共通設定」メニューまたは「概要」ページで、「生産性アプリケーション設定」に移動し、「CX Cloud Microsoft 365」を選択します。

  5. 新しいレイアウトを作成する機能を展開します。たとえば、「アカウント」機能を展開します。

  6. その中で、ページ・ビューのタイプを展開します。たとえば、「詳細」ビューを展開します。

  7. 「複製」アイコンをクリックします。新しいレイアウトに名前を付けます。名前がレイアウトの目的を示すようにします。

  8. 「OK」をクリックします。

  9. 「アクティブ」アイコンを選択して、レイアウトをアクティブにします。

    レイアウトを作成したら、使用可能なフィールドの構成、ロールの割当、レイアウトへの基準の追加を行うことができます。

  10. 「保存」をクリックします。

  11. サンドボックスを公開します。

Microsoft 365デザイナで作成したレイアウトを削除できますか。

できます。Microsoft 365デザイナでは、不要なレイアウトを削除できます。アクティブなレイアウトを削除するには、最初にレイアウトを非アクティブ化してから「削除」アイコンをクリックします。

標準レイアウトと保存済検索は非アクティブ化することも削除することもできません。

サイド・パネルには担当者情報が表示され、関連レコードへのリンクがあります。

担当者ヘッダー・セクションの構成方法

担当者ヘッダー・リージョンでユーザーに表示される内容を構成できます。デフォルトでは、担当者スナップ、名前(使用可能な場合)、担当者が関連付けられているアカウント、およびジョブ・タイトルが表示されます。ヘッダーに表示される追加フィールドを選択できます。

担当者ヘッダーを構成するには、次のステップを実行します。

  1. サイド・パネルを展開して、「ヘッダー」を展開します。

    標準レイアウトはデフォルトのレイアウトであり、このレイアウトは変更できません。このパラダイムは、すべての機能に当てはまります。

  2. 「複製」アイコンをクリックして、構成可能なレイアウトを作成します。

  3. レイアウトの名前を入力して、「OK」をクリックします。

    これで、作成したレイアウトを変更できます。

  4. レイアウトにフィールドを追加するには、「使用可能なフィールド」リージョンからフィールドを選択します。そのフィールドをレイアウトにドラッグ・アンド・ドロップします。

  5. クロス・アイコンをクリックして、レイアウトからフィールドを削除します。

    注意: 担当者ヘッダーに表示されるフィールドの順序を変更することもできます。担当者スナップと担当者名はヘッダーから削除できません。
  6. 作成したレイアウトをアクティブ化します。

「関連レコード」セクションの構成方法

「関連レコード」セクションの構成方法を次に示します。

  • 機能を追加または削除します。

  • 機能のソート・ロジックを作成します。

    ソート・ロジックを作成するには、機能がソートされるフィールドとソートの順序を選択します。

    注意: このソートはサイド・パネルにのみ適用されます。ここではリスト・ビューのソートは構成できません。
  • 機能のフィルタ・ロジックを作成します。

オブジェクトの構成

作成したレイアウトに対するロール権限の設定

作成するリスト、編集および詳細レイアウトでは、選択されたロールに権限が付与されるように、いくつかのフィールドを設定できます。たとえば、営業マネージャにのみアカウントの詳細ページにいくつかのフィールドを表示し、他のユーザーには非表示にできます。

レイアウトへのロールの追加

次に、アカウントの詳細レイアウトに営業マネージャ・ロールを追加する方法の例を示します。

  1. 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。

  2. アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。

  3. 「ナビゲータ」「構成」「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。

  4. 「概要」ページで、「生産性アプリケーション設定」に移動し、「CX Cloud Microsoft 365」を選択します。

  5. 「アプリケーション機能」リージョンで、「アカウント」「詳細」の順に展開します。

  6. 標準レイアウトを選択して、コピーを作成します。

  7. 作成したレイアウトに名前を付けます。

  8. 「割当済ロール」セクションで、営業マネージャ・ロールを検索して選択します。

  9. 「親アカウントID」フィールドを「使用可能なフィールド」セクションからレイアウトに移動します。

  10. 変更内容を保存します。

  11. 変更を有効にするためにサンドボックスを公開します。

営業管理者としてMicrosoft 365にサインインすると、他のロールを持つユーザーに表示されない親アカウントIDが表示されます。

レイアウトの拡張基準の作成

拡張基準を使用すると、機能の「詳細」ビューまたは「編集」ビューのページを表示する前にアプリケーションが満たす必要がある一連の条件を定義できます。たとえば、「商談詳細」ページ・レイアウトの拡張基準をStatus Equal to Openのように作成すると、レイアウトにはオープン商談のみが表示されます。

