インポート・フォーマットの定義

「インポート・フォーマット」要約セクションを使用して、インポート・フォーマットの要約情報の表示、追加および削除を行います。

インポート・フォーマット情報の表示

表9.インポート・フォーマットの表示オプションと説明

表示オプション説明
イメージは「表示」ドロップダウンを示します。ビューをカスタマイズします。次のオプションがあります:
  • - データ・グリッドで表示する列を次の中から選択します:

    • すべて表示

    • 名前

    • ソース・システム

    • 会計エンティティ

    • ソース・アダプタ

    • ターゲット・アプリケーション

  • すべて表示

  • 名前

  • ソース・システム

  • ターゲット・アプリケーション

  • 列の順序変更 - 列の順序を変更するために使用します。このオプションを選択すると、「列の順序変更」画面が表示されます。列を選択し、右側にあるスクロール・ボタンを使用して列の順序を変更します。

  • 「デタッチ/アタッチ」 - データ・グリッドから列を連結解除します。連結解除された列は、独自のウィンドウに表示されます。デフォルト・ビューに戻るには、「表示」を選択し、次に「添付」をクリックするか、「閉じる」をクリックします。

  • 「例による問合せ」 - フィルタ行の切替えに使用します。フィルタ行を使用して、特定の列に表示される行をフィルタするためのテキストを入力します。フィルタをクリアするには、テキスト・ボックス内のフィルタ条件テキストを削除し、[Enter]を押します。入力するテキストはすべて大文字と小文字が区別されます。

インポート・フォーマットの追加

ソース・システムのタイプに基づいて、次の3タイプのインポート・フォーマットを追加できます:

  • ソースERP

  • ソース・アダプタ

  • ファイル

フォーマットの追加時には、特定のインポート・フォーマット詳細フィールドが使用できるかできないかは、ソース・システムのタイプに基づくことに注意してください。

会計エンティティのインポート・フォーマットを追加するには:

  1. 「設定」タブを選択し、「統合設定」「インポート・フォーマット」を選択します。

  2. 「インポート・フォーマット」要約タスク・バーで、「追加を選択します。

    「インポート・フォーマット」画面の上部グリッドに、行が追加されます。

  3. 「名前」に、インポート・フォーマットのユーザー定義の識別子を入力します。

    このインポート・フォーマットにマッピングが作成された後で、このフィールドの値を変更することはできません。

  4. 「ソース・システム」で、会計エンティティのソース・システム・タイプを選択します。

  5. 「会計エンティティ」で、会計エンティティを選択します。

    FusionおよびE-Business Suiteソース・システムの場合、会計エンティティは元帳です。PeopleSoftソース・システムの場合、会計エンティティはビジネス・ユニットです。

  6. 「ターゲット・アプリケーション」で、ターゲット・アプリケーションを選択します。

  7. 「説明」に、インポート・フォーマットの説明を入力します。

  8. ソース・システムからのインポート・マッピングを定義します。

    データ・ロード・マッピングの定義を参照してください。

    1対1のマッピングおよび多対1のマッピングに関する詳細は、インポート・フォーマット・マッピングの定義を参照してください。

  9. EPMアプリケーションからのインポート・マッピングを定義します。

ソース・アダプタのインポート・フォーマットを追加するには:

  1. 「設定」タブを選択し、「統合設定」「インポート・フォーマット」を選択します。

  2. 「インポート・フォーマット」要約タスク・バーで、「追加を選択します。

    「インポート・フォーマット」画面の上部グリッドに、行が追加されます。

  3. 「名前」に、インポート・フォーマットのユーザー定義の識別子を入力します。

    このインポート・フォーマットにマッピングが作成されると、このフィールドの値は変更できません。

  4. 「ソース・システム」で、ソース・アダプタを選択します。

  5. 「ソース・アダプタ」で、ソース・アダプタ名を選択します。

  6. 「ターゲット・アプリケーション」で、ターゲット・アプリケーションを選択します。

  7. 「ドリルURL」に、このインポート・フォーマットの使用時にドリル・スルーに使用するURLを識別するURLを入力します。

  8. 「説明」に、インポート・フォーマットの説明を入力します。

  9. ソース・システムからのインポート・マッピングを定義します。データ・ロード・マッピングの定義を参照してください。

    1対1のマッピングおよび多対1のマッピングに関する詳細は、インポート・フォーマット・マッピングの定義を参照してください。

  10. EPMアプリケーションからのインポート・マッピングを定義します。

ファイルベースのデータ・ロード・システムにインポート・フォーマットを追加するには:

