EsbLROGetObject

データベースのデータ・セルにリンクされているオブジェクトを取得します。

構文

            EsbLROGetObject
             (
            hCtx, pLinkId, targetFile, usOption, pLRODesc
            )
ByVal 
            hCtx
                   As Long 
      
            pLinkId
                As ESB_LROHANDLE_API_T
ByVal 
            targetFile
             As String 
ByVal 
            usOption
               As Integer 
      
            pLRODesc
               As ESB_LRODESC_API_T
         
パラメータ説明

hCtx

APIコンテキスト・ハンドル。

pLinkId

オブジェクト識別構造体に対するポインタ。リンクIDが、EsbLROAddObjectによって、ESB_LRODESC_API_T構造体を介して戻されます。

targetFile

オブジェクトが取得されるターゲット・ファイル名。

usOption

オブジェクトとカタログ・エントリの一方またはその両方を取得するかどうかを指定するオプション。次のいずれかを使用します:

  • ESB_LRO_OBJ_APIはオブジェクトのみを取得します。

  • ESB_LRO_CATALOG_APIはカタログ・エントリのみを取得します。

  • ESB_LRO_BOTH_APIはオブジェクトとカタログ・エントリの両方を取得します。

pLRODesc

オブジェクトの説明構造体、ESB_LRODESC_API_T

備考

セル・ノートはオブジェクトのカタログ・エントリの一部です。オブジェクトがセル・ノートかどうかを判断するには、ESB_LRODESC_API_TObjTypeフィールドを確認します。セル・ノートを取得するには、ESB_LRO_CATALOG_APIをusOptionパラメータに使用します。ノートのコンテンツは、ESB_LRODESC_API_Tに含まれています。

戻り値

正常終了の場合は、ESB_STS_NOERRが戻されます。それ以外の場合、エラー・コードが戻されます。

アクセス

この関数を呼び出すには、データ・セルまたはアクティブなデータベースに対して読取り権限(ESB_PRIV_READ)を持っている必要があります。

         Declare Function EsbLROGetObject Lib "esbapin" _
(ByVal hCtx As Long, pLinkID As ESB_LROHANDLE_API_T, _
ByVal targetFile As String, ByVal usOption As Integer, _
pLRODesc As ESB_LRODESC_API_T) As Long

Public Sub ESB_LROGetObject()   Dim Desc As ESB_LRODESC_API_T
   Dim LinkID As ESB_LROHANDLE_API_T
   Dim TargetFile As String
   Dim opt As Integer
   Dim InputMsg As String
   
   LinkID.hObject = 1
   LinkID.cellKey.cellOffset = 0
   LinkID.cellKey.blkOffset = 198
   LinkID.cellKey.segment = 0
   
   TargetFile = "c:\docs\myfile.doc"
   
   InputMsg="Danger, Will Robinson"
   opt = InputBox(InputMsg, , ESB_LRO_BOTH_API)
   
   sts = EsbLROGetObject(hCtx, LinkID, TargetFile, _
                         opt, Desc)
End Sub
      

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