注意: リスト、ピッカーおよび保存済検索レイアウトには拡張基準は作成できません。

拡張基準を作成するステップは、次のとおりです。

  1. 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。

  2. アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。

  3. 「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。

  4. 概要ページで、「生産性アプリケーション設定」を選択して、「CX Cloud Microsoft 365」を選択します。

  5. 「アプリケーション機能」セクションで、拡張基準を追加するページ・レイアウトを含む機能を展開します。

  6. 関連するレイアウトを展開し、新規レイアウトを作成します。

  7. 拡張基準で、「追加」をクリックします。

  8. フィールドと演算子を選択し、条件またはフィールド値を入力して、基準を作成します。

  9. 複数の条件文を作成し、AND句またはOR句を使用してそれらを結合できます。

  10. レイアウトを保存します

  11. サンドボックスを公開します。

オブジェクトに対する作成、編集および削除処理の無効化

デフォルトでは、Oracleアドインを使用するユーザーは、ロール権限に基づいてアポイントメント、タスク、コール・レポートおよび担当者を作成、編集および削除できます。すべてのアドイン・ユーザーに対してこれらの機能を無効にする必要がある場合があります。たとえば、ユーザーのビジネスで、誰もコール・レポートを削除できないようにする場合は、ユーザーが削除できないように、コール・レポートに対する削除処理を無効にできます。同様に、作成後にユーザーがタスクを更新できないようにする場合は、タスクに対する編集処理を無効にできます。

これらの処理を無効にする方法を次に示します。

  1. 営業アプリケーションのサンドボックスから、CX Microsoft 365デザイナを開きます(「営業アプリケーション」→「アプリケーション・コンポーザ」→「生産性アプリケーション設定」→CX Microsoft 365デザイナ)。

  2. 処理を無効にするオブジェクトを決定します。たとえば、コール・レポートの処理を無効にする場合は、「コール・レポート」を選択します。

  3. 「機能詳細」で、適切な無効化オプションを選択します。

    • フローの作成の無効化: これを選択すると、オブジェクトを作成する機能が無効になります。たとえば、ユーザーがコール・レポートを作成できないようにするには、これを選択します。

    • フローの編集の無効化: これを選択すると、オブジェクトを編集する機能が無効になります。たとえば、ユーザーがコール・レポートを編集または更新できないようにするには、これを選択します。

    • フローの削除の無効化: これを選択すると、オブジェクトを削除する機能が無効になります。たとえば、ユーザーがコール・レポートを削除できないようにするには、これを選択します。

  4. オブジェクトに対する変更内容を保存して公開します。

フィールドを読取り専用にする方法

フィールドは、機能の「編集」ページで読取り専用にできます。編集レイアウトを作成し、適切なフィールドを選択して、「フィールド基準」リージョンで「更新可能条件」を追加します。条件が満たされると、Microsoft 365アドインでフィールドを編集できます。そうでない場合、このフィールドは読取り専用のままです。

フィールドを必須にする方法

「担当者」ページの「名」などの特定のフィールドは、Oracleアドインのデフォルト設定で必須として設定されます。アプリケーション・コンポーザで標準オブジェクトを設定するときに、「事業所」などの特定のフィールドを必須として設定できます。ただし、デフォルトの設定や標準オブジェクトに影響を与えることなく、Oracleアドインで特定のフィールドを必須として設定するシナリオもあります。たとえば、「アポイントメント」ページで、「アポイントメント・タイプ」を必須にすることができます。そうしない場合、これはデフォルトまたは標準設定ではオプション・フィールドです。このような場合は、Microsoft 365デザイナから必須として設定できます。これを実行する方法は次のとおりです。サンドボックスに入り、Microsoft 365デザイナを開きます(「アプリケーション・コンポーザ」→「生産性アプリケーション設定」→「CX Cloud Microsoft 365」)。アポイントメントなどのオブジェクトの編集レイアウトを開きます。標準レイアウトは編集できません。したがって、標準レイアウトのコピーを作成するか、既存のカスタム・レイアウトを変更します。レイアウト内で、必須オプションを変更するフィールドに移動します。右側のペインで「フィールド基準」セクションを展開し、「必須条件」フィールドのオプションを表示します。デフォルトでは、アプリケーション・コンポーザ・デフォルトに設定されています。つまり、このフィールドは、アプリケーション・コンポーザで行われた標準のオブジェクト設定に従います。必要に応じて、「必須条件」を常に必須または条件付きの必須に変更します。フィールドを常に必須にする場合は、常に必須を選択します。条件付きの必須を選択すると、いくつかの条件が満たされた場合にのみ、フィールドが必須になります。たとえば、アポイントメント・タイプは、ユーザーがアポイントメントを「終日」として選択した場合にのみ必須になります。レイアウトを保存します。

