データ・ロード・ルールの詳細の定義

「データ・ロード」画面でデータ・ロード・ルールを作成および変更します。「データ・ロード」画面には次の3つのセクションがあります:

注意:

データ・ロードのルールを作成する前に、ソース・システムのデータに特殊文字が含まれないことを確認してください。Financial Managementターゲット・アプリケーションでは、特殊文字はサポートされていません。

データ・ロード詳細をソース・システム用に定義するには:

  1. 「ワークフロー」「データ・ロード」で、「データ・ロード・ルール」を選択します。

  2. 「データ・ロード・ルール」「データ・ロード」要約タスク・バーで、「追加」をクリックします。

  3. 「名前」で、データ・ロードのルール名を入力します。

  4. 「カテゴリ」を選択します。

    リストされているカテゴリは、FDMEEの設定時に作成したカテゴリです。カテゴリ・マッピングの定義を参照してください。

    デフォルトでは、POVで選択したカテゴリに属するルールのみが表示されます。すべてのルールを表示する場合は、「表示」を選択してから「すべてのカテゴリ」を選択します。

  5. オプション: 説明を入力します。

  6. 「会計エンティティ」には、ロケーションに会計値がない場合、会計エンティティを入力します。

    ロケーションが会計エンティティを指定して作成された場合、このフィールドにはすでに値が入っています。

  7. 「*調整期間を含む」ドロップダウンで、「はい」または「いいえ」を選択します。

    調整期間は、FDMEEの調整期間がソース・システムの調整期間に正しくマップされるようにします。

    このオプションは、EBS、PeoplesoftおよびFusionのみで使用可能です。

  8. 「*期間マッピング・タイプ」ドロップダウンで、データ・ルールごとに期間マッピング・タイプを選択します。

    有効なオプションは次のとおりです:

    • デフォルト - データ・ルールでは、FDMEEで定義されている期間キーおよび前期間キーを使用して、データ・ルール実行に含まれている各FDMEE期間にマップされたソース一般会計期間を判断します。

    • 明示 - データ・ルールでは、FDMEEで定義されている明示期間マッピングを使用して、データ・ルール実行に含まれる各FDMEE期間にマップされたソースGL期間を判断します。明示期間マッピングにより、期間が開始日および終了日で定義されていない追加のGLデータ・ソースをサポートできます。

    • なし - ソース・アダプタでこのオプションを使用すると、ソース期間マッピングが無視されます。したがって、インポートされたデータ行はすべて、データ・ルール実行で選択されたFDMEE期間にマップされます。

    これらのオプションは、ファイルベースの定義に使用できません。

  9. 「プラン・タイプ」を選択します。

  10. 「*調整期間を含む」ドロップダウンで、「はい」または「いいえ」を選択します。

    調整期間は、FDMEEの調整期間がソース・システムの調整期間に正しくマップされるようにします。

    期間13を12月/期間12に明示的にマップし、「調整期間を含む」オプションを選択すると、次のようになります:

    • YTD残高について、期間13が期末残高になります。

    • PTD残高について、期間13と12月/期間12が追加されます。

  11. 「*期間マッピング・タイプ」ドロップダウンで、データ・ルールごとに期間マッピング・タイプを選択します。

    有効なオプションは次のとおりです:

    • デフォルト - データ・ルールでは、FDMEEで定義されている期間キーおよび前期間キーを使用して、データ・ルール実行に含まれている各FDMEE期間にマップされたソース一般会計期間を判断します。

    • 明示 - データ・ルールでは、FDMEEで定義されている明示期間マッピングを使用して、データ・ルール実行に含まれる各FDMEE期間にマップされたソースGL期間を判断します。明示期間マッピングにより、期間が開始日および終了日で定義されていない追加のGLデータ・ソースをサポートできます。

    • なし - ソース期間マッピングは無視され、したがってインポートされたデータ行はすべて、データ・ルール実行で選択されたFDMEE期間にマップされます。

    次の表は、ロケーション・タイプおよびインポート・フォーマット・タイプに応じて使用できる「期間マッピング・タイプ」の概要を示しています。

    表27. 期間マッピング・タイプ

    ロケーション・タイプインポート・フォーマット・タイプ期間マッピング

    デフォルト

    明示期間マッピング

    明示

    期間マッピング 調整期間を含む
    会計エンティティあり 標準 はい はい N/A はい
    会計エンティティなし 標準 はい はい N/A はい
    会計エンティティあり ソース・アダプタ N/A N/A はい 明示: はい なし: N/A
    会計エンティティなし ソース・アダプタ N/A N/A はい 明示: はい なし: N/A
  12. 「会計エンティティ」で、ソース・システムの値リストから会計エンティティを選択します。

    会計エンティティはこの画面で、またはロケーションの詳細入力時に指定できます。会計エンティティのないロケーションのデータ・ルールの場合、会計エンティティを選択することを要求されます。この機能は、標準インポート・フォーマットを使用しているロケーションでデータ・ルールに対してのみ適用できます。

    会計エンティティは、いったんデータ・ルールが実行されると変更できません。

  13. PeopleSoftのコミットメント・コントロール機能を使用するには、次の作業を実行します:

    • *期間マッピング・タイプ - 「予算」を選択します。契約元帳グループがソースである場合、期間マッピング・タイプは「予算」である必要があります。

      注意:

      PeopleSoft契約コントロールからは、予算期間データのみ抽出できます。ソース・カレンダ/期間は、PeopleSoftのコントロール予算定義に基づいて決定されます。

    • 現日付 - レコードの有効日をソース・システムから選択します。

    • 空白期間のターゲット - ソース期間が空白の場合に使用するターゲット期間を選択します。

  14. 「保存」をクリックします。

ソース・システム別のソース・フィルタ・オプション: