ユーザーがアクセス可能な計算スクリプト・オブジェクトのリストを設定します。
構文
ESS_FUNC_M EssSetCalcList (
hCtx, UserName, AppName, DbName, AllCalcs, Count, pCalcList
);
パラメータ | データ型 | 説明 |
---|---|---|
hCtx |
ESS_HCTX_T |
APIコンテキスト・ハンドル。 |
UserName |
ESS_STR_T |
ユーザー名。 |
AppName |
ESS_STR_T |
アプリケーション名。 |
DbName |
ESS_STR_T |
データベース名。NULLの場合は、アプリケーション・サブディレクトリを使用します。 |
AllCalcs |
ESS_BOOL_T |
すべての計算を許可するフラグ。TRUEの場合は、ユーザーはすべての計算スクリプトにアクセスできます。それ以外の場合は、CalcList引数で指定された計算スクリプトにのみアクセスできます。 |
Count |
ESS_USHORT_T |
アクセス可能な計算スクリプト・オブジェクト数のカウント。 |
pCalcList |
ESS_POBJNAME_T |
計算スクリプト・オブジェクト名の配列へのポインタ。 |
備考
AllCalcsフラグがTRUEに設定されている場合は、CountおよびpCalcList引数は無視されます。
計算スクリプト・オブジェクトにアクセスするには、ユーザーは少なくとも該当のデータベースに対して計算アクセス権限を持っている必要があります。
戻り値
なし。
アクセス
この関数を使用するには、呼出し元が、指定したデータベースに対してデータベース・デザイン権限(ESS_PRIV_DBDESIGN)を持っている必要があります。
例
ESS_FUNC_M ESS_SetCalcList (ESS_HCTX_T hCtx) { ESS_FUNC_M sts = ESS_STS_NOERR; ESS_STR_T UserName; ESS_STR_T AppName; ESS_STR_T DbName; ESS_BOOL_T AllCalcs; ESS_USHORT_T Count; ESS_OBJNAME_T pCalcList[3]; UserName = "Newuser"; AppName = "Sample"; DbName = "Basic"; AllCalcs = ESS_FALSE ; Count = 3; strcpy(pCalcList[0],"test1"); strcpy(pCalcList[1],"test2"); strcpy(pCalcList[2],"test3"); sts = EssSetCalcList(hCtx, UserName, AppName, DbName, AllCalcs, Count, pCalcList); return (sts); }
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