マッピング定義の作成

データ・ライトバック・ルールを作成する前に、ライトバック・マッピングを作成する必要があります。データ・ライトバック・マッピングはメンバー・レベルで発生し、データ・ライトバック・ルールに使用されます。(PlanningアプリケーションからERPソース・システムへのデータのロード。)ライトバック・マッピングを作成して、送信ディメンション・メンバーをソース・セグメント・メンバーで置き換えます。具体的には、予算のライトバック中に、送信ディメンション・メンバーをセグメント値で置き換えるときにライトバック・マッピングが参照されます。

注意:

ライトバック機能は、インポートに基づくソース・アダプタには使用できせん。

次のインタフェース表には、データ・ライトバック・プロセス用に書込みセキュリティ権限が必要です:

E-Business Suite

標準のPeopleSoft — PS_HPYPB_ACCT_LN

PeopleSoft Commitment Control

FDMEEによるデータベース表アクセスの詳細は、FDMEEで使用するソース・システム表を参照してください。

ライトバック・マッピングを作成するには:

  1. 「ワークフロー」タブの「ライトバック」で、「ライトバック・マッピング」を選択します。

  2. 「ロケーション名」を入力するか、「検索」ボタンをクリックしてロケーションに移動して選択します。

  3. 「セグメント」を選択します。

  4. 「明示」タブ、「範囲」タブ、「含む」タブ、「マルチ・ディメンション」タブまたは「類似」タブのいずれかを選択して、マッピング・タイプを選択します。

    • 明示 - ソース値との完全一致がターゲット値に置き換えられます。たとえば、ソース値「ABC」がターゲット値「123」に置き換えられます。「明示」ライトバック・マッピングは、データ・ロードおよびデータ・ライトバック・ルールに対しても同様に作成されます。明示方式を使用したマッピングの作成を参照してください。

    • 範囲 - ソース値の範囲が1つのターゲット値に置き換えられます。たとえば、「001」から「010」までの範囲が1つの値「999」に置き換えられます。「範囲」ライトバック・マッピングは、データ・ロードおよびデータ・ライトバック・ルールに対しても同様に作成されます。範囲方式を使用したマッピングの作成を参照してください。

    • 含む - 含むマッピングでは、非シーケンシャルなソース勘定科目のリストを1つのターゲット勘定科目にマッピングできます。この場合、複数の勘定科目が1つのルール内で1つの勘定科目にマッピングされ、明示マップでは必要な複数のルールを作成する必要がなくなります。

    • 類似 - ソース値内の文字列との一致がターゲット値に置き換えられます。たとえば、ソース値「Department」がターゲット値「Cost Center A」に置き換えられます。類似方式を使用したマッピングの作成を参照してください。

      ライトバック・マッピングは、データ・ロード・プロセス中に追加された文字の削除またはストリップの方法を提供します。類似ライトバック・マッピングは、データ・ロードと同様に、しかし逆に作成されます。

    • マルチ・ディメンション - 複数のソース列値に基づいてメンバー・マッピングを定義します。

    ヒント:

    「値のリフレッシュ」をクリックすると、ソース・システムのドロップダウン・リストに表示されるセグメント値またはチャートフィールド値のリストがリフレッシュされます。これは、データ・ライトバック・データ・ロードに「明示」、「範囲」、「類似」、「マルチ・ディメンション」のマッピングを作成する場合に特に便利です。