フィールドを追加または削除する方法

アプリケーション・コンポーザでCX Cloud Microsoft 365デザイナにナビゲートし、追加するフィールドを「使用可能なフィールド」リージョンで選択し、そのフィールドをクリックしてページ・レイアウトの適切な場所に移動します。レイアウトを保存します。フィールドを削除するには、フィールドを選択し、クロス・アイコンをクリックして、レイアウトを保存します。ページ・レイアウトの作成の詳細は、「オブジェクトのレイアウトの作成: 手順」のトピックを参照してください。

カスタム・レイアウトの「連絡不可」フィールドの有効化

デフォルトでは、標準の「担当者」ページには、「電話不可」、「Eメール不可」、「郵送不可」の3つの連絡不可フィールドが表示されます。Oracleアドインのユーザーは、これらのフィールドを使用して担当者の通信プリファレンスを設定できます。ただし、カスタム・レイアウトでは、これらのフィールドはデフォルトで有効になっていません。

カスタム・レイアウトでこれらのフィールドを有効にするステップは、次のとおりです。

  1. 営業アプリケーションのサンドボックスから、CX Microsoft 365デザイナを開きます(「営業アプリケーション」→「アプリケーション・コンポーザ」→「生産性アプリケーション設定」→CX Microsoft 365デザイナ)。

  2. メニュー(ハンバーガー・アイコン)から、担当者のカスタム・レイアウトを開きます。

  3. 「使用可能なフィールド」から、「電話不可」、「Eメール不可」および「郵送不可」フィールドをドラッグ・アンド・ドロップします。「連絡不可」という、もう1つのフィールドがあります。ユーザーが、どのモードでも担当者に連絡しないように指定する必要がある場合は、単にこのモードを有効にします。カスタム・レイアウトには、このフィールドも追加できます。

  4. 変更内容を保存して公開します。

標準レイアウトから複製されたレイアウトの「連絡不可」フィールドを有効にする方法

デフォルトでは、「連絡不可」フィールドは、標準レイアウトから作成されたレイアウトでは有効になっていません。ユーザーがサイド・パネルでこのフィールドを表示して使用できるように、このフィールドをレイアウトに追加できます。フィールドを追加するには、営業アプリケーションのサンドボックスに移動します。CX Microsoft 365デザイナを開きます(「営業アプリケーション」→「アプリケーション・コンポーザ」→「生産性アプリケーション設定」→CX Microsoft 365デザイナ)。メニュー(ハンバーガー・アイコン)から、「担当者」ページの標準レイアウトを開きます。「使用可能なフィールド」から、「連絡不可」をドラッグ・アンド・ドロップします。変更内容を保存して公開します。

レイアウトに処理を追加する方法

レイアウトに処理を追加するには、アプリケーション・コンポーザでCX Cloud Microsoft 365デザイナにナビゲートし、機能を選択して詳細レイアウトに移動します。標準レイアウトのコピーを作成し、ページ・コントロールをクリックして「アクション」ページに移動します。使用可能な処理を選択して、レイアウトの「アクション」リージョンに移動します。レイアウトを保存します。リード・オブジェクトに対する処理を追加する場合、「適格」または「不適格」の処理を追加する必要があります。

ナビゲータで機能リストを構成する方法

ナビゲータで機能を選択し、「ナビゲータに表示」をクリックして機能を表示または非表示にします。「使用可能な機能」セクションからナビゲータに機能を移動して、ナビゲータに機能を追加することもできます。削除できるのは追加した機能のみであり、デフォルトで使用可能な機能は削除できません。