  1. 「設定」タブを選択し、「統合設定」「インポート・フォーマット」を選択します。

  2. 「インポート・フォーマット」要約タスク・バーで、「追加を選択します。

    「インポート・フォーマット」画面の上部グリッドに、行が追加されます。

  3. 「名前」に、インポート・フォーマットのユーザー定義の識別子を入力します。

    このインポート・フォーマットにマッピングが作成されると、このフィールドの値は変更できません。

  4. 「ソース・システム」ドロップダウンから、「ファイル」を選択します。

  5. 「ファイル・タイプ」でファイルのフォーマットを選択します。

    • 固定

    • 区切り — 個々のデータ値が、データの2つの名前を区切る引用符やカンマなどの区切り文字を使用します。

    • 複数期間 — 複数の期間を含むことができる、区切られたテキストまたはExcelファイル。

  6. ファイル・タイプが区切りタイプである場合は、「ファイル区切り文字」フィールドで区切り文字のタイプを選択します。

    使用可能な区切り記号:

    • , (カンマ)

    • ! (感嘆符)

    • ; (セミコロン)

    • : (コロン)

    • | (縦線)

    • タブ

  7. 「ターゲット・アプリケーション」で、ターゲット・アプリケーションを選択します。

  8. 「ドリルURL」に、ドリル・スルーに使用されるURLを入力します。

    「ドリルURL」エディタを表示するには、イメージは「編集」ボタンを示します。をクリックします

    ドリルURLは、次の値で構成されます:

    • URL名

    • URLプロンプト

    • URL - サーバーおよびポート情報のないURLを入力します。URLには、$記号で囲まれたTDATASEG表のパラメータ名および列名が含まれている必要があります。

    サーバーおよびポート情報のないURLを入力します。URLには、$記号で囲まれたTDATASEG表のパラメータ名および列名が含まれている必要があります。

    たとえば、LEDGER_ID=$ATTR1$&GL_PERIOD=$ATTR2$を入力します。

    前述の例では、ATTR1の値はLEDGER_IDパラメータの値として渡され、ATTR2GL_PERIODパラメータの値として渡されます。パラメータは"&"記号で区切られることに注意してください。

    場合によっては、インポート・フォーマットに定義されているソース・マッピングに基づいて、FDMEEステージング表の列名を参照することがあります。その場合、ソース列名をURLのパラメータとして指定します。こうすることで、URLが解析されるときに、ソース列名をTDATASEGの関連する列に変換するようにシステムに指示します。URLのパラメータの値としてインポート・フォーマットのソース列を指定するには、値の両側を$$で囲みます。

    たとえば、COMPANY_CODE=$$RBUKRS$のように入力します。

    前述の例では、COMPANY_CODEパラメータの値は、インポート・フォーマットを使用して指定されています。RBUKRSENTITYディメンションにマップされた場合、ENTITY列の値はパラメータとして渡されます。

    ドリルURLのフォーマットでクライアントとサーバー間のrequest-responseを指定するには、次のいずれかを入力します:

    • Get - フォーム・データはURLにエンコードされます。たとえば、GET@http://www.oracle.com/.と指定します。方法が指定されない場合、GETがrequest-responseとみなされます。

    • Post - メッセージ本文にフォーム・データが表示されます。たとえば、POST@http://www.oracle.com/と指定します。

  9. 「説明」に、インポート・フォーマットの説明を入力します。

  10. 「保存」をクリックします。

    ファイルベース・マッピングのインポート・フォーマットを定義するには、ファイルベース・マッピングのインポート・フォーマットの定義を参照してください。

インポート・フォーマットの削除

インポート・フォーマットを削除するには:

  1. 「設定」タブを選択し、「統合設定」「インポート・フォーマット」を選択します。

  2. 「インポート・フォーマット」「インポート・フォーマット」要約グリッドからインポート・フォーマットを選択し、「削除」をクリックします。

  3. 「インポート・フォーマットの削除」で、「OK」をクリックします。

例による問合せ

例による問合せ機能を使用して、「インポート・フォーマットの要約」セクションでインポート・フォーマットをフィルタ処理できます。インポート・フォーマット名でフィルタするには、フィルタ行が列のヘッダーの上に表示されていることを確認します

例によって問合せするには:

  1. 「設定」タブを選択し、「統合設定」「インポート・フォーマット」を選択します。

  2. 「インポート・フォーマット」「インポート・フォーマット」タスク・バーで、例による問合せボタンを選択します。

    列見出しの上に空白行が表示されます。

  3. 表示される行をフィルタするテキストを入力します。