すべてのデータ・ロード・エラーをppMbrErrorに取得して、ファイルからアクティブなデータベースに更新指定を送信します。
構文
ESS_FUNC_M EssUpdateFileEx (
hDestCtx, hSrcCtx, AppName, DbName, FileName, Store, Unlock, ppMbrError
);
| パラメータ | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
hDestCtx |
ESS_HCTX_T |
サーバー上のターゲット・データベースのAPIコンテキスト・ハンドル。 |
hSrcCtx |
ESS_HCTX_T |
更新ファイルの場所に対するAPIコンテキスト・ハンドル。更新ファイルは、クライアント、またはターゲット・データベースと同一のサーバー上に配置できます。 |
AppName |
ESS_STR_T |
更新ファイルの場所のアプリケーション名。 |
DbName |
ESS_STR_T |
更新ファイルの場所のデータベース名。 |
FileName |
ESS_STR_T |
更新指定ファイル名。 |
Store |
ESS_BOOL_T |
データの保管を制御します。TRUEの場合は、データがサーバーに保管されます。FALSEの場合はデータは保管されません。 |
Unlock |
ESS_BOOL_T |
データ・ブロックのロック解除を制御します。TRUEの場合、ロックされているすべての関連ブロックのロックが解除されます(必要に応じてデータの保管後)。FALSEの場合、ブロックのロックは解除されません。 |
ppMbrError |
ESS_PPMBRERR_T |
ESS_MBRERR_Tに含まれるエラーのリンク・リストへのポインタ。考えられるエラーは次のとおりです:
|
備考
更新データはデータベースに保管することも、確認のみ行ってエラーがあれば戻すこともできます。また、この呼出しによって、更新用にロックされていたデータ・ブロックもロック解除できます。
呼出し元がメンバーにデータを書き込もうとした場合に、書込み権限がないと、警告が生成され、メンバーは更新されません。
StoreおよびUnlockの両方のフラグがFALSEに設定されている場合、データベースは更新指定の構文確認のみを行います。
戻り値
正常終了の場合は0が戻されます。それ以外の場合はエラー・コードおよびエラーの原因となったレコードが戻されます。
アクセス
この関数を使用するには、呼出し元が、アクティブなデータベースに対して書込み権限(ESS_PRIV_WRITE)を持っている必要があります。
例
void TestUpdateFileEx()
{
ESS_STS_T sts = ESS_STS_NOERR;
ESS_HCTX_T hSrcCtx;
ESS_BOOL_T isStore;
ESS_BOOL_T isUnlock;
ESS_STR_T FileName;
ESS_PMBRERR_T pMbrError;
hSrcCtx = hCtx;
FileName = "apgebso1.txt";
isStore = ESS_TRUE;
isUnlock = ESS_FALSE;
sts = EssUpdateFileEx (hCtx, hSrcCtx, AppName, DbName, FileName, isStore, isUnlock, &pMbrError);
printf("EssUpdateFileEx sts: %ld\n",sts);
if(!sts)
{
printf("\nVerify data:\n");
VerifyDataload("'Jan' 'New York' 'Actual' 'Sales' <IDESC '100'!");
printf("\nMember Error Info:\n");
if(pMbrError)
DisplayError(pMbrError);
else
printf("\tError structure is empty.\n");
}
if(pMbrError)
EssFree(hInst, pMbrError);
}
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