多くの場合、財務予算情報は実績と比較して管理し、一般会計システムに保管する必要があります。データ・ライトバック・ルールを定義することにより、予算データをPlanningから抽出してERPシステムにライトバックする方法を決定します。たとえば、予算データをライトバックする必要がある場合があります。
ライトバック・ルールは、ソースとしてはPlanning、Essbase集約ストレージ(ASO)およびEssbaseブロック・ストレージ(BSO) 11.1.2.xアプリケーションに対してのみ定義できる他、次のターゲット・ソース・システムに対して定義できます:
PeopleSoft Enterprise Financial Management
Oracle E-Business Suite
Fusion General Ledger
考慮事項:
データ・ライトバックは、Planning、Essbase集約ストレージおよびEssbaseブロック・ストレージ11.1.2.xアプリケーションに対してのみサポートされます。前のリリースで作成されたアプリケーションはサポートされません。
BSO Essbaseアプリケーションに対して、FDMEEでは期間ディメンションを「密」と指定する必要があります。他のディメンションも密にすることができますが、ライトバックが機能するために期間は密である必要があります。
データ・ライトバックは、EPMAデプロイ集約ストレージEssbaseキューブに対してはサポートされません。
E-Business Suiteソース・システムの場合、予算仕訳の有無にかかわらず予算に対して転記できます。
一般会計へのライトバックに適しているのは通貨金額および統計金額のみです。
PeopleSoft Human Capital Managementソース・システムに対してデータ・ライトバック・ルールを作成することはできません。
FDMEEは、特定のデータ・インタフェース表にデータをロードします。この場合、Oracle Fusion、E-Business SuiteまたはPeopleSoft Enterprise Financial Managementによって提供される予算ロード・ルーチンを実行する必要があります。
ソース金額から複数のターゲット金額への割当てを行うことはできません。
データ・ライトバック・ルールを作成するには、GLライトバック・セキュリティの役割が必要です。
ライトバックは、最初にデータをGLソースからEPMターゲットにロードしなくても実行できます。