製品固有の次の要件が満たされていることを確認します:
リリース11.1.1.4からのアップグレード中で、NTLMを外部ユーザー・ディレクトリとしてShared Servicesが構成されている場合は、アップグレード前にユーザーを移行する必要があります。
11.1.1.4では、別のユーザー・ディレクトリ(通常、Active Directory)にNTLMユーザーを移行します。また、構成されたユーザー・ディレクトリのリストからNTLMを削除します。詳細な手順は、リリース11.1.1.4のOracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemセキュリティ構成ガイドを参照してください。
Business Rulesを使用している場合、リリース11.1.2.3のCalculation Managerルールに移行する必要があります。アップグレードする前に前提条件の手順を実行する必要があります。Business Rulesメンテナンス・リリースおよびアップグレード・インストールの前提条件を参照してください。
Financial Reportingの場合、ソース・マシンとターゲット・マシンのどちらもWindowsサーバー・マシンの場合、ソースとターゲットの両方のマシンでSMB 2.0プロトコルが無効になっていることを確認してから、アップグレードを実行してください。
FDMEEに関しては、リリース11.1.1.4で実行されていなかったすべてのデータ・ルールに対し、シナリオ次元のデフォルト値を指定します。デフォルト値を指定してない場合、新しいリリースではこれらのルールにアクセスできません。リリース11.1.1.4のPerformance Management Architect Essbaseアプリケーションを使用している場合、データ・ロードの実行に進む前に「ターゲット・アプリケーション」の「メタデータのリフレッシュ」を使用します。
FDMのために、Financial Management、Essbase、PlanningまたはHyperion Enterpriseをターゲット・システムとして使用する場合、ターゲット・システム・クライアントをFDMと同じサーバーにインストールする必要があります。
FDMを使用し、IISをホストEPM WorkspaceへのWebサーバーとして使用する場合は、FDM WebアプリケーションとEPM Workspace Java Webアプリケーションを同じボックスにインストールする必要があります。
この手順が終了したら、アップグレード・チェックリストに戻ります。