Microsoft 365の保存済検索の構成

検索条件を明示的に定義する必要なく、同じ検索条件を複数回使用するための保存済検索を作成します。

これを実行して、検索操作を構成します。

  • 検索をデフォルト検索に設定します。

  • 検索基準を作成します。

    使用可能なフィールドは、選択したオブジェクトによって異なります。たとえば、アカウント・オブジェクトの一般的な検索は、Record Set Equals I Ownのようになります。この条件では、所有するすべてのアカウントがフェッチされます。

    注意: 検索基準には、固定リスト・フィールドまたは複数選択ドロップダウン・リスト・フィールドを含めることもできます。
  • 検索条件を作成できるフィールドを追加します。

  • 構成された検索にロールを追加します。

Microsoft 365サイド・パネルでのサービス要求の表示方法

サービス要求の管理は、営業担当の日次ジョブ・スケジュールの不可欠な部分です。たとえば、サービス要求が進行していないというEメールを担当者から受信したとします。このEメールのコンテキストからサービス要求の詳細をすぐに表示する必要があります。

営業担当がサービス要求を関連レコードとしてサイド・パネルに表示することも、サブタブとして「アカウント」タブに表示することもできるオプションが用意されています。

  1. アプリケーションに設定ユーザーとしてログインします。

  2. サンドボックスをアクティブ化します。

  3. アプリケーション・コンポーザに移動します。

  4. 「共通設定」セクションで「生産性アプリケーション設定」をクリックして、「CX Cloud Microsoft 365」をクリックします。

  5. Microsoft 365デザイナのサイド・パネルで、「関連レコード」を選択します。

  6. レイアウトを作成します。

  7. レイアウトで、使用可能なアイテム・セクションを展開します。

  8. 「サービス要求」をレイアウトにドラッグ・アンド・ドロップします。

  9. 次に、「アカウント」タブで「サービス要求」サブタブを追加します。

  10. 「アプリケーション機能」セクションで、「アカウント」の「詳細」を展開します。

  11. 詳細レイアウトを作成します。

  12. レイアウトの「関連品目」に移動します。

  13. 「使用可能な関連品目」セクションを展開します。

  14. 「サービス要求」をレイアウトにドラッグ・アンド・ドロップします。

  15. レイアウトを保存します。

Oracleアドインのオブジェクトに外部リンクを挿入する方法

「URLを開く」機能を使用して、外部リンクを構成し、それらのリンクをオブジェクトに追加できます。これを実現するステップは、次のとおりです。

  1. 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。

  2. アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。

  3. 「ナビゲータ」 「構成」 「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。

  4. 「共通設定」メニューまたは「概要」ページで、「生産性アプリケーション設定」をクリックして、「CX Cloud Microsoft 365」をクリックします。

  5. リンクを追加する機能を展開します。たとえば、「アカウント」機能を展開します。

  6. 「詳細」ビューを展開します。

  7. 「複製」アイコンをクリックして、構成可能なレイアウトを作成します。

  8. レイアウトの名前を入力して、「OK」をクリックします。

  9. 「処理およびリンク」リージョンに移動します。

  10. カスタムURLを開くリンクを使用可能なリンク・セクションから「処理およびリンク」セクションにドラッグ・アンド・ドロップします。

  11. カスタムURLプロパティ・ページで、リンク名とURLを入力します。

  12. 「保存」をクリックします。

    これで、このリージョンでURLを使用できるようになります。

  13. 作成したレイアウトをアクティブ化します。

ユーザー定義ロゴの追加

Oracleロゴを任意のロゴに置き換えることで、アドイン・ホーム・ページ・バナーの外観を柔軟に変更できます。

ユーザー定義ロゴを追加するには:

  1. 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。

  2. アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。

  3. 「ナビゲータ」 「構成」 「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。

  4. 「共通設定」メニューで、「生産性アプリケーション設定」をクリックして、「CX Cloud Microsoft 365」をクリックします。

  5. サイド・パネルを展開して、「ヘッダー」レイアウトに移動します。

  6. 「ロゴ」リージョンで、「アップロード」をクリックしてロゴをアップロードします。

  7. 「保存」をクリックします。

ロゴをアップロードすると、デフォルトのOracleロゴが削除されます。ただし、ユーザー定義ロゴを削除することで、デフォルトのロゴに戻すことができます。