EssListCurrencyDatabases

呼出し元がアクセス可能な、特定のアプリケーション内のすべての通貨データベースをリストします。

構文

            ESS_FUNC_M EssListCurrencyDatabases (
            hCtx, AppName, pCount, ppDbList
            );

パラメータ	データ型	説明
hCtx	ESS_HCTX_T	APIコンテキスト・ハンドル。
AppName	ESS_STR_T	アプリケーション名。
pCount	ESS_PUSHORT_T	通貨データベースのカウントを受け取る変数のアドレス。
ppDbList	ESS_APPDB_T	割り当てられたアプリケーション/データベース構造体の配列を受け取るポインタのアドレス。

備考

この関数は、クライアントではなくサーバーのアプリケーション内部の通貨データベースをリストする場合にのみ使用できます。
ppDbList引数は、アプリケーションおよびデータベース名文字列の一致する対を含む構造体の配列を戻します。
ppDbListに対して割り当てられたメモリーは、EssFreeを使用して解放する必要があります。

戻り値

正常終了の場合は、アクセス可能な通貨データベース数のカウントがpCountに、アプリケーションおよび通貨データベース名のリストがppDbListに戻されます。

アクセス

この関数を使用するのに、特別な権限は必要ありません。ただし、呼出し元がアクセスできる場合、サーバーの通貨データベースのみがリストされることに注意してください。

例

         ESS_FUNC_M 
ESS_ListCurrencyDatabases (ESS_HCTX_T hCtx, ESS_HINST_T hInst)
{ 
   ESS_FUNC_M     sts = ESS_STS_NOERR;
   ESS_USHORT_T  Items;
   ESS_USHORT_T  ind;   
   ESS_STR_T     AppName;
   ESS_PAPPDB_T  pDbsList = NULL;
   AppName = "Sample";
   sts = EssListCurrencyDatabases(hCtx, AppName,
         &Items, &pDbsList);    
 
 if(!sts)
   {
      if(Items && pDbsList)
      {
         printf("\r\n---- Currency Databases ----\r\n\r\n");
         for (ind = 0; ind<Items; ind++)
         {
            if((pDbsList+ind) !=NULL)
            {
               if(pDbsList[ind].DbName != NULL)
               {
                  printf("%s",AppName);
                  printf(" ==> ");
                  printf("%s",pDbsList[ind].DbName);
                  printf("\n\r");
               }
            }
         }
         EssFree(hInst, pDbsList);
      }
      else
         printf("\r\nCurrency Database List is Empty\r\n\r\n");
   }
   return (sts);
}